男マンの日記

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痺れる名勝負!AEW RAMPAGEで鈴木みのるVSブライアン・ダニエルソン実現!

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鈴木みのるアメリカツアー中!その奔放な遠征ロード!

絶賛アメリカツアー中の鈴木みのる。いきなり9月8日のAEW Dynamiteに登場。小島聡VSジョン・モクスリーの試合後に「風になれ」に乗って入場。ドヤ!この観客の盛り上がり!なんとなく「風になれ」をアメリカのファンが歌ってるのが凄い。

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残念ながらモクスリーとのシングルマッチには破れましたが、そこは単発で終わった永田裕志、小島聡と違い、しっかりとネクストを用意。9月24日放送のAEW RAMPAGEでは鈴木軍の盟友、ランス・アーチャーと組み、モクスリー、キングストンと対戦。試合中にROHのホミサイドが乱入して敗れますが、リマッチがNJPW STRONGで行われる予定。10月17日放送分ではやってなかったので次週になるか。期待です。

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そんな中で実現したのが、鈴木みのるVSブライアン・ダニエルソン。言わずとしれた元WWEスーパースター、ダニエル・ブライアンがWWEを対談してAEWに登場。いきなりケニー・オメガとスゴすぎる30分時間切れ引き分けを演じて次の展開が期待されているところに鈴木みのる戦が10月15日に行われました。鈴木みのるとは17年前に対戦してそのときはブライアン・ダニエルソンが負けていますが、さすがにWWEを経てスーパースターとなった今は全くの別人。そのときの写真が週刊プロレスのサイトに掲載されています。互いに若い!

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それから年を経てドル箱カードとなり、旭川の体育館からマイアミの大会場へ。誰もが期待する中でAEW RAMPAGEのBuy InとしてYOUTUBEで無料公開されました。AEW太っ腹すぎる!

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ちなみにアメリカ行く前、鈴木みのるは仮面ライダーに凶悪犯役で出てました。仕事の振り幅よ!レスラーがしっかりと「悪くて強いやつ」として特撮番組に出ているのは好感が持てますね!

   

幻想のジャパニーズスタイル 鈴木みのるVSブライアン・ダニエルソン!

Buy Inの最終試合として行われた鈴木みのるVSダニエル・ブライアン。まずは鈴木みのるが「風になれ」で入場。そして”アメリカン・ドラゴン”ブライアン・ダニエルソンがが入場。”Yes!Yes!"コールの中、こころなしか笑みを浮かべながら入場してアピール。鈴木みのると闘える喜びに満ちているようにも見えます。そしてブライアンの入場曲のイントロが「ワルキューレの騎行」なのも藤原組長を思いださせてUWFファンにはぐっとくるところ。

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ゴングが鳴る前にさっそく額を突き合わせて刺殺戦。ゴングが鳴ると、鈴木みのるは一瞬フットワークを使いますが、オーソドックスな手四つから力比べへ。それを制したみのるを下から切り返して腕を取り、コブラツイスト狙いのブライアン。しかしすかさず返し、コブラツイストからフライングメイヤーで投げてのチンロック、しかし返して上になったブライアンが回転して膝十字固めへ。一応ロープブレイクしますが「効いてないよ」とアピールするみのる。渋い攻防が続きます。

一旦離れますが、低空タックルからドラゴンスクリュー気味にみのるを倒し、足を狙うブライアン。取れないとみると寝たみのるにローキックを見舞ってみのるもニヤリ。この闘い、関節を取り合うUWF的というか、ブライアンが日本にいたころの前座的なファイトというか、いわゆる一時のジャパニーズ・スタイルのプロレスを互いに楽しんでいるのが伝わってきて見ていて楽しくなってしまう。さすが手練の二人の闘い、魅せます。

 

そしてその攻防を堪能したところでエルボー&キック合戦へ。キツいのをガツガツ入れていきますが、みのるの「強エルボー」というか、振り抜くエルボーがガツンと入ってブライアンダウン。舌を出して挑発するみのる!ドヤァ!!

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なんとか立ち上がりこんどはブライアンがキック連打。みのるが場外に逃れると思いきやエプロン越しの腕十字で捕らえる。スキのない戦いでその上手さと強さを見せつけていく鈴木みのる。

場外でも優位に立ち、サーフボードストレッチから相手を寝かせてのアームバー。ブライアンをうつ伏せにして腕を折り曲げてキムラロックへ。関節技のバリエーションを見せ、相手を制して極めている自分をアピールしていきます。

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しかし場外戦で形勢逆転。鉄柱に振ったのを振りかえされ、エプロンからのジャンピングニーを喰らいダウン。リングに戻され、走り込んでのPKを食らうも耐える!何発食らってもガッツポーズで耐える!しかしブライアンに蹴り倒され、寝転んだところに両腕を掴まれての踏みつけ、そこから羽根折り固めからキャトルミューティレーション!反転してフォール!鮮やかな流れで攻め込むブライアン。みのるをコーナーに追い詰めてミドルキックの連打からコーナードロップキック!

しかしコーナーへ振られたところを返したみのる、ビッグブーツからフライングメイヤーで座らせ、今度はみのるがPK!ガッツポーズで起き上がるブライアン!観客を煽り、再度PKからフォール!カウント2!しかしブライアンの顔をガンガン踏みつけていくみのる。怒りの形相で立ち上がったブライアン、再びエルボー合戦になりますが、ブレーンバスターを返したみのるが脇固め!きっちり解説も「フジワラ・アームバー!」と叫んでいるのがUWFのノスタルジーを感じますが、ブライアンもなんとかロープに逃れ、得意技のイエスロック(変形ナガタロック)狙いに。しかしみのるもなんとかロープへ。本当に派手な投げ技のない、極めと打撃の闘いが続きます。

 

ロープに逃れ、立ち上がったみのる、再びエルボー合戦へ!最初は火野裕士スタイルで両手を後ろに組んで受けていたみのる、ある程度受けてからガツンと入れるエルボーでブライアンダウン!しかし立ち上がって反撃のエルボー!互いにゴツゴツ殴り合い、互いに通じ合っていくようにも見える攻防。ダウンし、立ち上がり、一発一発打つ前に雄叫びを上げ、額をくっつけて睨み合い、そしてまた殴り合う。観客が手を上げて歓声を上げる。互いに体力の限界に近づく二人。しかしこの攻防から動いたのはみのるの方でした

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ミドルキックを連発したブライアンがロープに走ったところをかわしてスリーパー、ゴッチ式パイルドライバーを狙うもオモプラッタで返され、さらにゴッチ式を狙うも今度はショルダースルーで返されるみのる。再びロープワークで走り込んできたブライアンをかわし、定番のロープワークからのスリーパー、ゴッチ式パイルドライバーを狙いますがブライアンもそれをさらにロープワークでかわし、走り込んでランニングニー炸裂!1・2・3!カウント3を奪い、ブライアン・ダニエルソンが勝利しました!

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疲労の中、一瞬感極まったような表情を浮かべたブライアン。コーナーに登ってアピールし、すでにみのるはリングを去っている中で痛そうにアゴを押さえ、しゃがみこんだところで試合中継は終わりました。

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しかし、二人ともほんとうに凄く、楽しく、熱い試合を見せてくれました。テンション高い殴りあい、関節技の切りかえしあい、ラストのロープワークでのタイミングの外しあい、ほんとうにいろんな要素が噛み合って熱狂を生んでいたように思います。

いや~、凄かった!

   

ブライアン・ダニエルソンの"ルーツ"と鈴木みのるの"レジェンド"性

本当にちゃんとした投げ技がひとつも出なかったこの試合。場外戦はありましたが、それ以外はエルボー、蹴り、関節技で20分超えの試合をあれだけテンション高く戦い抜いた二人の凄さ。観客の度肝を抜いたケニー・オメガ戦のように、わかりやすく「山あり谷あり」の試合もできるブライアン・ダニエルソンが完全に鈴木みのるの世界に思いっきり「笑いながら」飛び込んでいった。そんな試合のように思いました。そして同じくアメリカでいつものように「笑いながら」殴り合った鈴木みのる。負けたけれど全く価値の落ちない、いやむしろその強さを観客に焼き付けて帰っていきました。

この試合で見えたのはブライアン・ダニエルソンの「ルーツ」の一つがこういうスタイルだったということ。2002年からアメリカの新日本プロレスLA道場でトレーニングを積んで新日本プロレスに参戦、2006年にはプロレスリング・ノアに参戦していたため、体に染み付いているものがあったのでしょう。どこか常に嬉しそうにファイトしていたのは、自分のルーツを刺激されたからじゃないか。そう思わせる佇まいでした。

 

一方、鈴木みのるは本当に「負けても価値が落ちない」闘い方を貫いたように見えました。強烈な、相手を一発で倒すエルボー、関節技の攻防を相手を制してのアームバーで強さを見せつける。要所要所で自らが「相手より強い」という場面を作り上げる。その「地の強さ」が観客に伝わるからこそ拍手喝采が起こる。アメリカでジョン・モクスリー、ブライアン・ダニエルソンとシングル二連敗ですが、むしろその価値を上げているように見えます。

そして今後も鈴木みのるのアメリカ遠征は続き、デスマッチ団体GCWでニック・ゲージと対戦。

そして、UWFオマージュ団体「ジョシュ・バーネット・ブラッドスポーツ」にも出場決定!鈴木みのるが止まらない!

アメリカでどんどん価値を上げていく鈴木みのる。まだまだ続くアメリカ遠征。新日本から開放され、デスマッチ、UWFルールでの闘いもまた楽しみです。というわけで最後の締めはもちろんこれ。

スズキグ~ン!イチバ~ン!!!

おあとがよろしいようで!