男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

プロレスファンよ、発信せよ!ぼくのわたしのプロレス総選挙!



8月13日、「プロレス総選挙2022放送!」

先日、ついにプロレス総選挙が放送されました。正直色々やることがあったので横目で見たりしていた時間も多かったですが、とりあえず一通り見てました。とりあえず1位から50位までざっと記録しておきます。

1:オカダ・カズチカ(新日本)
2:棚橋弘至(新日本)
3:内藤哲也(新日本)
4:武藤敬司(NOAH)
5:高橋ヒロム(新日本)
6:エル・デスペラード(新日本)
7:ウィル・オスプレイ(新日本)
8:鷹木信悟(新日本)
9:ジェイ・ホワイト(新日本)
10:鈴木みのる(パンクラスMISSION)
11:スターライト・キッド(スターダム)
12:ザック・セイバーJr.(新日本)
13:岩谷麻優(スターダム)
14:飯伏幸太(新日本)
15:中邑真輔(WWE)
16:石井智宏(新日本)
17:ジュリア(スターダム)
18:中野たむ(スターダム)
19:葛西純(FREEDOMS)
20:朱里(スターダム)
21:グレート-O-カーン(新日本)
22:タイチ(新日本)
23:ケニー・オメガ(AEW)
24:SANADA(新日本)
25:丸藤正道(NOAH)
26:小島聡(新日本)
27:上谷沙弥(スターダム)
28:林下詩美(スターダム)
29:ウナギ・サヤカ(スターダム)
30:潮崎豪(NOAH)
31:藤波辰爾(ドラディション)
32:石森太二(新日本)
33:CIMA(GLEAT)
34:AZM(スターダム)
35:なつぽい(スターダム)
36:矢野通(新日本)
37:中嶋勝彦(NOAH)
38:ジェフ・コブ(新日本)
39:KENTA(新日本)
40:金丸義信(新日本)
41:鹿島沙希(スターダム)
42:拳王(NOAH)
43:真壁刀義(新日本)
44:白川未奈(スターダム)
45:舞華 (スターダム)
46:柴田勝頼(新日本)
47:田口隆祐(新日本)
48:宮原健斗(全日本)
49:小川良成(NOAH)
50:エル・リンダマン(GLEAT)

結果ですが、週プロの人気投票やネットプロレス大賞より新日本とスターダムで埋まったな、という印象。投票の簡単さ、新日本プロレスを放送してるテレ朝のコンテンツだったこと、スターダムが団体&所属レスラーともに投票を募っていた事などいろんな原因はあると思いますが、基本的には妥当だったんじゃないでしょうか。

正直20位以降はもっといろんな団体入り乱れるのかな、とも思ったんですがそんなこともなく。正直テレ朝で放送ってことで他団体ファンの諦めみたいなものも伺えたりしました。それに、5位まで投票できる、ということでより新日本のみのファン、スターダムのみのファンが1位~5位まで同団体の選手で埋めたこともこの結果に影響しているのかな、という気がします。

 

まあ、ほんとに公正だったのかとか忖度あるんじゃないかとか色々と言う人はいるんでしょうが、こういうのってランキングいじるほうがめんどくさいでしょうし、おおむねこの通りだったんじゃないでしょうか。

ただ票数とかポイント配分とか一切発表してない(どこかで発表してたらすいません...。)ので、テレ朝のスタッフが適当に並べてる可能性もなくはないですし、番組作りの都合でどこかイジってる可能性もありますが、まあファンはそんな深刻に受け止めることもないでしょう。あくまで一つのテレビ番組にしかすぎないわけですし。

ただ、これを受けてハッキリと悔しさを表明したDDT・遠藤哲哉の態度がランキング入りしなかった団体のレスラーとしては正解な気がします。しっかりと自分たちのストーリーに総選挙を組み込んでいく姿勢。まあ、遠藤哲哉は中嶋勝彦の紹介Vで写ってたけどね!しかも5回くらいリプレイされてたし...。不憫すぎる写り方!

まあざっと見たところ、爆笑問題の二人がまあまあ途中飽きてたとか、ファーストサマーウイカと馬場園はどっちかでよかったんじゃないかとか、しっかりとプロレスファンに対して守りに入ってたウエンツとか見どころはあった第一部、とにかく元井美貴アワーだったYOUTUBEの第二部、ジグザグジギー宮澤さんが大活躍だった第三部と、まあまあ見どころはあったように思います。

 

ただ、一つ猛抗議したいのは、私も投票したんですが、結構な長さ(2000字まで、とかだったはず)の推薦文を付けられる仕様になっていたこと。一生懸命書いた推薦文が無かったことになるのは悲しいので、供養の意味でこっちに載せようと思います。

 

 

一位 伊藤麻希

アイドルとして落ちこぼれ、プロレスデビューしても運動神経のなさから連戦連敗、
しかし持ち前のハート、根性、そして自己顕示欲の強さで不器用ながらも観客の心を掴み、
周りを巻き込むファイトを続け「世界一可愛いのは?伊藤ちゃん!」と自分自身で叫び続けて
レスラーとしても一歩一歩成長。
去年はアメリカのメジャー団体AEWに参戦し、東京女子プロレスのシングルトーナメントで優勝するまでになり、
大田区体育館でメインを務めた。声援OKになったら国技館で、武道館で、ドームで
「世界一可愛いのは?」「伊藤ちゃ~ん」のコール&レスポンスをしたい。ファンが凄く気持ちを乗せられる選手です。

Prestige Wrestlingでの山下実優戦。海外の観客も沸かせるいい試合でした。

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今年の5月、AEW再登場時のエントリがこちら。「世界の伊藤ちゃん」になるのも近い!

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 二位 諏訪魔

アマレスでの経歴を持ち、186センチ120キロという巨体ながらもスープレックスを駆使するプロレスラーとしての「怪物性」の象徴のような選手。
全日本プロレスのエースとして君臨し、45歳、キャリア14年になるにも関わらず諏訪魔が完全に「力負け」、「存在として敗北」したのを見たことがない。
それだけまだまだ底知れぬ、地から湧き出る強さを持つ。令和になっても強さの「幻想」を持てる、ザ・プロレスラーと言える巨大な存在。

諏訪魔未見の人もファンの人もこの試合観て戦慄してほしい。フィニッシュは震えます

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大仁田との電流爆破も思い出深い。根岸の倉庫で現地観戦した体験は忘れられません

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三位 関根”シュレック”英樹

プロレスのリングに上がることはあまり多くないが、RIZINのリングでプロレスを背負って闘い続けている、そして勝っている。
自分の気持ちをぶつけるマイクで毎試合泣かされる、自分と同年代のシュレック選手のファイトにただただ勇気づけられています。

去年の年末、RIZIN.33でのシビサイ戦。諦めない、感動を呼ぶ勝利でした。マイクもすごかった!

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その後、貴賢神に勝利した時の感想エントリ。このときも本当に感動しました!

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四位 阿部史典

新日本や全日本、ノアなどいわゆる「メジャー」以外のほぼすべての団体に上がっているんじゃないか、という
プロレス界を飛び回ってそのたびに凄い試合をしている”プロ”レスラー。
ほんとうの意味で「誰の挑戦でも受ける」スタイルで、その場その場の色んな観客を楽しませつつ、なおかつ自分の強さを見せられる。
そのたくましさ、人を引き付ける人間的魅力、この多団体時代に相応しい、令和の「ザ・プロレスラー」

硬軟取り混ぜたファイトが出来て強さもある、本当に「プロレスラー」の鑑

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去年9月の後楽園ホール、今成夢人戦は感動の名勝負でした。世間に届け!

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五位 大家健

図抜けて強くもない、身体も大きくない、負けも多いし不器用でいつもドタドタしてるけど、周りに人が集まって気付いたら大家健を見てしまう。
そのカッコ悪いことがかっこいい、試合後のマイクも不器用で支離滅裂になったりするけど力付くでなんかいいこと言ってる風になる
「プロレスをメジャースポーツに」とプロレス界のトップでもないのに言い続ける。滑稽な要素が集まっているんだけどたまにスターになって輝く。
みんな大家健が好きになる。すごくないけどすごいレスラー。

団体のレスラー全員がセコンドにつき、リングをバンバン叩いて叱咤激励される代表、それが大家健!

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ガンプロ大田区大会は良かった!ジェーン・スーさんも見てました!凄い!

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まとめ

まあ、色々言う人はいますが、総選挙で上にいる団体、レスラーが偉いわけでもないですし、その団体、レスラーのファンが偉いわけでもない。また、ひがんで色々言うのも生産的じゃないし、そもそもそこまで公正な投票かもわからないし、また1テレビ番組なので公正な必要も特にない。本気で怒るのもどうなのかな、という気がします。

この結果を受けてランキングに入らなかった、下位だった団体、レスラーのファンが特に何かをする必要もないとは思いますが、もし次のプロレス総選挙に向けて出来ることがあるとしたら自分の「好き」をSNSや友人関係、学校、職場とかで表明することなのかな、と思います。

もちろん周りにも好感を持ってもらえる形で、好きになってもらえるように配慮しながらプロレスを、自分の好きな団体を、レスラーの魅力を広めていけばプロレス総選挙ほどじゃなくても少しずつ人気が出てくるきっかけにはなるんじゃないでしょうか。

プロレス総選挙は絶対的なものじゃないですし、ファン一人一人が小さいプロレス総選挙になって、媒体となって周りに広めていく、それが大事。これがこの番組を見て考えたことの結論です。おあとがよろしいようで。