男マンの日記

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6・26DDT「KING OF DDT 2016 TOKYO」観戦記。遠藤爆発!しかし石川の壁っぷり!

 6・26DDT「KING OF DDT 2016 TOKYO」後楽園ホール大会を観戦してきました。当日は嵐のコンサートとかぶったこともありごった返す水道橋界隈でした。当日券でしたが、わりとリングサイドのいい席に座れたので、色々写真を撮ってしまいました。楽しかった・・・。

 

みどころ、トーナメント予想は↓の記事に書きましたが、やっぱり事前予想して予習して見るほうがこういうトーナメントは面白かったです。トーナメントがどれも熱戦だったしいい試合だった。というわけで各試合を軽く振り返っていきます。

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 アンダーマッチ

 ◯ワンチューロ(4分30秒 ジェジョスクラッチ)レッカ✕  

 チリVS台湾という国際色豊かな新人レスラー同士の試合。試合自体はまだまだ当たりの弱さ、動きの雑さが見えますが明るく元気のいい試合。ワンチューロ勝利。ここはセンパイの意地か。

 

そしてここで鶴見亜門の前説コーナー。KUDO選手が登場するも復帰は名言しなかったところを見ると、やはり時間のかかるケガなんだなと。そして諏訪魔は異常だなと。井上麻生の改名(「MAO」に改名、一時期新日本で裕二郎と一緒に出てきてた人と同じ名前だな~と思って聞いてました)、彰人の7月復帰、DDTホームセンターツアー(?)などを発表してスタート!

 

 

オープニングマッチ アイドルユニット「NωA」デビュー曲初披露

 高木三四郎&◯大鷲透&平田一喜(8分20秒 ラ・マヒストラル)大石真翔&勝俣瞬馬✕&MAO 

 堂々と新曲を披露したNwA、やはりというかなんというか、平田の「TOKYO GO」との音楽対決になり、最後は大鷲が平田を丸め込んで試合終了。しかし事件は試合後に。

大鷲が「いつでもどこでも挑戦権の使いみち」を発表しようとしたところで大社長がマイク強奪、「DDTフェスの第一弾登場アーティスト」を発表。

そして、返す刀でNwAに「お前らも頑張らないとDDTフェスに出れないぞ」と挑発。しかし、元々DDTフェスに出すために大社長がムリヤリ組ませたアイドルユニットがNwA、井上は改名までしたというのに・・・。

大石が反抗するものの、相手が大社長では刃が立たず、結局色々イベント等行い、知名度を上げてDDTフェス参加を目指すことに。ガンバレNwA、応援してます。

 

第二試合 KING OF DDT 2016準決勝

 ◯石川修司(15分50秒 ランニング・ニーリフト⇒エビ固め)入江茂弘✕ 

チームドリフ解散し、独りで挑むトーナメント、そして宮本裕向と両国で闘う約束をしている入江、佐々木を破り、自らをも破った竹下へのリベンジを誓う石川、試合は小細工無しの真っ向勝負が繰り広げられ、入江もかなり石川を追い込みましたが最後はニーリフトからのエビ固めで石川勝利。 

入江がビーストボンバー連発したときは勝ったかと思いましたがそこは石川。とにかくヒザ、ヒザ、ヒザの連発から最後もヒザで仕留めました。投げ技とかではなく、シンプルなヒザで最後まで押し通したところは、肉弾戦を挑んだ入江への敬意もあるでしょう。

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悔しがる入江。タズミッションで押し通せなかったところも敗因かもしれません。そしてこの後無期限海外武者修行を発表。がんばれ入江!タチムカエ入江!戦え!何を?人生を!

 

第三試合 KING OF DDT 2016準決勝

 ◯遠藤哲哉(7分15秒 エビ固め)HARASHIMA✕  

いきなり奇襲攻撃から場外にダイブ!しかしそこからHARASHIMAの逆襲にあってボコボコにされた遠藤。執拗なキャメルクラッチ、踏みつけ連発、強烈なミドルキック・・・しかし蒼魔刀狙いのHARASHIMAをフランケンで丸め込んだ遠藤、最後はエビ固めの応酬を制して3カウント!!!!まさか!の勝利でした。

立腹したまま帰っていったHARASHIMA、しかし、HARASHIMAのエグい攻撃を耐え切る力が遠藤にあったからこその3カウント。これで決勝は石川と。 うーん、意外な展開。

 

第四試合 4WAYタッグマッチ

 石井慧介&◯岩崎孝樹(7分15秒 キャプチュード⇒エビ固め)高尾蒼馬&渡瀬瑞基✕   
 他二組はKENSO&伊橋剛太、佐々木大輔&マッド・ポーリー

 ※渡瀬の持ついつでもどこでも挑戦権が岩崎に移動。

 KENSOが意外に溶け込んでいたのと、石井が試合を作っていっていたのが印象的でした。まあ比較的あっさりと終わったこの試合ですが、いつどこが岩崎に移動したことで何が起こるのか。そういう楽しみを残しているあたりがDDT,流石です。

 

第五試合  6人タッグマッチ

 

◯坂口征夫&マサ高梨&梅田公太(9分45秒 神の右膝⇒片エビ固め)男色ディーノ&樋口和貞&松永智充✕   

 ディーノ、樋口、松永が意外にチーム感を出して酒呑童子を攻め込んでいきましたが、そこはさすがに酒呑童子。組んでるキャリアが違います。坂口があっさりと神の右膝で勝利。定番の面白さ。

   

 

セミファイナル

◯竹下幸之介&アントーニオ本多(13分41秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド)宮本裕向&ヤス・ウラノ✕   

 博多でのKO-D無差別級への前哨戦となるタッグマッチ。ひとまず竹下の勝利に終わりましたが本番はこれから。そしていつどこ保持者の乱入もなし。やはりメインの決勝がどうなるか、という意識が観客にもあったのか、すんなりとメインへの空気が出来上がっていきました。

 

メインイベント KING OF DDT 2016決勝戦

◯石川修司(23分52秒 ジャイアントスラム⇒片エビ固め)遠藤哲哉✕  

※石川がトーナメントを初優勝するとともに、8月28日両国国技館大会メインイベントでのKO-D無差別級王座挑戦が決定。

そしていよいよメインの決勝戦。石川の優位は動かないかな、と思いながら観ていた自分を恥じたい。それくらい遠藤の攻めが凄かった!綺麗な技、というより気合の乗った攻撃を繰り広げていった遠藤、サムライ中継の解説を務めたKUDOをして「遠藤の気持ちが見えた」という試合、飛び技にも打撃技のような気合が乗っていたというか。終盤、スカイツイスターが決まった時には「勝った!」と思いましたが、そこからの石川が凄かった。ヒザの連打、投げっぱなしドラゴン、スプラッシュマウンテン、そして最後はジャイアントスラムという完膚なきまでの勝利。いや、もう一段あんな引き出しがあるとは。すごすぎた石川。そして佐々木大輔、マッド・ポーリーと喜ぶ石川。いやー、素晴らしかったです。f:id:otokoman:20160630014741j:plain

そして試合後のマイク 

石川:決勝の遠藤、準決勝の入江、すげえ強かった。でも俺はDDTの若いヤツと闘えてすげえよかったし・・・。

佐々木:オメーはしゃべんなくていいんだよ!真面目なことばっかしゃべりやがって、ベビーフェース気取ってんじゃねえ!

ご紹介しよう! KING OF DDT優勝者、石川“エ~イドリアン”修司!どうだ、強いだろ!入江、HARASHIMA、遠藤、遠藤、遠藤・・・。特に遠藤、アイツがなんで勝てなかったか分かるか?

・・・弱いからだ!あんな弱い奴、エイドリアンの敵じゃねえ。両国のメインでKO-Dのベルトを巻くのはこの俺、カリスマ、佐々木大輔!・・・のペット!

195㎝、140kg、石川“エイドリアン”修司だ!

 仲よさそうでなによりなこの3人、これからぐぐっとDDTの中心担っていって欲しい、でも遠藤も良かった!なんというか、全体的にポジティブな感じで終わったDDT後楽園大会でした。いや~、いいメインイベントでした。楽しかった! 

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いしかわんこ爆誕!

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