男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

後楽園大爆発!5・5ガンバレ☆プロレス後楽園ホール大会で渡瀬瑞基開眼!

勝負の後楽園大会!ガンバレ☆プロレス「LOVE PHANTOM2023」

というわけで行ってきましたガンバレ☆プロレス5・5後楽園大会。全7試合ながら、どの試合にもそれぞれのガンプロメンバーにとって「意味のある」試合となっていた濃厚な興行となっていました。時間は経ってしまいましたがそれぞれの試合ごとに感想を書いて行きたいと思います。

とりあえず着席、そしていきなりこのハプニング!アメリカの業者に頼んだために制作が遅れに遅れ、タッグチャンピオンを決める大会でベルトが届いていない!なんともガンプロらしいというか、ズンドコから興行開始。しかもこれが新しいドラマを生み出すとは。この興行、はからずもこういうストーリーを回収する構成になっていました。それではスタート!

 

第1試合 ガンバレ☆プロレスvs戦闘民族

第1試合からいきなり大家健と木髙イサミ& 藤田ミノルが対峙する6人タッグマッチ。特に藤田ミノルは一時期のガンプロには欠かせない存在感を放ったレスラー。同じ後楽園ホールで大家健とメインイベントを闘ったこともあり、そもそも個人的にガンプロを見るきっかけは藤田ミノルでした。

伝説のマイク。まだ聞いたことない人全員に聞いてほしい。
マイクアピールを一つの「作品」として昇華した藤田ミノルの凄さ、
そしてそれに全力で返す大家健の魂の叫びが響きました。。
ある意味これがガンプロの出発点、ともいえる瞬間。

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トモダチ軍とガンプロの大抗争。初期ガンプロのピークを迎えたのがこの抗争でした。
これがなければ今でも自分はプロレスを見てないかも。凄かったです。

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藤田ミノルの渾身のマイクから引き込まれてガンバレ☆プロレスを見始めたのはもう8年前!!それからも色々ありながらもガンプロに欠かせない登場人物だった藤田ミノル、最近再びガンプロに上がるようになったのは嬉しいですが、以前とはガンプロに対する関わり方が違うのも確か。寂しくもあり、そうだろうな、というのもあり。イサミを立てながら一定の距離をおいて接している、という印象ですが、今回は後楽園大会。第1試合ながらどういうインパクトを残すのか、期待しながら見てきました。

試合は基本戦闘民族ペース。下村がかきまわし、藤田ミノルも吠えながら好き勝手やりつつイサミもいつも通りの貫禄。冨永がいるとはいえ、いつものようにドタドタしながらやられて呻く大家健。そして新人の中村が思いっきり突っ込んでいく。しかし流石に厳しいか、というときに一瞬訪れたチャンスをものにしたのはそのガンプロ新人レスラーの中村宗達でした。

冨永のJK、大家の炎のスピアーと畳み込んだガンプロ軍、中村宗達の渾身の抑え込み連発によってなんとイサミからカウント3!オープニングマッチから奇跡が起こった後楽園大会。いきなり爆発した後楽園ホール。あんまり言いたくない単語ですが「神興行確定」を確信した第1試合でした。

大家健&冨永真一郎&○中村宗達
(12分41秒 エビ固め)※連続抑え込み 
✕木髙イサミ& 藤田ミノル& 下村大樹

ガンプロ期待の新人中村宗達。和田拓也、岡田剛史とのグラップリングマッチなど異常に修羅場をくぐっている中村宗達。このキャリアで木髙イサミからフォールを取った新人なんてDDTにもいないはず。ここは胸を張って突き進んでほしいもの。本当に期待できる新人です!

 

 

第2試合 リアラデビュー戦

そして、第二試合は伝説の「元No.1キャバクラ嬢」のリアラデビュー戦。リアラは先日のガンジョ再スタート興行、そして再スタート2興行目に春日萌花とエキシビジョンマッチを行いました。そのときは息切れも目立ち、なんとか春日に食らいつく姿、その気持だけが目立ったリアラ。しかしデビューとなればそれだけでは...。と思っていたらなんと!シャンパンを持っての入場!

この華やかさ!立ち居振る舞いはさすが「元No.1キャバクラ嬢」というか、華を必要とする職業でトップに立っただけはある。コスチュームも金をベースとしたもので、かなり目を引くものが有りました。

そして試合開始。試合自体は本当に基本的な技を出していく展開。対戦相手のYuuRIもリアラを教えていたこともあり、エルボー合戦、ボディスラム、逆エビと責め立てていき、リアラがそのたびに立ち上がり、なんとかやりかえしていく。とにかく気合いで返していくその姿はいかにもガンプロ的というか。ドロップキックも華麗とは程遠く、打点も低いけれども相手に向かっていく。現状アスリート的に光る要素はなく、技のミスもありましたが気合はビンビン感じる試合。YuuRIのミサイルキックに沈むも、心に残るプロレスラーリアラのデビュー戦でした。

○YuuRI

(7分43秒 エビ固め)※ミサイルキック

✕リアラ

コスチューム、入場の立ち居振る舞いの華と気合で突き進むファイトのアンバランスさ、かなり美味しいキャラクターを感じたリアラ。今後、しかもガンバレ☆プロレスという環境でどういうレスラーになっていくのか楽しみになりました。

ガンバレ!リアラ!

 

 

第3試合 ミックスドタッグマッチ

そして第3試合は腎臓移植のドナーとして手術のため、レスラー休業前の最後の後楽園大会となる春日萌花の試合。春日萌花のガンバレ☆プロレスでの道程はエントリにまとめたので見ていただきたいんですが。フリーとはいえガンバレ☆プロレスには欠かせない存在の春日萌花。ガンプロの「盟友」勝村周一朗とのタッグで試合に挑みます。

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そして、以前から見ている人にはたまらない事件が。ユニット「THE HALFEE」としてともに活動、現在はプロレス休業中の桜井鷲がセコンドとして登場したのです。

試合は春日&勝村組の連携、ジャクソン&HARUKAZEの連携(まあ、ほぼHARUKAZEを武器として使用している連携でしたが)が冴え渡り、ミックストタッグの見本のような試合。セコンドとしてしっかりと二人をアシスト(を超えている時も時々ありましたが)した桜井鷲も存在感を示し、最後は春日のフットスタンプがHARUKAZEを捕らえてカウント3。THE HALFEE3人で勝利を喜ぶという多幸感に溢れた空間がそこにはありました。3人ピンクのTシャツで揃えていたのも良かったです。

 勝村周一朗& ○春日萌花
(15分21秒 片エビ固め)※ダイビング・フットスタンプ
ハートリー・ジャクソン&✕HARUKAZE 

休業前の後楽園、最後にTHE HALFEEが揃って勝利で飾る。春日萌花のための空間が作られていた暖かさ。しっかりと今までの文脈をふまえたお膳立てがされていたことが感動を呼びました。

ガンプロ最後の試合は6月3日。休業まで残り少ないですが、ファンとしてしっかり応援しようと思います。そして手術後できれば帰ってきてほしい。しかしその前に手術の成功を祈るのみ。成功してレスラーとして復帰するのが本人の幸せであれば帰ってきてもらえると嬉しいです。

 

第四試合 スペシャルシングルマッチ

そして第四試合はよっぴこと長谷川美子と角田奈穂の元アクトレスガールズ対決。アクトレス時代の先輩後輩、長谷川美子が慕っている角田奈穂とのシングルマッチ。互いに思い入れ深い一戦となりました。

試合はとにかく長谷川美子が角田奈穂に向かっていく展開。ガンガンいく、といくわけではなくしっかりと得意の足関節に向かう足攻め。地味ではありますが、小柄なりに足攻めでペースを握っていくスタイルへのこだわりを感じました。

その上で髪をつかみ合ってのエルボー合戦、足攻めからの裏アキレス腱固め、マフラーホールドでしっかりと角田奈穂を捕らえて苦しめた長谷川美子。最後は角田奈穂の紫電改に沈みましたが、得意の関節技と気合のこもった攻防を見せ、角田奈穂の必死な表情を引き出した。これからの長谷川美子を感じさせる試合でした。

  ○角田奈穂
(12分9秒 片エビ固め)※紫電改
✕長谷川美子 

首の怪我からレスラー休業、ガンプロ入団からガンジョ興行開催にYuuRIとともに涙の直訴、再旗揚げ戦ではメインを務めた長谷川美子。ここにきてプロレスラー・長谷川美子を強く主張した試合だったように思います。

 

 

第五試合 スペシャルタッグマッチ

そして第五試合は翔太がアメリカ遠征時に知り合い、日本に呼んだ二人とのタッグマッチ。高尾蒼馬とのタッグ、ROMANCE DAWNで立ち向かったタッグマッチ。

試合してみるととにかくキャラが立っているダン・ザ・ダッドとコーディ・レイン。長髪&長いヒゲでタトゥーとあやしさ満点、188cmという長身ながらも軽やかな動きのコーディ・レインも十分クセ強ですが、試合中もメガネをかけ、常に紅茶入りのマグカップを持ちながら闘うダン・ザ・ダッドがとにかく怪しすぎ。しかし二人の連携が抜群で翔太&高尾に自身の魅力を見せ付けるようなファイトで観客がガンガン沸いてました。

これまでこっちの思いが強かったり、選手の気合い、思いが強い試合が多かったんですが、この試合はとにかくバカバカしさもあり、スピードもあり頭カラッポにして楽しめるエンターテイメント。試合中はダン・ザ・ダッドのマグカップを持ってのファイトに目が行きましたが、ダン・ザ・ダッドのスワンダイブ式ムーンサルトには思わず「おお!」と言ってしまう鮮やかさ。魅力たっぷり、まだまだ日本で見たい外国人タッグでした。

○ダン・ザ・ダッド& コーディ・レイン
(11分48秒 片エビ固め)※ユア・グランデッド
✕翔太 &高尾蒼馬

トーナメントに敗れ、今日も敗れたROMANCE DAWNですが連携は錆びついておらずまだまだ見たい。これからの翔太はどうするのか?というのも気になりますが、こんかいはとにかくダン・ザ・ダッドとコーディ・レインの魅力が伝わるタッグマッチでした。おもしろかった!

 

 

セミファイナル SOG初代タッグ王座決定トーナメント決勝戦

そしてセミファイナル!今年に入ってから行われてきたガンバレ☆プロレス初のタッグタイトル「スピリット・オブ・ガンバレ・タッグ選手権王座」を巡って4チームで争ったトーナメントの決勝戦。「変態パンチドランカーズ」前口太尊vs佐藤光留と「うるせぇず」高岩竜一&今成夢人の一戦となりました。

格闘技路線の前口&光留とラリアットプロレス、パワーで押していく高岩&今成。真逆なスタイルの二組の試合では有りましたがガンガンやりあう激しい試合。噛み合った攻防が続きましたがどうしてもキャリアの浅い前口が捕まる展開に。高岩も正直キャリア終盤といっていい年齢ではありますが変わらないパワーで圧倒。デスバレーボムを放ち、餅つきパワーボムにトライ。ダイビングエルボーを放つなどとにかく元気。無駄に叫びなくる今成とのタッグでとにかく元気な二人!

しかし負けじと前口もミドルキック連打で反撃するも、今成の4の字固めに悶絶。「純プロレス」の前に苦しむ展開が続きます。

しかしプロレスデビューから貪欲にプロレス技を増やしてきた前口。高岩にスワンダイブ式ドロップキックを放ち、今成と光留のバチバチの攻防からタッチした際も高岩へのジャンピングニー炸裂!足をキャッチされてのパワーボム、ラリアット、逆エビで再度悶絶するもここは光留のカットに救われ、デスバレーボムも返し、ビッグブーツ、コーナーからのボディプレスと畳み掛けるもここは今成カット。起き上がる高岩にバズソー、カウント2で終わるもさらにバズソー!これも返されると更に側頭部にバズソー!1・2・3!これでカウント3!高岩竜一からなんと!前口太尊がフォールを奪って勝利!「変態パンチドランカーズ」が初代スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ初代王座に輝きました!

佐藤光留&○前口太尊 
(18分41秒 エビ固め)※バズソーキック
✕高岩竜一& 今成夢人

これは嬉しい勝利。佐藤光留の興行でプロレスデビューした前口太尊が佐藤光留をパートナーにして初のベルト(ないけど)しかしその前に立ちはだかったのはついさっき激闘を繰り広げた外国人コンビ!

翌日帰宅予定(まあ実際はもうちょっと居たようですが)の二人、ベルトが到着していないのをいいことに「オレたちが帰国してベルトを取りに行ったほうが早い」と主張。まんまと次の日、5・6高島平大会での挑戦を取り付けました。勢いで挑戦をOKしたのもこれはこれでこの二人っぽい。最後まで気持ちいいトンパチさを見せつけてくれました。

応援したくなる二人。次の日見事防衛しましたが、とりあえずベルトが到着するまでは勝ち続けて頂きたい。あらためてベルト姿を見たい。祝福したい。おめでとうございます!

週刊プロレス 2023年5/24号

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メインイベント SOG世界無差別級選手権試合

そしてメインイベント。前回の後楽園大会でハートリー・ジャクソンからベルトを奪取した渡瀬瑞基に満を持して挑戦したのは石井慧介。勝村とは別のベクトルでガンプロの「強さ」を担保していると言える石井慧介。この二人の戦いは文字通り「死闘」と言っていい闘いでした。

持ち前の多彩な技を積み重ね、畳み掛けてペースを握る石井、試合開始直後はエルボーの連打で圧倒するも、場外戦でのエグい鉄柵へのバスターでグロッキーに。その後は完全に封じ込められて単発の反撃をするしかない渡瀬、その後もロープに宙吊りにしての蹴り連打、ストマックバスター、ダブルニーととにかくえげつない攻撃を積み重ねていく石井。今までのキャリアを結集して渡瀬を潰しに来ているような説得力。これを平然とやっているように見えるのが石井の石井たるゆえん。冷酷さすら感じる前半戦でした。

その後は渡瀬も盛り返し、カーフブランディング、バックエルボーで反撃するも石井も変形の首四の字で締め上げ、渡瀬がなんとか逃れて場外に飛ぼうとするところを迎撃のジャンピングキック!厳しい攻めで付け入るスキを与えません。

しかし、再度の場外戦では渡瀬が垂直落下式ブレーンバスターで石井を床に思い切り叩きつけ、ここから徐々に渡瀬も反撃開始。リングに戻ってのエルボー合戦では互角、エプロンから場外への断崖式両手決めバスターを喰らいますがなんとかカウント2。しかしやられればやられるほど目の光がましていくような渡瀬。サッカーボールキック連打、倒れたところへのニードロップもゾンビのように返していく。とにかくハードヒットを食らって食らって起き上がる。何かのスイッチが入ったかのように食らっても食らっても反撃していく渡瀬。それを引き出しまくる石井。まさにガンバレ☆プロレスの名勝負数え唄の予感がする試合に、後楽園ホールが固唾を呑んで見守る空間が生まれていました。

渡瀬の垂直落下式ブレーンバスターで両者ダウン、なんとか立ち上がった渡瀬が石井が起き上がる前にミサイルキック二連発。互いにバックドロップ、ジャーマンはこらえるもコーナーに吊り下げた渡瀬を思い切り蹴っ飛ばす石井。タイガースープレックス、両腕極めドライバーともにカウント2、解説席のパンサー尾形が「もういいよ渡瀬!」と叫ぶ中起き上がる渡瀬。石井のニールキックをキャッチしてのバックドロップはカウント2、ランニングエルボーもカウント2、新技の腕をロックしてのみちのくドライバー「ヴェネチアン」もカウント2、石井もしぶとい。渡瀬の雪崩式垂直落下式ブレーンバスターを食らうも返す刀でニールキック!なんとか抑え込むもカウント2!まだ決まらない!

今度は仕留めに来る石井に迎撃のエルボー!石井の野球チョップ、延髄斬りを食らうもニールキックをかわしてのエルボーパットはカウント2、しかし肘のパッドを投げ捨て、走り込んでのエルボーパットを叩き込んでカウント3!渡瀬瑞基、魂の削り合いのような試合を制してスピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級のベルトを防衛しました!

○渡瀬瑞基
(22分31秒 体固め)※エルボーパット
✕石井慧介 

試合が終わり、虚ろな目でベルトを抱きしめる渡瀬。これだけやってのメインイベントでの防衛劇。誰もガンバレ☆プロレスに文句の言えないメインイベントでした。見てよかった、と思わせる名勝負。石井も凄かった、渡瀬も凄かった。

自然発生した渡瀬コール。石井に座礼して改めて「沢山のご来場、ありがとうございました」と観客に礼を言う渡瀬。しかしそこに第1試合に登場した戦闘民族が登場し、SOGタイトル挑戦をアピールします。

しかし第1試合で中村宗達にフォールを取られているイサミ、渡瀬はリングに中村を呼び込んで、イサミに中村との挑戦者決定戦を要求。渋々イサミもこれを呑む形で二人の挑戦者決定戦が決まりました。

ちょっと前の状況を考えたらガンバレ☆プロレスが互角にイサミと、BASARAと、戦闘民族と対峙して要求を突きつけている事自体が凄い。団体としての成長を感じるイチ場面でした。そして全選手を呼び込んだ渡瀬、改めてマイクを握りました。

ガンバレ☆プロレスは熱かったですか?

ムネ(中村宗達)に、ガンプロの未来を見ましたか?

リアラが女子プロの顔になる想像が出来ましたか?

ガンプロの、プロレス界の未来は明るいですか?

みんなにお願いが一つあるんすよ。会場を見渡して、沢山のお客さん、嬉しいです。でも物足りないと思うことが一つある、子供、少なくないですか?

昔のプロレス会場、子供にあふれてましたよね。

そんな子供が、プロレスラーに憧れて、プロレスの未来を作っていくと思うんですよ。俺たちの役目は、若い世代にプロレスの面白さを教えて、プロレスの未来を作っていくことだと思うんです。

 

みんなもプロレスを楽しんでくれて嬉しい。もう一つ、子供に、未来に、プロレスの楽しさを教えましょう!オレも上に相談しますよ。子供が無料で楽しくワイワイ、来れる会場、作りますよ

ガンプロはそんな団体でありたい。今のチャンピオンのわがままを、ちょっと、皆さん、聞いてください。

なんでこんなお願いを言ったかというと、オレは、みんなのことを仲間だと思ってるんです。仲間には、もっともっと、頼っていいんだって、アメリカに行って気付かされました。

ヘマしました。お金全部なくなりました。助けてくれたのは、仲間でした。

思い出しました。若手芸人のとき、カネないとき、助けてくれた、たらふくいろんなもの食わせてくれた、すげー先輩がいました!(会場全体が解説席のパンサー尾形に拍手)

オレは、この歳になって、恥ずかしいよ。32にもなって、仲間の大切さが...。

影で努力することがかっこいいと思ってたよ。でも違う!仲間に頼ることが、どれだけ大切で、凄いことか、最近思い知らされたんです。

だからみんなも、仲間に頼ってみてください。沢山の仲間がいるはずです。仲間が居ないなんて思わないでください。今日来た人は、このリングに上がってる人、全員仲間です。ちょっとの相談でもいい、なんでも言ってください。

俺たちは、手の届かないスターになるつもりなんかない。

みんなと並んで、一緒にガンバレプロレスを大きくしていく、そう思ってるから、ウィーアー・ガンバレ・プロレスって叫んでます!全員立ってください!

実況も、スタッフも、全員で作り上げた、ガンバレ☆プロレス、立ってください。

ウィーアー・ガンバレ☆プロレス、叫びましょうよ!

東京ドームから苦情くるくらい大きな声で叫びましょうよ!

いくぞー!(オー)

聞こえない!オレ一人に負けてるぞ!

いくぞー!(オオー)

ウィーアー・ガンバレ☆プロレス!!!

この激闘の後、「ウィーアー・ガンバレ☆プロレス」の締めの意味をしっかりとマイクで表現してみせた渡瀬瑞基。悪いけど初めて渡瀬のマイクに「上手い!」と思いました。自分の理想を語り、そして自らの人生をマイクに乗せて観客を虜にする。まさに鎮撫な表現ですが、後楽園ホールがひとつになった瞬間でした。本当にガンプロを見てきてよかった。そういう気持ちにさせてくれたメイン、その後の締めでした。

そしてすかさず帰ってレッスルユニバース視聴。ゲストのパンサー尾形の人柄が感じられるゲスト解説も素晴らしかったです。終始渡瀬を「オレの後輩です!」と自慢気に語る尾形。最後に渡瀬と抱き合う尾形。もう一度いいもの見せてもらいました。

 

 

5・6 ガンプロ高島平大会はおもちゃ箱興行!

そして次の日は早速高島平大会。ここではいつも通りの悪ふざけ、バチバチの格闘ファイト、アメリカンインディVS格闘プロレスといろんな面を見せてくれたガンバレ☆プロレス。連ツイで貼っておきます。

これはこれで楽しい、というか普段着のガンプロを楽しめました。今月は月末に王子一日三連戦、来月は高島平、ガンジョGENスポーツパレス、高島平と続いて7月9日は大田区体育館大会という大一番が控えています。ますます思いっきりふざけながらも上を見て突っ走るしかないガンバレ☆プロレス。生きる力が湧いてくる二日間でした。そして最後にはもちろん

ウィーアー・ガンバレ☆プロレス!

ありがとうございました!

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