7・25 新日本プロレス高松大会をジムで走りながら見ました。ランニングマシンにiphoneを置いて見てたわけですが、セミとメインを走りながら見ると大体40分くらいになるので丁度いい運動になりました。
んでもって結局帰宅後PCで観戦したので感想を。今回は固定カメラ(時々ズームする位)で会場音声のみの観戦。こういうのも観戦気分でいいものです。今回もG1公式戦のみの感想です。
第5試合「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦
◯ 石井 智宏(2勝0敗=4点)
[12分17秒]垂直落下式ブレーンバスター→エビ固め
✕高橋 裕二郎(0勝2敗=0点)
高松でもディーヴァ同伴での入場&ダンスタイムといつも通りの高橋と、コスチューム姿での入場とこちらもいつも通りの石井。
後藤戦同様ペースを握る高橋ですが、石井もゴツゴツと反撃。一通り高橋の攻撃を耐え切った石井が反撃に転じ、最後は垂直落下式ブレーンバスターで勝利。受けきって勝つ、といういつもの石井の勝ち方を見せてくれました。テーピングもなく調子よさそうでなにより。高橋はもう一手足りなかったという印象。
この試合(というかG1通じてですが)セコンドのデカい外人がうろうろしながらさほど手出ししないのが物足りない。バレットクラブとしては、いっそ全大会セコンド介入して連勝していく、っていう感じでも面白いと思うんですが。いっそ腹決めて本気でヒートを買って欲しいもんです。
第6試合「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦
◯小島 聡(1勝1敗=2点)
[12分49秒]ラリアット→片エビ固め
✕マイケル・エルガン(0勝2敗=0点)
こちらは小島の貫禄勝ち。エルガンは凄く大きいわけでもなく、人並み外れたパワーってほどでもないパワーファイターなので、今後も白星配給係になっていきそう。石井に負けてスタートした小島ですが、後藤、中邑、オカダあたりを食えれば優勝戦線に食い込めるはず。スピードもテクニックもあり、身体もグッドシェイプを保っている小島。でも何かが足りないんだろうなぁ・・。と思って前から見てますが、何でだろうか。人生とか主張とかがあんまり立ち昇ってこないというか。
KAMINOGEで兄弟対談してましたが、兄の鉄アレイRYOさんの方がよっぽどプロレスラーっぽい言動だったんでとりあえずマネージャーとして激飛ばしてもらうってのはどうでしょうか。すいません、適当言いました。
第7試合「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦
◯“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン(2勝0敗=4点)
[11分34秒]ガンスタン→片エビ固め
✕後藤 洋央紀(1勝1敗=2点)
互角の攻防を繰り広げたこの試合、最後は牛殺しから昇天・改につなごうとした後藤にブレーンバスターの体勢でかつぎあげられたアンダーソンが身体を反転させてそのままガンスタンの形で後藤を叩きつけてそのままフォール。なんかこう唐突に終わった感じ。特に言うことない(いい意味ではなく)試合でした。
※7/28追記:勝敗が逆になってたので修正しました。
第8試合 「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦
◯中邑 真輔(1勝1敗=2点)
[16分26秒]ボマイェ→片エビ固め
✕永田 裕志(1勝1敗=2点)
これは熱戦の末中邑がジャンピング・ボマイエから勝利。永田のコンディションも良いため、蹴り合戦など意地を張り合い盛り上がりました。ほぼ互角の攻防を繰り広げていましたが、最後はボマイェへのこだわりの強さで中邑が振り切った感じ。展開次第では永田が勝っても全くおかしくない試合でした。
ちなみに試合中ずーっと「しんすけ~」と叫び続けるオバサンがいて結構イラっとしました。試合のテンションに関係なく同じトーンで叫ぶんだよな~。
しかし中邑は定番の動きにはほぼ大きな歓声が起こる状態。声援も常に多く、かなりフィーバー状態ですな。ほんとにカリスマ的なものを感じます。う~ん、凄い。
第9試合 「G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦
◯オカダ・カズチカ(2勝0敗=4点)
[17分51秒]レインメーカー→片エビ固め
✕本間 朋晃(0勝2敗=0点)
あの「こけし」を武器に、本間がオカダに食らいつきましたが最後はレインメーカーに沈んだ試合。これも熱戦でした。
17分という試合タイムが物語るように、色んなパターンのこけしを駆使してオカダに食らいついた本間。会場全員が本間を応援していたような時間もあったほど。オカダがじっくりと受ける展開になったため、本間のよさがより引き出された面もありました。TV出演が増えたこともあり、会場の声援も多かった本間。その本間をしっかりと降したオカダ。いい試合でした。
オカダ、外道のマイクで締めくくられた高松大会。やはりセミ、メインは良かった。安定のクオリティを示した新日本プロレスですが、Bブロックの地方興業、メインイベントは必ずオカダ、中邑のどちらかが努めています。ここに後藤、アンダーソンあたりが食い込んでこれるか。今後の底上げがうまくいくのか。それが今後の新日本プロレスの課題のように思えます。
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