衝撃!DDTプロレスリング、今林GM年末退団発表!
DDTプロレスリング、8・20大田区体育館大会「Wrestle Peterpan2022」の二夜開け会見が行われ、遠藤哲哉からKO-D無差別級タイトルを防衛した樋口和貞、高梨将弘からユニバーサル王座を奪取した上野勇希が今後の意気込みを語りましたが、個人的に衝撃だったのは前説、タイトルマッチの決定、記者会見の司会など、DDTの「客前に出るフロントマン代表」こと今林久弥GMが今年限りでのDDTプロレスリング退社を発表したことでした。
東スポの記事抜粋になりますが、退社理由としては両親の介護とのことで
「実家が九州の福岡で、両親が今2人だけで暮らしているんですが、なかなか高齢にもなってきまして。さすがに現実に向き合わなければいけないかなという思いに至りました」と語った。
続けて「自分が九州の実家と行ったり来たりすることになり、今まで通りDDTの社員として働き続けるのが難しいかなという話になりまして、年内いっぱいで退社をさせていただくことになりました」と発表した。
とのことでした。
個人的なプロレス観戦史になりますが、私は闘魂三銃士・四天王プロレスからプロレスを見始めるもUWF系、PRIDEと総合格闘技に興味が傾き、ある時期ぱったりプロレスを見なくなっていました。
そこにマッスル坂井(現スーパーササダンゴマシン)が立ち上げ、今林さんが「総合演出家・鶴見亜門」として衝撃的なデビューを果たした「マッスル」から再びプロレスを見始めてブログを始め、今に至っている、ということもあり、今プロレスを見続けているルーツでもある今林さんがDDTを退社する、しかも親の介護、というこの上なくしっかりとした、誰にも訪れる理由から、というところにどこか現実を見せられたというか。プロレスという娯楽スポーツから現実に引き戻されたような。変わらないものはない、ということを見せられたような印象になりました。
そして同時に、今までの感謝。DDT、マッスル、ひらがなまっする...。確実に今の自分を作り上げてくれたエンタテイメントのどこかにずっと今林さんがいたということをこの発表を聞いて改めて感じさせられました。
そしてその発表後、まっするからの重大発表も。今回9月に行われる「まっする」で幕を下ろすという発表でした。優しいまなざしで語り合う二人を見たらたまらない気持ちにもなり、もう何も言えない、という気持ちにもなりました。
📢9月公演にて「まっする」最終回!
— DDT ProWrestling (@ddtpro) 2022年8月22日
各公演のチケットは絶賛発売中、無料公開ゲネプロは増席により8月26日より一般申し込み受付実施!https://t.co/CnfTxvZ2Rd#ひらがなまっする #ddtpro pic.twitter.com/T0MN249Waf
今林さんがDDTを辞めるまであと4ヶ月。噛みしめるように見続けようと思ってます。
そして最後には、今までお疲れ様でした、ありがとうございます、と言います。
この本当に夢からどこか醒めたような。時の流れを感じた一日でした。
追記
散々しみじみしてからアレですが、今林さんのツイートがこちら。フルタイムじゃなくなるというくらいのことらしいです。
ただ、一つ自分の中で区切りであることは確か。感謝しつつ見届けようと思います。
お騒がせしてすみません。
— 今林久弥 (@hisayaIMB) 2022年8月22日
会社にわがまま言いまして親孝行する時間を取らせてもらうことになりました。
何かサヨナラ的な雰囲気になってるのが非常に気まずいのですが、フルタイムじゃなくなるぐらいに思ってもらえれば幸いです。
引き続きよろしくお願いします!#ddtpro https://t.co/XhHVahWpjo