男マンの日記

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祝!伊藤麻希VS荒井優希週刊プロレス表紙達成!3・19両国国技館大会に向けて振り返る。

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伊藤麻希VS荒井優希、週刊プロレス表紙達成!

2月16日発売の週刊プロレス、伊藤麻希VS荒井優希が表紙を飾りました!Amazonリンクはこちら。ファンは10冊買いましょう。10冊。

週刊プロレス 2022年 03/02 号 (2022/02/16)

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  • ベースボール・マガジン社
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先日行われた2・11東京女子プロレス後楽園大会。セミファイナルで行われたインターナショナル・プリンセス選手権試合。伊藤麻希VS上福ゆきは伊藤麻希の勝利。シリアスから始まり、コメディ部分あり、最後はキッチリ締める。上福ゆきを伊藤麻希が導いたような試合でした。

上福の「よさ」がまんべんなく、高いレベルの試合の中で発揮されたというか、AbemaTVの短いダイジェスト動画を貼り付けたエントリはこちらです。

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そして試合が終わってマイクを持った伊藤麻希、次の挑戦者を募集すると、入場口から入ってきたのは荒井優希!これはビックリした!確かにこの日鈴芽に勝利し、若手No.1の立場になった、といってもいい感じでしたが。

 

そして、マイクを取った荒井優希。おずおずと、でもしっかりとした口調でアピール

荒井「今が...。今が、伊藤麻希を、潰すタイミングだと思って...。自信を持って、ここに来ました」

そしてしっかりと互いに見合った後の伊藤麻希の一言。

伊藤「伊藤麻希を、潰しに来い!」

そして無言の刺殺戦。この二人の刺殺戦の間、とにかくシャッター音が鳴り止まなかったので、これは翌日話題になるな~、と思ったんですがまさか表紙になるとは。たしかに睨み合っているだけで華のある二人。見ごたえのある絵でした。

そして荒井がリングを降りたあとに、伊藤がいつもの「世界一かわいいのは~?伊藤ちゃ~ん!」でセミファイナルを締め。

そして、試合後のバックステージコメント。荒井優希は、プロレスデビュー前にアイアンマンのベルトを伊藤に奪われ、東京女子プロレスでのデビュー戦では差を見せつけられ、ずっと圧倒的な差があった伊藤の背中が見えるところに来た、いつのまにか憧れの存在になっていて、このタイミングで伊藤さんに勝ちたい。挑戦したい。とコメント。

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一方、伊藤はまず防衛戦で倒した上福ゆきのことを気遣いつつ、荒井優希との防衛戦については「伊藤は荒井優希に勝ちたいんじゃなくて、負けたくないんですよ。この違いは分かる人にはわかるはず」と、あくまで格上としてのコメント。

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週刊プロレス、3週連続女子プロレス表紙!

そして、今週でなんと!女子プロレスが3週連続表紙。スターダム、スターダム、東京女子プロレス、と続きました。初週のプロミネンス乱入は確かにインパクトがありましたし、今週の伊藤麻希VS荒井優希はSKE48メンバーというある意味「ドーピング」含めての表紙。

しかし結構驚いたのは2周目のスターライト・キッド単独表紙。確かに男子のビッグマッチはありませんでしたが、新日本プロレス、DDTの後楽園ホール大会もあった中でのスターダム表紙にはかなりビックリしました。

週刊プロレス 2022年 03/02 号 (2022/02/16)

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やはり女子の表紙は売上に影響するのか、ここ最近スターダムの表紙が増えてきたとは思っていましたが、ここにきてかなりあからさまに勢いを感じますし、東京女子プロレスもスターダムの影に隠れがちではありますが、コンスタントに歩みを進めている印象です。

そして、女子プロレスの勢いがいい!という話だけではなく、男子プロレス。特に新日本プロレスの勢いをあまり感じないのも事実。コロナ禍はまだまだ続きそうですし、女子男子、ともに盛り上がってくれるのが理想ですがなかなかに難しそう。男子の停滞と女子の躍進、両方を感じる「3週連続女子週プロ表紙」でした。

 

アイドルのまま挑む荒井優希、元アイドルとして迎え撃つ伊藤麻希

ちなみに、荒井優希の東京女子プロレスデビュー戦は、去年5月の後楽園大会は無観客で行われた伊藤麻希&遠藤有栖VS渡辺未詩&荒井優希でした。

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話題になったデビュー戦でしたが、個人的には前途多難感を感じたというか、後から本人も練習時間が思うようにとれなかったジレンマを語っていましたが、去年はまさかその年にプロレス大賞新人賞を獲り、ベルト戦線まで上がってくるとは思いませんでした。自分の目の節穴感には残念ですが、まさに「嬉しい誤算」でした。

そして、伊藤麻希にとっては去年は飛躍の年。AEW遠征を経て、もうすっかり東京女子プロレスのメインキャストに上り詰めた伊藤。10・9大田区大会では破れはしたものの、プリンセス・オブ・プリンセス王者山下実優とメインで対戦。大会場のメインを務めるほどのレスラーとして認められた感があります。

去年前半の伊藤麻希についてまとめました。なんといってもAEW遠征が事件!それ以外にもいろんな経験をした1年だったはず。とにかく波乱万丈!

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そして、10・9大田区のメインイベント。この時闘った山下実優とは今でははっきり「盟友」といえる関係性。エモく、かつ激しいメインイベントでした。

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そして、Sportivaに掲載されたこのインタビュー。前回このベルトを巻いていたときは上昇志向の塊だった伊藤麻希ですが、今は後輩を引き上げるファイトを心がけているのは前回の乃蒼ヒカリ戦、今回の上福ゆき戦でわかります。そんな彼女の成長に荒井優希がどう食らいついていくのか。

 

3月19日、残りほぼ一月となった東京女子プロレス両国国技館大会。メインイベントは山下実優VS中島翔子、しかしファンの注目度はこの伊藤麻希VS荒井優希のほうが高いかもしれません。その中でどのような闘いを二人が見せるか。現アイドルVS元アイドル、プロレスラーの先輩VS後輩、それだけじゃない闘いを見せてくれると思います。

特設ページはこちらから。今から期待してます!

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