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男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

4・23ガンバレ☆プロレス王子大会「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない2016」格闘技プロレスの未来形がガンプロにあった!

4月23日ガンバレ☆プロレス王子大会。昼に続いて夜大会。夕方に友人と合流し、整理券をもらって並んで入場。昼もそうでしたが夜も満員。100人ちょっとしか入らない会場ですが、それでも満員にするのは凄いこと。この勢いで会場を大きくしていって欲しい。両国でパンディータ&力組とか見れる日も近いような、絶対無いような。

入場式後のマイクでは大家が昼に藤田ミノルも使うと宣言した入場曲「Bad communication」を勝って取り戻す!と力強く宣言。これで終われば美しかったんですが、今成が夜の対戦相手「謎の巨乳金髪外国人X」に興奮し、両手を突き上げて「ポイズン」コールで終了。今成の狂気が際立つ入場式となってしまいました。さすがガンプロ。

 

第1試合 2対3スペシャルハンディキャップマッチ

◯4代目3代目J-soulパンディータ&浪口修
(7分17秒 ランニング・パンダインパクト⇒体固め)
✕レインボーカワムラ&シバター&三富政行

昼にはいなかったシバターが参戦。しかしそれもあってか人数が合わず。2VS3だけどどうなってんだ、と浪口が抗議してるうちにシバターが「正々堂々と3VS2でやってやるよ」と言って試合開始。試合は炎上軍優勢でしたが、カワムラに的を絞った浪口&パンディータがたたみかけ、最後はパンディータがカワムラを押さえて3カウント。炎上軍は昼・夜あまりインパクトを残せず。トモダチ軍が居る中でヒールとしてどう振る舞っていくかがこれから問われてくるのではないでしょうか。炎上軍は上手いしいいヒール軍団だと思うので参戦は続けて欲しいんですが。

 

第2試合 謎の黒船 ガンプロに襲来!

◯X=アメリカン・バルーン
(7分42秒 バルーンサルト・プレス)
✕今成夢人

今成がテンション上げてた謎の巨乳外国人はアメリカン・バルーン!ちなみにサムネイルの左のほうです。数年前にDDTに参戦していて、最近はW-1関連の仕事もしているとか。まあ、なんというか出オチというか。今成のがっかり具合が面白かったです。

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ヤケになって向かっていく今成でしたが、さすがに重さに苦しんで、最後はムーンサルト・プレスで3カウント。いやいや、面白かったです。

第3試合 スペシャルタッグマッチ

◯富永真一郎&神田愛美
(11分46秒 変形フェースロック)
✕清水愛&力

 そして清水愛ガンプロ参戦二試合目となるタッグマッチ。しかも力とのタッグ、という、どっちかというとこのほうが昼より過酷なんじゃないかという試合。試合開始から、富永が昼のメインで負けたショックか元気なく攻め込まれる展開。清水も力も富永に激を飛ばしながらも攻め込みますが富永は元気が無いまま。しかし清水愛の厳しい技&言葉責めで回復。最後は変形フェースロックで清水を降しました。

清水の声をストーリーに絡めた展開。東京女子時代にはなかった展開だけに、今後の活かし方に注目です。「清水さんのおかげで回復しました!」、「元気になってよかった!」というほのかなエロを感じさせる会話が良かったですね。ンムフフフ

第4試合 スペシャルシングルマッチ

◯翔太
(13分20秒 フロッグスプラッシュ)
✕安部行洋

昼のタッグマッチ後のマイクアピールで決定したこのシングルマッチ。翔太、安部の間の感情をぶつけあう好試合になりました。元々プロレス頭のあるこの二人。翔太が試合を引っ張る形になりましたが、安部もそれに応えていく。スピード感あるグラウンドや丸め込みの応酬など見所もあり、最後は翔太がフロッグスプラッシュで締め。ガッツワールド等でも試合数をこなしているだけあって翔太の安定感が光りました。

   

第5試合 ガンバレ☆プロレスVSトモダチ軍

◯藤田ミノル&伊藤崇文
(23分52秒 首固め)
✕大家健&勝村周一郎

 そしていよいよメイン。なんと大家・藤田両者ともBad communicationで入場してくるという異常事態になりましたが、一方修斗出身の勝村、パンクラスの伊藤と格闘家対決でもあるこの試合。最初は大家組が藤田組を奇襲する形で始まりました。しかしその後に伊藤と勝村に試合権利が移るとそれからが凄かった。

めくるめくグラウンドの攻防、そこには総合のポジショニングも取り入れられたスピーディーな攻防がありました。めまぐるしくポジションを入れ替えて互いの腕、足を狙っていく。レスリングだけでなく柔術的な動きも交えたスピーディーな攻防は、今までのプロレス特有の寝技を越えた、現在の総合格闘技のエッセンスを取り入れた攻防でした。最近だと新日本での桜庭、ノアでの鈴木みのる、全日本での佐藤光留など、格闘家としてのキャリアが有るレスラーがいてその個性を生かして寝技の攻防をすることはありますが、格闘家同士の攻防ではないために、中々「プロレスでの寝技」の域を出ることは無かった。

しかし、伊藤と勝村の攻防は今の総合格闘技のエッセンスを取り入れた関節技の攻防であり、しかもしっかりとプロレスの中に溶け込んでいた凄い攻防でした。プロレスと格闘技、その融合した結果がまさかガンバレ☆プロレスで見れるとは。

そして藤田は打って変わってダーティーファイトを見せて試合をコントロールし、大家はひたすら藤田、伊藤の攻撃を受けて耐えまくる。一つの試合の中で格闘技と純プロレスが融合した、素晴らしいプロレスになっていたのが凄かった。文字通り伊藤にボコボコにされる大家がなんとか立ち上がり、勝村が巻き返す。勝村は9月に見た時よりもプロレスに順応しており、体格は細めでは有りますがそれ以外は立派にプロレスラーとして成立していました。その上で格闘技の技術をプロレスに落としこむことも出来ている。素晴らしい!凄い!と試合を見ながら、心のなかで叫んでいました。「オレは今、凄い試合を見ている」と。

ラストも藤田がレフェリーのブラインドを突き、後ろに倒れたと見せて大家の急所をキック、そのまま丸め込んで3カウントという「まさにプロレス」というフィニッシュ。随所に光った藤田の巧さが最後にも発揮されたフィニッシュ。この名試合を締めくくりました。

 

試合後のマイクでも藤田が「お客さん、いいもん見たな」というほどの試合。新日本がWWE寄りになったと言われる今、格闘技とプロレスは別物という扱いにもなっていますが、しかし両者が高度に融合したプロレスがこの日のガンプロにはあった。それだけで私の中では充分でした。 この日のガンプロのメインは、日本で一番進んだ「格闘技プロレス」だった!

GONG(ゴング)格闘技 2016年6月号

GONG(ゴング)格闘技 2016年6月号

 

 そして見所の多かった昼夜興行が終わり、一緒に観戦した友人と王子で呑んでから帰宅。なんか色々喋ってた気がします。観戦したあとに呑みたくなるのはいい興行。この日のガンプロ昼夜興行は間違いなくいい興行、心に刺さる興行でした。

 

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