10月3日、JSPORTSで放送された「NXT#298」において、先日WWEを発表した華名改めASUKAが初登場しました。
すでにサイトで結構強めに煽られていて、満を持しての登場になりました。
番組途中、「NXTに大型日本人選手登場」の前フリからGMのウイリアム・リーガルが登場。リング上には調印式用のデスクが用意され、リーガルが華名を呼び込みます。最初から「ASUKA」ではなく、ちゃんと「華名」として呼び込み、その後に新リングネーム「ASUKA」を表示するという丁寧な紹介。今までの華名の実績をしっかりと尊重しているところが伺えます。
そしてそれに応えて華名登場。黒のスーツに能面をかぶって花道まで歩き、能面を脱いだとたんに満面の笑み&ガッツポーズでリングまで上がります。いきなりかなりのハイテンション。
リングに上がった華名はリーガルと握手。そしてスピーチを求められ、英語で
- 「NXTのリングに立てて、こんなに嬉しいことはないわ」
- 「私がこのリングに来たのは、女子王座になるためよ!」
と話し、調印しようとしたところにNXTの女子レスラー、デイナ・ブルック&エマが登場して因縁をつけはじめます。
- 私たちはNXT女子控室の顔役、私たちに逆らうとキャリアを始める前に破滅する
- 前にも生意気なレスラーをNXTから追い出してやった
- お遊びは終わりあ、早くこのリングを去りなさい
ASUKAはそこに抵抗することなく顔を伏せ、花道を歩いて会場を去っていく・・・かとおもいきや、花道前のスクリーン前で振り向き、不気味な笑顔を見せます。怯えた表情を見せるデイナ・ブルック&エマ。そこでCMに入り、華名初登場の場面は終了しました。
初登場で分かりやすく強さを示すわけではなく、「まだ見ぬ大物」感と底知れぬ怖さだけを印象に残したASUKA。華名の経歴を潰さずに時間を掛けてキャラクターを浸透させようとしているのか。リングに上がった時のテンションの高い、晴れ晴れとした表情、エマ&ブルックに罵倒されているときに見せた心を閉ざしたような表情、そして最後に見せた不気味に笑う表情と、NXT初登場でいきなり色んな表情を見せてくれたASUKAでした。
NXTの次の特番「TAKEOVER」では早速この日に絡んだデイナ・ブルックとの対戦が決定してます。初登場は「溜め」を効かせたASUKA、特番で人気爆発となるか、注目です。