WWEの「WWE NETWORK」、新日本プロレスの「新日本プロレスワールド」、DDTの「DDT UNIVERSE」など、プロレス団体が動画サービスを始めるのがトレンドになっている昨今。ゲート収入、グッズ収入以外の定期収入が毎月入る、という魅力は大きい動画サービスですが、同時に、それだけになってしまうとファンの外側に魅力が届きにくくなるのもまた確かです。
プロレスという娯楽の現状を考えると、まだまだ一般に届けていかなくてはいけないわけで、そんな中最近YOUTUBEでの試合配信に力を入れているのが全日本プロレス。フルマッチは上がっていませんが、大会ダイジェストを10分程度の動画に編集して配信しています。
特に今回のダイナマイトシリーズは北海道中心のサーキット。中継がある大会も限られるので、YOUTUBEでの配信で雰囲気を味わえるのは有り難いところ。全部見れるのもいいですが、長めの大会ダイジェストという形でほどよく魅力を伝えられていると思います。というわけで、大会ごとの動画を見所紹介とともに貼っていきます。
6・11 後楽園ホール大会
この日はサムライでの中継があったため、配信は試合後コメントのみ。でもTAJIRIがWWE、プロレスについて熱く語っていたり、石川修司がコスチュームチェンジについて語っていたりと見所のある動画になっています。
6・13 館林大会
「館林タッグ大戦」と謳われたこの大会。ジェイク&野村VS関本&岡林、秋山&大森VSビッグガンズと好カードが並ぶ中でDDT遠藤哲哉が石川修司のタッグバートナーとして参戦。全日本プロレスファンの前でDAMNATION紹介をするなどのびのびと試合をしてました。そして一瞬ですが、スパルタンXが流れるシーンが!三沢光晴を偲ぶこの演出が一瞬でも聴けるのが胸熱。
ちなみにこの大会、ニコニコプロレスチャンネルで中継があります。ただ、著作権の関係上、曲は流れないんですよね・・・。残念。
6・16 函館大会
今大会はなんといっても佐藤光留VS中島洋平の世界Jrタイトルマッチ。中島の地元だけのことはある盛り上がり、試合も熱戦を繰り広げています。互いにキックを得意とするだけに意地の張り合いが熱い。その後のインタビュー時の流れも楽しめます。
6・17 札幌大会
この日から6人タッグトーナメントが開催。参加チームは秋山&大森&ウルティモ組、石川&吉江&斗猛矢組、諏訪魔&ジョー&青木組、宮原&ジェイク&青柳組の4チーム。翌日の札幌大会で決勝戦。このチーム戦&諏訪魔と石川の三冠戦、秋山と吉江のGAORA戦の前哨戦としての意味もあるカード。しかし主役となったのはジェイク。締めの様子&インタビューも長尺でおさえられているので、NEXTREMEの関係性も見えて楽しめます。合言葉は「I CAN DO IT!」
6・18 札幌大会
この大会は6人タッグトーナメント決勝&3位決定戦。サムネイルでだいたい結果わかると思いますがNEXTREMEが優勝。試合後インタビューが熱いです。試合自体は石川と諏訪魔のマッチアップ、そしてウルティモ・ドラゴンがシリアスモードで元気に試合しているところが見れるのが良かった。まだまだウルティモ元気です。
と、YOUTUBEではここまでですが、まだまだ続くダイナマイトシリーズ。6・25紋別大会では世界タッグ選手権、ビッグガンズVS秋山&大森組、そして6・28旭川大会では佐藤光留VS岩本煌史の世界Jr選手権と見どころもあり、引き続きYOUTUBEでの配信に期待したいところです。今昇り調子の全日本プロレス、どんどん拡散して魅力を発信していっていただきたい。面白いですよ!
青木&佐藤のアジアタッグ戴冠をtwitterで祝ったら佐藤光留にからかわれて炎上する諏訪魔。ああエボリューション・・・・。
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