男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

一般人と諏訪魔乱入!4・29プロレスリング・ノア後楽園大会で乱入と諏訪魔について考える。

1試合で2度!ノア後楽園で起こった乱入劇と乱入「事件」

4月29日に行われたプロレスリング・ノア後楽園大会。SNS等でもかなり話題になっていますが、第五試合として行われた清宮海斗&ショーン・レガシー&AMAKUSAvs拳王&征矢学&近藤修司の6人タッグマッチ(よく考えたらなんだこのマッチメイク?)の試合前。6人の選手が入場したところに観客の一般女性がリング内に乱入する事件が起きました。

おそらく清宮ファンであろう女性がリング上に上がり、戸惑う選手たちとレフェリーを尻目に清宮に向かって叫んでいる姿がAbemaTVの中継にも映し出され、コメントとともにキャプチャをTweetできる機能を利用してSNS上に拡散、大きな話題となりました。

この後レフェリーにより選手から引き離され、リング外からセコンドについていた選手がリング外に退出するように即して事なきを得ましたが、「この人が危険物を持っていたら」とか、「リングに素人が上がるなんて論外」、「危機管理体制は?」と大きな話題になりました。

個人的に色々と思うことはあり、思わず連ツイしましたが、思ったことを改めて個々にまとめようと思います。ツイート内容はツリーになってるのでこちらから最後までご覧ください。

個人的に思っているのは、ツイートした通り、結局選手の安全にどれだけ配慮できるか、どれだけの体制を整えられるかはどうしてもその興行で得られる利益とのトレードオフになってしまうということ。それを度外視してファンが過大な要求をすることで互いが不幸になることがSNSでは散見されている、ということです。

 

プロレスは観客と選手との距離がかなり近いエンタメではありますが、かといってその間に厳重にガードマンを配置し、観客の身体検査を徹底するにはどうしてもカネがかかる。それを後楽園、新木場レベルのハコでやって元がとれるのかどうか。

また、このような行為に及ぶファンはどうしたってどのジャンルのエンタメにもまれにいるわけですが、そのファンのために日々行われている興行の中でどれくらいの費用を事件を防ぐために費やすのか。プロレス団体も営利企業なので、やれることはおのずから限られてくる。「選手の安全を守るのは団体の義務」だということについてはおそらく団体側もファンも一致していると思いますが、そのためにどれだけの対策をすべきか。対策ができるのかとなると、団体とファンの認識が大きく乖離してるんじゃないでしょうか。

たとえば新木場とかで
「ノアの一件があったんで観客席とリングの間に3mの金網設置します」

「ガードマン雇って荷物検査の人員雇うんでチケット2000円値上げします」

とか、観客に不便になることがあったらどこまでそれが受け入れられるか。濃いめのファンが「受け入れる」と言ったところでライト層が「それじゃ行かない」となってしまったら割食うのは団体なわけで。選手の安全に配慮しながら、団体とファンが互いに憎しみ合わないような落とし所を考えるのは結構難しいように思います。

 

それをふまえてももちろん選手の安全が第一。これからノアが何かしらのリリースはすると思うんですが、大きな警備体制の改革は難しいにせよ、ノアという団体が選手を大事にしている、と思わせてくれるリリースであり、本当に真摯に選手の安全を考えていることを願ってます。

 

 

乱入っていうのはこういうことだ!諏訪魔!拳王をラストライド葬!

と、堅苦しいことを長々と書いてしまいましたが、そんな事書きたいためにブログやってるわけじゃない!この試合で書きたかったのは諏訪魔乱入!金剛勝利で終わった試合後、いつもの「金剛ポーズ」をとっている拳王、近藤修司、征矢学の後ろから諏訪魔が乱入!あっというまに近藤、征矢を蹴散らしてミドルキックを放った拳王の足をキャッチ、高々と抱えあげてラストライド一発KO!「地獄に落ちるぞ!」ときっちり吠えてみせた「諏訪魔・ノア乱入事件のことですよぉぉぉぉ!」(ターザン山本調)

www.youtube.com

とりあえずこの乱入で諏訪魔の好きなところを書き連ねていきますが

  • 乱入してから近藤、征矢を蹴散らすスピード感!
  • 拳王をラストライドの体制に持ち上げてのタメの長さ!たみゃらん!
  • 拳王を叩きつけて踏みつけそうで踏みつけない礼儀正しさ
  • ブーイングを煽ってからその大きさに思わず耳を抑えるポーズのキュートさ!
  • 律儀にリング四方に「地獄に落ちろ!」ポーズを披露するサービス精神!

そして会場を去ってからも吠えまくる諏訪魔。後楽園ホールのエレベーターの「開」ボタンを押し続ける木原リングアナ込みで最高です。

あと、次の日に行われた全日本プロレス大阪大会、諏訪魔が乱入したことによる斎藤兄弟との内輪もめも最高なのでぜひ御覧ください。諏訪魔のその場しのぎの提案に何の疑問も持たずに丸め込まれる斎藤兄弟。こういうのでいいんだよ!

いや~、いいもん見せてもらいました。やっぱり乱入っていうのはこうでなきゃ!諏訪魔の「全身プロレスラー」っぷりが存分に発揮された乱入劇でした。

 

 

いろいろあったノアの後楽園大会、色々と物議をかもしてますが、現実忘れるためにこちとらプロレス見てるわけですから。諏訪魔乱入のようなただただ豪快なプロレス内「事件」を楽しめるプロレス界であってほしいものです。ボクから以上!

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