男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

8・15 新日本プロレス両国大会。個人的G1リーグ戦全戦観戦達成!ザッツ自己満足。

 無事G1決勝も終わり、夏の終わりムードが漂う昨今ですが、俺のG1はまだ終わっていない!リーグ戦全戦観戦(ほぼ新日本プロレスワールドですが)してきた今年ですが、飲み会に参加していたために唯一15日の両国大会は未観戦。結局翌日は生観戦だったためにきちんと試合を見ないままに16日の決勝を見てしまいました。

決勝を見てしまったためにもう星取上の興味は無くなってしまいましたが、しかし全試合見て自分の中でのG1を終わらせなければこの夏は終われない。全戦見て総括したい。そして星取上の興味がなくなったほうが純粋に試合を見れるのではないか。というわけで15日の試合を振り返ります。リーグ戦全体での振り返りも入ってます。

 

第5試合 「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦

〇高橋 裕二郎(3勝6敗=6点)
[10分33秒]マイアミ・シャイン→体固め
✕本間 朋晃(1勝8敗=2点)

最後の公式戦、両国大会ということでMAOと入場した裕二郎。結構テーピングの感じがえげつないことになってましたが、最後は金的からのマイアミシャインで勝利。後楽園の試合後マイクで「裕二郎に勝つ」と宣言した本間ですが敗北。結局1勝で公式戦を終了しました。

しかし、この2人は確実にBブロックを盛り上げたことは事実。本間への「こけし」コールは地方でも定着していましたし、裕二郎も入場に目がいきがちですが、オカダとの試合などいい試合も多く、安定していい試合を提供してました。勝敗以上の貢献度があったと思います。どこかで報われてほしい・・・。

 

第6試合 「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦

〇石井 智宏(5勝4敗=10点)
[14分30秒]垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め
✕マイケル・エルガン(4勝5敗=8点)

プチブレイク中のエルガン、今回も石井を場外で鉄柵へのパワーボム(!!!)で投げ捨てるなど(さすがにヒヤっとしましたが)石井が意地を見せ、ヘッドバッドからの垂直落下式ブレーンバスターで勝利。なんとか勝ち越してG1終了しました。

エルガンも負け越しましたが、新日本プロレス参戦により大きいインパクトを残しました。ROH日本公演も決定し、再度の参戦も見えてきたブレイクっぷり。正直、白星配給係かも、と言ってしまって申し訳ない・・・。

 

第7試合 「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦 

〇永田 裕志(3勝6敗=6点)
[13分00秒]バックドロップホールド
✕後藤 洋央紀(6勝3敗=12点)

2敗で中邑と並んでいた後藤ですが、最終戦は永田に敗北。打撃戦に持ち込まれ、頭突きをエルボーでカットされてからニールキックからのバックドロップホールドで3カウントを許してしまいました。こういう詰めの甘さがいかにも後藤っぽいというか。まあわかりにくい感じにならなくて良かったとも言えますが。永田に意地を見せられたのがオカダじゃなくて後藤だったという。ここは勝たないといけない試合だったと思うんだけどなぁ…。

一方永田は脇腹負傷が響いて3勝止まり。正直、脇腹負傷を除けば動きもよく、いいファイトを見せていたのでまだまだいけるところを見せたと思います。あとは白目に過剰な意味付けさえしなければもうちょっと愛せるんですが・・・。

   

第8試合 「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦 

〇小島 聡(3勝6敗=6点)
[10分53秒]ラリアット→片エビ固め
✕ “ザ・マシンガン”カール・アンダーソン(6勝3敗=12点)

アンダーソンも小島に負けて3敗で脱落。左腕ラリアット、右腕での後頭部ラリアットからの正調右腕ラリアットで3カウント。何というか、普通に負けてる印象でした。正直、どちらが優勝争いをしているか分からないというか。ちなみにガンスタンの「かけられたほうが一緒にしゃがむ」という返され方には見ていていまいち釈然としない部分がありますが。それやったらかけられる時との差がわからなくなるのではと。

小島は3勝で終わりましたが、正直動きもよかったしケガも無かったし試合もきっちりとしていたので、なんでこの結果で終わったのかが正直よくわからない状態でした。今日の試合でもわかる通り、小島とアンダーソンの差はほぼ無いというか、動きが良かったのは小島の方。それで永田と同じ勝ち星ということは、そもそも小島の商品価値とか集客能力というかそういう次元の話ではないか、そのほうが根が深いんじゃないか、とちょっと思いました。どうするどうなる第3世代。

 

第9試合 「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦 

〇中邑 真輔(7勝2敗=14点)
[23分31秒]腕ひしぎ十字固め
✕オカダ・カズチカ(7勝2敗=14点)

 オカダにギリギリ競り勝った中邑。一度腕ひしぎを立ち上がられながら三角締めで倒してからの再度腕ひしぎ。後藤戦に続く関節技での勝利でした。オカダがタップアウトするのってかなり珍しい(まあ、新日本に関節技をフィニッシュホールドにしている人がほぼいない、ということもありますが)オカダ、中邑の競り合いを見せてくれた好勝負でした。これで中邑が決勝進出。オカダは中邑、後藤に敗れてリーグ戦敗退となりました。CHAOSトップ対決は中邑勝利。去年のG1で負けているため、借りを返す形になりました。

いい試合ではありましたが、後半になると両者大の字になる場面が目立ったのも事実。ドル箱カードをこのコンディションで消費してしまうところに惜しい部分もありますが、観客をがっちり掴んでいたのもまた事実。過酷日程が抱えるジレンマとも言えるでしょう。

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 個人的にはCHAOSの仲の良さにちょっと心地悪さを感じるのでやっぱりオカダと中邑にはバチバチいってほしい。よりモメてほしいと思ってるわけですが、この対決で互いをさらに認め合ってしまった感じがします。う~ん惜しい。しばらくCHAOSの団結状態は続きそうです。

 

という感じで両国2日目観戦終了。メインはいい試合でしたが、個人的にはメイン以外のどの試合も平均的に楽しめました。最後のリーグ戦ということで各選手のテンションも高く、そのおかげでレベルの高い試合になっていたように思います。G1は決勝のひとつ前が面白いともよく言われることですが、この日に行った人は得したな、という感じ。面白かったです。

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