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ask.fmからの質問にガッツリ応えたい。「新日本プロレスの内藤はヒールターンしかないでしょうか?」

ask.fmというアプリ(知らない人や知ってる人がいろんな質問をユーザーにしてきて、それに答える)をやっていて、時々プロレス関連の質問に答えたりしてるんですが、今回ちょっとじっくり応えたい題材の質問が来たのでちょっと答えたいと思います。

 

 質問はこちら。

「新日本プロレスの内藤はヒールターンしかないでしょうか?」

シンプルな質問ですが、この質問した方はそもそも今の内藤の位置を非常に悲観的に捉えていて、その現状を打破するのはもう無理だととらえているようです。確かに内藤の最近の戦績を見ているとあまりパッとしないのは確か。復帰後の戦績をざっとWikiから抜き出してみても

2013年

6月に膝の負傷から復帰、G1クライマックス初優勝。

9月、田中将斗からNEVER無差別級のベルトを奪取、その後裕二郎、田中将斗から防衛を果たす。

 2014年

1・4東京ドームでIWGPに挑戦するもオカダに敗北。2月に石井に破れ、NEVER無差別級のベルトを失う

NJCは二回戦敗退、その後4月、石井のNEVER無差別級に挑戦するも敗北。G1でオカダとAJに勝利したために10月、オカダとIWGP挑戦権をかけて闘うも敗北。

 2015年

1・4東京ドームではAJスタイルズと闘って敗北、NJC準決勝敗退

 こうして抜き出していくと大一番で負けてばかりいる、という印象になりますが、逆に考えると負けても負けても大一番ではいいカードを確保している、とも言えるわけです。実際、番付的にも棚橋、中邑、オカダ、AJの次のグループくらいは確保しているというのが一般的な見方でしょう。

内藤のブレイクポイントがあったとすれば、ヒザの怪我を直してIWGPに挑んだ東京ドーム。ここでオカダに勝っていれば完全に第一グループ入り、チャンピオン争いを繰り広げていたはず。ここを落としたことで勢いが完全に削がれたことは確か。その後はNEVERのベルトも失い、「善戦マン」的な扱いを受けています。

この「善戦マン」的なもどかしい位置に長い間いることから「ヒールターンするしかない」という質問になるかと思いますが、実際ヒールターンが内藤の現状打破の鍵になるかは微妙かと思います。理由は3つ

・新日に「ヒール」的なレスラーは沢山いる

そもそもバレットクラブ、CHAOSがヒール的なユニットですし、真壁、矢野もヒールレスラー、裕二郎にもオカダにもヒール的な要素があります。彼らよりヒールとして突出するには相当なモデルチェンジが必要となるので、そこでの競争は結構厳しいと思われます。

・そもそも今のチャンピオンがヒールのトップである

今のIWGPチャンピオンはAJスタイルズ。バレットクラブの頂点にいるAJがトップにいるので、今ヒールターンする、というのは得策でない気がします。

・内藤の中に「ヒール」的な素養があまり無さそう

何だかんだいっても、自分の中にヒール的な部分がないとヒールターンしても大成しないもの。真面目な内藤は今までの言動を見てもあまりヒール的な要素がないので中々成功が難しいんじゃないかと思います。

   

まあ結論としては、「ヒールターンも厳しいんでいまのままやっていくのが一番」というどうということもない結論になりますが、内藤がトップに立つには何かが足りないのも確か。「スターダスト・ジーニアス」というキャッチフレーズに関しても、天才感もあり同じような難易度の飛び技を使う飯伏が新日所属になったことで霞んでしまっています。そもそも「スターダスト・ジーニアス」というキャッチフレーズ自体が何も表していないようなものなので、内藤自身の性格、個性をもっと掘り下げた上でのキャラクター作りが必要なのではないかと思います。鍵となるのは

・野球好き、広島ファンであること

・プロレスファン、というよりマニア的な資質があること

・三度の飯より寝るのが好き、というエピソード

ここらへんをふくらませてリング上に反映させていければ何かしらもう一つステップアップ出来るのではないかと思います。

武藤の向こうを張って「プロレス愛」をアピールする、プロレスオタク的キャラクターを押し出す、広島カープのユニフォームで入場するなど、ある程度強めのキャラクターをつけてそこから定着させていく方法があるかと思いますが、レスリングスタイル的にも切り返し技の攻防を好むなどマニアックな傾向が見える内藤なので、プロレスを分析していくオタク的、学者的なアプローチでプロレス博士的な打ち出しをしていくのもひとつの方法かと思います。

 

しかし本人が危機感を持っていないと変わっていかないもの。内藤がこれから一皮むけてトップ戦線に割り込んでいくためには何が必要なのか、それを見つけた時に新しい内藤が見れるのではないかと思います。ボンヤリした結論ですいません!

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 2015.4.21追記

今回出たKAMINOGE.41の飯伏インタビューが主に内藤の話で、内藤の愛すべき器の小ささ、ダメさかげんがくっきりはっきりと浮き出た名記事だったので、ここから何かしら拾って展開してくれることを希望。

f:id:otokoman:20150421035518j:plain

この話を笑いながらする飯伏を想像するとニヤニヤしてしまう。