食欲の秋・読書の秋!ということで最近読んだ食についての漫画感想をつらつらと書いていきます。ちょっと古めの漫画もありますが、まあ「最近読んだ」ということでご容赦を。
たな「ごはんのおとも」
なめたけ、おにぎり、昆布の佃煮・・・。なんでもないようなおかず、ごはんにまつわるショートストーリー集。食べ物を通しての人と人とのふれあいを丁寧に描き出していて、心がほっこりするような話が集められています。ちょっとおしゃれであったかみのある絵柄とあいまって食欲と元気がわいてくる一冊。以下のサイトで試し読みが出来ます。
坂井音太 / 恩田チロ「姉のおなかをふくらませるのは僕」
こちらは一転、高校生の姉・京子、小学生の弟・忍、二人暮らしの自炊コメディ。わけあって二人暮らしの2人が基本的にはどちらかがご飯を作り、2人で食べる食卓。ほんわかとしつつそこはかとないエロさも漂う漫画です。天真爛漫な京子、ナイーブでいい子の忍、2人に加えて学校の友人達との日々。↓から一話を試し読みできます。
姉のおなかをふくらませるのは僕 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)
- 作者: 恩田チロ,坂井音太
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2015/06/19
- メディア: Kindle版
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水沢悦子/久住昌之「花のズボラ飯」
そしてドラマにもなった「花のズボラ飯」この漫画の魅力はなんといっても花のダラダラっぷりと、楽しながらもちゃんとご飯を作って食べている、マネしやすいレシピでおいしそうに食べているその姿。見てるこっちも幸せになります。そしてなんと11月16日に3巻発売!ということで読み返すなら今!2巻終盤はちょっとホロっとします。
以上3冊。いずれもものを食べる幸せ、つくる幸せにあふれたお話。ちゃんとした料理でなくてもいい、その人に必要な料理であればズボラだったり、必要最低限の物だったりしても食べた人を幸せにすることが出来る、料理って素晴らしい。食べるってすばらしい。そう思える本でした。おすすめです。
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