4月から自粛、自粛の生活が続いていましたが、ここにきてようやく日本の39県で緊急事態宣言が解除されるなどゆっくりとコロナウイルス以後。いわゆる「アフターコロナ」的な動きが模索されてる今日このごろ。プロレス界も全日本プロレス、プロレスリング・ノア、2AWなどの団体がスタジオマッチを行ったりと模索を繰り返しています。ただ、まだ客を入れての興行はなかなか苦しいところ。満員の後楽園ホールでチャンピオン・カーニバル見てたあの日は幸せだったんだなぁ・・・。と思わず振り返ってしまう今日このごろです。
そして、そんな中。1月ほど前に立ち上げられた新団体が。その名も「チョコレートプロレス」さくらえみ率いる我闘雲舞が立ち上げたネット配信専門団体。ガトムーの本拠地、市ヶ谷チョコレート広場を舞台に積極的な展開を見せています。基本的にYOUTUBEで展開している団体なので、興味ある方はとりあえずガトムーのYOUTUBEチャンネル登録をオススメします。
まず、旗揚げ戦は「ChocoProlive!」として3月29日に行われ、なんと鈴木みのるが参戦。バリアン・アッキとのシングルマッチを行いました。この日はYOUTUBEのLIVE配信が何回か切断されるアクシデントがありましたが、なんとかあの手この手で配信して事なきを得ることに。試合もみのるに憧れを持つアッキが気力で食い下がり、ガトムーメンバーぐるみの乱闘ありの熱い展開に。なにしろ、鈴木みのるのマットプロレス、というレアもの。試合後の鈴木みのるへのさくらえみインタビューも面白く、アッキにみのるが送った言葉も染みる。このバタバタも込みで面白かった旗揚げ戦でした。
そして、その後も田中将人、藤田ミノルの参戦など精力的に興行を行っているチョコレートプロレス。しかし、このチョコレートプロレスが画期的なのは、「コンテンツがプロレスの試合だけではない」ということ。
田中将人の試合、そしてその後のトークも面白かったですが、チョコレートプロレスのもうひとつの柱はさくらえみがゲストを招いてのトーク動画。キャリアも長く、話も面白いさくらえみ。プロレスについて、自身のキャリアについて・・・。プロレスを「掘り下げる」ようなトークが面白い。新日本プロレス、DDTの実況でおなじみの村田アナとのトークや・・・。
水波綾、松本浩代との女子プロレスあの時代振り返りトークなどは、女子プロレスの歴史を振り返り、あのときってあんなことあったのか~、と勉強になりつつ楽しめます。
そして、このようにプロレス関連コンテンツだけじゃないのがこの「チョコレートプロレス」の特徴。 ガトムーの選手たちがとにかく色んなことをやってとにかく動画を上げてます。
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プロレスの動画を見ながら喋るWatching PARTY動画(他団体の試合も見たりしてるのが新鮮!)
選手がお酒飲んだり、料理作ったり、英語の勉強したり、おはようメッセージがあったり、ただただゴハン食べてたり・・・。とにかく自由に動画を上げまくってるのが面白い。正直どれがガトムーのコンテンツでどれがチョコプロのコンテンツかよくわかんなくなる多彩さです。
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このように、定期的に無観客興行をYOUTUBEで配信しながら、色んなコンテンツを常に提供し続けるチョコプロ。 最近スポンサー企業がついたりもしていますが、収入源はYOUTUBEのスーパーチャット。前代未聞の団体がこれからどうなっていくのか。さくらえみ自身が「目を閉じて全力疾走してるようなもの」と言う通り、今一番「どうなるかわからない」、「攻めてる」団体なのは確かです。さくらえみの「プロレス頭」、それぞれの選手の個性が弾けるチョコレートプロレス。動画配信の予定は、ガトムーのtwitter(@gatohmove)、ハッシュタグ #chocopro を辿っていくと判明すると思います。
色んなプロレス団体がTVマッチ、無観客試合に活路をなんとか見出そうとしている中、今だからこそ!と攻めの姿勢でネットを通じて世界に打って出たチョコレートプロレス。これからの展開に期待です!ウィーアーチョコミーント!
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