いよいよ明日は参議院選挙2016投票日。白熱した選挙戦が繰り広げられているようなそうでないような感じではありますが、泣いても笑っても明日で決まるわけで。さて誰に投票しようか、いつもプロレスのことばかり考えているため、現状全く決めないままこのエントリを書き始めている私です。
ちなみに私の政治的立場としては特にありませんが、現状認識としてはこんな感じです。
- 外交:現状の路線は維持しつつ、中国の軍事的拡大への対策は必要。アメリカはトランプが大統領になったら東アジアから一歩退くだろうし、そこに備えてアジア内連携、EU諸国への働きかけは必要。
- 財政:アベノミクスというか、金融政策は必要。世界情勢が不安定な中、成功しきってはいないまでも一定の成果は出ているのではないか。デフレ脱出までの道のりはなかなかに遠いけども、やり続けること、政治的不安定要因を減らし、地道に景気対策を行っていくしかないんじゃないか。
- 福祉:どうしたって人数比的に高齢者への福祉は削らざるをえないが、ソフトランディングは必要。合計特殊出生率は少し上昇傾向なので、これはこのままキープしたいところ。そのための政策は必要だが、有権者が少ないので厳しいのかも。
- 改憲:憲法改正については、状況に応じて変更していく必要はありますが、一時の熱狂や勢いで押し切られない程度のハードルは必要なんじゃないかと。現状、よっぽどの案を出したらヤバいという意識を与党に持たせておくのは大事かと思います。
というような感じです。まとめると、「ぼんやりと生きているプロレスファン」というところ。これをふまえて候補者を選んでいきたいと思います。ちなみに東京都の候補者情報はこのサイトから。
そして、各政党の公約比較、争点に関しての論議は「ポリタス」などが役立つかと思います。色んな人の色んな見方も載っているので、どう考えて投票するかの参考になるのでは。
いくつか印象的な記事をあげておきます。
参政権は死なないための武器である(フミコフミオ)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
公約に「書かれていないこと」を読む(飯田泰之)|ポリタス 参院選・都知事選 2016――何のために投票するのか
上記の情報を踏まえて投票しますが、参議院議員通常選挙は、選挙区選挙と比例代表選挙から成り立っており、2つとも投票しますが、
・選挙区選挙:選挙区の当選させたい候補者を一人書く
・比例代表選挙:全国単位で行われ、当選させたい政党名か候補者名いずれかを書く
ここが誤解されやすいところですが、比例代表は当選させたい政党名か候補者名を書くことが出来ます。ただし、ここで書いた候補者名は、政党内での順位に影響するもの。比例代表で当選するための優先順位を上げるために使用されます。
と、諸々検討した結果・・・。
選挙区
第一候補:蓮舫
第二候補:朝日健太郎
自民党候補の朝日健太郎さんは元ビーチバレー代表選手。スポーツ選手の立候補にはあまり賛成できない派の私ですが、 「健康寿命」という考え方、スポーツ主体の政策、というブレない姿勢が目につきました。
蓮舫さんは言うまでもない民進党代表代行。民進党には言いたいことも沢山ありますが、何だかんだでとりあえず野党筆頭としてしっかりしてもらわないと困る。ここはドーンとトップ当選してもらって民進党での立場を盤石にしつつ、ずっと分裂気味の民進党を立てなおして欲しいところ。
比例代表
第一候補:自民党
第二候補:民進党
ここは普通に自民党か民進党に。実際、政権選択選挙ではないにしろ、一個人がバランス考えて・・・みたいな発想で投票するのには私はあまり賛成できません。どうしても、民主党が政権とった時のガッカリ感が残っているので(冷静に考えれば色々要因は合ったとは思いますが)実際今の状況は続いて欲しいので自民党に。明日まで状況考えてニュースなど見て民進党に入れる可能性もありますが、現状だと自民党かな・・・。
と、明日まで考えて第一…第二候補どちらかに入れようかと思ってますが、もうちょっと考えようと思います。天気も悪くなさそうだし、まあ投票日和といっていいでしょう。入れたい候補がいるかはともかく、政治参加する人口が多いゾーンに向けて政策は立案されていくので、老人向けの政策をたてられたくなければ若年層が投票するのが大事。影響力を誇示して、政策を自分のところに引っ張っていく、という闘いが選挙とも言えます。ともかく、タダなんだし投票はしたほうがいいですよ。デメリット特に無いですから。という感じで、明日は投票所で僕と握手!
関連記事