なんかスターダムの話とか書いてるうちに遅くなりましたが、先週の土曜日にノア後楽園大会に行ってきました。えらく久しぶりに生観戦するノア。いつぶりなのか全く思い出せませんが(ディファ有明で見た記憶はありますが、4~5年以上前だったような気がします。
というわけでざっくり感想を。客席は8~9割の入り。結構入ってましたが、満員と言うには少々言い澱むくらいの空席はありました。
3月15日に有明コロシアム大会を控えているノア、今回はその前哨戦の意味合いが強い興業で、ほぼ何かの前哨戦と銘打ってありました。そしてメインイベントの丸藤のパートナーは「X」私は勝手に永田だと思い込んで失礼なツイートを流したりしてました。
秘密兵器Xが永田でありませんように!
— 男マン(プロレス☆ブロガー) (@otokoman) February 22, 2015
永田スマンカッタ・・・。
第1試合 GHCジュニアタッグ前哨戦
○ 拳王〈超危暴軍/みちのくプロレス〉
(4分11秒、蹴暴→エビ固め)
× 平柳玄藩〈NO MERCY〉
拳王があっさり勝利。平柳がヒールっぽかったですが拳王も竹刀で相手を殴ったりするので少々混乱しました。
第2試合 GHCジュニアタッグ前哨戦
○ 原田大輔〈NO MERCY〉
(10分9秒、片山ジャーマンスープレックスホールド)
× 大原はじめ〈超危暴軍/フリー〉
これは熱戦でした。大原のほうが格上っぽい感じでしたが結局ジャーマンで原田の勝ち。純粋に面白い試合でした。やっぱりメジャー感あるなと。
第3試合 BRAVE vs 日英テクニシャンコンビ
○ モハメド ヨネ〈BRAVE〉&中嶋勝彦〈BRAVE/DIAMOND RING〉
(12分6秒、キン肉バスター→片エビ固め)
× ザック・セイバーJr.&小川良成
ザック・セイバーJrがレスリングテクニックを存分に発揮してヨネ、中嶋組を痛めつけましたが最後はパワー負けしてヨネにキン肉バスターで負け。会場もみんなザックに釘付けでしたが、いかんせん相手がレスリングに対応出来ない物足りなさもあったので、次回はレスリング出来る相手とやってほしいところ。小川は小川のままでした。変わんないな~。
第4試合 TMDK vs Weaponized NO MERCY
○ 杉浦貴〈NO MERCY〉&齋藤彰俊〈NO MERCY〉&クワイエット・ストーム〈フリー〉
(10分33秒、オリンピック予選スラム→片エビ固め)
× ジョナ・ロック〈TMDK〉&マイキー・ニコルス〈TMDK〉&シェイン・ヘイスト〈TMDK〉
TMDKが素晴らしかった。大きい、動ける、連携もいいし客を軽くイジる茶目っ気もある。正直油断してると新日に取られかねないのでノアは頑張ってキープしたほうがいいと思います。あと杉浦の肉体コンディション、仕上げっぷりがハンパなくバキバキでした。この試合も面白かった。スピーディーな攻防の末に杉浦のオリンピック予選スラムで決着。
第5試合 超危暴軍 vs NJPW
○ 森嶋猛〈超危暴軍〉&マイバッハ谷口〈超危暴軍〉&北宮光洋〈超危暴軍〉
(10分57秒、バックドロップ→体固め)
× 小松洋平〈新日本プロレス〉&天山広吉〈新日本プロレス〉&中西学〈新日本プロレス〉
衝撃の瞬間 pic.twitter.com/iwm3anLHvl
— 男マン(プロレス☆ブロガー) (@otokoman) February 22, 2015
ノアVS新日の6人タッグ。新人の北宮が大活躍し、相手の小松、天山、中西を食う勢いを見せてました。頼もしい!森嶋がバックドロップで勝った後、「超危暴軍がノアの中心なんだよ!有明で全部ひっくり返してやる」とマイク。まあ頑張れ。
第6試合 GHCジュニアヘビー前哨戦「NOAH vs 鈴木軍」
○ タイチ〈鈴木軍〉&TAKAみちのく〈鈴木軍/KAIENTAI DOJO〉&エル・デスペラード〈鈴木軍〉
(13分36秒、タイチ式ライガーボム→エビ固め)
× 熊野準&小峠篤司〈BRAVE〉&石森太二〈BRAVE〉
ベルトを使って小峠を痛めつけたあげく、タイチが熊野から勝利。しかし熊野は頑張ってました。ノアの新人はいい選手が多い。しかしそれにもましてやっぱりTAKAとタイチは上手い。デスペラードは一回も正式にタッチして試合してないんじゃないだろうか?そのくらい二人でノアの三人を翻弄してました。流石。
しかし、タイチはTAKAや小峠より一回りデカいんですが、ほんとにジュニアヘビーなんだろうか?
第7試合 GHCヘビー級前哨戦
○ 丸藤正道〈BRAVE〉&矢野通〈新日本プロレス〉
(15分45秒、不知火→片エビ固め)
× 飯塚高史〈鈴木軍〉&鈴木みのる〈鈴木軍/パンクラスMISSION〉
丸藤入場後、マイクでX発表!そしてXは矢野通!当日東京マラソンを完走してた矢野が足を攻められまくり悶絶。「役立たずー」との声を尻目に最後はテーピングで鈴木みのるをしばりつけ、そのスキに丸藤が飯塚を不知火葬。矢野一人勝ち、全部持っていった試合でした。観客は大歓声!ハッピーエンドの雰囲気で興業が終わりました。
丸藤マイク
「フルマラソンからこの緑のマットにやってきたスーパーアスリート、矢野通に大きな拍手を。(場内大歓声)でも、矢野選手。コイツは誰だ?キャプテン・ノ アと言っている限りは俺たちの味方って信じてる。期待しています。どんなことでもいい。ワクワクしよう。ドキドキしよう。楽しもう。それを全て力にして、 3・15有明コロシアム、必ず俺が防衛します!」
結局なんだかんだで試合のクオリティも高く、テーマ設定がはっきりしていることで面白い興業でした。鈴木軍がいることで緊張感もあり、新人も活躍しているし外人勢も優秀。ちょっと3・15有明コロシアムに行きたくなりました。
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ただ、セコンド業務を新人一人でやっているのはいただけないというか可哀想なので、他のキャリア浅めの人たちも手伝ってあげてください。
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