男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

マッスル・マニアで見た伊藤麻希の喜怒哀楽。台本とアドリブの境界線。

2月16日に行われた「マッスルマニア 2019 in 両国~俺たちのセカンドキャリア~」からはや一週間たちました。マッスルに関しては体温高めの感想など書きましたので、あの会場にいた方に一読頂けると幸いです。かなりポエム&自己陶酔入ってるので恥ずかしいですが、面白かったのと思い入れあったのは伝わるかと思います。 

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詳細についてなにか書こうと思ったんですが、いちいち描写してると時間と文字数がいくらあっても足りないくらいの密度だったし、面白く書く能力もないのでDDT公式サイトなど各自ご参照ください。一言で言うとスゲー面白かったです。はい。

 

そのマッスル。我々は友人四人で観戦してたんですが、その中の一人であることの 世良 敬。(@nsksera)氏が写真バシャバシャ撮っていてブログに載せていいって言ってたのでその写真を載せつつ、「あれ?これどっち・・・?」と思わせたある一つの事柄について書いていこうと思います。

 

ペドロ高石引退試合のひとくだりが一通り終わったあと、「プロレスラー格付けチェック」が行われ、その中で「プロレス音感チェック」が行われました。

これは、回答者が目隠しをし、一流レスラー(竹下幸之介)とアイドルレスラー(伊藤麻希)のチョップ音を聞き分ける、というもの。二人一組の回答者陣から、山里亮太、クロちゃん、純烈・酒井一圭の3人がチョップを受ける要員。スーパーササダンゴマシン、男色ディーノ、アントーニオ本多が回答要員。竹下と伊藤が交互にチョップを打っていき、最後にどちらが打っているか当てる、という形式でした。

 

というわけでまず竹下幸之介と伊藤麻希入場。伊東麻希の参戦は事前に通知されていなかったので、ちょっとしたサプライズ感というか。得した感というか。

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そして交互にチョップを打っていきます。伊藤も激しくチョップを打っていきますが、さすがに竹下のチョップとは音が違う、という感じ。

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そして、ハプニングは3人目の酒井一圭にチョップを打ち込むときに起こりました。身構える酒井一圭に向かい、芸能人オーラに一瞬舞い上がったのか、伊藤麻希がチョップを撃つ前に思わず

 

「いっきま~す!」

 

と叫んでしまいます。

 

これで明らかに先にチョップを撃っていた伊藤(A)、後にチョップを撃っていた竹下(B)とわかってしまうことに。頭を抱える司会の鶴見亜門、観客からも思わず「あ~」の声。これでクイズは成立しないと思いきや、出された答えはまさかの

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どよめく会場、どうしてかを問う鶴見亜門にアントーニオ本多は「確かに最後「いっきま~す!」という声は聞こえたけど、確実にミスリードを誘ってると思います」とキッパリ。もちろん正解はB。アントーニオ本多組は脱落となりました。

 

このくだりで爆笑していた私ですが、ふと思ったのは「この伊藤麻希の「いっきま~す!」は天然なのか、それとも台本なのかということでした。

後から考えると、もともと後半でマッスル坂井&クロちゃんVS男色ディーノ&山里亮太をやるのは決まっていたとして、このタイミングでアントーニオ本多&酒井一圭が脱落するのは既定路線。しかしここでより自然に脱落させようとするならば、伊藤麻希がわざわざ叫んで正解を自明にする必要はない。そのことにより、アントーニオ本多の誤答の茶番感が増してしまう結果となるので、これは伊藤麻希の天然によるミスなのか。

しかし、こうも考えられます。伊藤麻希のあの「いっきま~す!」により大きな笑いが起き、アントーニオ本多の誤答でも笑いが起きた。このくだりだけ考えて、最後を笑いで落とそうとするならば台本に組み込んでおくことも大いに考えられる。ということは伊藤麻希は道化を演じただけなのか。

 

この解答は永久に得られることはないでしょうが(メルカリかなんかにマッスルの台本が流出してそれを買って見る、とか出来たらわかるんでしょうが)そんなことまで考えさせるほど緻密にできていたイベントだったということでひとつ。面白かったです。

 

   

 

そして、伊藤麻希はこのあともちょくちょく登場。マッスル坂井&クロちゃんVS男色ディーノ&山里亮太の一戦にも担ぎ出されてクロちゃんと対峙。わかりやすくイヤがっていましたが。(そりゃそうだ)

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クロちゃんに怒りのビンタかますなど女子プロレスラーらしさを見せて喝采を浴びていました。売れちゃう!

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クロちゃんに胴締めのままクレイドル的に回されるなど(坂崎ユカがよくやるやつみたいな形でした)災難でもありました。シングル戦のGOが高木大社長から出てたので今後どうなるか注目。どこかAbemaの中継があるところでやったりするんでしょうか。次の後楽園とか?

おそらく東京女子じゃなくてDDT本隊でやるのではないでしょうか。その試合だけマッスル坂井プロデュースだといいな~、と思ってます。幸せなオチをつけてほしい。

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そして興行終了後、純烈が歌っている間にレスラーたちが観客席を回って握手。私達はマス席Bの正面側後ろで見てたのであまりレスラーたちが来なかったんですが、そこまで来た伊藤麻希の笑顔。さすがに暗めではありますが、弾ける笑顔でお客さんと接していました。さすが。イイ笑顔!

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シメのあとのステージで。後ろのアントンパパのアイパッチが草。一番右はサムソン宮本。アンドレザ・ジャイアントパンダの飼い主と言うかマネージャーというか。

マッスルには「出たかった」と語った伊藤麻希。達成感のある笑顔が眩しいというか。

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というわけでこのエントリはここまで。改めて面白かったな~、と余韻に浸ってました。改めてマッスルメイツの皆さん!お疲れ様でした!

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 たぶん元ネタ。未見ですが。

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  描きました。笑顔!

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