DJ.taiki、壮絶に散るも田村ゆかりに届いたファイト。５・１２「 skyticket presents DEEP 89 IMPACT」

５月１２日、竹芝ニューピアホールでDEEP89 IMPACTが行われ、YOUTUBE生配信が行われていたので見ていました。正直知り合いの結婚式で名古屋に行っての帰りだったので全部見れたわけではなく、後半をボンヤリ見ていただけですが、格闘代理戦争で青木真也と組んで号泣していた古瀬美月が判定勝ちしていたり、UFC参戦していた水垣偉弥が判定勝ちしていたりと色々起こった興行でしたが、まあ自分がハッキリちゃんと見たのはメインの弥益ドミネーター聡志vsDJ.taikiの試合でした。

DJ.taikiは２００４年デビューのベテラン選手。パンクラス、DEEP、DREAMで闘い、２０１５年にはリアリティ番組「Road to UFC JAPAN」に参戦。途中で敗退しますが、その後RIZIN、DEEPで闘ってきました。そんなDJ.taiki、この煽りVからもわかるようにゴリゴリの田村ゆかりファンというか王国民というか。田村ゆかり本人にも認識されており、入場時はフル装備でサイリウム振りながらの入場。今回セコンドの北岡悟、ロッキー川村とともに田村ゆかりの曲で登場。しっかりコールしながらワンコーラス踊ってから入場してきました。YOUTUBEでは曲が差し替えになってたようで違う曲でしたが、こちらの記事によると、『fancy baby doll』だったそうです。

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正直、この入場でラウンド半分くらいのスタミナ消費してたんじゃないか、っていう気もしますが、これがいつものDJ.taiki。一方、チャピオンながらDJ.taikiファン、というドミネーターは神妙に、引き締まった表情で入場。こうしてメインイベント開始しました。

第14試合　DEEPフェザー級タイトルマッチ　5分3R

〇弥益ドミネーター聡志（team SOS/王者）
（2R11秒　TKO　パウンド連打→レフェリーストップ）
✕DJ.taiki（パンクラスイズム横浜/挑戦者、元DEEPバンタム級王者）
※弥益が初防衛に成功

試合は静かにスタート。互いにプレッシャーを掛け合う展開。静かに迫っていくDJ、サークリングしつつ飛び込む機会を狙うドミネーター。互いにフェイントをかけつつの打撃の応酬が続きます。ラウンド中盤はドミネーターがどちらかと言うと積極的にアッパー、ヒザを当てていき、DJはパンチ狙い。しかし１R最後、左ストレートがドミネーターの顔面にヒット。追い打ちを狙うDJですがあえなくタイムアップ。勝負は２Rに持ち越されます。

そして運命の２ラウンド、勝負をかけたDJは前に出て打ち合いを挑み、コーナーにドミネーターを追い詰めてパンチ連打。しかし、ドミネーターもパンチ連打で応戦。激しい打ち合いの末、ドミネーターの右フックでDJがダウン、そのままドミネーターがパウンド連打でTKO。弥益ドミネーター聡志がTKO勝利を飾りました。