あの夢の興行再び!AllTogether復活開催!やれんのか!オイ!
今を去ること二週間、4月12日に新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノア3団体が同時にTwitter上で同時発表したのが、今から12年前、東日本大震災からの復興を旗印にプロレス業界が団結、日本武道館で行われた「All Together」が復活、「All Together Again」として6月9日、両国国技館で行われる、ということでした。
そして会見が行われ、棚橋弘至、宮原健斗、清宮海斗と各団体のエースが集結、3団体が団結してビッグイベントを行うことを発表しました。
ただ、その場で詳細を説明したのが新日本プロレスの菅林直樹会長だったことから、ある程度新日本プロレスが舵を取っているようには感じましたが、その後はそれぞれ3人が抱負を述べる流れに。それぞれ普通に豊富を述べてましたが、その後の質疑応答、自分以外の2人のレスラーの印象を聞くくだりで棚橋の天然っぷりが炸裂。
棚橋「まず清宮くん、ビジュアルがいいね。うん。そして20代、宮原くんも言ったけども、とても動きのいい溌剌としたプロレスを見せてくれていると思います。そして宮原くん、元気がいい」
宮原「か、顔はなんかないですか?」
棚橋「ビジュアルもいいよ(笑)。やっぱ発信力かな? その一レスラーとして持っているエネルギーの底が知れない。そういうところが宮原くんの興味が僕も尽きないし、ファンも宮原だったらどこまでやってくれるんだろうっていう期待に繋がっていると思います。で、数式で表すと清宮くんと宮原くんの間にプラスがあって、ここ(自分の左側を指して)にイコールがある。清宮くん+宮原くん=棚橋という数式が成り立つと思います」
宮原「今よく理解ができなかったんですけど。マスコミの皆さんは理解したんですか?」
棚橋「二人のいいところを足すと棚橋になるよっていう」
宮原「凄いいいとこ取りじゃないですか」
棚橋「ハハハハ!」
宮原「ちょっと勘弁してくださいよ。そういうところちょっとやめてください」
棚橋「そういうところあるから、俺」
宮原「『ALL TOGETHER』ですから」
棚橋「でも、40代だから。な?(笑)」
そこでがっちり棚橋から受け身を取ってイジっていく宮原もたいしたもんですが、ちょっと心配になるくらいの棚橋のぼんやり回答!ともかく楽しみではあります。
そしてこれが大会ページ!なんと升席4人がけ!個人的には天龍引退試合以来!
まあ、徐々にコロナ禍より観客動員も回復しつつあり、アントニオ猪木の追悼、という名目でビッグイベントをおこなえることはプロレス界にとってはプラスのはず。両国ではありますが、4人がけなら7~8000人の動員も見えてくる。
ちなみに第一回All Togetherのメインイベントは
潮崎豪&諏訪魔&棚橋弘至
vs
中邑真輔&KENSO&杉浦貴
そして被災地に近い仙台で行われた第二回のメインは
森嶋猛&諏訪魔&棚橋弘至
vs
潮崎豪&真田聖也&内藤哲也
となっていました。12年前のAll Togetherにもメインで活躍、そして今回も新日本代表として記者会見に参加している棚橋弘至も凄いですが、12年前はバトルロイヤルに出ていた宮原健斗、デビューもしていなかった清宮海斗が団体の顔として記者会見に出ているのも感慨深いものがあります。まあ、感慨にふけてってても仕方ないとこではありますが、ともかくこれからのプロレス界にブーストをかけられるか?というこのイベント。「どうせ新日主体のマッチメイクなんでしょ?」と考える向きもあると思うし気持ちもわからんではないですが、個人的には全力で乗っかりたい、そう思います!
夢のカード続々!?All Togetherカードを考える
というわけで、ざっくりとAll Togetherカードを予想していきたいと思います。当初は海外勢大量参戦予定で考えてたんですが、新日本プロレスとAEWの合同興行「Forbidden Door」もあることだし、ここは日本人主体のマッチメイクになるだろう、3団体合同興行なんで選手たくさん出したいだろうし...。というわけで日本人主体で考えていこうと思います。
団体対抗戦を考えるときにユニット対抗戦は非常にわかりやすい構図。新日本プロレスの主なユニットはCHAOS、Bullet Club、LOS INGOBERNABLES de JAPON、United Empire、Just 5 Guysなど。プロレスリング・ノアのユニットは金剛、Good Looking Guys、STINGER、レアル等。全日本プロレスはVoodoo-Marders、Evolution等。このへんのユニットの組み合わせカードが1つ~2つはほしいところです。
ただロスインゴ、金剛はすでに新日本プロレスVSノアの対抗戦でぶつかっているのと、どちらかというとまだ浸透しきっていないユニットの対抗戦をやりたい。というわけでまず一つ。
Just 5 Guys vs Good Looking Guys
SANADA&タイチ&金丸義信&DOUKI
VS
ジェイク・リー&アンソニー・グリーン
&YO-HEY&タダスケ
鈴木軍解散後、SANADA加入でこれからのJ5Gと、ジェイク・リーがGHCヘビー奪取してノアを席巻しようとするGLGの全面対抗マッチ。IWGP世界ヘビー、GHC世界ヘビーの選手が入っていることもあり(互いに防衛してればですが)かなり注目カードになるでしょう。
そしてやっぱりヒール同士の対抗戦も組んでいきたいということで
LOS INGOBERNABLES de JAPON vs Voodoo Murders
内藤哲也&鷹木信悟&BUSHI
vs
諏訪魔&斎藤レイ&斎藤ジュン
個人的に推したい斎藤兄弟をここでぐっとピックアップしたい、という個人的思惑もありますが、内藤哲也&BUSHIが全日本プロレス大田区に出場するということで、これは全日本プロレスと絡んでいく伏線のはず。ということで全日本プロレスとの対抗戦にしてみました。
そして今回の大会タイトルに入っているように、アントニオ猪木追悼大会、というテーマのあるこの大会。というわけで当然追悼マッチが組まれるはず。ということでここは猪木にゆかりのある&猪木リスペクトの選手を集めて
アントニオ猪木追悼マッチ
鈴木みのる&オカダ・カズチカ
VS
船木誠勝&藤田和之
ほんとはオカダのところに柴田勝頼を入れたかったところですが、最近のオカダの猪木売りを考えたらこうなるかなと。ここは全日本が入らない方がいいとも思いますし、猪木の香りがする選手を集めたい。そして鈴木みのるVS船木誠勝はいつ見てもイイはず。これは見たい。組まれたら楽しみです。
そして他にはアンダーカードとして新人同士のマッチアップやジュニアヘビーの試合などあるとは思いますが、そのへんは予想していったらキリがないところなので割愛します。
そしてメインイベント。会見に来た宮原健斗、清宮海斗、棚橋弘至が組むのはなんとなく既定路線なのかな、と思ってます。実際過去のALL TOGETHERでもエースが組んだ6人タッグが肝になっていますし。そうすると相手はどうするか?ってことになりますが、ここはとりあえず各団体のそれぞれのライバル的な選手をあてがう流れになるんじゃないかと思います。単発のメインイベントとして面子が強いカード。というわけで
ALL TOGETHERスペシャルマッチ
棚橋弘至&宮原健斗&清宮海斗
vs
グレート・O・カーン&安齊勇馬&拳王
色々と考えましたが、スター3人に対抗する「世間的に強い面子」と考えたらこうなりました。プロレス界以外にも広い知名度のあるオーカーン、全日本プロレス期待の新人安斎の大抜擢、そして「拳王チャンネル」の拳王。とくにここにテーマはないですが、棚橋、宮原、清宮3人揃ってるだけでいいでしょう両国なら!
というわけで色々と考えてみました。とにかくお祭り、2023年のプロレス界を代表する興行になることは間違いないこのALL TOGETHER。6月9日までカードが決まり、いろんな煽りが発生するのをただ楽しみにして生きていこうと思います。
元気があれば何でもできる!
ありがとうございましたーッ!
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