船木誠勝、GHCナショナル戴冠!電撃フィニッシュ!
1・22、プロレスリング・ノア大阪大会のメインイベント、GHCナショナル選手権が行われ、拳王を船木誠勝が破ってタイトル移動&試合後のマイクで金剛加入を宣言しました。
二重の衝撃を観客に与えた船木誠勝。これが船木の真骨頂というか、「マッドネス」船木誠勝が存分に発揮された一戦となりました。
試合を振り返るととにかく船木の試合、という印象のこの一戦。試合開始から互いに距離をとっていく展開。UWF的なスタートから互いに掌底、蹴りを放っていく。慎重な立ち上がりに見えました。
船木が低めのタックルに入ってテイクダウン。上をとって脇腹に掌底を打ちながらポジションを確保していき、マウントを取ってから腕十字、拳王は慌ててロープブレイク。
拳王としては間を取りたいところですが、間髪入れずに船木が攻めていきます。
立ち上がろうとする拳王に向かってサッカーボールキック連打、キックをキャッチして反撃しようとした拳王に対して浴びせ蹴りで倒す船木。反撃のスキを与えません。
浴びせ蹴りからすかさずチキンウイング・アームロックの体制に捕らえ、立ち上がらせたところでスリーパーホールドに切り替えて締め上げると拳王がタップ!3分58秒、GHCナショナル選手権試合は船木誠勝勝利!ドヤ!この形相!本当に攻め続けて一瞬で決める凄さを見せました。
本当に、この試合だけ見るとまさにUWF。拳王が攻撃するシーンがほぼ無かったのがこういうテイストの試合になった原因だと思いますが、最後まで緊張感のある試合。拳王がいわゆるノア的なスタイルとUWF的スタイル両方に順応できるからこそ出来た試合でしょうが、これからの船木がどういう相手と防衛戦をしていくのか。そのときはどういう闘いをしていくのか。興味が生まれてくる試合でした。
船木誠勝、電撃金剛加入!
そしてリング上での電撃金剛加入発表!
えー、去年からですね。拳王選手、試合していつも、あのー、刺激をですね。もらってきました。今日も朝から5時半に起きて、ドキドキ・ワクワク、いつもいい刺激をもらっています。拳王選手、ありがとう!
今日は勝ったんで、自分に提案があります。
今日から、今日からオレも、金剛に入ります!
次は赤いコスチュームで闘います
ここでM'sの丸藤、田中が思わず駆け寄る
武藤さんもわかってくれます。
はい、これからは丸藤選手、田中選手、二人共試合がしたい!
レスラーは仲良しこよしじゃ無いじゃないですか!
何年か前の決着付けましょう!まだオレ元気なんで、もう一回やりましょう
そして拳王と船木が握手、入ってきた金剛メンバーと握手、ハグをかわした船木が揃って金剛ポーズ!いや~、ビックリした!
思わずこの光景を漫画にするくらいビックリしました。これぞプロレスラー!
1・22ノア大阪大会の船木を見てさすが!と思った漫画です。周囲を振り回してこそ一流レスラー!
— 男マン@skebはじめました (@otokoman) 2022年1月23日
#noah_ghc #船木誠勝 #プロレス pic.twitter.com/ZFqgUMleER
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「殺し」を持っている船木誠勝、藤田和之
そして、これを受けて私がひとつツイートしました。これがそこそこRT、いいねされたのでここに貼っておきます。
I編集長的に言うと「殺し」を持っているか否か。「殺し」は猪木、新日の専売特許だったはずだが...。
— 男マン@skebはじめました (@otokoman) 2022年1月22日
突然突きつけられた動物的本能!船木誠勝VS藤田和之、顔面蹴りのフィニッシュが観客に提示したもの。 - 男マンの日記 https://t.co/QngwmVGYw6#noah_ghc #船木誠勝 #プロレス
「殺し」とは、元ファイト編集長の井上氏がよく口にしていた概念で、私が解釈するとプロレスの範囲外の人間としての迫力、殺気。そして本当にそのような技術や力を持っていると、試合の中からそれが匂い立ってくる。それが「殺し」を持っている、という表現になるんだと思います。
それを持っていて、試合から匂い立ってくるのが船木誠勝、藤田和之。そして鈴木みのる、ケンドー・カシン...。「あのころの新日本プロレス」の精鋭は今でも一線で闘っている。それが新日本プロレスの永田、小島、天山との違いなのかと思っています。強さという幻想ではあるんですが、それをしっかりと守っている。今回の船木のタイトルマッチで改めて感じました。
最後におまけとしてこれ付けときます。
マッドネス船木の怖いやつ。
— 男マン@skebはじめました (@otokoman) 2022年1月22日
#noah_ghc #船木誠勝 https://t.co/2lD6tJL51e
これからの船木、そして振り回される金剛が楽しみです!以上!