男マンの日記

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7・26 新日本プロレス広島大会。飯伏VSAJ凄かった!そしてなんとなく見えてきた内藤の進む道について。

 7・26 新日本プロレス広島大会を新日本プロレスワールドで見ました。相変わらず実況にはイラつきますが、まああまり言わないように・・・。本当に会場音声だけのモード付けてくれないかしら。

また、今大会は中邑真輔がヒジの負傷で欠場。今後のリーグ戦に出れるかが気になるところですが、このままだと欠場もやむをえないところ。心配です。

 

 第5試合 「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦

◯ドク・ギャローズ(0勝3敗=0点)
[08分43秒]カウンターグラネード→片エビ固め
✕バッドラック・ファレ(2勝1敗=4点)

肉弾戦の末カウンターグラネードでドク・ギャローズ勝利。まああまり言うことないというか見たまんまの試合。会場で見るとでけーとかすげーとかになりそうですが、なかなか映像だけだと伝わり辛いのも事実なわけで。

両方デカくて比較対象がないんで、小さいレスラーを常にマネージャー的に置いておくとかがいいんじゃないでしょうか。ティト・コバみたいな。

 

 第6試合 「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦

◯矢野 通(1勝2敗=2点)
[06分38秒]逆さ押さえ込み
✕天山 広吉(1勝2敗=2点)

老獪なテクニックを駆使して矢野が天山を丸め込んで勝利。なんですが、フィニッシュ直前に天山が放ったダイビングヘッドが矢野の頭に当たって天山、矢野両方共結構な流血。ざわざわしてる間に終わってしまいました。なんというか、アクシデントでちょっと試合の焦点がブレてしまった印象。今年のG1,天山はあんまりいいことがないですね。

 

第7試合 「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦 

◯柴田 勝頼(2勝1敗=4点)
[09分35秒]PK→片エビ固め
✕真壁 刀義(1勝2敗=2点)

こちらは前の試合と打って変わって真正面からのぶつかり合い。最後は今の勢いを示すかのように柴田が真壁をPKからフォール。短時間ではありますが気持ちのいい試合でした。真壁もIWGP戦線に居た頃の動きが戻りつつあるので、ここからの巻き返しを期待したい所。柴田は棚橋、飯伏相手にどういう試合を見せるかこちらも期待。互いの動きの良さが目立った試合でした。

   

第8試合 「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦 

◯飯伏 幸太(2勝1敗=4点)
[19分10秒]フェニックススプラッシュ→片エビ固め
✕AJスタイルズ(2勝1敗=4点)

 飯伏がフェニックスsプラッシュでAJに勝利、4月のIWGPの借りを返した形になりました。これは大きい。とりあえずAJに一度は勝ったわけで、これで完全に棚橋・オカダあたりとも肩を並べたといっていいでしょう。また、互いに新しいムーブを入れてくるあたりもこの二人、手が合っている感じがします。

今回もノンストップの返し技合戦となり、クオリティの高さを見せつけたこの二人。今度はタイトルマッチで見たいカードです。シンプルにレベルが高い!凄かった!

第9試合 「G1 CLIMAX 25」Aブロック公式戦     

◯内藤 哲也(2勝1敗=4点)
[24分14秒]変形リバースDDT→片エビ固め
✕棚橋 弘至(2勝1敗=4点)

 そして問題のこの試合。いや、問題ってほどでもない普通にいい試合で内藤が勝ったわけですが、モデルチェンジの方向性がうっすらと見えてきた試合でもありました。

内藤が今のところ目指しているのは「のらりくらりとしながら最後にはズバリと極める」スタイル。トランキーロ(スペイン語でゆっくり、落ち着いて、の意味)と自ら言うように、前半は極力のらりくらりと、中盤は関節技を多用し、後半一気に攻める。ってこう書くと普通だなこれ。このメリハリをかなり極端に打ち出そうとしているのが今の内藤ではないかと思うわけで、今回はある程度やりきったのではないでしょうか。

内藤が勝ってブーイングも起こっていましたが、試合自体のテンションは高く、フィニッシュも納得感があるものでした(新技なので客が戸惑った、という部分もありましたが)今後これをやりきって客も慣れてくれば、キャラクターとして定着していくのではないでしょうか。肝心なのは折れずにやりきること。あの”黒のカリスマ”蝶野もキャラチェンジ当時は結構瞑想したものでした。(タッグリーグで試合放棄とかもしてましたし)内藤もこう言っちゃなんですが、1興業放り投げるくらいの気持ちで振りきってしまったほうが今後のキャラクター構築が進むし面白いんじゃないか、と無責任に言い放ちたい。自分を見つめ、一歩踏み出して欲しいものです。

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今回は内藤が大きなインパクトを残して終了した広島興行。G1クライマックス公式戦が5試合組まれているので、前半戦はどうしてもあっさりした試合にならざるをえないのが今後の課題でしょうか。前半3試合は概ね10分前後での決着、セミ、メインは15分~20分での決着、というのが定番化しているように見えます。リーグ戦全体としてのクオリティと1興行としてのクオリティどちらを優先するか。地方では興行を優先しているようで、後半の後楽園~両国あたりでは色々波乱があるんじゃないかと見ていますがどうなるのか。

また、今回怪我人が多いのも気になります。柴田、天山、そして中邑。いずれも休んでもおかしくないレベルの怪我のようなので、今後増えないようにいかにコントロールしていくか。選手のケアを行うことはもちろんですが、来年以降の試合数、G1出場者数も検討していく必要があるかと思います。

しんにち! 1 (ジェッツコミックス)

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 そして今日は別府大会。個人的興味としては裕二郎が永田を食ったりしないかな~というところと石井VSアンダーソン。中邑がどのくらい回復しているか、そもそも出場出来るのかも気になります。そしてメインは小島VSオカダ。しれっとオカダに勝ってもおかしくない小島がどういうファイトを見せるのか。今回も新日本プロレスワールドで観戦予定です。解説ミラノ先生だといいな~。

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