新日本プロレスワールドで「新日本プロレス大阪大会」のメインだけ見ました。後藤がアレでアレだったでおなじみのこの大会。個人的には今までの乱入を繰り返し、ブーイングを浴びる後藤に関しては好ましく思ってました。内藤も最初はそんな感じだったし、続けたらひっくり返る時もあり、そうなったらキャラになるなーとおもってたんですがこういう斜め上なことになるとは。
ようやく後藤VSオカダを見た。色々言われていたけど確かに後藤は白使やるなら髪まで剃るべきだった。ディーノ&ササダンゴも岡林&関本とやったときスキンヘッドにしてきた。こなきじじいになるというパワポのネタだったけど、そのネタというより本気度に笑わされた。後藤の覚悟はそれに負けてた。
— 男マン (@otokoman) 2016, 2月 13
これがこのディーノ&ササダンゴ。このときの2人は確か試合前に一度登場したときは普通の髪型、試合の入場時は2人ともマスク姿で、マスクを取ったらスキンヘッド、という完璧な流れ。この時の客はまさに「おおおおお!」となってました。一方後藤は
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入場のときの見せ方も中途半端。ゲートから入ってくるときには全身ガウン、フードを深々と被って入場、リング上ですべてを脱ぎ捨ててオォォォォ!っていうのがセオリーではないのか。下半身が白いハーフパンツなのもいまいち。全身塗って文字描くならショートタイツのほうがインパクト強かった。]
なんというか、入場時にチラ見せするという半端さ。ここは隠しておいて欲しかった。こういうところどころ中途半端なところがドカンとハネない原因じゃないかと思うんです。
でも後藤、体の塗装が汗ではげてきて銀色っぽく光ってくるのかっこいいな。白の塗装の下に銀の塗料を混ぜてたのかな。
— 男マン (@otokoman) 2016, 2月 13
これ書いた後思ったのは、あれだけ「恥男」とか言われてたんだから逆手に取って背中に大きく「恥」と書いて入場、闘いが進むに連れて恥が消えていく、という演出もありなんじゃないかと。闘いで今までの恥をかき消すぞ!みたいな。
で結局結果としては
◯オカダ・カズチカ (第63代チャンピオン)
.[25分27秒]レインメーカー→片エビ固め
✕後藤 洋央紀 (チャレンジャー)
※オカダが3度目の防衛に成功。
後藤が見せないといけなかった執念を見せたのはオカダの方だった、レインメーカーへのこだわり。しつこくしつこく。返されても返されても叩きこむという。後藤も返されても返されてもやりつづけ、蹴り続けるべきだった。妙に間をとるというか、他人行儀だった試合。 #njpw
— 男マン (@otokoman) 2016, 2月 13
後藤のスタイルって常にちょっとチャンピオンっぽいんだよな・・・。上から目線感があるというか。そこがなかなかファンの支持を受けにくい原因だと思うんですが。下からガンガン行かないと!
— 男マン (@otokoman) February 13, 2016
試合自体はさほど悪くはなかったと思いますが(良くもないけど)、なりふり構わないガムシャラさのようなものに欠けていた気はします。後藤が「このペイントでずっといく」という継続性を持っているのかも微妙な感じだったし、これを機に「変わった」とアピール出来るほど試合内容に変化が見えなかったのも酷評される原因かと思います。
今回のような変化を見せるのなら、もう隙あれば蹴りまくって負けてもオカダをボコボコにするとか、昇天・改をどこからも狙いまくるとか、短期決着を狙っていくなど色々アピールの方法はあったとは思うんですがいつもの後藤を見せてしまった。それはやはり入場から見えていたことなんじゃないかと。一つ一つを突き詰めて、完成度を上げていく作業が後藤には必要なんじゃないか。試合も入場も、と感じた2・11新日本プロレス大阪大会(のメイン)でした。頑張れ後藤!
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