男マンの日記

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9・30 RIZIN.13を動画で振り返る。天心VS堀口、山本美憂、チャンピオン対決、最狂兄弟、大砂嵐!

台風接近の中、無事に大盛況で興行を終えたRIZIN.13。首都圏でのJR在来線が20:00での運休を宣言される中、試合順の変更、オープニング省略などで極力巻きでの大会運営を強いられたこの大会ですが、このヤケクソ的な空気、「早く終わらないと帰れない」という切羽詰まった感じが観客を盛り上げるスパイスともなり、実質メインだった天心VS堀口での盛り上がりは凄まじいものになりました。

 

試合順変更で生放送ではなくなったりしたせいもあり、地上波での平均視聴率は6.6%、最高視聴率は9.6%といまいち振るわず。しかし、とりあえず今回は他の夜興行がのきなみ延期、中止に追い込まれた中(X JAPANのように無観客ライブを結構した豪傑もいたりしますが、RIZINにそんな余裕があるわけもなく、チケット払い戻し一切なしという強気な態度を貫き通しました)なんとか興行を行い、27000人の観客を集め、大会自体なんとか成功。フジテレビの評価がどのようなものになったかはわかりませんが、裏番組が鉄腕Dashスペシャル、TVタックルスペシャルと強いものが揃っているなかでのこの数字なので、なんとか中継自体は続行して欲しい所。勢いは衰えたとはいえ、まだまだ地上波頼みのイベントであるRIZIN。日本のMMA、格闘技界の発展のためにもいろんな道を模索しつつサヴァイブして欲しい!なんだかんだでRIZINにかかっている要素は大きいものがあります。

 

今回もフジテレビ中継、スカパーでの中継もありましたが、GYAO!でも中継があり(基本はスカパー中継から入場曲カットしたものプラスユリオカ超特急らの解説、舞台裏インタビューで埋めたものになります。

 

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そして、試合後に試合動画を無料公開しているのもGYAO!の特徴。というわけで、ここからRIZIN.13の試合を見繕いつつ試合結果、感想を書いていこうと思います。もう散々結果など世に出てますが、知りたくない方は目次から飛んでいきなり動画再生してください。

 

   

 

 那須川天心 vs 堀口恭司

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この試合を行うためにRIZIN13が開催された、と言っても過言ではないほどのビッグカード。正直大晦日にやるんじゃないかと思ってましたが、旬を逃さないタイミングで今回開催。UFCで7勝1敗、RIZINで7戦全勝。圧倒的強さを誇る総合格闘家・堀口恭司とプロデビュー以来31戦無敗、「神童」、「天才」の名をほしいままにするキックボクサー那須川天心。世紀の対戦がキックルールで実現です。事前情報はこちらから。

 

otokoman.hatenablog.com

 

そして試合内容も期待に違わぬ名勝負に。ある程度の距離をとって飛び込んでのパンチ狙いの堀口、堀口の攻撃を冷静に見極め、待ちながら的確な蹴り、パンチを入れていく天心。互いの攻撃を紙一重でかわしつつ緊張感のある攻防。この闘いの中、笑顔をうかべながら闘う堀口の底知れなさ。

1Rは堀口の左フック、天心のハイ、ローがヒットするもののほぼ差はつかず。ただ、2Rになると天心の左ローが堀口の内ももを捉えて赤くなっていくものの堀口も動きは衰えず。天心もトリッキーな回転蹴りをヒットさせるなどほぼ差はつかず。堀口もタックルに入るなど打開策を探りますが、ここでアクシデントが。

堀口の右ミドルに合わせた天心のカウンターでのローが堀口の急所に入り、ローブローで一旦試合中断。なんとか復帰した堀口ですが再度ローブローを食らってまた中断。ここから再度試合再開したところでゴング。天心に口頭注意。堀口の3Rへの影響が懸念されました。

しかし3Rに入っても堀口の動きは落ちず。ハイキックを放ち、飛び込んでの連打を見舞っていくなどアグレッシブに攻め込んでいく堀口。しかしラスト1分あたりから天心が攻勢に。胴回し回転蹴りをヒットさせ、ミドルキック連打、ロープに追い詰めての再び回し蹴りと攻め込んだところでゴング。判定3-0で天心が堀口を降しました。

◯那須川天心(TARGET/Cygames/)

( 判定3-0※30-29、30-28、29-28)

✕堀口恭司(American Top Team)

そのときトップのキックボクサーと総合格闘家の闘い、ということで魔娑斗vsKIDになぞらえられたこの試合。内容も負けず劣らずの名勝負となりました。天心に「試合順が変わると聞いた時、試合がなくなればいいなと思った」と後から語るほどのプレッシャーを与え、天才キックボクサーと互角の戦いを演じた堀口にはただただ称賛するのみでしょう。いや~、笑顔を浮かべながらの闘いでしたが恐ろしいほどの緊張感、興奮、熱狂。素晴らしい試合でした。ありがとう天心!ありがとう堀口!そしてありがとうRIZIN!まだ見ぬ人は必見!「格闘技って面白いよ!」と胸を張って言える試合でした。

 

覚醒

覚醒

 

  

   

 

アンディ・ウィン vs 山本美憂

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この試合について語る時にこの事実は外せない。総合格闘家の山本“KID”徳郁が、9月18日に逝去。41歳の若さでした。そして、その事実を抱えつつ山本美憂は9月30日の試合に臨みます。

 

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この動画の26:40から山本美憂の煽り。インタビューでKIDについて語る美優からはこの試合に対する並々ならぬ決意が伺えます。今回対戦するアンディ・ウインは美優の総合格闘技二戦目で対戦。タックルでテイクダウンを奪うも攻めあぐね、下からの腕十字でギブアップ負けを喫している相手です。

 

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試合自体は山本美憂の成長が見える展開に。スタンドでのタックルには絶対の自信を持つ美優。今回もウインをタックルで倒し、そしてここから上をしっかりとキープ。細かいパンチを入れつつ下から攻めようとするウインに反撃を許さずに徐々に強いパウンドを入れていく。前回の対戦では下からの攻めに手こずって反撃を許していた美優ですが、今回はそこをしっかり対応。ウインをコーナーに追い詰めて動きづらくするという作戦も功を奏し、1R終盤あたりから顔面へのパウンドが当たり始めます。

2R、3Rも優勢さを崩さず、スタンドでほぼ攻撃を喰らわずにタックルから上になり殴る、という展開に。3Rにはサイドポジションからアームバー狙い、脇腹へのヒザでスタミナを奪うなど極めへの意欲も見せた美優。危なげなく判定勝利を飾りました。

◯山本美憂(KRAZY BEE)
(判定3-0)
✕アンディ・ウィン(KARATE MAFIA)

もともとアマレスエリートの山本美憂、ここにきてその優位性を生かした闘い方ができるようになってきました。44歳という年齢を考えると残りの試合は多くはないでしょうが、これからの試合も期待できそうです。そして弟の死という辛い現実と向き合いながらの勝利。ただただグっとくる試合。お疲れ様でした、と言いたい試合でした。

 

山本美憂写真集 Queen

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大砂嵐 vs ボブ・サップ

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地上波で放送され大いに話題になったこの試合。試合開始と同時の大砂嵐のラッシュにガードを固めて耐えるサップの「ヤバい・・・。倒れちゃおうかな~」みたいな表情から「あれ・・・・意外と効いてないな・・・。これはやれる?」という表情になってからの強気な試合っぷりに変わるところがハイライト。しかし2Rでの大砂嵐のテイクダウンが決まっていれば(反転されなければ)勝負はわからなかった。

◯ボブ・サップ
(判定3-0)
✕大砂嵐 

完全にフザけてる大砂嵐の入場、インターバル中にカメラで抜かれるも携帯に夢中な大砂嵐の嫁、試合後に数々の言葉を尽くしてフォローする解説席など、見どころはなんだかんだで色々あった一戦。見る側も含めて「なんとかRIZINの総合格闘技の試合として成立させた」という点では稀有な試合だったと思います。というか、大砂嵐はこれからしばらくボブ・サップ戦でいいんじゃないでしょうか。サップに勝たないと他の選手と試合出来ないというシステムで。なんだかんだで会場も爆笑に包まれ、しっかり盛り上がっていたので興行の中で一定の役割を果たしたこの試合。というわけで大晦日再戦希望!ダメな試合でしたが面白かった。

 

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浜崎朱加 vs 黒部三奈

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修斗→DEEP JEWELSとキャリアを重ね、アメリカの女子格闘技団体Invicta FCに参戦。世界アトム級のタイトルを獲得し、RIZINに参戦してきた浜崎朱加。日本最強か?という声も高い浜崎とDEEP JEWELSアトム級のチャンピオンとなり、ついにRIZIN参戦を果たした黒部美奈の闘いとなったこの一戦。チャンピオン同士の対戦、41歳という黒部の年齢も含め、注目を集めました。

 

しかし、試合に入るととにかく浜崎の強さがハッキリわかる展開に。スタンドで打ち勝った浜崎がコーナーに詰めてテイクダウン。ボコボコとパウンドを叩き込み、一度はスタンド状態になるも、1R残り時間一分あっさりとアームロックを決めて勝利。黒部に一度もチャンスを与えないまま圧勝してみせました。

◯浜崎朱加(AACC/Invictaアトム級王座)
1R 4分45秒 アームロック
✕黒部三奈(マスタージャパン/DEEP JEWELSアトム級王者)

かなりの差があった試合ですが、ようやく浜崎の本領が見えたと言ってもいいのでは。男子のドリームマッチが実現しましたが、女子に関してはこれで浅倉カンナ、浜崎朱加、山本美憂、RENAとかなりのラインナップが揃ってきたのでしばらくは女子中心に盛り上がっていくのかな、と思います。女子の”世界レベル”を見せてくれた。そんな試合でした。DEEP JEWELSも頑張らないと・・・。

 

   

 

朝倉未来 vs カルシャガ・ダウトベック

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今回兄弟での参戦となった朝倉未来と浅倉海。兄の未来が格闘技を始め、腕試しに自宅の前に弟を呼び出してブン殴ろうとしたら以外に対抗できたので弟も格闘技を始めた、という狂気の沙汰でしかないこの兄弟。18:39から始まるそのときのビデオは必見です。この兄弟が活躍していけばコスられ続けそうなVTR。面白すぎます。

www.youtube.com

もともと前田日明主催の格闘技大会「THE OUTSIDER」でデビューした浅倉未来。その後、韓国のROAD FCに参戦、そしてRIZIN参戦となりました。このあいだのRIZIN.12では戦極、UFC、パンクラスで活躍した日沖発を1RKO。ノリに乗っている26歳です。

試合は打撃に勝る未来がダウトベック相手にローキック中心にペースを握っていきます。1Rはハイキックを放った時に倒れたダウトベックの上になり、アナコンダチョークで決まる寸前まで追い込みます。2R終盤にはマウントを取ってパウンド連打。3Rではタックルに入ったダウトベックにローブローを放ってしまい中断しますが危なげなく終了。終始優位に立ったまま試合を終えました。

◯朝倉未来(トライフォース赤坂)
判定3-0
✕カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン・ Tiger Muay Thai)

弟の朝倉海も勝利を収め、兄弟揃い踏みとなった朝倉兄弟。元ケンカ最強、という強烈なバックボーンも含め、今後推されていくであろう朝倉兄弟。日本格闘技界を背負っていくかもしれない彼ら、今後に注目です。

 

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というわけで色々あったRIZIN.13、この他にも衝撃KOを飾ったダロン・クルックシャンク、引退間近と言われつつ強さを見せたミルコ・クロコップ、砂辺光久と越智春雄のパンクラス、DEEPストロー級王座対決など見どころ満載でした。なんだかんだでまだまだ盛り上がっていてくれないと困るRIZIN。GYAO!も過去動画を公開し続けるなどして協力しているので、どんどん見てどんどん格闘技界を盛り上げていきましょう。というわけで以上!選手の皆さん、RIZIN事務局の方々、そしてフジテレビの方々、お疲れ様でした!次のフジヤマ・ファイトクラブでリアルな「台風によるイベント舞台裏ドキュメント」とか見てみたい。面白かった!