男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

6・13 AKB48のオールナイトニッポン。中井りかVS須藤凛々花、レフェリー千鳥ノブ!

6・13、AKB48のオールナイトニッポンを聞きました。とりあえず放送日から一週間は聞けるので、まだ聞いてない方はタイムフリーでどうぞ。まず聞けと。説明すると、去年のAKB総選挙で20位にランクインするも、壇上スピーチで「結婚宣言」を行って会場を凄い空気にした上に話題を一気に掻っ攫っていったでおなじみの元NMB48の須藤凛々花と、現在のAKBグループの中で「炎上枠」として、各バラエティに出まくっているNGT48の中井りかが対談する、という企画なのです。面白いに決まってる!

radiko.jp

そして見届人として何故か千鳥ノブが呼ばれているという謎キャスト。しかしこのキャスティングが見事な化学反応を生んでいくわけですが。

 

番組開始は中井りか一人でのスタート。最初から、この対談に警戒気味の中井りかは、須藤凛々花を「去年波紋を呼んだというか、色々話題になった方」と表現、面識はほぼ無いようで、「なぜ千鳥ノブさんなのか?」、「三四郎小宮さんほど仲良くない」とボヤきつつ、早々に千鳥ノブを呼び込みます。

そしてブースにいきなり「呼ぶなぁ~」といいつつ千鳥ノブ登場。

「前日の夜にオファーされた」、「オファー受けたときには中井りかと2人で話すと思ってた」、「オレは燃えずに帰りたいからヘンなフリするなよ」とボヤキは止まりませんが、さっそくリスナーからのハガキで「ノブさんはガチのモノノフですがなんで来たのか」と聞かれてしばらくももクロトークに。ちなみにノブは箱推しで、あえてといわれたら夏菜子推し、見てて元気が出るのが魅力だそうです。

そしてすかさず中井りかが「AKBより元気出ますか?」と詰めて、ノブが「AKBも元気でるよ~」とかわす一面も。「燃えさす回し覚えるな~」と中井りかに反撃していました。いきなり丁々発止。さすがです。

とはいえAKB48のオールナイトニッポン、総選挙特集ということなので、話題は総選挙から互いの須藤凛々花への印象に。ほぼ接点がないという中井りかは「須藤凛々花、現在、で検索しました」と失礼な発言。ノブは「メイクもえらい濃いめで髪も茶色に染めてて女ヤンキーみたい」とさらに失礼な発言「でもかわいい」でまとめ上げてましたが。中井りかが「ちょっと同じものを感じると思ってたんじゃないか」と言いつつ、ノブ進行に移行し、CMをはさんでいよいよ須藤凛々花が登場!

須藤「ノブさんが一番可愛そうですわ。絶対私を養護しちゃダメですよ、一気に明日のツイッター荒れますよ」と気遣いを見せるも

ノブ「いやいや、オレはフラットで、擁護して荒れてもなんとも思わない」

 ときっぱり。自分の位置づけをしっかりと表明し、中井りかも

中井「SHOWROOM配信で須藤凛々花がセンターの”ドリアン少年”を歌いたいけど気を遣う」

ノブ「りりぽん結婚おめでとう!これは一人の女性が好きな男と結婚したことは何の障害をのぞいてもおめでとう、ということですから」

須藤「ノブさん!」

中井「私も、メンバーとしてではなく、としてはおめでとうございます」

 と、男らしいノブにやはり中井りかは選挙前ということで相当気を遣っている様子。でもここでノブがきっぱりとおめでとう、から入ったことで一気にフレンドリーな空気に。ノブが「追求する」人ではない、中立で味方にもなるよ、というスタンスを表明したことで、須藤凛々花もどんどん話すモードになり、ポップな空気ができあがっていきました。素晴らしい千鳥ノブの司会っぷり。

   

そして早速中井りかが前日の夜の気持ちについて質問。文春に前日すっぱ抜きを伝えられ、それを抱えてステージに上った須藤凛々花。ファンの前で言うかどうかの葛藤が合ったかと問いかけられて

須藤「いや、全然ためらいはなかったです。どういうふうに言おう、どういうふうに言えば伝わるかな、っていうのを考えてました。急に「結婚します」ってって言っても伝わらないんじゃないかって。実際伝わってなくて」

中井「でもわりといきなり結婚しますって言いましたよね。人のスピーチ聞いてなかったんですけで、いきなり入ってきたから大爆笑ですよ私」

ノブ「一人の女の子が伝えたいと思って言ったんだからいいと思う。だからこうこうこうで結婚しました、なら段階踏めるけど、いきなり言ったからそこで衝撃が強かったんやな」 

 そしてメールでの質問

「総選挙で結婚発表したあとどんな空気をりりぽんは感じてたんですか」という問いに

須藤「いや全然、誰とも目が合わないっていうか。全然ピリついてもなかった、どうした?という感じで。でも何でかTVのカメラ持ってる人がいっぱい来て。それから一人で違うところに連れてかれて。本当に結婚するの?って凄い聞かれました」

ノブ「それからNMBの子達がざわざわざわってなって、AKBの子たちがブチ切れてる雰囲気の中、NMBの子がおめでとーって言ってたのが優しいなと」

須藤「大阪魂っすよ、間を埋めるために」

ノブ「お祭りにしようっていうおめでとー、バラエティ慣れしてるというか」

須藤「だから優しいんです、その子たちを責めないで欲しい」

NMBメンバーのフォローが嬉しかったと須藤凛々花。今会ってる人達も元NMBのメンバーがいるらしく絆を感じます。そして、ファンに対してどう思っていたか、と中井りかに聞かれると

須藤「総選挙って、見世物じゃないですか。残酷ショーって揶揄されることもあって、それはいい意味で残酷ショーだと思ってて、でもそれだけじゃ終わらせないのがAKBだと思うんですよ。その残酷ショーを踏み台にして、自分の夢を実現する。踏み台にするかされるかの闘いなんですよ」

ノブ「うんわかる・・・わかるよ」

須藤「だから、逆にファンの人の愛を無駄にしたくないっていうか。綺麗事って言われるかもしれないけど。」

ノブ「そういうことかー。わかるよ、女の子がCD買って下さいって言って、めっちゃ懇願して、でも順位は出て・・っていう残酷ショーなんだから、フォークでばーっとくるブッチャーみたいな子がいてもいいと思うしな」

須藤「だからサーカスのライオンだと思って自分を。客席に出ちゃうみたいな。見てるだけじゃすまねーぞと。」

ノブ「芯が強いわ~りりぽん」

残酷ショーと世間に揶揄されている、ということをしっかりとわかりつつ、でもそれを使って夢を叶えるのがAKB。ファンの応援を糧にして、清濁合わせ呑んでのし上がっていくシステムについて、須藤凛々花も中井りかもしっかりと自覚的で冷静に見つめているのに感心しつつも怖さを感じたのもまた事実。 

AKB48総選挙公式ガイドブック2018 (講談社 MOOK)

AKB48総選挙公式ガイドブック2018 (講談社 MOOK)

 

いきなり核心に突っ込んでいくこの3人のトークですが、結婚発表時の話題で盛り上がりつつもノブが「本番中はテンション上がって喋るけど曲の間に言い過ぎてないかって怖くなる」と言うくらいぶっちゃけトーク。正直ただのプヲタが聞いても十分面白い。

その後も

須藤「(結婚発表後のプレッシャーがすごすぎて)最後の握手会は酒呑んで臨みました」

須藤「リュックに教科書入れといて、刺されてもいいようにしていた」

 という洒落にならない状況が続いたことを告白。しかしあくまであっけらかんと、明るく発表していくあたりが須藤凛々花の恐ろしさ。

ノブ「当日朝起きて、やっぱ言うのやめようっておもわなかった?」

中井「それまで見てて、感謝の気持ちをみんなが伝えているなか、悪くいうと裏切りを伝える経緯って・・・怖気づいたりしなかったんですか?」

須藤「でも言う前に、彼と電話したんスよ。ほんとゴメンみたいな。でも言いたいから言うわ、みたいな。」

ノブ「そしたら彼氏は?」

須藤「ありがとう、いい人生にしよう、みたいな。」

ノブ「なるほど、そういうことだ。世界に2人しかいなかったら最高のシーンやな」

須藤「でも言う前に、冠番組の麻雀番組「りりぽんのトップ目とったんで」のプロデューサーの顔を見て、やべ!番組おわるじゃん、ごめん!って。色んな人の顔を見て。あーってなって。でも決めたから、しょうがない。みたいな。」

 ノブ「んーでも勇気あるわ~。中井ちゃん顔ひん曲がってる?涙目みたいになってるで」

中井「いや違うんですよ、私が言いたいのは、そこにお金をかけて応援したファンがいたのが一番の問題なんですよ!その人達ですよね・・・。」

ノブ「でも応援するためにお金使ってるからな・・・それはどうやろ・・・。」 

 あくまで、あえてファン目線で話す中井りか。一般人のノブ、そして当事者の須藤凛々花。そこで総選挙で言うのはやっぱりムリ、いつかはファンにも言うけどそこじゃない、という中井りかに

須藤「え~、でも絶対ビジネスになるなって思ったんですよ。あの違いますよ、総選挙で言わなかったら誰かに利用されるって思ったんですよ。」

中井「ああ~」

須藤「だから、生放送で、検閲なしの場所はそこしかなくて~」

ノブ「凄いなお前は」

須藤「だから大人の人が演出できないじゃないですか。だから、総選挙は私にとって本当大事な場所だったんですよファンとしても。だからこそ言いたかったんですよ!応援してくれてる人に言いたかったんです」

ノブ「運営やスタッフに言うと、特番にしようとか、ビジネスにしようってのがイヤだったんだ」

須藤「はい」

ノブ「だから思い切り言ってやろうっていう。でもファンの人が怒るのももちろん」

須藤「でも思ったんですよ辛くて。でもそしたら一生卒業できねえなって。卒業することも裏切りじゃないですか。ずっとアイドルを見たいから。でも総選挙って、次のシングルのセンターを決めるイベントじゃないですか。だから私は次のシングルを最後にして、出て、そこで終わらそうって思いだったんで。裏切りっていうか・・・なんだろう。今も挑戦中って感じです」

 とにかく肝が座っているのと、自分の心情説明が抜群に上手い須藤凛々花。このあとも刺激的なワードが飛び出てきたし面白かったのでぜひ実際に聞いて頂きたい。RADIKOのタイムフリーが終わってもなんかしらの手段を使って聞いて頂きたい。去年の今頃世間を騒がせた須藤凛々花がしっかりと自分の口で語り、そして考えさせられる番組でした。そしてこのあとはワードだけ拾っていきますが

須藤「とてつもない二択を迫られて、仕事もプライベートも大事だったんスよ、どっちかを取るのはヒドいって思って。でもそしたらもっとヒドいことしちゃったっていう(笑)」

須藤「チューしたのは報告したつもり。二十歳の誕生日に出した自分の本のあとがきに、十代はキスしなかった、って。」

須藤「全然燃えないッスよ!コソコソする恋愛ってクソですよ!観覧車の中でするベロチューは最高ですよ!それが幸せですよ!」

須藤「気持ち悪い人には嫌われたほうがいいんですよ!絶対に」

須藤「ラップしまーす」

須藤凛々花が「前回(卒業一週間前)のラジオとは大違いでぶっちゃけられた」というだけあって、とにかく濃厚で面白かった!正直全部書き起こしたい!でも大変なので、誰かが本にしてくれたら買います!そしてこの対談パートが終わって須藤凛々花が帰ったあとも、ゴッドタンプロデューサーでおなじみの佐久間さんが登場して三人でのトーク。これも面白かったので余裕があったら取り上げるかもしれません。とにかく濃密すぎた2時間。中井りか、須藤凛々花、千鳥ノブ、面白かったです! 

BUBKA (ブブカ) 2018年7月号

BUBKA (ブブカ) 2018年7月号

 

 吉田豪の中井りかインタビュー付き。当然面白かったです。 

人生を危険にさらせ! (幻冬舎文庫)

人生を危険にさらせ! (幻冬舎文庫)

 

 今見ると予言にも程がある須藤凛々花の本。とりあえずAmazonでポチりました!

オファー来てたんですね。やはり。

須藤凛々花の去り際のコメント

中井「壇上コメント、何がいいと思いますか?」

須藤「大手事務所の男とつきあってま~す」

ノブ「最悪や!最悪や!それ炎上どころじゃないから!すべてのイベントが消滅!シュン!って消滅!」

 さすがでした。f:id:otokoman:20180616181937p:plain

追記:中井りか37位!もうちょっと行くかな、と思ってましたが。

壇上コメント追記しました

私はSHOWROOMで一位を取ることが出来ました。

でも、私やっちまいました。木曜日の朝に4名の記者の方に囲まれて、直撃取材を受けました。いわゆる文春砲なんですけど。そのとき帽子とかマスクとか一切してないので写りが悪いかもしれないです、すいませんでした!

悪目立ちするとこういう事が起きるんだなと。

アイドルだって色々あるんだよ!ありがとうございました!

なんと!詳細は報道されてから説明したいとのことですが、須藤凛々花のコメントが実際になるのか・・・。どうするどうなる中井りか。さすがです。