男マンの日記

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マジか?それとも伏線か?ジェイ・ホワイト騒動にみる新日本プロレスのリアリティラインについて。

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ジェイ・ホワイト消える?新日本プロレスVS観客の情報戦!

今年の1・4,1・5東京ドーム。1・4に内藤哲也に勝利してIWGP二冠王へ。そして1・5にはジェイ・ホワイトに勝利したことで、飯伏幸太がIWGP二冠王に輝きました。そしてその試合後コメントブースでは号泣、錯乱したような、激しいコメントを残したジェイ・ホワイトがしばらく表舞台から姿を消し、新日本プロレスのHPから本人の紹介部分が消される、という「事件」がありました。

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毎年ドーム明けに新日本プロレスの契約交渉の結果が発表され、退団選手が判明することが多いのと、1月31日にWWEのロイヤルランブルがあり、WWEスタッフにジェイ・ホワイトが高い評価をされているという噂もあることからかなりリアルな噂として「ジェイ・ホワイト新日本プロレス退団」

という説が飛び交っていました。

 

しかし、結局2月1日の後楽園大会で石井智宏を襲撃する、という形でリングに復帰するわけですが、この流れを見て私が感じたのは明らかに新日本プロレス

「やってんな!」

ということ。基本的に無言を貫いてはいましたが、新日本プロレスの公式なHPを使ってファンを誘導したのは確か。つまりそこまでして。リング上以外の発表、媒体を使って「仕掛けて」きたということ。裏を返すと、そこまでしないと今のファンは動かせないと新日本プロレスが感じている、ということなんだと思います。(まあ、もう参戦してない選手たちが載ってたりするプロフィールページでジェイだけ消したことで逆に「やってんな」感が出てたのも確かですが)

   

アクシデントから繋げたストーリー?天山VSオーカーンの因縁マッチ

そして、リアリティということで言えば天山広吉VSグレート-O-カーンの因縁マッチ。1・6大田区大会でTHE EMPIREの三人と六人タッグで当たった天山。試合は辻がTHE EMPIREの合体技に沈みましたが、その後の乱闘でオーカーンのモンゴリアンチョップを喰らい、その後掟破りのTTDを食らった天山。その後三人のストンピングを食らって起き上がれず、かばった小島もオスプレイのヒドゥン・ブレイドを食らって昏倒。散々な試合になりました。

そして、その試合後、リングドクターにより首を固定して搬送された天山。中西学の例もあるだけに、客席からは激励の拍手が送られていました。

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結果、大事には至らなかった天山。そして、新日本プロレスはすかさずこれをストーリーに組み込んだ遺恨マッチを組み、1・23大田区大会に復帰した天山とオーカーンの対戦を連日組み、そしてモンゴリアンチョップ封印マッチとして、1・30愛知大会での一騎打ち。結果、オーカーンが勝利することになりますが、このアクシデントを即ストーリーに結びつける手法は猪木時代からアクシデントを興行に生かしてきた新日本の真骨頂と言えるかもしれません。

しかし、深読みすれば、あのような形で運ばれた天山が二週間ほどで復帰したこと、新日本プロレスのリリースに病名がなかったこと、オーカーンのTTDのあとにオスプレイがガンガンストンピングしてあげくは首を踏みつけてたことなどを考えると、新日本の「仕掛け」がどこかにあるのか?と思ってしまったのも確か。(だからプロレスは怖い、と言われると「そうかも」とも思います。)このスレスレのラインで仕掛けてきそうな緊張感を今の新日本には感じますし、私は今、そういう目線で楽しんでます。

 後藤洋央紀乱入に対して厳重注意!良い乱入と悪い乱入?

そして今回、2・3後楽園ホール大会で解説席から乱入した後藤洋央紀に対して新日本プロレスからのリリースがありました。

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2月3日、後楽園ホール大会の第2試合(オカダ・カズチカ&石井智宏&矢野通 vsEVIL&ジェイ・ホワイト&高橋裕二郎)終了後、『Fighting TVサムライ』の実況席で解説を行っていた後藤洋央紀選手が、自らの意思で解説席を離れて乱闘に参加し、ジェイ・ホワイト選手に対して攻撃を加えたことに関しまして。

試合後、ジェイ選手からの会社側に対する訴えを受け、新日本プロレスとしてはこの件を行き過ぎた行為として受け止め、後藤選手に対して厳重注意を行いました。

今後、こうしたことのないよう再発防止に努めてまいります。

 緊急事態宣言が発令されている昨今、乱入に関しては敏感な世の中ではあります。後楽園ホール側から文書を出すように指示があった可能性もありますが、それでもそもそも後等を呼び込んだの石井だったし、後藤が通ったルートは客席のそばでもなかったわけで、後頭だけに厳重注意なのはおかしい。しかも「ジェイ選手からの会社側に対する訴え」っていう一文が必要なのか。

これはつまり、「政治力も駆使して後藤を追い詰めていくジェイ」という流れに今後なっていくのでは?その第一歩なのではないか?と思わず考えてしまいました。(普通にクレーム来て正式に対処した、って可能性もありますが)どうしても「ジェイのクレーム」という部分に違和感を感じてしまいました。自分の見方が意地悪いのかもしれませんが、気になったところなのは確かです。

   

まとめ

このように、最近は公式のリリース、HPなども駆使してリング外でもリング状のストーリーを作り上げていく新日本プロレス。これがSNSで情報の回りが早くなり、色々な意見が飛び交うようになった令和での一つの進化系なのかもしれません。とにかく以前より一段階リアリティのラインを上げてきたな、と最近私が感じたことを書いてみました。特に予想とかないですがこれで以上です。とりあえず後藤とジェイの関係性を楽しみに、これからの新日本を見ていこうと思います。なんか凄いことが起こるかも。起こらないかも...。