男マンの日記

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武藤敬司ファイナル発表!2023・2・21東京ドーム!プロレスオールスター戦実現か?

武藤敬司引退大会は2023年2月21日!in東京ドーム!

9月7日、プロレスリング・ノアが記者会見を行い、武藤敬司の引退大会が2023年2月21日(火)東京ドームで行われることが発表されました。会見全文はこちら。

battle-news.com

武藤敬司の引退大会とは言え平日の東京ドームとは強気!そしてチケット詳細を見てみるとこれが

・VIP席 500,000円(1列目)
※プラ柵内、引退記念特典付き、専用入場ゲートからのご入場
※左右のソーシャル設定はございません     
・ロイヤルシート 100,000円 (2列目:プラ柵外最前列)   
・アリーナS席 50,000円 (3列目〜)
・アリーナA席 30,000円(11列目〜)    
・アリーナB席 15,000円 (21列目〜)
・スタンドS席 10,000円
・スタンドA席 5,000円

VIP席50万円!完全に「THE MATCH」の最前列300万円を意識した値段設定!正直闘魂三銃士・四天王プロレス時代のファンは出世して金持ってるだろう、というのを見越した値段設定!二列目も10万円。それ以降はドームとしては普通というか。良心的に近いんじゃないでしょうか。最安値5000円だし。

 

 

実際に会見でもノア武田さんがドーム開催について聞かれたときに

そうですね、一つは、やはりプロレス界。不朽の名レスラー武藤敬司を送り出すのに、やっぱり一番ふさわしい会場ということで武藤さんと話し合っていく中で、案として出たんですが、最終的にどうしてもドームでやりたいなと思ったのはやっぱり6月の天心選手と武尊選手の試合を見て、やっぱプロレス界も負けない空間、これと同じようなイベントにチャレンジしなければいけないなという、思いから会場の方に問い合わせて、2月21日開けていただいて開催させていただくことになりました

ということでバリバリ意識していた模様。そして大会詳細にしても

そうですね、ノアの選手が全員出るような大会にはならないと思います。やっぱり武藤さんのキャリアからいくと、プロレスオールスター形式でいろんな団体が出る形になるとは思います。現時点ではそのように考えてます

とのこと。これは諏訪魔VS藤田和之待ったなし(違う)

さすがに平日の東京ドームということで、なりふり構わず客席を埋めにかかる模様。やっぱり新日本プロレスの棚橋、オカダ、全日本プロレスの宮原、諏訪魔らの出場も期待されますし、先日AEWではこんなことも。

ちなみに5月、THE MATCH後に書いたエントリで「今後PPVを前提としたプラットホーム主導のプロレスオールスター戦が開催される」と書きましたが、それを裏付けそうな武藤の発言も。

あの~、俺ね、先日武尊と対談したんですよ。あのね、あの試合、ペイパービューですげえ儲かったんだって。利益が出たらしいですよ。やっぱりそういうところを狙っていった方がね

武尊!THE MATCHの影響がこんなところにも!ちなみにエントリはこちらです

otokoman.hatenablog.com

そして会見には蝶野正洋も登場して「引退試合」を振られたりとかしてましたが、やっぱりぐっと来たのは会見最後の武藤のこの言葉。

実はこの本当にこう、ね、今回この東京ドームでなんていうこんなスケールのでかい引退試合っていう、この場を設けてもらえるんだけど、蝶野だってまだ引退してないし、橋本も実はまだ引退試合してない、ノアの、ね、創業者である三沢社長も引退試合とかしてないよね。なんか、もしかしたらその人たちの分も、ね、ある意味背負って、できたらなと、うん。思います

こういうことを言えるのが改めて武藤敬司の凄さ。当日は橋本真也VS三沢光晴の引退試合というか10カウントゴング、というセレモニーがあるかも。今のプロレス、昔のプロレスと歴史を感じさせるイベントになるかもしれない。プロレスの「なにか」が終わる一日になるんじゃないでしょうか。なにはともあれ楽しみに続報を待とうと思います

 

 

清宮海斗は武藤敬司をどこまで継ぐか。そして拳王は...。

そして、この記者会見の日に発売された週刊プロレスの表紙はこちら。

週刊プロレス 2022年 9/21 号 [雑誌]

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先日N-1を制覇した清宮海斗。武藤からドラゴンスクリュー、シャイニングウィザードなどの武藤殺法を継承した清宮ですが、長期欠場から復活した武藤敬司がマイクアピールで話した「武藤敬司は、バク進します!」のフレーズまで週プロからプレゼントされるとは(本人マイクで言ったりはしてないはずなので)どこまでも武藤敬司を継承していく清宮海斗。どこで自分の色にしていくか、自己主張が武藤を超えていくのか。拳王とのGHCタイトルマッチは9・25名古屋ドルフィンズアリーナ大会、その後も改めて試されるはず。

でもさすがにこの日にこのフレーズで週プロの表紙を飾るのはノアの意思もあるでしょうが、これは清宮がしっかりと「持っている」証。武藤の持つカリスマ性、プロレスラーとしての華も継承していってほしいところです。

そして、この会見の武藤登場前に清宮、拳王が登場したんですが

battle-news.com

拳王のコメントはこちら。

プロレス界のスーパースター、武藤敬司が引退する。武藤敬司の愛弟子として技まで託され、武藤が引退すると同時にノアに新しいスターを生み出そうとしている。会社そして、てめえらマスコミもそうだ、いいストーリーだよな?イイ物語だ。美しいよ。プロレスは物語、すっげー大切だ。みんな感情移入するよ。だがな、オイ、テメーらが思い描いてるストーリー通りに進んで刺激があるか?俺が!おまえらの期待を裏切ってやるよ、お前らが望んでるのは、武藤敬司の次のスーパースターは清宮海斗、そういうことだろ?俺はそのような予定調和で進んだら、このプロレス界、プロレスが駄目になると思う。だから、俺がプロレス、そしてノアをもっと新しい、もっと上のステージに連れていける。今度のGHCヘビー級選手権で勝つ、俺だ!ということだ

とのこと。確かに武藤継承のレールを敷かれている清宮に対して自分で物語を作ってきた拳王。この反発はうなずけるところ。

実際、「武藤敬司」はプロレスリング・ノアに沢山のものをもたらしましたが、その武藤がいるのも来年の2月まで。ノアにとって「ドーピング」とも言ってもいい武藤の存在があるうちにしっかりと自分の足で立ち、柱となる選手を生む必要があるノア。そのせめぎあいでもある拳王VS清宮のタイトルマッチ。武藤引退まで、ノアが試される期間は続くはず。期待に答え、次世代のエースになることが出来るのか。

 

 

9月25日、プロレスリング・ノア名古屋大会での拳王VS清宮海斗のタイトルマッチ。そのタイトルマッチまでの道筋、試合、試合後の展開含め「武藤敬司のいないノア」を見据えたものになるはず。そういう意味でもしっかりと見ようと思います。

こちらからは以上です!