いきなり!ジェイ・ホワイト乱入!AEWでBULLET CLUB?
4月6日(日本時間)に放映されたAEW DYNAMITE。以前からトニー・カーンが重大発表を行うとアナウンスされていましたが、本当の「サプライズ」は番組開始直後に起こりました。
派手な花火と同時に番組開始、花道から入場してきたのはリッキー・スタークス。以前DDT参戦経験もある人気選手。対戦相手のジュース・ロビンソンはすでにリング上で待ち構えていました。
リッキーがリングに登るとそこにいきなりBULLET CLUBのテーマが流れ、リッキーに襲いかかるジュース!そして花道を走って乱入してきたのはなんとジェイ・ホワイト!
ジュースと二人でリッキー・スタークスをボコボコにしたあとコーナーでアピール、ジュースとともに花道を下がって帰っていきました。
ジュース・ロビンソンとともにリッキー・スタークスを襲撃するという、衝撃的な #AEWDynamite デビューを果たしたジェイ・ホワイト @JayWhiteNZ 。
— AEW ジャパン (@AEW_jp) 2023年4月6日
彼はなぜ #AEW を選んだのか。
今もなお、バレットクラブのリーダーなのか。
ジェイは無言でドアを閉めました。 pic.twitter.com/PUKDdAGfHu
そして無言で去っていったジェイ・ホワイトが今後どういう立場でAEWに参戦するのか。レポーターの問いかけにも答えずに去っていっただけに注目されてます。
ジェイとBullet Club、そして今後のAEWと新日本プロレス
今年の1・4東京ドームでオカダ・カズチカに敗れてIWGP世界ヘビー級王座から陥落、そして2・11「THE NEW BEGINNING」大阪大会でヒクレオに敗れて日本追放、2・19サンノゼでの「Battle in the Valley」大会でエディ・キングストンとの敗者新日本追放マッチで敗北。新日本プロレス追放となりました。
外国人選手としては異例の「追放マッチ」で新日本を去ったジェイ・ホワイト。ファンの間では「WWE移籍が決まっている」という説が有力に囁かれていました。
基本的にアメリカのメジャー団体といえば圧倒的にWWE、それを追う新興団体のAEW、その他Impact Wrestling、ROH、GCWなどになりますが、ジェイを雇う経済力があり、追放マッチをしないといけない理由(WWEで別キャラになるという可能性)を考えるとWWEが最有力でした。
しかし今回AEWを選んだジェイ・ホワイト。ただ、新日本プロレスとAEWは友好関係にあり、年に一度FORBIDDEN DOORという合同興行が行われるほど。AEWに行くのなら「追放マッチ」を行う理由は何なのか。ここらへんは今後明らかになっていくのかもしれません。
そして気になるのはBULLET CLUBとの関係性。プリンス・デヴィッド、AJスタイルズ、ケニー・オメガに次ぐ4代目のリーダーだったジェイ・ホワイト。新日本から脱退したことで5代目リーダーはデビッド・フィンレーとなっています。
今回BULLET CLUBメンバーであるジュースとの共闘を事実上表明したことで、AEWでBULLET CLUBとして活躍するのか。二人の指の形がBULLET CLUBのToo Sweetサイン(日本で言うキツネの形)とは違ったため、別ユニットを組むのではないか?という噂もあります。(以前WWEがこのToo SWEETポーズを商標登録したため使えない、という説もありますが定かではありません)
そんなジェイ、先日意味深なツイートをしていました。それがこちら。
Bullet Club Black ‘n Gold.
— Switchblade Jay White (@JayWhiteNZ) 2023年4月6日
-#SwitchbladeEra#AEW#AEWdynamite pic.twitter.com/zFVHcTBFql
この「Bullet Club Black'n Gold」という名称。実際この後ジェイのツイートには#BulletClubBlacknGoldといタグが付けられており、これが二人のユニットの名前のよう。しかし新日本プロレスとの関係はどうなるのか。再合流はあるのか。「俺が新のリーダー、真のBullet Clubはこっち!」みたいなことになるのか。いにしえのnWOみたいに黒、赤みたいに分かれるのか。そして元リーダーのケニー・オメガ、元構成員のヤング・バックスとの絡みはどうなるか。個人的にはMJFとの天才対決を見てみたいところです。色々と可能性が広がるジェイ・ホワイトAEW登場。色々と楽しみになる今回の「事件」でした。
イギリスでの大イベント発表!里歩タイトルマッチ、惜しくも敗戦!
そして、トニー・カーンの本当の重大発表はイギリス・ウェンブリースタジアムでのビッグイベント開催。サッカーでは聖地的な扱いを受けているこのスタジアム。芝生部分も使用するとレッスルマニア級の観衆を入れることも可能なためここを満員にできるのか。AEWの底力が問われます。しかしさすが北米メジャー。スケールがデカい!
#AEW 待望のイギリスデビューが、8/27(日)、今年100周年を迎えるウェンブリー・スタジアムに決定!
— AEW ジャパン (@AEW_jp) 2023年4月7日
北米以外での初めてのショーであり、ここでプロレスが行われるのは30年以上ぶりのことです。
AEW: All In
先行発売:5/2(火)19時
一般発売:5/5(金)17時https://t.co/iOdyF2L9Ak
*日本時間 pic.twitter.com/rHF7ByF7OR
そして個人的な目玉だったのはジェレミー・ヘイターのAEW女子王座に里歩が挑んだタイトルマッチ。初代AEW王者でその後もAEWに参戦し続けている里歩。久々の戴冠に向けてジェレミーと激戦を繰り広げました。
明日は #AEWDynamite
— AEW ジャパン (@AEW_jp) 2023年4月5日
初代 AEW女子世界王者の里歩が、ジェイミー・ヘイターに挑戦します。
-#AEW 女子世界選手権
ジェイミー・ヘイター vs 里歩
FITEでご覧いただけます。https://t.co/AJ2Kn87IRi
月6.99ドル/7日間の無料お試し期間あり pic.twitter.com/VXyg0ov212
試合開始早々、ジェイミーが握手から奇襲しようとしたところを丸め込み、その後もコーナーから場外へのプランチャを決めるなど見せ場を作る里歩、一方のジェイミーは体格差、パワーの差を生かして殴る蹴る、バックブリーカー、エプロンへのバスターなどの力技で攻め込んでいく。互いの特色が発揮されるタイトルマッチになりました。
終盤ドラゴンスープレックス二連発、ブレーンバスターを返してのDDT、そしてコーナーからのウラカン・ラナからの蒼魔刀!しかしこれをカウント2で返されると至近距離からのラリアット、レインメーカー式の体重を浴びせるラリアットで抑え込んでジェイミー・ヘイター防衛。惜しくも里歩選手の戴冠はなりませんでした。
というわけで4・6AEW DYNAMITEはこんなところで。正直時間なくてと言い訳しつつ全部見れてはいないのでアレですが...。とにかくこれからも面白そうなAEW。AEW DARKにDDTからMAO、上野勇希、東京女子から瑞希、伊藤麻希が出ていたという情報もありますし、番組多いんでなかなか難しいですが、できるだけこれからも追って行きたいと思います。こちらからは以上!