男マンの日記

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DDTとガンバレ★プロレス。2日でタイトルマッチ3回!翔太の華麗なインディペンデント・ライフ

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1月9日、10日。翔太 勝負の二日間

今年の1月9日、10日は大事な二日間でした。ガンバレ★プロレス所属の翔太選手が2日連続のタイトルマッチに挑むことが決定していたのです。

学生プロレス出身、2008年デビューの翔太選手。STYLE-E、プロレスリングHEAT-UP、ガッツワールドとインディー団体を渡り歩き、自分が見始めた2015年、すでにガンバレ★プロレスに参戦していました。160cmと小柄なこともあり、バイプレイヤー的な活躍を見せていましたが、去年の5月にガンバレ★プロレス所属となってから勢いを見せていき、去年の11月にDDTのKO-D6人タッグ王座を彰人&平田一喜とともに奪取。そしてその防衛戦で上野勇希をフォールしたことをきっかけに1月9日、上野の持つKO-Dユニバーサル王座への挑戦が決定。

そしてガンバレ★プロレスでも12月26日の板橋大会で朱崇花を直伝・雁之助クラッチで破りインディペンデント・ワールド・Jr王座を獲得。こちらは1月10日にFMW出身のミス・モンゴルの挑戦を受けることが決定しました。

こうして、翔太選手にとって、1月9日、1月10日と2日連続のタイトルマッチを行うことになったのです。これは正念場。そして、わりと長年ガンバレ★プロレスを見続けていた自分としては、ここは見届けておかなければと両日のチケットをゲット。

   

1月9日 DDTプロレスリング 後楽園ホール大会

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というわけで後楽園ホールに到着。緊急事態宣言発令直後とあって空席もありましたが、それでも7割くらいは入っていた印象でした。

この日のもう一つの注目、スーパーササダンゴマシンが北陸地方の大雪に巻き込まれて来場できず、リモートで参戦することに。この試合はインフォマーシャルマッチとして行われました。宣伝対象はこちら。 

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この件についてササダンゴマシンがプレゼンするわけですが、現地に来れないササダンゴマシン、プレゼンはリモートで行うことでこれはクリア。仕事で使えば高額商品も経費で落ちる!という名目のもと、私服を着たままのドレスアップ・ワイルドファイト(ストリートファイトマッチのJWP的表現)で試合が行われることに。

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試合開始のゴングが鳴ると、ササダンゴマシンは3Dアバター(マスクをかぶった中村)に対してリモートで口頭で指示を与えることで試合に参加。立派に(?)リモートデモ試合に参加することを証明しました。そして中村がワリを食うことに。

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その後は高額なものを見に付けている選手が狙われる展開に。彰人のスニーカーはディーノに放り投げられ、赤井沙希のカバンは武器として使われ、高木三四郎の110万(!)の時計はイスで破壊されるハメに。色々ありつつ試合は無事に(?)終了。DDTらしく楽しめました。↓の写真は高木三四郎の時計が壊れたことに衝撃を受ける面々。

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他にも全日本プロレスの岡田祐介が初登場したり、カリスマ・佐々木大輔が骨折から復帰したりと色んなトピックスもあった後楽園大会。セミファイナルではCIMAと組んだ高尾蒼馬がイラプションの樋口和貞&坂口征夫と対決。負けたもののかなり追い詰めて白熱しました。ハッキリ言って近年の高尾の試合で一番良かった。CIMA絡み以外では一切自己主張しない男こと高尾蒼馬が後楽園で輝きました。

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そして記念写真。赤井沙希のお姫様感よ。屈強なボディーガードがベルト獲ったようにも見えなくもない。しかし絵になる3人です。セコンドでしたが、赤井にはなんかドレス的なもの来ていてほしかった。

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とセミファイナルが終わりいよいよメインイベント。翔太の晴れ舞台が始まります。

   

メインイベント KO-Dユニバーサル選手権 上野勇希VS翔太

煽りVが終わって翔太登場。後楽園ホールのメインイベントで聞き慣れた翔太のテーマ曲が流れた瞬間、背中が一瞬ぞわっとなりました。シングルマッチで後楽園のメインイベント。

今までガンバレ★プロレスの大会で王子BASEMENT★MONSTER、市ヶ谷南海記念診療所、板橋グリーンホールで主に聞いてきた翔太のテーマ曲がDDT本隊の興行で、後楽園ホールで流れている。プロレスラーとして以外でもDDT、東京女子プロレスのリングスタッフ、DDTでクリス・ブルックスの通訳としても活躍していた翔太。正真正銘、プロレスラーとして、しかもKO-D6人タッグ、インディJrの2冠王として堂々とコーナーポストに立つ。ドヤ!そしてセコンドには若手通信タッグの彰人&平田。これもエモい。

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一方、王者の上野勇希は堂々の入場。竹下幸之介の同級生で、竹下を見てプロレスを初めた上野もキャリア4年。DDTのメイン戦線が板についてきました。

はっきりとマスクもいいし肉体もスマートに鍛え上げられているエース候補。インディ団体を渡り歩きリングを組み立てながらコツコツ叩き上げてきた翔太とは、DDTというインディ団体の選手でありながら真逆のレスラー人生を送ってきたと言えるかもしれません。さりげなくベルトをアピールする上野。

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試合はクリーンに握手からスタート。序盤は力比べから手四つの攻防。様々なバリエーションの腕の取り合いが繰り広げられていきます。もともとWWEのエディ・ゲレロを意識したスタイルの翔太。このへんの攻防はお手の物。キャリアで勝る翔太がペースを握っていきます。

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上野がパワーで優位に経とうとするところを翔太がうまく切り返す。その繰り返しでペースを握っていきます。技以前の攻防でしれっと優位に立つのが翔太流。切り返し、切り返しているうちにいつのまにか攻めている翔太。

上野も場外戦に持ち込んだり、高い打点のドロップキック、場外へのトルニージョなどで反撃。正統派ファイトでペースを取り戻しにかかります。

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しかし、最初に勝機を掴んだのは翔太。横入り式エビ固め!

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KO-D6人タッグ戦でも決め技となった雁之助クラッチはカウント2.しかしここからもすぐに畳み掛けていく翔太。古典的なセカンドロープに足をかけてのエビ固めは松井レフェリーに注意されて無効に。

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しかしその後、上野とのバックの取り合いから松井レフェリーに激突させて倒れたところを受け身を取るフリをして急所蹴り。これぞ翔太劇場!ここからすかさずエビに固めるもカウント2。惜しい!あわや!という場面でした。

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しかし、上野は止めを狙った翔太のフロッグ・スプラッシュをヒザで迎撃、ハーフネルソン・スープレックスと畳み掛け、翔太のラリアットをくらって両者ダウンとなるも観客からは大きな拍手。

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その後は互いの必殺技、翔太の雁之助クラッチ、上野のWR(前転しながら相手を叩きつける変形の大外刈り)を狙った攻防が繰り広げられ、互いにかわしあったところで翔太の延髄斬りをかわした上野がついにWRを決めてカウント3!見事に防衛を果たしました。

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メインイベント DDT UNIVERSAL選手権試合

○上野勇希<王者>
(16分53秒 WR→エビ固め)
✕翔太 <挑戦者>
※第4代王者が2度目の防衛に成功。

互いの技を出し合い、騙し合い、そして丸め込む翔太のいつものファイトで立ち向かったタイトルマッチ。上野もしっかりそれを受け止め、得意技をズバリと決めて勝ってみせました。息をつかせぬスピーディーかつ考えさせる、チェスのような面白さのある試合でした。

試合後の翔太は悔しがったものの上野と相手を称え合う握手。いい風の吹いたメインイベントでした。見てただけですが、ガンバレ★プロレスを応援してきた身としてはちょっと誇らしげな気持ちになるような、そんな試合でした。

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1月10日 ガンバレ★プロレス板橋グリーンホール大会

そして翌日はガンバレ★プロレスの板橋グリーンホール大会。連続札止めが続いていたガンバレ★プロレスですが、さすがにこの日は少し空席が。しかしほぼ満員と言っても良い客入りでした。もちろんコロナ対策を行いつつ客席も間を空けての開催。

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個人的注目だった第1試合。今成夢人&まなせゆうなの「ぽっちゃり女子プロレス」タッグが結成。両者ともテンション高いファイトを繰り広げ、今年開催されるというぽっちゃり女子プロレス興行に期待をもたせてくれたり

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第二試合は6人タッグ。金曜ドラマ「俺の家の話」に出演決定、今をときめく勝村周一朗出場の6人タッグ。相変わらずキレのいい関節技で観客を唸らせていました。試合も新技、カツムラスペシャルでユーマ24から快勝!今年はシングルマッチをやっていきたい、と語っていた勝村。キレキレでした。

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味方である勝村、岩崎が仲間割れを繰り広げる中、止めに入った大家健が二人に蹴飛ばされるという爆笑の場面があったり。勝村周一朗、カメラ目線でキメ!

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そして朱崇花相手にレフェリー買収して勝とうとしていたHARUKAZE。木曽レフェリーに代わって乱入した今成レフェリーがガンガン試合に介入して攻め立てるも朱崇花にふたりとも一蹴されてあえなく敗北。しかしノリノリの今成レフェリーでした。

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そしてセミファイナルは日高郁人VS石井慧介のシングルマッチ。シリアスなハードヒットのシングルマッチ。互いにエグい打撃を入れまくる激しい試合となりましたが、日高のキック連発から石見銀山(抱えあげてのフロントのバック・クラッカー的な日高の必殺技)が決まって勝利。疲労困憊の日高に勝村周一朗がシングルマッチ挑戦表明。

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メインイベント インディJr選手権 翔太vsミス・モンゴル

そしていよいよメインイベント。ハードコアマッチのため、リング上に凶器が準備されます。イス、机に加えて有刺鉄線ボードまで!さすがFMW出身のミス・モンゴルとの試合なだけに力が入ってます。板橋で有刺鉄線ボード初めて見た!

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そしてミス・モンゴル入場。真剣なおももちで相手コーナーを見つめるモンゴル。なんと有刺鉄線バット持参で登場。そして竹刀を持った翔太入場。昨日とは打って変わってストリートファイトスタイル。

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試合はいきなり凶器をフル活用する展開に。竹刀は有刺鉄線バットに吹き飛ばされた翔太。場外戦で竹刀、鉄柱攻撃と荒れていき、リングに戻ってもイスチャンバラ。板橋グリーンホールにイスの破裂音が鳴り響く!本当に昨日とは打って変わった展開に。

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先に有刺鉄線ボードに突っ込んだのはミス・モンゴルでしたが、そのままボードをリング中央に持ち込んだモンゴル。そのままブレーンバスター合戦となり、ボードの上に翔太を投げる!そしてすかさずセントーン!翔太悶絶!

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畳み掛けるミス・モンゴル。今度は机をリング上に立て、机へのツームストン・パイルドライバーでテーブルクラッシュ!デスマッチへの強さを見せつけていきます。

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翔太は続くセントーンをかわして竹刀を取り出してモンゴルを殴りまくってからのDDT→フロッグスプラッシュ!しかしこれはカウント2。

翔太もイスでモンゴルをぶん殴る。一方モンゴルもラリアット、ボディアタックから机の破片で翔太を殴りまくり、その次はイスでも殴りまくる。殴りまくる。

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イスで殴りまくったモンゴル、とどめのサンダーファイヤー・パワーボムを狙ったところを雁之助クラッチで返した翔太。これをモンゴル返せずカウント3!

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試合後マイクを取った翔太。「モンゴルさん、いや、アキさん」と呼び直し、佐野直に連れてこられたキャットファイトでの出会い、サービスエリアで愚痴ったことなど語り、「今、僕がFMWと書かれたベルトを持って、こんなハチャメチャな試合をガンバレ★プロレスで出来たことを誇りに思います。僕はFMWを知りませんが、FMWがあったから、今色んなインディー団体がある。今はアキさんしかいないですけど、FMWを作った人、関わった人すべての人達にありがとうと言わせて下さい」と感謝を表明。

ミス・モンゴルも「ひとまわりも下の翔太と、こんなババアが殴り合う試合をさせてもらったのは本当に嬉しい」と感謝し、もう一回挑戦することを誓ってリングを降りました。

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そして、このベルトをインディーレスラーの希望にしたい、とマイクで語っているところに、第二試合に出場していたヤス・ウラノが登場。

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「翔太が主役ヅラしてるのが腹が立つ」と挑戦表明したウラノ。当初、翔太は次の防衛戦(1・15のJTO後楽園大会)のあとにやりましょう、と挑戦を受け、日付を提案するも、ウラノに「12時間後どうなってるかわからない、とかツイートしてたよね、二週間後ここでプロレスできるかわからない」と詰められ、「よくあるよね、腹たつんだよああいうツイート」とバッサリ言われ、結果「今ここで」タイトルマッチをやることに木曽レフェリーが入ってきて、終了時間が迫っている、という理由で阻止しようとするもなんとか10分一本勝負、ということにして試合開始。翔太、2日で3試合目のタイトルマッチが始まりました。 

 追加試合 インディJr選手権 翔太vsヤス・ウラノ

10分一本勝負だけに両者ハイスパートな闘い。いきなりウラノが奇襲、抑え込みラッシュを翔太が返すもコーナーに叩きつけ、場外戦でもセコンドにいた春日を翔太に叩きつけるなどウラノペース。リングに戻してスリーパーで捕まえ、長時間締め上げるも翔太なんとか抜け出す。

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翔太もなんとか反撃しようとフロッグ・スプラッシュを放つもこれはウラノにかわされ自爆。やはり二試合目の翔太疲れが見えるか。避けられたところをウラノのSAYONARAに捉えられ、叩きつけられるもなんとか返してカウント2。翔太あやうし!

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しかし翔太もウラノのフロッグ・スプラッシュをヒザで迎撃。ラリアットは相打ち、ウラノが殴りまくるも雁之助クラッチで翔太が返す。ここでゴングが鳴り、10分時間切れ引き分けで翔太の防衛となりました。

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もうヘロヘロの翔太に毒づいて、改めて1月24日の防衛戦を約束してさっさと帰るウラノ。次のタイトルマッチが楽しみです。そして改めてマイクを持った翔太。

くそっ、信じらんない出来事が続々と...。起こるが...。

これがインディペンデントライフだ! 

明日は名古屋に移動だ!

これがインディペンデントライフだオイィィィ!

撤収? 洗濯? 全部自分でやる

これがインディペンデントライフだ!

というわけで次の1月24日板橋ではヤス・ウラノと対戦する、大切なもの懸けてやってやる、12時間後はどうなるかわかんないけど、目の前のこと見てまた1月24日に会えることを...。

楽しみに!

楽しみに!

胸いっぱい!

胸いっぱい!

胸いっぱいィィィィ!

楽しみにしてるからなぁぁ!

インディーファンたちよ、ごきげんよう、さようなら!

 と、嵐のような二日間を自らのマイクで締めました。

   

こうして過ぎた二日間。何かワンステージ上がったような。プロレスラー翔太・第一章の集大成を見せてくれたような二日間でした。翔太というレスラーの幅広さ、純プロレスからハードコアまでこなし、大社長も認めた「プロレスラー・翔太」

去年辺りから、今成夢人の躍進もありしっかりと自分を主役として上を見て歩いてきた翔太。ヤス・ウラノが「主役ヅラしてるのがムカつく」 と話してましたが、今、はっきりと言える。

この二日間の主役は明らかに翔太だった!と。

なんというか、いい夢を見させてもらった2日間でした。ありがとうございました!