もう先月になりますが、5月24日の朝、FITE.TVでAEWのPPV、「DOUBLE OR NOTHING」を観戦しました。コロナ禍のこの中、セミファイナルまでは無観客の室内会場で行われていました。内容としては盛りだくさんの内容で、マイク・タイソンが来場したり
志田光がAEW女子チャンピオンになり、観戦していたさくらえみが号泣したり(チョコプロでWATCHING PARTYをしていたのでチョコプロのYOUTUBE配信を見ながらPPVを観戦していました)
と、セミファイナルまで充実した大会が繰り広げられ、ついにメインイベント。そして画面は一変、フットボールスタジアムに変わりました。
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メインイベント
スタジアム・スタンピード・マッチ
INNER CIRCLE
クリス・ジェリコ&サミー・ゲバラ&ジェイク・ヘイガー&サンタナ&オルティス
VS
THE ELITE
ケニー・オメガ&ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン&ハングマン・ペイジ&マット・ハーディー
スタジアムが映し出すとスモークが焚かれ、その中から次々と選手が入場。とりあえず日本ではなかなか見られないスケールのデカさ。さすが金があるだけあるというか。DDTが昔やった東京ドーム路上プロレスの超金があるバージョンというか。いきなり圧倒されます。
DDT路上プロレスについての過去エントリはこちら。金があれば解決するのかも
一応リングが真ん中にあり、チアガール達が応援する中試合開始。フットボールコスのINNER CIRCLEとTHE ELITEが激突。わちゃわちゃと闘いがそれぞれ始まります。そしてそんな中・・・。
カウボーイギミックのハングマン・ペイジが馬で登場!しっかりと操って走り回ります。このへんからもう何を見せられてるかよくわかんなくなってきますが、ま、景気いいし面白いしいいか!という気持ちに。
一応最初の方はリング上で闘ってました。しかし飛び技が映える!
しかしだんだん色んな場所を使い始めるレスラーたち。ゴールの上からケブラーダ!
何故か客席の奥の方のVIPステージみたいなところにあるプール内で乱闘に。超張り切って闘うマット・ハーディー。去年の時点ではまさか今プールで乱闘してるとは思ってもいなかったでしょう。
プールに沈められてもカメラに向けて指を立てるマット・ハーディー。楽しそう!
結果サンタナ&オルティスを鐘の音でおしおきするマット・ハーディー。イイ顔!
一方ハングマン・ペイジとジェイク・ヘイガーはバースペースでなぜか酒を酌み交わす事に。カウボーイ的にハングマン・ペイジがウイスキーグラスを滑らせて互いに一気飲み(そしてもちろんこの後大乱闘)
一方クリス・ジェリコはチームのマスコット的なのと大乱闘。エルボーでふっとばしてました。悪いやつ!
そして、以前カートにハネられたサミー・ゲバラは今回も馬、そして車に追いかけられることに。もう「車から逃げるキャラ」が浸透しつつあるのが凄い。というかカワイそう。この跡無事に逃げ切ってました。
しかし、最終的にはケニー・オメガのエグい高低差の片翼の天使に捕まってカウント3を奪われてELITE軍勝利!スゲエ!と思わず声出ました。
片翼の天使の落差がエグい!
— 男マン (@otokoman) 2020年5月24日
#aew #AEWDoN #ddtpro #njpw pic.twitter.com/2P7pO4hocL
WIN:THE ELITE
ケニー・オメガ&ニック・ジャクソン&マット・ジャクソン&ハングマン・ペイジ&マット・ハーディー
(ケニー・オメガが片翼の天使でサミー・ゲバラをフォール)
LOSE:INNER CIRCLE
クリス・ジェリコ&サミー・ゲバラ&ジェイク・ヘイガー&サンタナ&オルティス
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ELITE軍とともに嬉しそうなケニー。なんというか、この状況じゃないと実現しない破天荒な試合でしたが見せ場が次々に起きて飽きなかったし、スタジアムというロケーションを活かしまくった闘いがそこかしこで見れて楽しめました。最後はTHE ELITEのガッツポーズと花火でPPV締め!
凄かったメイン。プロレスだったか?とか、心に響いたか?とか聞かれるとそういうもんじゃないですが、子供がこれ見たら一発でヤラれそうな問答無用な爽快感&スケールの大きさが凄かった。細かいこと考えんなよ!やってやる!っていう勢いに溢れたメインイベント。童心に帰る、というと鎮撫な表現ですが、ガキの心ガッチリ掴みそうな、大人がワチャワチャ遊びまくって楽しそうなメインイベントでした。
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ケニー・オメガが新日本プロレスを抜け、AEWを設立してもう一年以上経ちました。日本での闘いを見たいファンも沢山いるでしょう。しかし、この日の戦いは新日本プロレスで闘ってると絶対に実現しなかったもの。こんなのプロレスじゃない、というのは簡単ですが、コロナという逆境の中で一点突破で凄いものを魅せてくれたケニー。この日を見ただけでも、ケニーがAEWに行った意味があったのかな、と思わせられました。
2019年は棚橋とイデオロギー闘争をしてたのが遠い昔のよう・・・。
あと飯伏もこっちのほうが楽しそうだな、とも。まあ、そこらへんは長い目で見ることにしています。とにかく楽しい、プロレスファンバンザイ!みたいなメインイベントでした。面白かった~!