10月25日に放送された「オードリーのオールナイトニッポン」は「ふつおたスペシャル」でした。
ラジオネーム「ワイルドいわちゃん」からの「オードリーのお二人にとって、リトルトゥースとはなんですか?」という質問※リトルトゥースとは「オードリーのオールナイトニッポン」リスナーの通称。に答えて、若林の「リスナーとかファンとかをなんとも思ってなかった」という話から、最近様子が変わってきた、という話になりました。
若林:七年応援してくれてる人には、ちょっとね・・・。裏切れないなって気持ちが芽生えてきてるんだよね、芽生えてきてるというか、完全にある。 ほんとに難しくなってるのが・・・。ネタライブってやったじゃん
春日:九月?
若林:九月の終わり?生まれて初めてだよね。本番前に、絶対楽しんでもらって帰ってもらわなきゃなーって思ったの。初めてだよね、芸人初めて。
若林:それも問題だよ
春日:そうなのよ
春日:だってもう、十七年目?
若林:うん
春日:で初?
若林:初めて思ったの、ほんとに。
逆に、何でそう思ったの?ハタと気づいたの?
若林:その話、何にも別に面白い話じゃなくていいすか。
春日:そりゃもう十七年目で急にそのパーンと思うわけじゃないでしょその前兆みたいなのがあるわけでしょ?ストーリーが。なんとなく。
若林:1つはプロレスなのよ
春日:プロレス?
若林:うん、プロレス見に行くようになったじゃん。だから、自分でなんとかチケット取って見に行くってものが趣味になかったから
春日:なるほど
若林:で、プロレスって見に行くと、試合にして十五分、まあ、色々だけど、三対三とか、タッグとかあるけど、めっちゃくちゃ死ぬほどの努力してるのよあの人達、レスラーって。で、十五分とか、俺たちに夢をみせてくれるわけじゃんしかももうめちゃめちゃケガして
春日:うん
若林:で、俺の、このつまらない毎日が、またプロレス見に行くまで頑張ろうとか、プロレス見に行けるまで何日だから頑張ろうって、なってる。で、オードリーの漫才がみれるから木金がんばろっていう人がいるとしたら、もう絶対頑張んなきゃなって初めて思ってんのよ。フハハハハハ
春日:気付いたと。
若林:今まではソデで、なんかお笑いオタクの分析家ぶったボケどもカス!だーってろオラァ!って思ってたのが正直七年目、八年目、九年目十年目、十一年目十二年目、十三年目くらいまでだけど、ハハハハハ
春日:あー、つい最近までなんだなー
若林:分析してみろタコォ!とか思ったりしてたけど、だから、頭の「みなさん、見に来て頂いてありがとうございます」っていう歯の浮いたような台詞がウケてたんだけど、あんまウケなくなってきて。ほんとに思ってるから
春日:あー難しいとこだねえ。
若林:だから、なんか、あの、そう、だから、ネタも独りで考えたのを見せるほうがいいんだろうな、リトルトゥースには、ってちょっと思うようになってるんだよねー。
春日:プロレスがでかかったわけですな
若林:プロレスは凄いデカいですね。いいかげんにしろと思ったけどねじぶんで。やっと九月か十月か。十七年目で。ありがたいなー、責任あるなーって初めて思って。
春日:プロレスに出会ってなかったらゾっとするね。四十手前の男が、ボケカスコラァって。二年目三年目ならわかるけどね。十七年目の芸人が。プロレスってスゴいなぁ
若林:いや、なんかあったのなんか。新しいこと演ったら前の形がいいとか言うしお前らは。前の形やったらやったで新しいのがみたいってどっちみちお前ら言うし。それなら好きなことやらせてもらうぞコラァって思いながら出ていってた。
春日:今の話じゃないよね。
若林:じゃないね
春日:今の話みたいな鋭さがあったからさ
若林:でも今はなんか袖で見えないように投げキッスしてから出ていって
春日:いやそれもバカにしてるだろ
でも七年応援してくれてたら責任あるなっていうのが今の正直な気持ちですね、はい。
と、プロレスによって人生観が変わったというようなお話。早くKAMINOGEインタビューしないかな・・・。西加奈子さんとのプロレス対談とかで!バカ売れしますよきっと!というか私がとりあえず買いますので・・・。プチ鹿島と博多大吉の対談も同じ号でやってくれれば!
まあ、それはともかく、これからも思い出したようにプロレス話を若林にはして欲しい。いつも楽しみにしてますが、プロレス話を隠し味的なおまけ要素としてこれからもオードリーのオールナイトニッポンを聞いていこうと思います。リトルトゥースとして!
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