10・12 東京女子プロレスの北沢タウンホール大会を観戦してきました。後楽園ホール大会を発表し、勢いにのる東京女子。観客もほぼ満員の中入場式が始まりました。みどころをまとめたものはこちら。
入場式にはいきなり「Fire!」とともに高木三四郎が入場し、以下の発表を。
- 東京女子プロレスにシングルのベルトを設立
- 初代チャンピオン決定戦は1・4後楽園ホール
そして、その決定戦出場者については
- 現状での権利者は中島翔子
- 決定戦出場の権利証を中島に渡し、その権利証をかけた試合を毎大会行う。権利証は勝者に移動
- もうひとりの決定戦出場者は、11月7日(土) 横浜ラジアントホールでの時間差入場バトルロイヤルの勝者
というわけで、今大会から権利書をかけた試合が行われることに。しかし、東京女子プロレス、大社長登場が定着しつつあるな・・・。社長もDDTよりどことなくのびのびと楽しそう。
第一試合
◯えーりん(7分17秒、水餃子固め)✕MIZUHO
復帰以来初のシングルのえーりんがMIZUHOに勝利。両者とも技の説得力がまだまだイマイチですが、最後は水餃子固めでえーりん勝利。頑張って行ってほしいところです。
しかしえーりんのこじはる握手会レポ面白いな。
第二試合
◯のの子(9分28秒、体固め)✕滝川あずさ
試合もそこそこに滝川に早口言葉合戦を仕掛けたり、過去の芸能活動歴を暴露にかかったのの子が面白かったです。滝川もやっぱり引き上げる相手なしにはまだまだ。のの子ももうちょっと試合で引っ張れるようになればと思います。やはり東京女子の前半戦は試合としてはなかなか厳しい物がありますが、それをいろんな工夫で埋めようとしているのも確か。ここらへんにはDDTイズムを感じます。
第三試合『1・4後楽園ホール 初代東京女子プロレス王座決定戦出場権利証争奪戦』 3WAYマッチ
◯ミウラアカネ(8分33秒、片エビ固め)✕中島翔子
※ラリアット。もう一人はハイパーミサヲ。権利証は中島からミウラに移動。
早速権利書をかけた試合では、マイクアピールでいきなりミウラを騙し討ちにしたハイパーミサヲが大活躍。互いにたくみに取り入り、裏切られ、あまり試合はせずにマイクと立ち回りで試合を作っていきます。卓越したアピール力のあるミサヲ。試合自体はまだまだですが、こういう才能が集まるのがさすがに東京女子。試合自体はパワーのミウラが中島のスピードを圧倒して最後はラリアートから3カウント。早速権利書が中島からミサヲに移動しました。しかしまだまだ波乱の予感。次の王子大会では山下とのシングル。ここでも移動の予感。
第四試合『さよなら、美威獅鬼軍』6人タッグマッチ
◯KANNA&赤井沙希&清水愛(11分50秒 片エビ固め)山下実優&坂崎ユカ&✕辰巳リカ
なぜ「さよなら、美威獅鬼軍」なのかは試合後に判明。復帰戦で見事フォールを獲ったKANNAを褒め称えた赤井沙希はマイクを持ち、「もう大丈夫、みなさん立派に美意識を身につけました、私は普通のパリジェンヌに戻ります」とリングを去り、残されたKANNA、清水愛は再び東京女子に戻る流れに。そして東京女子プロレスが団結して戦っていくことを近い、山下美優が締め、興行は終了していきました。
唐突に幕を閉じた美威獅鬼軍。「さよなら」っていうのはこういうことか・・・。正直、ノアにおける鈴木軍ばりに東京女子には必要なチームだったので、なくなるのは残念。そして赤井沙希が東京女子から退場するということで、後楽園ホール大会に向けて不安を残す幕切れとなりました。
とおもいきや、スクリーンに「次回予告」の文字が。そして・・・。
世紀末美少女伝説!
スケバンレスラー 赤宮サキ
10・24王子から参戦!!
なんつーか、安心しました・・・・。
全体的に流れるサービス精神、惜しみないサプライズ、選手自身のエンターテイメント魂tと、試合自体のクオリティを上げつつも観客を満足させようとする精神が溢れている東京女子。試合レベルの底上げはたゆまずに行って欲しいところですが、それでも行けば楽しめる団体になっています。とりあえず後楽園まであと3大会。突っ走れ東京女子!
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