ついに開く「禁断の扉」AEWvs新日本プロレス!
もうすぐ始まる「伝説の興行」となるであろうAEWと新日本プロレスの”Forvidden Door”、私もPPV観戦予定ですが、そのために予習などしてきました。というわけでカードごとの見どころなどまとめてみました。
ちなみにダークマッチ的な「Buy In」は午前8:00から、そして本戦は9:00からになります。
Buy In Match
マックス・キャスター&オースティン・ガン&コルテン・ガン&ビリー・ガン
vs
上村優也&ケビン・ナイト&ザ・DKC&アレックス・小グリン
おそらくこのイベントのオープニングとなるのはマックス・キャスター&ガン・クラブの入場シーン。ラッパーVSLA道場勢、というイデオロギー真逆の試合。
Buy In Match
スワープ・ストリックランド&キース・リー
vs
金丸義信&エル・デスペラード
鈴木軍ジュニアヘビー組の金丸&デスペラードと対戦するのはストリックランド&キース・リー。ストリックランドはジュニアヘビーのサイズだと思いますが、キース・リーは劇的に巨体なので、ストリックランドとタッグパートナーではありますが体格的に不釣り合いな気も。規格外のパワーをいなすデスペラードのテクニック、老獪な金丸の戦いを見たいところです。ウイスキーボトルアタックはあるのか?
Buy In Match
アーロン・ソロウ&QTマーシャル
vs
YOSHI-HASHI&後藤洋央紀
THE FACTORYというユニットを組み、NJPW STRONGに乱入したりしてヒートを買っていたQTマーシャル&アーロン・ソロウが後藤&YOSHI-HASHIと対戦。THE FACTORYが後藤を食ったら主君の星、というくらいのカードだと思いますがどうなるか。
棚橋に敗れてAEW暫定王座挑戦権を失った後藤、本戦にも入ってないあたり明暗クッキリが過ぎるカード。プロレスって勝敗大事だな~、と改めて思いました。
そしてここから本戦。試合順は未定です。
スペシャル・シングルマッチ
サンダー・ロサ(C)
vs
トニー・ストーム
唯一の女子の試合として行われるこの試合、以前東京女子プロレスにも参戦し、7・9大田区大会で山下実優とのシングルマッチが決まっているサンダー・ロサ、スターダム、NXT、仙女にも参戦していたトニー・ストーム。日本にも馴染みのある二人の対決。シンプルに楽しみなカードです。
サンダー・ロサがタイトル奪取した金網マッチ。壮絶な一戦に勝利して奪取したタイトルを守れるか。ぜひチャンピオンのまま東京女子に参戦して欲しいところです。
6人タッグマッチ
エル・ファンタズモ&マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン(withヒクレオ)
vs
鷹木信悟&ダービー・アリン&スティング
本来は高橋ヒロムとヒクレオが入った8人タッグ予定でしたが、高橋ヒロムが発熱のため渡航不能となり欠場。この6人タッグマッチとなりました。
Bullet Clubのファンタズモ&ヒクレオとUndisputed Eliteのヤング・バックスが組み、ロスインゴの鷹木、スティング&ダービー・アリンのチームが迎え撃つ構図。しかしここにスティングがいるのが凄い、AEWを分厚くしているというか。
欠場中だったスティングですが、先日のRampageでダービー・アリンを救うために登場。その存在感を見せつけました。
そして長い間新日本プロレスにも参戦していたのでおなじみのヤング・バックスは、先日AEWタッグチャンピオンをラダーマッチを制して勝利。このタイトルを巡るストーリーもこの試合に入ってくるのか。そのへんも注目です。
6人タッグマッチ
サミー・ゲバラ&鈴木みのる&クリス・ジェリコ
vs
海野翔太&ウィーラー・ユーター&エディ・キングストン
Jericho Appreciation Societyのジェリコ&サミー・ゲバラに鈴木みのるが加わったチームと海外修行中の海野、先日BOSJにも参戦、Blackpool Combat Clubの若手であるウィーラー・ユータ、そしてNJPW STRONGにも参戦しているエディ・キングストンを加えたチームと対戦。超ヒール&ベビーフェイスの構図となりました。
鈴木みのるといえばAEWのブライアン・ダニエルソン戦は名勝負でした。今回キングストンとバチバチの戦いを期待したい試合です。
AEWオールアトランティックチャンピオンシップ初代王座決定
4WAYマッチ
PAC
vs
ミロ
vs
マラカイ・ブラック
vs
クラーク・コナーズ
なんとAEWがこの興行を機にベルトを新設!8人でのトーナメントを行い、決勝4WAYマッチがこの日に行われることに。新日本の予選では石井智宏がクラーク・コナーズを降して挑戦権を得ましたがケガのため欠場、クラーク・コナーズが出場することになりました。とにかくベルト新設しちゃうAEWの気合が凄い。気合が伝わります。
ROH世界タッグ&IWGPタッグ選手権 3WAYマッチ
キャッシュ・ウィーラー&ダックス・ハーウッド(ROH世界タッグチャンピオン)
vs
グレート・O・カーン&ジェフ・コブ(IWGP世界ヘビー級チャンピオン)
vs
ロッキー・ロメロ&トレント・バレッタ
今年復活したロッポンギ・バイスがROHのタッグベルトに挑み、FTR(ウィーラー&ハーウッド)とのタイトルマッチを行っている最中に乱入したO-カーン&ジェフ・コブ。のちにそこからIWGPタッグベルトを奪取し、軍団抗争に発展してこのダブルタイトル3WAYが実現することに。
スペシャルシングルマッチ
ザック・セイバーJr
vs
X
もともとはザック・セイバーJrvsブライアン・ダニエルソンで決定していたこのカードですが、ブライアンの負傷欠場のためカードが白紙に。ザックの対戦相手は「X」となっていてまだ未発表。同ユニットのBlackpool Combat Clubのメンバー、モクスリーとユータはすでにカードが決まっているためまさかウイリアム・リーガル現役復帰?とか...。いや、さすがに無いと思いますが。
欠場発表したブライアン・ダニエルソン、信頼できるレスラーを連れてくる、しかし当日までは秘密、ということでした。誰なのか...。
ザックの相手、ワンチャン柴田勝頼とかあるんじゃないか?ないかな~。
IWGPUSヘビー級選手権
ウィル・オスプレイ(C)
vs
オレンジ・キャシティ
もともとO-カーン&コブ、FTR、ロッポンギ・バイスの抗争からユナイテッド・エンパイアのボス、ウィル・オスプレイがAEW参戦。
対戦相手はオレンジ・キャシティ。ほぼ常にポケットに手を突っ込んでのグラサン姿での無気力ファイトが特色の彼ですが、マット・ハーディーとハードコアな試合で勝利したりもしています。
欠場中だった彼ですがつい先日復帰を果たしてスーパーマンパンチで復帰戦を飾って存在感をアピール。異次元対決と言っていいでしょう。面白そう!
IWGP世界ヘビー級選手権 4WAYマッチ
ジェイ・ホワイト(C)
vs
ハングマン・ペイジ
vs
オカダ・カズチカ
vs
アダム・コール
先日の6・12大阪城ホール大会でIWGPのベルトを奪取したジェイ・ホワイトに、先日タイトルを奪われたオカダ・カズチカ、そしてAEWのPPVでCMパンクにタイトルを奪われたハングマン・ペイジ、そしてアダム・コールが挑む4WAYマッチ。
ユニット的にBullet ClubとUndisputed Eliteは協調関係にあるため、ジェイ・ホワイトとアダム・コールがある程度協力して戦うのか。そうなると現在ベビーフェイス組のオカダとペイジの関係性がどうなるか。もともとペイジがオカダに挑戦したいと表明→ジェイがタイトル奪取という流れだったためにペイジはかなりオカダを意識しているはず。それが4WAYという試合形式の中でどうなるか。
前回のDynamiteでのオカダ・カズチカ登場シーンがこちら。凄い歓声でした。
AEW暫定世界王座戦
ジョン・モクスリー
vs
棚橋弘至
先日ハングマン・ペイジからAEW王座を奪取したCMパンク。6月1日のDynamaiteで棚橋を呼び込み、AEW王座戦をアピール。大歓声に包まれて棚橋弘至がAEWに初登場を果たしました。
しかし、翌々日のRAMPAGEでCMパンクは自らが手術が必要なことを発表してベルト返上。Forvidden Doorでは暫定王座戦が行われることになりました。
AEW側の代表はバトルロイヤル(竹下幸之介も出てましたが惜しくも敗退)で勝利したカイル・オライリーとジョン・モクスリーが決定戦を行ってモクスリーが勝利、6・12ドミニオンで後藤に勝利した棚橋との暫定王座戦が決定しました。
改めてリング上で対峙した二人、The Jericho Appreciation Societyの面々が邪魔に入るもともに蹴散らして健闘を誓いました。バチバチというより、ある程度リスペクトの上での対戦になりそう。棚橋もレジェンドと言っていい立場ですし、タイトルマッチということでクリーンな試合になるんじゃないでしょうか。
と、私も勉強しながらまとめましたが、観戦前にざっと見てもらうとなんとなく背景がわかるでしょうし、AEWの選手の凄さも伝わるといいなと思います。あと3時間で興行開始!世紀の興行がこれから始まる!テンション上げて見ましょう!