清宮海斗、バックステージでの悲劇
小ネタになりますがツイートがバズったので。先日の1・8横浜アリーナ、新日本VSノアのバックステージコメントがYOUTUBEで公開されてますが、そのときに清宮海斗に起きた悲劇。
コラ!昨日の横浜アリーナ大会!なんでバックステージにイス1つしか用意してないんだよ!武藤が泣きじゃくる清宮を慰めながら入ってきたとき「良いシーンだな~」と思って見てたのに武藤だけイスに座って清宮がうずくまったとき大笑いしちゃっただろ!感動を返せ! #njpw #noah_ghc #プロレスのチカラ pic.twitter.com/sl6mwofZgj
— 男マン@skebはじめました (@otokoman) 2022年1月9日
いや、いいことは言ってるんですけどね、いいことは...。
— 男マン@skebはじめました (@otokoman) 2022年1月9日
武藤敬司「(清宮に)まだ始まったばっかりだよ。まだ今からだよ、オマエ。猪木さんの教えは『常識なんてクソ食らえ』俺もまだまだ清宮に負けてらんないよ... https://t.co/aWnOfgRL7g @YouTubeより
#njpw #noah_ghc #プロレスのチカラ
他のインタビュー全員立ちだったので、人工関節の武藤に配慮してイスを用意したと思うんですが、だったら清宮分も用意してあげて...。と言いたい。ほんとうにちょっと思い入れて見てたところに武藤が座ったのが超面白かった。感動を返して...。
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ザック・セイバーJr、優しい目でノアを語る
そして小川、丸藤と対峙したザック・セイバーJr、試合後のコメントでノア時代を回顧していました。動画最初から。
(日本語で)なつかしいなぁ~
(ここから英語)「Wrestle Kingdom」でニュージャパンのリングだけど、またあのグリーンのマットに立っている感じがした。方舟に帰ってきたような感覚だったよ。
オレが初めて来日したのは23歳の時で、当時はノアにいた。俺の人生の中で最も大事な経験だ。4年間ノアの道場で過ごした。
中でも小川良成とタッグを組んでいた二年半は、俺にとっていちばん大事な思い出だ。彼は史上最高のレスラーの一人だよ。そう思わない奴がいたら間違いなくバカだ。
それだけじゃない。彼は俺が出会った中で最も性格がいい人なんだ。彼のタッグパートナーとして活動していたことを俺は一生嬉しく思い続ける。
二年半の中で俺は彼から本当にたくさんのことを教わった、彼には借りがある。
でも俺もこんなに成長した!ザッキー・ビッグ・テッカーズ!プロレス界最高のテクニカルレスラー!誰も俺のレベルには届かない。東京ドームでタッグ王座から陥落したからって、オレの実力を甘く見るなよ?この俺が世界一だってことをもう一度お前らにしっかり思い出させてやる。
それから久しぶり!丸藤!マルとは一度しかシングルで当たったことがない。「方舟の天才」そのとおりだよ。でも俺はザッキー・ビッグ・テッカーズ!いいね!
世界最高のテクニカルレスラーVS方舟の天才はどうだ?
(日本語で)面白いね
と、コメントは以上。ノアへのリスペクトあふれるコメントですし、あの時代を大事にしていることが伝わってきます。ザックのこういう面が見れただけでも、この対抗戦があってよかった。なんとも心が暖かくなるコメントでした。
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NOSAWA論外、新日本プロレスのリングに上がった心境を語る
そして、NOSAWA論外が新日本プロレスのリングに上がった心境をバックステージで語りました。NOSAWA論外は「GURENTAI」として新日本プロレスに参戦していた2011年2月、タクシー運転手と揉めて乗り逃げする事件を起こしたため新日本プロレスから無期限出場停止処分を受けていました。その時以来の参戦。試合はエル・デスペラードに敗戦出終わりましたが、バックステージでその心境を語りました。
そうだな、対抗戦だなんだでこう...。ノアVS新日本プロレスという枠のなかで、俺がノア代表ってのも不思議な気持ちだけど、人としてまず、11年ぐらい前にさ、新日本プロレスに参戦してるところで俺がまあ、1回じゃなく2回も不祥事を..不祥事をっていうとアレだけどいけないことをして、まあ追放だよね。
で、時がたってまあ、こういう形だけど10年、11年ぶりに新日本プロレスに上がれたっていうのは、その時迷惑をかけた皆様、ねえ、この場に、まあ半分間違って入ってるんだけど、新日本のリングに俺がもう一回立てたってことはほんと、もうほんと、どうもすいません、というか、ありがとう、感謝しかないよ。これはあくまでも人としての気持ちで。
まあ、選手として考えたらやっぱこの10年、11年っていう期間は...。俺なんかプロレス界に必要じゃない人間だからさ。もう今後オレが新日本プロレスに上がることなんかないんだよ。ただもう10年、11年...早くににデスペラード、DOUKIとこのリングでやりたかったなと。俺は対抗戦とか興味ないから、それだけ。
と、複雑な心境を吐露していました。
ザック・セイバーJrといい、NOSAWA論外といい、このバックステージコメントによってプロレスリング・ノア、新日本プロレスの間に流れるストーリーが解きほぐされ、また厚みを持ってプロレスを見れる。この2つのコメントがあっただけでもこの対抗戦が会ってよかった、と思います。
ちなみにネット観戦記はこちら。新日本プロレスには清宮海斗が足りない!