なんと!新年早々のスキャンダル!あの新日本プロレス中邑真輔が今月末で退団、WWEに入団することが東京スポーツのWeb版で配信されました。
おそらく最初にネットで噂になりはじめたのは1月5日の深夜、レスリング・オブザーバーでの報道がきっかけでした。
そしてそれをOMASUKI FIGHTさんが邦訳して拡散(正式には記事のネタ元となったレスリングオブザーバーラジオを聴いてその内容を邦訳)。噂は大きく広まり、「すわ中邑離脱か」という空気が流れます。
内容としてはAJ・中邑・ギャローズ・アンダーソンが1月4日、新日本プロレスに離脱を通告したとのこと。中邑はしばらく新日本にとどまりベルトを落とす予定で、WWEのロイヤルランブル(1月24日)に何かしらの発表がある予定とのことでした。
レスリング・オブザーバーのメディアとしての信ぴょう性に疑問を持つむきもありましたが、個人的には
話としてはAJ、アンダーソン、ギャローズのWWE行きに真実味があるだけに中邑も...。って思ってしまうけどどうなんだろ?これってWWEも焦りがあるってことなのかな?
— 男マン(プロレス☆ブロガー) (@otokoman) January 5, 2016
と思ってました。この時点でAJはベルト挑戦失敗、5日の新日本後楽園大会ではバレットクラブの裏切りにあって追放されています。アンダーソン・ギャローズもIWGPタッグを落としているのでこの3人の離脱はある程度信ぴょう性がある話。こういう話に中邑が入っている時点で1人だけガセっていうのはあまり考えにくかったのでこれは本当かな、と。
そしてさらに信憑性が深まったのがこのツイート。
もうアレだな。あいつにナイショ話は絶対出来ないな。ま…絶対しないけど。良いとか悪いとかの前に…同じ業界人として最低だな。バカ丸出しとはこのことだ。背伸びすんなよ…バカはバカなんだからさ。もう気付けよ。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) January 6, 2016
誰のことを・・・!!と思って真っ先に浮かんだあの人のツイート。
やっぱり凄い奴だった。最初に会った時からそう思ってたな。人生は一度きり。夢に向かって頑張れゼァ。
— 永田裕志 (@nagata769) January 6, 2016
いや、あくまで勝手に結びつけただけですが・・・。前にもドームのシークレットゲストの中村あゆみを永田さんがツイートでバラしてたことあったしね・・・。
そして翌1月7日、ついに日本でも報道されます。最初は東京スポーツのWEB版で昼ごろに更新。
そしてその後、ヤフーニュースにも取り上げられることに。
これでほぼ確定かな、という雰囲気になり東京スポーツの一面を飾るニュースとなっていました。今月末までで離脱とのこと。う~ん。まだいろいろな感情がありますが、中邑が今の新日本プロレスに無くてはならない人材なのは確か。今までの中邑を振り返ると・・・。
中邑といえばデビュー当時から新日本プロレスを支えてきた看板選手の1人。最初は格闘技路線を突き進んで団体を引張り
新日低迷期にも棚橋との勝負を繰り広げて団体を盛り上げました
そして近年は独特なキャラクターを確立し、IWGPインターコンチネンタル王者としてベルトの価値を確立してきました
そして海外人気の高かった中邑。ザック・セイバーJrとも試合してます
このように新日本プロレスを牽引してきた中邑の離脱はファンにとってはショックなことでしょう。しかし新日本プロレスの歴史は選手離脱の歴史。前田・藤原らのUWF、長州らのジャパンプロレス、橋本のZERO-ONE等。そしてそこを埋めるように若手がスターにのし上がっていったもの。今回の中邑離脱で代わりにのしあがるのは誰か。
中邑WWE移籍報道でまず自分が思ってたのは・・・。
中邑退団ってことは、ICがとりあえずケニーに渡ってバレクラvsケイオスの抗争が軸になって、宙に浮いた棚橋がヒールターンして軍団作るかバレクラ入りか。ロスインゴがそこに入るにはちょっと弱いから小松が日本に残って誰か連れてくるか。色々動きがあるといいな新日。
— 男マン(プロレス☆ブロガー) (@otokoman) January 7, 2016
とか
団体のヘビー級チャンピオンとマッチメーカーとブッカーがいるケイオスは既に権力の中枢にいるわけだから、真・正規軍として悪の限りを尽くして他のユニットが総出で立ち向かうっていう展開もありかもなー。
— 男マン(プロレス☆ブロガー) (@otokoman) January 7, 2016
とかとか。
最近ずーっとオカダVS棚橋のみでIWGPヘビーを回してきた新日本プロレス。この結果を受けて混沌としていって欲しいな~というのが私の希望です。本当に首とってやる、というような熱い抗争、ドロドロした人間関係の発露、周り全てを蹴落としてのし上がろうと言う人間が何人も現れて今の新日本プロレスをグチャグチャにしてくれないかなと。
そしてこのタイミングでWWEネットワークが日本でも配信開始。若手興行のNXTが見れる他、過去のPPV、ディーヴァ番組などのコンテンツが満載です。
なにはともあれもう確定らしいので、中邑の(とりあえず)新日本での最後の日々と海外デビューを見守りたい。誰がこのタイミングでどういうアクションを起こすのか。団体はどういう風に送り出し、WWEは中邑にどういうキャラクターを与えるのか。その全ての答えは・・・「イヤァオ!」
中邑の「イヤァオ!」がいつの間にか英語表記の「YEAOOO!」になっていたのがWWE行きを暗示していたという陰謀論。
— 男マン(プロレス☆ブロガー) (@otokoman) January 7, 2016
2016/1/16追記
リンクに張った通り新日本プロレスより正式発表。中邑に関しての内容はほぼ初期報道の通り。ケニーと防衛戦をやる流れかと思いましたがIWGPインターコンチは返上。中邑の残り出場大会は以下の通り。
NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2016
2016/01/17 高知・高知サンピアセリーズ
2016/01/19 京都・京都KBSホール
2016/01/20 大阪・大阪府立体育会館・第二競技場
2016/01/22 東京・後楽園ホール
2016/01/23 東京・後楽園ホール
2016/01/24 東京・後楽園ホール
Road to THE NEW BEGINNING
2016/01/29 埼玉・所沢市民体育館・サブアリーナ
2016/01/30 東京・後楽園ホール
次のシリーズ終了後の1/25に中邑の会見を予定。その次のシリーズの途中で契約が切れるため、シリーズ途中で退団、ということになります。新日本の中邑が見れるのはあと7試合。もうベルトと絡まないため、最後の新日本での日々を振り返るようなカードが組まれるのではないかと思います。後楽園ホールはほぼ売り切れ状態ですが、他の会場はまだ少しチケットがある模様。最後の中邑を目撃しに会場に行くのもいいのではないでしょうか。行けばわかるさ!イヤァオ!
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