前回のエントリで、今年のJ-CUPは失敗だった、と断言した私ですが、じゃあどうすりゃよかったんだコノヤロー!文句ばっかり言ってんじゃねーぞコノヤロー!殴るぞコノヤロー!投げるぞコノヤロー!暴力だ!エボリューションは強さしかねーんだよ!と諏訪魔に恫喝される前に、「ボクのかんがえたSuper J-CUP2016」と題して、どのような大会だったら絶賛してたのかを書いていこうと思います。まあ与太話ですので、広い心でお読みください。ちなみに前エントリーはこちら。ふく面ワールドリーグ戦についてとかちょっと追記してあります。
まずは出場選手集め。レジェント達の世界行脚
大会開催は、各団体のビッグイベントが少ない3月あたりに持って行きたいところ。インパクト的には両国2連戦か有明2連戦など出来るとイベント感があります。そしてそのためには年始あたりに大会開催を発表、 そこまでに各団体への根回しをしておき、参加団体を徐々に発表していきます。
そしてまず全16人の出場選手を集めるところから。色々団体間の事情などもありそうなので、そこにはレジェンドに一役買ってもらいます。まずは獣神サンダーライガー、ウルティモ・ドラゴン、ザ・グレート・サスケを集め、「J-CUP実行大使」に任命します。そしてそれぞれの役割のもとに、「J-CUP出場招待状」を全国に配りにいきます。役割分担としては
団体交渉担当大使・獣神サンダーライガー:関東近辺を巡り、各団体へ趣旨を説明。ライガーが立会人になり、それぞれの団体内で予選をやってもらって出場者決定。予選を行う興行にはライガーが参戦。試合をしたあとに予選を観て優勝者に招待状を渡す役割を担う。参加枠は各団体1つづつ。
招待する団体:全日本、W-1、DDT、大日本、FREEDOMS、K-DOJO、DRAGON GATE
プロレス街おこし担当大臣・ザ・グレート・サスケ:北海道から沖縄まで、日本全国のローカル団体を巡り選手をスカウト。みちのくプロレス主催で「Super J-CUP全国予選」を行う。参加選手は16人で出場枠は2つ。
予選参加団体:みちのくプロレス、琉球ドラゴンプロレス、道頓堀プロレス、大阪プロレス、ダブプロレス、なら万葉プロレス、北都プロレス、及びフリー選手
ワールド担当大臣・ウルティモ・ドラゴン:アメリカ・メキシコに渡り、ウルティモ興行内でJ-CUP予選を開催。参加選手は8人で出場枠は2つ。出場選手はウルティモがメキシコを旅していろんな選手との交流を振り返ったり、ジムのイチオシ選手を紹介してもらいながら集めます。
この過程をそれぞれ撮影し、YOUTUBEにアップ。新日本プロレスワールドでもいいでしょう。試合自体の放送は色々とありそうなので、それぞれのレジェンドが各団体に赴いて交渉する過程を放送。可能であれば予選の試合も放送。まずここで出場選手の認知を図り、また「旅モノ」としてコンテンツとしての価値を狙います。可能であればテレ朝を巻き込みたいところ。ワープロ特番として、いろんな団体の選手が地上波に出ると考えるとワクワクします。
これで16人中11枠が埋まったので、残りの5枠を新日本プロレス、プロレスリング・ノアで分配。新日本2,ノア2,鈴木軍1という配分で16人となります。新日本プロレス内予選も出来ればトーナメントで行い、カマイタチや風神・雷神なども呼びたいところ。参加選手はおおむねこんな感じになったらいいなーと。
ボクの考えたJ-CUP出場選手
主催者枠
新日本:KUSHIDA、ウィル・オスプレイ
ノア:拳王、熊野準
鈴木軍:エル・デスペラード
団体枠
全日本:青木篤志(with佐藤光留)
W-1:黒潮”イケメン”二郎
DDT:石井慧介(with男色ディーノ)
大日本:橋本大地
FREEDOMS:正岡 大介
K-DOJO:梶トマト
DRAGON GATE:Eita
ローカル枠
みちのく:バラモンシュウ(with バラモンケイ)
大阪プロレス:HUB
ワールド枠
CMLL:カリスティコ
ROH:マーティー・スカル
そして一回戦の組み合わせは
KUSHIDAvsカリスティコ
拳王vs石井慧介
黒潮”イケメン”二郎vs梶トマト
青木篤志vsHUB
ウィル・オスプレイvsEita
橋本大地vsエル・デスペラード
マーティー・スカルvs正岡大介
熊野準vsバラモンシュウ
という感じで。メインはKUSHIDAvsカリスティコですが、イケメンと梶トマトの入場対決、青木とHUBのじっくりとしたレスリング対決、オスプレイvsEitaの空中戦vsジャベ等が見所。しかしあれですね。制約なくカード考えるの超楽しいですね。実際の団体担当者さんは色々と金銭的、関係性的な制約の中で苦心されているでしょうから大変でしょうがこっちはただ書くだけ。ファンってのは気楽なもんです。
そして大事なところとしてはやはりレジェンド。一日目、二日目ともにライガー・サスケ・ウルティモ組の6人タッグマッチは組みたい。相手は出来れば一日目はベテラン相手、二日目は若手相手というようにテイストを変えていきたいところです。やはり伝統、多幸感は大事にしたい。交代交代で解説席にも座って欲しいですね。
総括
大会のテーマは歴史と新星。「J-CUP」という名のもとに各団体から選手を集めるからには、やはり誰かは一気にブレイクして欲しい。スターを生むことが出来る大会がJ-CUPなんです。各団体にいい選手は沢山いるんですが、陽の目を見ていない選手も多い。その「希望」を感じられる大会にして欲しかったなー、というのが今回のJ-CUPを見ての感想だったので、文句言うばかりじゃなくて勝手に色々考えてみました。でも、考えてみて感じましたが、本当にやるのは大変だと思います。根回し、予算、関係性・・・。
いや、今回は書いてて楽しかったです。お付き合い頂きありがとうございました。
関連記事