トピック「2014年のお別れ」について
今回は読書関連エントリ。多分この倍は読んでるんですが(ほぼマンガ)中々感想書くまでのモチベーションが浮かばないんですよね。だからよっぽど書くことがあったのが今回登場したエントリということで。多いので上下に分けます。
まずこの本。この本が出たときの自分への「これでいいんだ」感がハンパなかった。プロレスファンと世間との距離感、格闘技、スポーツへの感情が本当にスっと入ってくる本でした。僕もプチ鹿島とわりと同じこと考えてましたよ!とにかく全部、世間はプロレスで出来てるんだよ!と言いたい。
プチ鹿島「教養としてのプロレス」を読んで。 - 男マンの日記
4コマ好き芸人、天津・向さんのラノベ作品。4コマもお笑いも好きなので、この本は結構期待して読んだけどちょっと乗り切れなかった印象。
天津 向「芸人ディスティネーション」を読んで。 - 男マンの日記
今年は「春日太一を見つけた」っていうのが自分の中で大きい年でした。この熱量と文章の上手さ。莫大な知識と取材量。良質なドキュメンタリーを読ませてもらいました。ドキュメンタリーであり大河ドラマ。面白かったです。
春日太一「あかんやつら~東映京都撮影所血風録~」を読んで。 - 男マンの日記
これも今年の名著。木村政彦という伝説というか、宗教というか、巨大な幻想を築き上げる上巻、それを木っ端微塵に砕き去る下巻。見事な構成、見事なコントラスト。プロレスを否定してる筆者ですが、この本の手法は確実にプロレス的なものだと思います。
増田俊也「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」を読んで - 男マンの日記
上はこれにて。基本どの本もオススメです。あえて言うと「木村政彦~」は凄かった。コクしかない本というか。凄い読書体験でした。