男マンの日記

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2018年 東京スポーツ・プロレス大賞MVPは棚橋弘至!プロレス大賞のシステム、問題点について書きました。

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今年も毎年恒例、東京スポーツが選定するプロレス大賞が発表されました。ラインナップは以下の通りとなっております。

 

 

 

最優秀選手賞(MVP):棚橋弘至(新日本)

年間最高試合賞(ベストバウト):オカダ・カズチカ×ケニー・オメガ(6月9日/新日本・大阪城ホール:IWGPヘビー級選手権3本勝負、2年連続の同一カード受賞)

最優秀タッグチーム賞:"暴走大巨人コンビ"諏訪魔&石川修司(全日本&フリー、2年連続受賞)

殊勲賞:丸藤正道(NOAH)

敢闘賞:清宮海斗(NOAH)

技能賞:内藤哲也(新日本)

新人賞:林下詩美(スターダム)

女子プロレス大賞:藤本つかさ(アイスリボン) 

 

【プロレス大賞】棚橋MVP 天龍、武藤に並び「猪木さん追撃は俺しかいない」

 

MVPが選出された過程としては上記のリンクにありますが以下の通り。

MVP候補には棚橋、ケニー、オカダの名前が挙がった。IWGPヘビー級王者として世界中のファンを魅了するケニー、5月にIWGP王座新記録となる連続防衛12回を達成したオカダに対し、棚橋は真夏の祭典「G1クライマックス」での復活優勝が高く評価された。

 また主演映画「パパはわるものチャンピオン」の公開、TBS系の人気番組「情熱大陸」に出演するなど、リング外でもプロレス普及に尽力。「活動の幅が広く、プロレスの社会的地位を向上させた」「プロレスの面白さを全国、まだファンでない人たちに伝えた」と称賛の声が相次ぎ、1回目の投票で23票中18票を集め4年ぶりのMVP返り咲きを果たした。

 

東京スポーツのプロレス大賞、選考過程についてはここに貼った「大家健のプロレス大賞」に詳しく描かれています。自らも選考委員として参加した三田佐代子さんの説明は非常にわかりやすいもの。ぜひ一度見てください。プロレス史の資料としても貴重なものだと思います。 

形式としては、選考委員が一部屋に集まり、まず候補選手を出していく。そしてそれぞれの選考委員によるプレゼンを経て投票、という流れ。この流れを見て三田さんの説明を聞くと、やはり記者たちが見ている興行、選手、団体が有利だし、あまり記者が見ていない興行、選手、団体については推薦者のプレゼン力がかなり左右する、という印象を受けました。

 

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 この形式だと、やはり見ている人が多いメジャー団体、特に今は新日本プロレスが有利になるだろうな、というのは自明のこと。MVP候補に棚橋、ケニー,オカダしかあがらなかった、というのがこの賞の現状を表している、と思います。

 

   

 

ここに例えばFREEDOMSと大日本を股にかけ、デスマッチをさらに一段階ギアを上げた竹田誠志があがってもおかしくないと思いますし、今年20周年興行を成功させ、全日本プロレスのチャンピオンカーニバルを制覇した丸藤正道、そしてさらにDDTのKO-D無差別級王座に輝き、WWEのメイ・ヤング・クラシックに出場し、海外の団体でも男子を倒しベルトを巻いた里村明衣子があがってもおかしくない。しかし棚橋、ケニー、オカダのみしか上がらない現状。これは少し近視眼的になっているというか、狭い世界で完結しているんじゃないかと思います。

 

 他にも、例えば技能賞の内藤哲也。内藤の技能のどこに斬新さが会ったのか、と問われるとう~ん、と言わざるを得ない。今年の内藤は去年、一昨年に比べて素晴らしかった、ということもないと思います。

技能に特化する賞であれば、驚異の関節技でニュージャパンカップを制覇したザック・セイバーJrや、ヒールとしての伸び、間のプロレスを出来るようになったジェイ・ホワイトが入ってもいい。そして何と言っても大日本プロレスで二度に渡ってのシングルマッチを行い、クラシックな寝技中心の攻防で観客を飽きさせず魅了した関本大介と鈴木秀樹。この2人のどちらかに技能賞が渡っても納得させたと思います。去年MVP、そこから漏れたから今年は技能賞、という都落ち感を出されてしまう内藤にとっても損する受賞だったのではないでしょうか。

 

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 とはいえ、今年のMVPである棚橋、理由にも、G1クライマックス制覇に加え、

リング外でもプロレス普及に尽力。「活動の幅が広く、プロレスの社会的地位を向上させた」「プロレスの面白さを全国、まだファンでない人たちに伝えた」と称賛の声が相次ぎ

 という言葉があるように、こと日本国内に限れば今年の棚橋は露出も多く、映画のキャンペーンで全国を駆け回るなど、彼の努力、プロレス普及への貢献は誰もが認めることだと思います。

 

otokoman.hatenablog.com

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ただ、現状としてはまだG1クライマックスを制覇した「だけ」の棚橋。IWGP挑戦は決まっているとはいえ、まだチャンピオンではない、丸腰の状態です。1・4東京ドームでのケニー戦でチャンピオンを撮れるか、それとも敗れてしまうかで今後の勢いは大きく変わってくるというもの。

 

   

 

プロレス大賞というものが年末に選ぶからしょうがないんですが、新日本プロレス、加えて他団体も年始の興行のための「溜め」の期間として12月を設定している関係で、このように「溜め」の途中の時期にMVPを判断しないといけないジレンマを抱えてしまっている。各賞の選定基準といい、様々な問題点を抱えている、と言わざるを得ないプロレス大賞。ただ、発表されるとプロレスファンが翻弄され、色々と言いたくなってしまう。今年も色々楽しませてもらいました。

あと残されているのはサムライTVの「輝く!日本インディー大賞2018」、そしてブラックアイさんのネットプロレス大賞。今年もあと僅か。この2つは視聴者投票で決まるので、無責任に、かつ真剣に投票しようと思ってます。それでは今年もあと僅か。充実したヨカタライフを送ろうと思います。今日はもうすぐガンバレ☆プロレス後楽園大会!楽しんできます!!