7・8、東京女子プロレス両国KFCホール大会をAbemaTVで観戦しました。視界は村田アナ&須山さん、という鉄板コンビ。コメント見つつAbemaで観戦、というのは初めてだったのでいろいろと発見がありました。
東京女子プロレス「第5回東京プリンセスカップ決勝戦」両国KFCホール @AbemaTV で視聴中 https://t.co/Q4dCDnXf3J #tjpw
— 男マン (@otokoman) July 8, 2018
東京女子プロレス、のどかおねえさんのピンポンパン体操の曲にAbemaTVはかぶせ曲あり、DDTUNIVERSEはそのまま放送。ここらへんの基準がよくわからん。 #ddtpro #abematv #ddtuniverse #tjpw
— 男マン (@otokoman) July 8, 2018
しかしAbemaTVのコメント欄、東京女子プロレスの試合中に新日本プロレスの実況はさんでくる人がいるけどどういう気持ちでやってるんだろうか。全員が新日ファンだと思ってるのか、あとプロレスって実況で結果だけ知りたいもんなんだろうか? #abemaTV #tjpw #NJPWG1Special
— 男マン (@otokoman) July 8, 2018
まあ上から目線のコメントや、女子プロレスそのものを揶揄するものとかもあってそれはスルーしてましたが、同時間に開催されていた新日本プロレスのG1スペシャル、アメリカ大会の結果を淡々とコメントしてくる人が何人か。そして新日本プロレス話してる人も何人か。正直、新日本プロレスワールドで東京女子プロレスの話したら普通に叩かれると思うんですが、あんまりそういう感覚がないのか。一定量そういう人がいました。まあ普通に邪魔というか。ただまあ大部分の人達は普通に試合のコメントしてましたので、コメント付きでも楽しく見れました。というわけで試合を振り返っていきます。
トーナメント決勝をメインイベントでやる都合上、準決勝が第一、第二試合で行われることに。今回は優宇VSのどかおねえさん、坂崎ユカVS辰巳リカ、と準決勝は同世代対決、決勝は世代間対決となってました。
オープニングマッチ トーナメント準決勝 時間無制限一本勝負
◯優宇
(7分38秒 片羽絞め→レフェリーストップ)
✕のどかおねえさん
初のトーナメント準決勝進出、この前の試合で山下実優を破って勢いに乗っているためか、同期の優宇相手に思いっきりぶつかっていくのどかおねえさん。タックル、ボディプレス、そしてWARスペシャルでしつこく締め上げて気持ちを見せていきます。ここにきて自分のファイトスタイルがしっかりと出来てきた印象。しかし一旦守りに入ると優宇は凄い。巴投げ、カウンターの払腰など柔道殺法で投げまくり、グロッキーにしたところで片羽締めで締め上げてギブアップ。のどかおねえさんも玉砕しましたが、互いに正面からぶつかりあう気持ちいい試合になりました。
第二試合 トーナメント準決勝 時間無制限一本勝負
◯坂崎ユカ
(13分25秒 マジカル魔法少女スプラッシュ→片エビ固め)
✕辰巳リカ
いきなり辰巳リカが強烈な張りてから丸め込み連発、場外戦、徹底的な脚責めとがむしゃらに勝ちに来る姿勢を見せ、坂崎も対抗はしますが序盤に食らった足攻めのせいか飛び技がいつも通り行かず苦戦を強いられます。そして試合を終わらせるべく辰巳リカのドラゴンスリーパー!正調から胴締めに、坂崎が立ち上がろうとするところを引き戻して1分近く締め上げますが、坂崎も耐え抜いて旋回式魔法少女スプラッシュでカウント3。坂崎意地の決勝進出!盟友相手に気持ちの強さを見せました。
第三試合 3WAYマッチ 20分一本勝負
◯まなせゆうな
(8分9秒 カカト落とし→片エビ固め)
✕愛野ユキ※もう1人はハイパーミサヲ
トーナメントが終わり、一気に空気がユルくなった3WAYマッチ。マイクでいきなりの傍観宣言のミサヲ、要所要所でユキに加勢していくミサヲ。ハイパーユキ爆誕するも裏切りの連続ですべてを失ったミサヲ、まなせの踵落としがユキに炸裂し3カウント。ほろ苦いヒーローの結末、と基本どうでもいい試合はどうでもよく終わっていきました。まなせゆうなの保護者感。保護者タイヘンですね・・・・。という試合でした。
トークの時間。 @AbemaTV で視聴中 https://t.co/cfJGgwFUp7 #tjpw pic.twitter.com/DBYblndNOY
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ハイパーユキ爆誕! @AbemaTV で視聴中 https://t.co/cfJGgwFUp7 #tjpw pic.twitter.com/K1GaACMNk9
— 男マン (@otokoman) July 8, 2018
第四試合 6人タッグマッチ 20分一本勝負
◯沙希様&アズサ・クリスティ&マーサ
(12分19秒 ベルサイユ式フットチョーク)
中島翔子&上福ゆき&✕ヒカリ
そしてここで登場のNEO美威獅鬼軍。ひさびさのマーサ登場。この会場の夜興行は高梨将弘主催興行。それとは無関係だと思いますがマーサ登場。いきなりマーサとアズサが不穏な空気を醸し出す中試合は進行。やはりマーサの細かいテクニックが光る中、沙希様が受ける展開の中でマーサアズサ仲間割れ。ヒカリが沙希様を攻め込んで可能性を見せるもフットチョークで沙希様勝利。しかしドラマはそこから。どうするどうなる百合展開。
突然の百合展開 @AbemaTV で視聴中 https://t.co/cfJGgwFUp7 #tjpw pic.twitter.com/N4XQ9fM9w9
— 男マン (@otokoman) July 8, 2018
沙希様「それでは次回の日程は・・・ググってくださいませ」急に面倒くさくなった沙希様 @AbemaTV で視聴中 https://t.co/cfJGgwFUp7 #tjpw pic.twitter.com/Jr8WX88gCc
— 男マン (@otokoman) July 8, 2018
セミファイナル 6人タッグマッチ 20分一本勝負
山下実優&◯伊藤麻希&瑞希
(10分28秒 DDT→体固め)
ミウ&ヒナノ&✕ラク
休憩なしか。というか伊藤リスペクト軍ライブなしか。
— 男マン (@otokoman) July 8, 2018
ライブなしかと思ったら入場時ほぼフルで歌ってました。さすが。
伊藤リスペクト軍登場! #tjpw #TPC5 @AbemaTV で視聴中 https://t.co/cfJGgwFUp7 #tjpw pic.twitter.com/P6PRZEI5xm
— 男マン (@otokoman) July 8, 2018
入場時にコケる山下、アプガに格の違いを見せつけようとして逆襲される伊藤、安定の瑞希。その結果終盤アプガ勢の技を受けまくる伊藤麻希。雄叫びからのヘッドバット、そこからDDTに繋げてわりと唐突に3カウント。さすがにアプガ三人でセミファイナルはややムリがあるのでは?と思いました。そして伊藤麻希中指たてて退場!生放送!
ずーっと笑われた。
— 山下実優 Miyu Yamashita (@miyu_tjp) July 8, 2018
腹立つわー!!!あーー転けました転けましたよー!!🤪🤪🤪#tjpw pic.twitter.com/Hlh2rGDXVs
メインイベント トーナメント決勝戦 時間無制限一本勝負
◯優宇
(9分44秒 ラストライド→体固め)
✕坂崎ユカ※優宇が2年ぶり2度目の優勝
そしていよいよ決勝戦。互いに見合ってから、じっくりとした寝技の攻防からスタート。腕の取り合い、というより柔術っぽいポジションの取り合いに近い寝技。坂崎ユカの寝技スキルはかなり上がっているがそこは柔道出身の優宇もしっかりと渡り合う。寝技は互角だったがチョップの打ち合いになるとさすがに体格にまさる優宇が優勢に。強烈なおきあがりこぼしチョップ!坂崎もタランチュラ、ドロップキック、ミサイルキックで対抗。早めに決着を狙い、魔法少女スプラッシュを狙うもかわされ、優宇のラストライドはかわすも片羽絞めの体制に捉えられ、さらに切り返して羽根折り固めに切り返す坂崎。スピーディーな切り返しあいを制した坂崎が再びスワンダイブ式ボディアタックを狙うもラストライドに捉えられてそのままコーナーに叩きつけられる!四天王プロレス!そして改めて正調ラストライド!カウント3、優宇優勝!
Buckle bomb from @yuu_tjp! #TJPW #DDTUniversehttps://t.co/Asn1NYZZ5r pic.twitter.com/BFkZHDsOpf
— LARIATOOOO!! (@MrLARIATO) July 9, 2018
10分行かない短い試合でしたが、その中に緊張感と高度な攻防が詰まった、決勝戦にふさわしい試合でした。坂崎ユカにつけいるスキを与えずにパワーできっちりと押し切った優宇。トーナメントを制覇するにふさわしい強さを見せてくれました。
優宇優勝! @AbemaTV で視聴中 https://t.co/cfJGgwFUp7 #tjpw pic.twitter.com/1ezVrMdoXZ
— 男マン (@otokoman) July 8, 2018
カワイイ入江こと優宇が山下に挑戦表明! @AbemaTV で視聴中 https://t.co/cfJGgwFUp7 #tjpw pic.twitter.com/SftM8XaeSc
— 男マン (@otokoman) July 8, 2018
そしてもちろん山下に挑戦表明。坂崎と抱き合う優宇に不覚にもぐっときて涙していしまいました。そしてこの三田佐代子さんのツイートもたまらない。
いろんな夢があってそれが叶わなかったり道の途中だったりでプロレスに出会って、でもそこで出会った大好きな仲間たちを自分の腕で、足で、身体で、殴ったり蹴ったり投げたりしなくちゃいけない。誰かが勝ったら誰かが負ける。(続 #tjpw
— sayoko mita (@345m) July 8, 2018
でも、そうして、自分はここにいていいんだ、ここが自分の居場所なんだって実感することが出来る。それは彼女たちだけに許されたことで、その喜びや迷い、悔しさを安全なところから見ているだけの私は、泣きそうになりながらもそんな眩しい彼女たちを少しうらやましく思ったりもします。#tjpw pic.twitter.com/Go3ZiZcDD6
— sayoko mita (@345m) July 8, 2018
優宇が優勝、そして8月の後楽園で山下に挑戦、と未来への予感を見せてくれた東京女子プロレス。トーナメント以外の試合も手軽に楽しめ、短めでしたが充実した興行でした。Abema観戦でしたが楽しめた。ぜひ次は会場に行こうと思ってます。充実の東京女子プロレス、とりあえず後楽園ホール大会に期待です。おめでとう!優宇!
週刊プロレス 2018年 7/25 号 [特別付録:新日本プロレス「G1 CLIMAX28」完全ガイドブック]
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