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高梨将弘、1年4ヶ月ぶりの復帰!7・13 chocopro「帰ってきたヨッパライ」リモート観戦記

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高梨将弘 1年4ヶ月ぶりの復帰は市ヶ谷チョコレート工場!

先日、2021年7月13日、YOUTUBE配信された「Masahiro Takanashi Return Show “I Only Live Twice”~帰ってきたヨッパライ」で、高梨将弘復帰戦が行われました。

 

DDT所属レスラー兼我闘雲舞の現場監督でもある高梨ですが、2019年年末に関根龍一からユニオンMAXのベルトを奪取。 年末の後楽園大会では、木高イサミとの防衛戦を行い、互いの目まぐるしい駆け引きの末にタカタニックで勝利。仲間が見守る前でしっかりと初防衛を果たしました。

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 その防衛戦となった2020年、3月24日の阿部史典戦、試合序盤の動きで左足を骨折。足をボルトで止める大手術を行い、1年4ヶ月の欠場を経てこの度復帰にこぎつけました。しかしここまでも苦難の道があり、まず今年の1月29日に予定していた復帰の自主興行はコロナ禍で中止、そしてこの日にも新宿FACE大会を予定していましたが、緊急事態宣言のために延期。それにより、チョコプロによるYOUTUBE中継による復帰戦が実現することになりました。

 

そしてその日の特別配信のカードはこちらの全3試合。

第1試合・タッグマッチ
クリス・ブルックス&坂口征夫v藤田ミノル&バリヤン・アッキ


第2試合・タッグマッチ
沙希様&メイ・サン=ミッシェルvsさくらえみ&水森由菜

 

メインイベント・高梨将弘復帰戦
高梨将弘 vs 阿部史典 

   

第1試合から白熱!「帰ってきたヨッパライ」に溢れる想い!

この高梨将弘復帰興行は全試合YOUTUBEで配信中。できれば見てから感想をお読みください!決して損はさせません!マ・ジ・で!!!

www.youtube.com

第1試合・タッグマッチ
クリス・ブルックス&坂口征夫v藤田ミノル&バリヤン・アッキ

第1試合はタッグマッチ、クリス・ブルックス&坂口征夫v藤田ミノル&バリヤン・アッキ。チョコプロ代表バリヤン・アッキが歴戦の強者に囲まれたタッグマッチ。藤田ミノルと組、高梨とは酒呑童子として共に活躍し、チョコプロ初登場の坂口征夫、さらにチョコプロ常連であり、高梨とは盟友といっていいクリス・ブルックスと闘いました。

試合はこの4人が揃えばそりゃそうなるだろう、という熱戦に。会場となる市ヶ谷チョコレート工場は普通の部屋というか、板張りのフロアーにマットを貼っているだけ。壁をさわったりマットの端から手足が出たらブレイク、というルール。2つ窓があり、それを有効活用したほうが有利になる、というしくみ。初参戦の坂口以外はこの会場に習熟しており、地の利を生かした合体技などをバンバン繰り出していきます。

登場するなりいきなりスタンガンで脅してペースを握りにかかった藤田ミノルですが、試合が始まると初参戦の坂口が意外に活躍。エグい音のするキックを連発し、クリスとの連携もスムーズに決めていく。クリスが振ったところに坂口がビッグブーツ、坂口単独でもパンチ連打でアッキを悶絶させ、絞め技で悲鳴をあげさせる。アッキがクリス&坂口組に捕まる展開が長く続きます。

しかしなんとかアッキが藤田にタッチすると、その後は一進一退、互いにイキイキとしたファイトが続きます。藤田がクリスにツームストンを決めようとすると背後から坂口がスリーパーホールドでカットするなどカオスかつ殺伐とした闘い。最後は坂口の三角絞めにアッキが沈みましたが、正直普通にメインカードの第1試合。最初はやられながらもバリヤン・アッキが驚異の粘りを見せ、見ごたえのある試合になりました。

第1試合から20分超え。正直この試合だけで満足するくらいには面白かったです。バリヤンアッキ、飛躍の予感。まあ、ベタなこと言いますが、リングでも見たくなったこのカードでした。坂口さん怖かった。

 

第2試合・タッグマッチ
沙希様&メイ・サン=ミッシェルvsさくらえみ&水森由菜 

なにげにNEO美威獅鬼軍初の他団体参戦なのでは?というこのタッグマッチ。NEO美威獅鬼軍に対抗してさくら&水森が無意識軍としておかしな歌を歌いながら登場。一方NEO美威獅鬼軍は赤絨毯&バラの中で入場。いきなり世界観ごと闘っていきます。

市ヶ谷チョコレート工場のボロさにクレーム入れる沙希様、なだめるメイサン、メイサンを威圧していくさくら&水森。フィジカルな戦いというより、どちらが自分たちの世界に染めるかという試合。

そしてそんなときに強いのはやはりさくらえみ。メイサンに因縁つけて壁ドン、ツインテールを引っ張り回し、存分に悪役ムーブを見せつけていく。そしてそれをうけてのメイサンVS水森由菜も面白く展開。コミカル&ハードな女子プロレス。NEO美威獅鬼軍のお美しい連携も光る。東京女子での試合含めても、かなりベストバウトに近い出来だったんじゃないでしょうか。

鏡を見て自らの美しさに見惚れる沙希様、さくら&水森をパラダイスロックに固めて座る沙希様、お美しく優雅な姿も堪能できたし、NEO美威獅鬼軍充を味わえた一戦。

要所要所で無意識軍の不気味な歌による精神攻撃がはさまれたり、そしてなによりさくらえみVS沙希様という興味深いマッチアップもしっかり堪能できたこの試合。そしてなによりフィニッシュが絶品。これはぜひ動画を見てほしいんですが、NEO美威獅鬼軍という世界観を完璧に表しきった、フォトジェニックなフィニッシュでした。笑いとガッツリとした闘い、そして美しさ、かわいさに溢れた素晴らしい女子プロレスでした。おもしろかった!! 

 いよいよメイン!高梨将弘VS阿部史典。阿部が抱えていた思い

メインイベント・高梨将弘復帰戦
高梨将弘 vs 阿部史典 

そしていよいよメインイベント。今までとは変わり、ピリっとした空気が流れます。

ちなみにリングアナは盟友KUDO。コールとともに高梨にチョコプロメンバーから紙テープが飛ぶ歓迎。一方阿部は現在ユニオンMAXベルトは巻いていませんが、現在保持しているプロレスリングBASARAのアイアンフィストタッグのベルト、大日本プロレスのBJWタッグのベルトと2本を持参。今背負っているものを懸けて闘う、という意気込みを感じさせます。

この緊張感の中で始まった試合は徹底的に互いを探り合うグラウンドの攻防。前回の対戦では序盤のグラウンドで怪我をしてしまった高梨。その失われた時間を取り戻そうとするかのように互いにポジションを取り合い、手足を極めにかかる。阿部がアキレス腱固め、レッグロックをしきりに狙っていくも、高梨がしっかりとそれを切り返して逆にレッグロックに取る。丸め込みの要領でポジションを入れ替えて極めに行く。格闘技の技術とプロレスの寝技、丸め込み、切り返しの技術が混ざりあった高度なイニチアシブの奪い合いがひたすら続きます。関節の取り合いで膠着しかけたと思ったらいきなり肩をつけてカウント3を取りに行き、見ていて飽きさせない。プロレスリングの攻防が繰り広げられます。

そして10分経過くらいから徐々にヒートアップ。ラフと打撃交えて阿部がペースを握りにかかります。たてつづけにアキレス腱固め、レッグロックでエスケープを奪って苦しむ高梨にパンチ、壁への叩きつけと一気に攻め込んでいきます。

しかしそこは試合巧者高梨将弘。ビッグブーツで窓から部屋の外へ蹴り出されたと思いきや起こそうとする阿部の腕を掴んで窓のさんから飛び降りてのダブルニードロップON腕!スタンドで腕を極め、回転しながら投げての脇固め、そこから回転エビ固め、アームロックと流れるような高梨の波状攻撃。復帰戦とはいえ、早くも巧さを見せつけていく高梨。

その後も極め合い中心に試合が進んでいきますが、20分経過した頃からエルボー合戦、高梨のランニングニー、阿倍の延髄斬りと激しい打ち合い。段々互いのスタミナが切れてくるところてお卍固めを狙う阿部、それを卍固めで返す高梨。そして壁に向かってのタカタニック!後頭部をしたたか打ち付ける阿部!カウント2!

30分経過から阿部の再逆襲!ビッグブーツからドラゴンスクリューで高梨の左膝を狙い撃ち。倒れる高梨。蹴り続ける阿部、立ち上がる高梨。高梨の気力を削り取るように蹴り続ける阿部。互いの手を握ったまま蹴られ続けた高梨ですが、残った片手を掴んで投げてからのアームバー、そして丸め込み!しかし無情のカウント2!左膝を握りしめながら立ち上がる高梨ですが、顔面への伊良部パンチ二連発!そしてすかさずのお卍固め!さすがにこれに抵抗する力は残っておらず、岡田レフェリーが試合を止めました。阿部史典渾身の勝利!

 

35分に渡る熱戦を制したのは阿部史典でした。高梨は復帰戦を飾れはしませんでしたが、それでもしっかりと復調していることを見せてくれました。なにより阿部と高梨が互いに没頭するような試合をやりきってくれたのが見ていて嬉しかった。互いに身体ともに振り絞るような熱戦でした。

 

そして試合後、座礼をした阿部が、この試合に対しての思いを語り始めました。

 

2020年、3月24日 ボクの団体、プロレスリングBASARAメインイベントでユニオンMAXのタイトルマッチ、あなたに挑みました。そして私は、今日と同じようにあなたを倒しました。

 

ただ、今日と違うのは、私は、勝ったのに、高梨さんに対する、高梨さんをケガさせてしまったことに対する、喜びなんかじゃなくて、嬉しさなんかじゃなくて、悲しさと恥ずかしさで、関係者の前で大泣きしました。 

 

ボクは、プロレスを初めて長いのか短いのかわかんないすけど、7年になります。

 

最初は、5年くらいで辞めようと思ってました。それで、いつ辞めてもいいように、どんな試合でも全力でやるっていうのが自分がデビューしたときのモットーですけど、私は高梨さんにの試合が終わって、沢山の人の前でいっぱい泣いて、恥をかいてからこの一年半、絶対にプロレスを続けないといけないっていう、どんな試合をしても、ケガしてはいけないっていうそんな気持ちで、この一年半やってきました。

 

言い方は悪いかもしれませんが、肩に大きな幽霊が。大きな亡霊がついているような感じで、どんな人と、誰とでも、レスリングをする時に、ボクはいつもあのシーンが今もよぎります。

それは、自分の未熟さであって、高梨さん自身は自分が悪いと思うかもしれませんけど、今もそうですけど、自分の至らなさだと思ったんです。

 

今日勝って、高梨さんは納得してないかもしれないけれど、自分の中で、第14代ユニオンMAXのベルトへ対する思い、そして!この・・・。プロレスをいつ終ってもいいやって、改めて、思えることが出来ます。

 

なにか一つ、大きな肩の荷が取れたような思いです。ありがとうっていったら高梨さんはつっかかってくると思うんですけど、それでも言わせてもらいます

本当に、ありがとうございました! 

   

高梨の感謝の言葉、そしてVS藤田ミノル、戻ってきた「高梨将弘」

そして、試合が終わった後はチョコのかけらをかけた、参加選手全員によるじゃんけんトーナメント。どんな試合の後でもどんな空気になっていてもこのじゃんけんでノーサイドになるのがこのチョコプロの特徴です。

ノーサイドになったはずでも試合に絡んだような結末になったりするのがこのじゃんけんトーナメントの面白さ。これにKUDO、坂口征夫が参加してるのもレアな光景。そしてなんとなくじゃんけんが強そうな人が本当に強いのも面白い。誰が優勝したかはYOUTUBE動画を確認してください。

そしてみんなの歌からさくらえみが高梨に何か言うように振ると、高梨が今日のこのチョコプロについて語り始めました。

なんだろう?あの~、凄い、言いたいこといっぱいあるんだけど

今思うのは、大会がね、延期になって、無観客配信という言葉を便宜上使わせてもらったんだけど、俺は今日の戦いを通じて、チョコプロに初めて試合で上がって、

ここは無観客じゃない。試合をやっててほんとうに思った。

みんながいて、視聴してくれたお客さんたちも、ここに存在してたと思ってる。

無観客じゃない、お客さんはここに居た。

ここにはプロレスがあった。

だから闘えたし、帰ってこれたと、そう思ってる

そして待っててくれた人達、そしていつも支えてくれる仲間達

チョコプロのみんな、そして俺が所属してるDDT、闘ってきたBASARAやいろいろな人達。上手く伝えられないし、本当は言うべきことじゃないかもしれないし、

だけど、本当にありがたく思ってる。ありがとう!

高木さんも、みんなも、いつも俺のワガママ聞いてくれて、この場に出て、こういうことをやらせてもらって・・・。

でも、この瞬間を迎えられて、俺が言いたいことは

本当にありがとうっていう、それだけです

みんな、今日は本当にご来場ありがとうございました!

そして最後は「帰ってきたヨッパラ~イ!!!」で締め。

これで終わりか?と思ったら藤田ミノルが高梨に話がある、と呼び止め、今度挑戦するユニオンMAXのベルト、もし奪取したら次期挑戦者に高梨を指名する、と。最初は戸惑っていた高梨ですが、すぐスイッチを入れ、「俺のこと使ってさらに上に行こうってのか?甘えんだよ!!」といつもの口調で反論。ここでさらに「ああ~、高梨が戻ってきたな~」と思わせてくれてそこで中継が終わりました。

 

ついに戻ってきた高梨将弘。改めてこの日の試合、その他の動画の一瞬一瞬に、高梨というレスラーが周りに愛されていることを感じました。そしてその多幸感溢れる空間と闘い。見ごたえのある高梨将弘復帰興行でした。自主興行自体は延期されて9月3日予定。そのときには改めて高梨将弘復帰を祝えることを願います。

とりあえず言いたいのは

おかえりなさい!高梨将弘選手!

以上です!いや~、なんかちょっとだけ幸せになりました!ありがとうございます!

 

チョコプロ関連情報&関連エントリまとめ

まずはここ。チョコプロのYOUTUBEチャンネルはこちら。定期的に試合のライブ配信がアップされ、他にもAEW中心のWatchingpartyや、トーク動画なども楽しめます。

www.youtube.com

CHOCOPRO&プロレスリング我闘雲舞のネットショップは↑から。高梨復帰記念Tシャツなども発売中です! 

gtmv.thebase.in

チョコプロ旗揚げ時の紹介エントリはこちら。ネットに特化して、今もちゃんと続いてるのが凄い。さくらえみ恐るべし!という感じです。

otokoman.hatenablog.com

 去年の5月、木村花選手逝去の翌日に行われたチョコプロのレポート。プロレスがなにかしらの”救い”として機能したように見えた、そんな興行でした。

otokoman.hatenablog.com

去年行われたAEWのチャンピオン挑戦者決定トーナメントにさくらえみ、駿河メイが参加。ちなみに優勝は水波綾でした。 

otokoman.hatenablog.com 

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