6月11日の「オードリーのオールナイトニッポン」は春日が体育会TVの企画、フィンスイミングでトルコに行っているために若林一人での放送。というわけでゲストに直木賞作家でおなじみの西加奈子が登場。ほぼ一年ぶりの登場でしたが、相変わらずのプロレストークを繰り広げていました。
大日本プロレス感想~不良性とデスマッチ~
若林:そういえばたまたま大日本プロレスの同じ会場で、西さんも向正面で観てて、蛍光灯と、凄かった有刺鉄線と
西:ファンの子に聞いたけど、あの試合エグかったって。たまたま若林さん見た試合が
若林:あー西:凄かった!
若林:色々観てきたけど、あれをやるって人が・・凄いっすよね、あれなんすかね
西:うん、うちも震えとまらんかった
若林:西さんもデスマッチ見るの初めてなんですよね
西:初めて!デスマッチ怖かってん!よう聞いててな、葛西純さんの話とか凄いからって聞いて行ったらな、ハマるのもわかる
若林:へー、いやなんか、それこそIPPONグランプリですらその、一本、二本しか取れなくて、めちゃめちゃ滑ってね、今まで積み上げてきたものを無くすってこともあると思うんですよ。
西:はーすごいよなー
若林:だけどほんとに、デスマッチに臨む人って今日で死ぬかもなーって当然思うんでしょうね。蛍光灯でね、あんなブロック塀で
西:思っていってはるんちゃう?コーナーからそれこそ、スネでブロックガーンいったりさー
若林:独特のアドレナリン出てるこう、人間の試合前の雰囲気ありましたよね
西:あった!メチャメチャカッコイイよなー
若林:カッコイイすよね、どの人もね
西:だから、一番だからさ。不良ってモテるっていうのは、不良って死に近いからなんだって。優等生より。だからフェロモン出てはんのんじゃない?
若林:木高さんとか、カッコイイですよね
西:木高さん、若林さん観てたの喜んではったらしいよ、で細いねんな、木高さん
若林:あ、お耳に届いてたんですね
西:そうそう
若林:めちゃめちゃかっこいいですよね・・・
西:こんなん言ったら夢ないと思うけど、お金ももらってはらへんと思うねん
若林:僕も調べましたけど・・・もっともらって欲しいっていうね
西:うん!でも、それでもやりたいんやろうな
若林:そんな、アドレナリンみたいなの出てる人に女子って惹かれるんですか?人にもよるんでしょうけどね、タイプとかあるから。
西:それって例えば、今で言うとエグザイルってそうなんじゃない?ワルっぽいやん。ワルっぽいのがかっこいいってあるんじゃない?
若林:あーなるほどねー
西:ヒゲ生やしてタトゥー入れて、それの究極がデスマッチ。エグザイルの先にデスマッチがあるんじゃない?同じ方向の先にあるんちゃう?フェロモンで言うと
若林:(笑)エグザイルの先!?あ、そういう?でもわからんでもない。HIROさんとかもライブ向かうときにアドレナリン出てるでしょうからね
西:HIROさんとかさ、めっちゃいかついやん。HIROさんの先に木高さんみたいな、葛西純さんとかがいるんじゃない?
若林:じゃあ上戸彩さんももしかしてってことがあったかもしれないですよね
西:いや見に行ってはったらわからんよなー
若林:(笑)
西:いやわからんで!後楽園ホールの2階から跳ぶねんで!
若林:また行きたいんですよデスマッチ
西加奈子と若林の相性の良さ
ちなみにこの大会、若林一人でも話していました。
このときにも大日本プロレスの給料についての話、デスマッチファイターの凄さについて話していましたが、西加奈子が加わることによりフェロモンからの不良=デスマッチ論。死に近いところにいることによる魅力の話と展開していきました。個々の話にはうなずくところもあり。EXILEが例えに出てきたところはビックリしましたが、2人で話していくことによる効果は確実にあったように思います。
ちなみに前回のトークはこちら、スイングしています。
この2人の話の弾みっぷり、聞きやすさもありますが、プロレスを話す時の盛り上がりや新しい視点は本当に面白い!KAMINOGEとかで、詳しい編集者同席でじっくり対談組んでくれないかな、と思います。徹底的に観客としての見方を突き詰めるとどうなるか。この2人の話を聞いていて興味が出てきます。対談読みたいです!
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