男マンの日記

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小島聡、GHCヘビー級王座奪取&グランドスラム達成!小島はノアのピープルズ・チャンピオンになれる!

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引き続きサイバーファイトフェスのエントリになります。ちなみに今までのエントリはこちら。試合前のイベント、「フェス感」について書いたこの記事と

otokoman.hatenablog.com

今話題になっている中嶋勝彦、遠藤哲哉KO劇について書いたこのエントリの2つ。お時間があるときにお読み頂けると幸いです。

otokoman.hatenablog.com

 

ついにグランドスラム!小島聡、GHCヘビー級チャンピオン戴冠!

そして今回はメインイベントについて。メインの潮崎豪VS小島聡のGHCヘビー級チャンピオンシップ。ちなみに小島聡はIWGPヘビー、三冠ヘビーのベルトを巻いた経験があるので、このGHCのベルトを巻けば日本のメジャー3団体のベルトを全て巻いたことになる、いわゆる「グランドスラム」を達成した選手となります。

ちなみにこの「グランドスラム」を達成した選手は今までに武藤敬司、佐々木健介、高山善廣の三人。ちなみに武藤と高山はそれぞれのタッグ王座も全て戴冠しており、シングル・タッグともにグランドスラムを達成しています。

このグランドスラム、健介、武藤、高山が達成した2000年代後半は新日本、全日本、ノアの交流が盛んだったためまだ達成が容易でしたが(それでも大変だとは思いますが)今のようにある程度選手の交流が減っている状況だとかなり達成が難しい状況になっています。なので今回達成した小島はかなり凄いはず。小島もあとはGHCタッグを取ればシングル&タッグのグランドスラム達成なのでもうひと踏ん張りして欲しいところです。

 

 

試合を決めたのはラリアット!身体の分厚さが勝負を分けた!?

そして今回話題になったサイバーファイトフェスの入場演出。特に後半4試合にかなり凝った演出がなされ、ダンサーも動員してセットも凄いものがありました。

特にメインは凄かった。小島は割と普通に入場してきましたが、潮崎豪が凄かった!

ドヤ!この玉座!この演出に関しては生で見てよかった!っていうくらいの迫力でした。同時に潮崎こういうの似合いすぎ。ちょっと面白いくらい似合ってましたし、この王子様感というか。さすがでした。

試合を簡単に振り返りますが、やはりラリアットを武器とする二人。前哨戦でもラリアット合戦が繰り広げられていました。互いに両腕のラリアットを使いますが、潮崎のフィニッシャーは相手を掴み、その場で右腕で放つ剛腕ラリアット。一方小島のフィニッシャーは右腕のラリアット。どちらがそのフィニッシュを出すのか、というのが焦点となりました。

 

早めに仕掛けていったのが潮崎。先に左腕ながらラリアットを出し、ゴウフラッシャーも炸裂。ラリアット狙いの小島をカウンターのラリアットで倒すなど先に先に仕掛けていきます。しかしこれを返していく小島。そうすると小島のペースになっていきます。

潮崎もポールシフト式エメラルドフロウジョンを出すなど勝ちへの意欲を見せますが、剛腕ラリアットを小島の左腕ラリアットで返され、右腕でのラリアット、雄叫びをあげながら立ち上がった潮崎に改めてリング中央で右腕ラリアット!これでカウント3を奪い、見事小島が勝利。グランドスラムを達成しました。

 

メインイベント・GHCヘビー級選手権試合

○小島聡(21分11秒 ウエスタン・ラリアットからの片エビ固め)✕潮崎豪
潮崎が初防衛に失敗、小島が第39代王者となる。

先に小島のラリアットを封じ、大技を早めに出していったこともありますが、結果的に溜めて溜めてドーン!と力を開放した小島のほうが潮崎よりパワフルかつ力強い印象を受けました。戦術、戦略というよりも人間としてのパワー、生物としての底力で小島が潮崎を上回ったというか。向かい合うと身体のサイズや肌の色もあいまって少し潮崎が華奢というか、弱々しい部分を感じてしまったのもまた事実でした。

やはりラリアットをフィニッシュにしている選手同士の戦いだとどうしても身体の大きさ、重量感、分厚さが如実に出てしまう。体重を乗せて腕を叩き込む、というシンプルな技だからこそレスラーとしての身体の差を感じてしまいました。

 

潮崎はこの試合では剛腕ラリアットを防がれているし、切り札を残した状態ではあるんですが、次、小島に挑むとしたらまた違う切り口。じっくりとした腕攻め、一点集中、または飛び技でアクセントをつけるなどの工夫を見たい。紙一重だっただけに、よけい身体の差をどこで埋めるか。それを魅せてほしいと思いました。

 

 

人柄をさらけだすマイクアピール。小島=ピープルズ・チャンピオン?

そして、試合終了後、勝ち名乗りを上げ、勝利者賞を受け取ってからマイクを取った小島が話し出します。

しんどい...。

サイバーファイトフェスティバル2022,沢山のご来場、まことにありがとうございます。

凄く強いチャンピオンと対戦して、身体が超ボロボロになっていますが、今はこの喜びを沢山の人に伝えたいと思います、本当にありがとうございます。

そして対戦してくれた潮崎!ありがとう!!!

こんな素晴らしい対戦相手に恵まれて、素晴らしいプロレス人生だと思っています。なんか引退するみたいになってますが、まだやらせてください。

そして私が小島に以前と違う可能性を感じたのはこの試合後のマイクでした。

まず「しんどい」とボヤく一言から始まり、観客への感謝。そして対戦した潮崎を「すごく強いチャンピオン」と称え「対戦してくれた潮崎!ありがとう!!!」と感謝。そして「こんな素晴らしい対戦相手に恵まれて、素晴らしいプロレス人生だと思っています」と引退するのか?っていう気持ち表明。この天然とボヤキが入り混じったマイク、ちょっとこれだけで小島を好きになりました。

このあと「いっちゃうぞバカヤロー」で締めようとしたときに拳王が乱入。

おい!小島聡。お疲れのところ悪いな。一言だけ聞いてくれ。

プロレスリング・ノアはなあ!新日本プロレスの天下りじゃねえんだよ!

このことは、ここ数年ずっと思ってたよ。武藤敬司もそうだ、藤田和之もそうだ。他にもいっぱいいるだろう。おい、小島!プロレスリング・ノアはなあ!新日本プロレスの天下り先じゃねえからな!

プロレスリング・ノア、過去の栄光のおこぼれをちょうだいしてるようじゃ、ノアに、サイバーファイトに未来は見えねえよな!俺が未来を切り開いていってやるぞ。

おい!小島!ノアで一番権威のあるそのベルト、俺に挑戦させろ。

いつもの拳王のマイク。「天下り先」というワードを使ってこの状況に切り込んできました。まあ、小島に言われても、ってとこではありますが。

そしてこれに返すマイクがまた最高でした。

拳王、もう少し年長者をいたわれよ。

お前何歳だ?俺はもうすぐ52歳になっちゃうんだぞ?

おい。年齢なんか関係ないけど、おまえのそういうやり方がすごく気に入らねえ。

だから、俺とこのベルトかけて試合しろよ、なあ。

お前に一度も触れたことがねえんだ、楽しみにしてるよ。

だったら早く帰ってくれ、これから俺の、エンディングがあるんだよ。

めったにないチャンスでやっとベルト撮ったんだよ!早く帰ってくれよ!

人柄を感じるマイク。拳王がここで帰った後エンディングに続きます。

本当に数少ないチャンスの中、こんな素晴らしい対戦相手に恵まれて、素晴らしいプロレス人生だと思っています。

なんか引退するみたいですが大丈夫です!

ダメだこういう言葉しか出てこない!

だけどこれから、イっちゃうぞバカヤロー!

私も割と前から小島聡を見てきて、どこか言動に優等生的というか、そんな印象が拭えませんでした。身体も凄いしフィニッシュも持っていますが言葉に魅力がないというか、普通のことしか言わない。SNSでもファンに好かれようという意図が見え隠れする、面白くないレスラーだと思っていました。

しかし、この日のマイクはいつもの腰の低さ、相手へのリスペクト、観客への感謝をまっすぐ表明し、それに加えて「オレ、52歳になっちゃうんだぞ」という年齢への自虐、そして武藤が引退表明したこの日になぜか二度も引退するっぽいことを言っちゃう天然っぷり、拳王に対しては赤裸々に「少ないチャンスをものにした晴れ舞台だから帰ってくれ」と本音を吐露。本音を話すことで、小島の人間的な魅力がにじみ出てくるような印象を受けました。

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バックステージでも、自分が新日本のトップにはいないことを認め、しかしノアのレベルが低いとは決して言わせない、とベルトを背負う発言。試合でも、試合後のマイクでも、ノアファンが小島聡を好きになる。この日の小島はそんな魅力に溢れていました。

 

 

次は拳王との防衛戦ですが、このまま防衛していけば小島は新日本所属でありながらもファンの支持を受ける「ピープルズ・チャンピオン」として君臨することも可能なんじゃないか。そんな気持ちにさせる、この日の小島聡でした。というわけで

このままGHCチャンピオンとして、いっちゃうぞバカヤロー!!

こちらからは以上です。お読み頂きありがとうございました!!