男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

「エックスなんていね~んだよ!」11・20仙女後楽園、ウナギ・サヤカは毒か薬か!

道場殴り込みからの「X」宣言!ウナギ・サヤカ劇場開幕!

行ってきました、11月20日センダイガールズプロレスリング後楽園ホール大会!メインイベントに木高イサミ&DASH・チサコvs葛西純&朱崇花のハードコアマッチ、安納サオリVS岩田美香という注目カード。この2つだけでも見る価値があるってものですが、最終的に個人的注目だったのがセミファイナルに組まれた

橋本千紘&優宇vsウナギ・サヤカ&「X」

というカード。

ハッキリ言って勝敗だけで見るとなかなかウナギ陣営が勝つのは難しいカードではありますが、注目すべきなのはこの試合を実現させるためにSNSで挑発したあげくにわざわざ仙女道場まで赴いたウナギ・サヤカ。SNSでは相手構わず挑発を繰り返すため叩かれがちな彼女ですが、とにかくこの行動力は凄いものがあります。

 

そして、なによりこの動画は仙女側が撮影したものであり、この動画を撮影して拡散していく、という姿勢にある種の仙女の覚悟も感じました。里村明衣子の教えに沿ってどこかストイック、リング上で魅せる、ということにこだわってきた仙女が迷惑系YOUTUBER的な殴り込みを受け入れたこともこのカードを仙女が重要視していることの証左だったはず。

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そしてこのカード、優宇とウナギ・サヤカという元東京女子プロレスの二人が久々に対戦するカードでもありました。2015年デビュー、2018年にフリーとなった優宇、2019年デビュー、2020年フリーとなりスターダム入団したウナギ・サヤカ。東京女子在籍期間はかぶってはいませんが、その後優宇がスターダムにフリーとして上がったりする中で今回初対決。

本当に全く違う個性の二人で、東京女子在籍時からその強さを見せていた優宇、今やチーム200Kgとして存在感を発揮、さらにシングルプレイヤーとしてもPURE-J無差別級のタイトルを奪取、所属するプロレスリングEVEのタイトルと二冠となっていてその強さは盤石といってもいいくらいの立場を確立しています。

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一方、知名度&話題性では今スターダムの中でもピカイチと言ってもいいウナギ・サヤカ。ちょいちょいトレンドにも上がってきますし、東京女子、PURE-J以外の全団体にケンカを売り続けていると言っても過言ではないそのバイタリティ。7月のガンバレ☆プロレス大田区大会でもまなせゆうなとSNS上で舌戦、新木場に乱入と話題を振りまきました。

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そんな期待感を持った自分、そして「X」は誰なのか?そこの興味もあり、チケットを買い、後楽園ホールに足を運びました。

そして当日はかなりの客入り、どこか会場に期待感があるような空気。第1試合からアツい試合が繰り広げられ、声援キンしながらも盛り上がっているのがわかります。

そして久々に生で見た広田さくらVSアイガー。おもしろ茶番で楽しんだあとは水波綾&高瀬みゆき&ミリー・マッケンジーvsアジャコング&松本浩代&ニナ・サミュエルズという豪華カード。お腹いっぱい!女子プロレス見てる~!っていう気持ちになりました。

そして愛海VS琥珀、安納サオリVS岩田美香というバチバチに熱い試合が続いて最高にテンションが上ったところで迎えたセミファイナル!こっちも盛り上がる準備万端!お膳立ては整いました!

 

 

エックスはいませんでした!まさかのセミはハンディキャップマッチ!

そしてまあ皆さんもうご存知だと思いますが、ウナギ・サヤカが入場、そしてチーム200Kgが入場、そしてマイクを持ったウナギ・サヤカが一喝!

「エックスなんていね~んだよ!」

 

えっ・・・・。

そのときの空気!本当に全プロレスファンに味わってほしいくらいの何とも言えない空気の中、試合は進んでウナギがボコられて負けました以上。

そのあとなんかマイクで色んな人が喋って新木場のメインが決まりました。そのときの私のツイートはこちら。もうSNSに気持ちを吐き出さざるを得なかった試合でした。

まあ、シンプルに裏切られたというか、そんなに求めてないサプライズ見せられたというか、ウナギが頑張ってたとか言われてもなというか、まあまあなんというか...。

面白くはなかったですよ。

って感想でした。

 

まあ、世の中には客寄せパンダ、という言葉がありますがまさかそのパンダもいないというのはなかなか斬新な展開でした。そして特に展開せずただただウナギが試合して負ける、というのも斬新。まあ斬新だから面白いってわけでもないんだな、というのを思い知らされた試合ではありました。なんで金払ってそれを思い知らされなきゃいけないのか、と言うのはありますが...。

 

それでも収まらなかった、というか純粋にみんなどう思ったのか知りたかったのでTwitterアンケート取りました。会場か配信で生で見た人対象、という縛りを付けたにも関わらず450人の方々から回答いただきました。凄い!新木場埋まる数!結果はこちらです。

正直80%金返せだと思ったんですが意外に健闘。まあ賛否両論と言うには否が多い今回のセミファイナルではありますが、まあ興行の中では試合はこれだけじゃないのがプロレスのいいところ。待望のメイン!もう正直セミのモヤモヤを引きずったまま見始めました。

 

 

私が団体を背負う女!DASH・チサコが背中で見せた!

しかし、セミで起こった全てのモヤモヤを吹き飛ばしてくれたのがこのメインイベント。とにかくノンストップで4人の選手が動きまくり、アイテムを使いまくり、ラダーの上から飛びまくる、ノンストップ・ハイブリッド・ハードコアマッチと言っていい面白さのメインイベントでした。全員面白い!

正直、セミとの温度差もあったというか、「精一杯楽しんでやる!」というマインドに客がなっていたのもあったかもしれませんが、最初から最後までハイボルテージで観戦できました。そしてやっぱり節目節目で目が行ったのはDASH・チサコ。その受けっぷりのすさまじさ、飛び技の思いっきりの良さ、躊躇のない凶器攻撃ととにかく素晴らしかった。最後には葛西純の波状攻撃の前に沈みましたが、パールハーバーもリバースタイガーも返したその執念も凄かった。とにかく全身で意地を見せてくれました。

 

ウナギ・サヤカは毒か薬か。仙女の未来はどっちだ!

そんなこんなで充実・満足だったセンダイガールズプロレスリング。セミの「Xはいませんでした」事件のせいで、団体、ウナギにも「不誠実」「客をナメてる」「炎上商法」みたいな書き込みもSNSで散見しました。

今回私自身はハッキリウナギ・サヤカに踊らされたし、踊らされたおかげでメインの素晴らしい試合を生で見れたのも確か。

 

 

じゃあこれをずっと続ければいいのか?と言われると、客もハッキリ言って次は警戒すると思いますし、このやり方を続けていくと刺激も信頼感も薄れていく。仙女、ウナギの信頼が削れていくのが先か、仙女が後楽園を満員にするのが先か。ウナギ・サヤカを引き込んで、炎上と信頼のチキンレースに仙女が一歩足を踏み入れた。そんな仙女の覚悟を見た気がします。とにかく気持ちが揺さぶられまくった後楽園ホール大会でした。感情の高低差が凄かった!以上です!

10・30ノア有明アリーナ大会。武藤敬司という「ドーピング」の果実は清宮海斗!?

ノアが有明に帰ってきた!10・30有明アリーナ大会開催!

プロレスリング・ノア設立当初から事務所を構え、頻繁に興行を打っていた「ディファ有明」が2018年に営業終了。それ以来久々の有明での興行となった有明アリーナ大会が行われ、久々の声出しOK大会、武藤引退ロードの一戦ということもあり、3739人の観客を集め大きい盛り上がりを見せました。

そして、なんといってもプロレス界をどよめかせたのがこの発表。元新日本プロレス、今や押しも押されぬWWEスーパースターの中邑真輔がグレート・ムタと1・1ノア武道館大会で対戦する、という大発表。新日本プロレスをさしおいてノアで実現するこのカード。私は配信でチラチラ見てましたがほんとにビックリしました!

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思えば2016年1月30日の壮行試合を最後にWWEに移籍した中邑真輔。WWE日本公演で試合はしていますが、日本の団体で試合をするのはそれ以来。しかもまさかのノアマット!しかも相手はムタ!ビックリすることばかりです。

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そしてこの次の週、週刊プロレスの表紙はこちら。セミファイナルの6人タッグマッチ「PRO-WRESTLING LOVE FOREVER . 3 ~TRIUMPH~」武藤敬司&丸藤正道&稲村愛輝vs棚橋弘至&真壁刀義&本間朋晃戦でドラゴンスクリューを放つ直前の武藤敬司。これを見てもはっきりと「武藤敬司主役の興行」だったことがわかります。

この日、GHCヘビー、GHCナショナル、GHCタッグ、GHCジュニア、GHCジュニアタッグと5大タイトルマッチが行われたものの、セミファイナルには新日本プロレスの棚橋弘至真壁刀義本間朋晃が登場。GHCタッグチャンピオンには杉浦貴のパートナーとして小島聡、GHCナショナルのタイトルマッチは新日本プロレス出身の船木誠勝が防衛。そしてなんといってもGHCヘビーの挑戦者はこちらも新日本プロレス出身の藤田和之。全体的に新日本プロレス感が強い大会という印象がありました。

そう思ってツイートしたのがこちら。私は今のノアにとって武藤敬司という存在は「ドーピング」なんじゃないか?と思っています。とはいいつつ来年2月の引退興行はぜひ行きたい!そうは思っていますが、問題はその2・21が終わったあとのノアがどうなっているか。今回の大会のように大量にゲストを呼んで盛り上がりを演出するのも興行としては大切ですし、現に観客席も埋まっていました。

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ただ、今回来ていたゲスト&武藤敬司がゴソっと抜け、純粋なノアメンバーだけになったときにどうなるのか。誰がトップに立ち、どのように盛り上げていくのか。ノアという団体、ノアの選手たちは今こそ知恵を振り絞ってなんとか考えないといけないんじゃないかと思います。

武藤敬司の引退ロードという、ノアファンだけじゃなくそれこそ全プロレスファンが注目する舞台。まさにノアとしては「ドーピング状態」ここでノアの選手がアピールして一気に知名度を上げることが2・21以後に繋がるし、誰もブレイクせずに2・21を迎えてしまうとシンプルに武藤とともに注目度が下がるだけ。ネット戦略、積極的な仕掛けでファンを地道に増やしているノアですが、今こそ一気に上るチャンス。今回のセミで真壁とやりあった稲村ももっとガンガン団体が押し出して新日本に上げるくらいして欲しい。

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今年の1・8が終わったあと一気に無風状態になった反省を活かし、どんどん周囲にケンカ売って知名度を上げていく努力をフロントも選手もしていかないと、ノアという団体が大きく飛躍するチャンスを逃すことになってしまうと思います。

 

 

希望の星は清宮海斗か拳王か。メインは一瞬のフランケン決着!

しかし、そんな新日本プロレス色の強い大会でメインを務めたのはGHCヘビー級チャンピオンである清宮海斗。相手はあの野獣・藤田和之。前哨戦からその野獣パワーというか、人間離れした生き物っぷりに圧倒されていました。

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そしていざ試合になるとさすがGHCヘビー級チャンピオン。開始早々、グラウンドの攻防ではしっかりと渡り合い、やられる部分はあるもののしっかりと返していく。見ごたえのある攻防を繰り広げ、さすがGHCヘビーのタイトルマッチ、という雰囲気。アームロックを足をかけることで返してバックに回る動きを見せるなど、しっかりと対抗していきます。

そこからいきなりの張り手、場外戦からはさすがにペースを握られていく清宮。とにかく藤田のあのデカい手のひらで放たれる張り手が凄すぎる。その後も股間を鉄柱に打ち付けられ、逆エビから監獄固めと攻め込まれる清宮。苦しい!

その後もヒザ蹴り連打などで攻め込まれる清宮でしたがドラゴンスクリューで反撃、エルボースマッシュ連打、コーナーからのエルボー、ミサイルキックとたたみこむ。決して藤田にやられるばかりではない、というところを見せていきます。

しかしさすが藤田和之。清宮のジャンピングニーをキャッチしての顔面蹴りからキャメルクラッチ、清宮もエスケープしてからのジャンピングニー連発、しかし藤田もコーナーから飛んだ清宮2喉輪落とし。一進一退の攻防で20分経過!場外に藤田を追い落とした清宮がコーナーポストからウルトラタイガードロップ!そしてリング上に戻した藤田にシャイニングウィザード!そして顔面蹴り3連発と藤田のお株を奪う非常な攻め。チャンピオン清宮海斗!

しかしここで一気に野獣を開放した藤田、思いっきり張り手からラリアット!そしてビーストボム!続けて顔面蹴り!

そしてとどめの再びビーストボム!を着地した清宮、走り込んでくる藤田にフランケンシュタイナー!体制崩れる!しかし全力で抑える!カウント3!!!

フィニッシュでフランケンシュタイナーが抜けて抑え込み、微妙なカウントだったせいか本人は不満を表明し、試合内容を酷評す類権もTwitterで散見しましたが、今の清宮海斗をフルに出し切った上の勝利、藤田和之のパワーに押される場面も多くありましたが、寝技でしっかりと対抗し、しっかりと藤田の猛攻に返していった清宮は以前のチャンピオン時代より逞しさ、頼もしさを増していました。しっかりと藤田和之と闘い、その怪物性を引き受けた上で勝利した清宮海斗。胸を張っていいと思います。

もちろん藤田と並んだ時に体格、パワーで劣ることははっきりと分かる事実ですが、各所に見せるテクニック、やられるたびに返していく気迫、常に向かっていく気持ちの強さ、観客が気持ちを乗せられるチャンピオンになりつつある清宮海斗。最後の渾身の、形が崩れた抑え込みも生々しさとがむしゃらさが感じられてぐっときました。

三沢、小橋から丸藤、潮崎のようなある意味完成されたチャンピオンとは違い、今のプロレスリング・ノアごと成長していく清宮海斗。その不完全さをさらけ出しながらピープルズ・チャンピオンに駆け上がっていく姿こそ、武藤が去ったあとのノアそのものなんじゃないか。武藤が去り、その不完全さがむき出しになるノア、その頂点にいる清宮。ノアという団体が清宮とともに成長していくのが2・21以降の図式のように思えた、その不完全さが可能性を感じさせる、そんなメインイベントでした。駆け上がれ清宮海斗!駆け上がれプロレスリング・ノア!

そしてこの人も駆け上がれ!ノアは清宮と拳王を見ていこうと思います!以上!

 

 

フワちゃん衝撃プロレスデビュー!10・30「行列のできる相談所」観戦記。プライムタイムにプロレス中継!

圧倒的根性&運動神経!フワちゃんスターダムでプロレスデビュー!

しばらく前から話題にはなっていましたが、フワちゃんがスターダム10・23立川立飛アリーナ大会でプロレスデビュー。葉月と組んで上谷沙弥&妃南と対戦しました。

そして、その模様は「10月30日放送の行列のできる相談所で放映」ということが試合直後から告知されていました。この試合はスターダムのPPVでもサムライTVでも流れず、YOUTUBEにダイジェストが上がっているのみ。しかし、それでも現地の声や映像からすでに「フワちゃんのプロレスデビュー戦は凄かった」ということが漏れ聞こえていました。

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ダイジェスト中でもドロップキック、ブレーンバスターを放っているのに加え、特筆すべきはその技の受けっぷり。ストンピング、ドロップキックを受け、ビッグブーツは顔面にヒット、ノーザンライト・スープレックスに加え、最後にはファイヤーバード・スプラッシュを受けるほど。とにかくフワちゃんへの信頼感が凄い。ここまでやっても大丈夫、というラインがもう普通のプロレスラーなんじゃないか、と思えるほどでした。

ここまででもすでに凄さが伝わってきますがいよいよ先日「行列のできる相談所」が放送されたので、TVの前でしっかり待機&録画しつつ鑑賞しました。この日はなんと異例の!一時間まるまるフワちゃんチャレンジ企画でした。

もうすぐ年末!フワちゃん日めくりカレンダーも発売予定です!マストバイ!

もうすぐ年末!STARDOM日めくりカレンダーも発売予定です!マストバイ!

 

 

プライムタイムにプロレス中継!スターダムが成し遂げた偉業!

そして始まった番組。まだ見てない方はTVerで四の五の言わず見ることをオススメします。サムネイルも完璧!11月6日、20時59分まで見れます!余裕ぶっこいてるとすぐ一週間経っちゃうので今!今見ましょう!

tver.jp

まずタイトルからプロレス全振り。正直「まあ、行列でプロレス流すって言っても基本的にフワちゃん中心の構成で試合とかもフワちゃんが頑張ってるところ中心で最後は泣かせにかかるんでしょ」とか思ってた自分をブン殴りたいくらい本気の構成でした。

そしてフワちゃんが企画を持ち込むくだり(ここはまあ基本作家マターっぽかったですが。本人生観戦したことないって言ってたし)から、4ヶ月の練習までしっかりと密着。「ブロディに似てる」はさすがに無理ないか?とは思いましたが、トレーニングメニューに沿ってフワちゃんがしっかり練習していきます。

もともと体育会TVで春日とエアロビ企画やってた過去がある(もちろん番組内ではスルー。しかもインスタに上がってたエアロビの練習映像は使用しながらエアロビには触れないさすがの構成)ため、そもそもの運動神経と身体能力はかなりできあがってたフワちゃん。しかし本格的にレスラーの練習についていけるまでに密着、本人真摯に取り組んでいたし、しっかりと番組も追いかけていました。

さすがにレッグウォーマーしてるだけでブロディってのも雑な気が。

腹筋するフワちゃんに腹パン入れまくる岩谷麻優。フワちゃんの足の筋肉すごい。

ブリッジしながら世間話するフワちゃん。ちょっとおもしろかった。

そしてCMまたいでいよいよ試合。生中継で会場とつなぎ、スタジオメンバーも試合を見る、という構成。そしてゲストにもちろんこの人も。

そしてここからなんですが、なんと!まさかのノーカットで試合が全部流れました!これはすごい。プライムタイムという時間帯に企画とはいえ、プロレスの試合がノーカットで流れるなんていつ以来でしょうか。個人的な記憶ですが、2000年4月7日2放送された『橋本真也34歳、小川直也に負けたら即引退!スペシャル』以来なんじゃないか、位の出来事(最近やってたらすいません)それくらい記憶にない出来事でした。

両者の入場からしっかり見せ、試合はしっかりとノーカット放映。対戦相手もしっかりと紹介。そして実況・解説は市川勝也&有田哲平!完璧な布陣での中継でした。

試合自体はダイジェストで見ていたので大きい驚きはありませんでしたが、一試合の中でもフワちゃんの成長ストーリーが紡がれていました。最初失敗したボディスラムを再度トライして成功、ブレーンバスターも一度失敗してからも味方のアシストがあってもう一回トライして成功。とにかくできないことができるようになる。試合中懸命に相手に向かっていって、倒されても倒されてもやりかえす、そんな気持ちがしっかり表現されていました。まさにその姿は「プロレスラー・フワちゃん」素晴らしかったです。

結局、フワちゃんが上谷沙弥のファイヤーバード・スプラッシュを受けて3カウント取られるわけですが、いや、ファイヤーバード出させるフワちゃん凄いし、受けれると思われているその信頼感が凄い。とにかく試合中に一切「忖度」というものがなく、ガツガツ攻撃入れられてたのが印象的でした。

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プロレスデビュー当初のSKE48・荒井優希もまあまあできなかったけど週プロの表紙になるくらいまでに成長しましたが、フワちゃんは最初から「できあがっている」印象でした。逸材!

そして、結局試合はノーカットでしたが、フワちゃんのマイクはまあまあカットされていたため、話題になったこのマイク

プロレス本当にめっちゃ好きかも。プロレス大好きです。葉月さんや上谷みたいに本物のプロレスラーになりたいな。本気でやりたいよ。プロレスデビューして、テレビで編集されてそれで終わるのは嫌です

は流れず。果たして次はあるのか?ないのか?そこも気になるところです。

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とにかく凄かったフワちゃん、早速次が見たくなりました。あんな練習したのにもうやらないのは勿体ない。アメリカでも人気出そうだし、ぜひビッグマッチの目玉としてスターダムもオファーしてほしいところです。まあ、怪我したら大変とかスケジュールとかあるから色々と大変そうではありますが、それでも見たくなる可能性を感じる「プロレスラー・フワちゃんデビュー戦」でした。

そして凄かったといえばスターダム。近年新日本プロレスも成し遂げ得なかった「プライムタイムでプロレスの試合をフルで流す」を実現しちゃったわけで。本当に「プロレス界のトップ団体はスターダム」になる日も近いかも。それくらいの勢いとメディア活用に対しての強かさを感じました。そんなところで色んな意味で面白かった「行列のできる相談所」紹介でした。感動しました!

 

 

そんなスターダム代表、ロッシー小川の自伝紹介はこちら。面白かったです。

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闘う女たちの讃歌。尾崎ムギ子さんの女子レスラーインタビュー本、必読です

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「未完のスーパースター」北村克哉を振り返る。

突然の「北村克哉逝去」のニュースが与えた衝撃。

2022年10月12日、元新日本プロレス、現ボディビルダーの北村克哉が急逝、というニュースが出回り、マット界、プロレスファンの間にも衝撃が走りました。北村克哉は2016年から2019年に新日本プロレスに所属。闘っていたのは短い期間ながらも大きなインパクトを残し、2017年に行われたヤングライオン杯で見事優勝。将来を嘱望されていた存在でした。

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アマレスでの実績を残した上、31歳で入団。ケビン・ヤマザキのジムでトレーナーをしていたこともあってか身体も超人的に出来上がっており、入場からのリングでジャンプ、マッスルポーズとそのモンスター感は将来のビル・ゴールドバーグ、ブロック・レスナーか、と期待されたものでした。

そしてその期待感を示すものとして、その当時twitterで「北村系」というアカウントが次々と登場したことも記憶に残っています。北村のその怪物性、生物として、ファイターとしての強さを嗅ぎ取った人たちが次々とアカウントを改名。北村バンベイダー氏、スコット北村ー氏、北村バフバグウェル氏など、「北村系」アカウントの人々が熱く北村克哉を語っているのがTLを流れていきました。

 

いま個人的に振り返ると、新日本プロレスのメインストリームが技の切り返しの攻防2重きを置くようになっていき、その切り返しの技術が高度化、先鋭化していた時期に理屈抜きのデカさ、筋肉モリモリのカッコよさ、そしてアマレスの実績でもわかるその強さ。細かいことはいいんだよ!っていう文句なしのスター性がファンを引き付けたんじゃないかと思います。

そして、この要素がすべて組み合わさってプロレスラーとして実を結んだら、ほんとに見たこともないような、とてつもないスターが出来上がるんじゃないか、という期待感をもたせてくれたのが北村克哉というレスラーでした。

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2017年に行われたヤングライオン杯で優勝、2018年から先輩との7番勝負が組まれるなど期待されていましたが、その7番勝負の最終戦で脳震盪を起こして欠場、そして1年近い欠場を経て2019年年初に新日本プロレスから退団の発表がありました。

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欠場期間が長かったこともあり、「練習中の怪我のため」という理由以外でも様々な憶測が飛び、交通事故があったとかレスリングオブザーバーに書かれたりもしていました。プロレスファンに可能性と希望を振りまいてから嵐のように去っていった北村克哉。確実にその存在でプロレスファンに爪痕を残した存在でした。

 

 

迷走するYOUTUBER北村克哉。ボディビル、そしてRIZIN参戦

そしてプロレスを辞めてからの北村克哉はボディビルダー宣言をしてYOUTUBEを開始、しかしその歩みはなかなかスムーズにはいきませんでした。

まず、(おそらく)以前からの知り合いと2019年5月、YOUTUBEチャンネル「バルクアカデミー」を開始。ボディビルあるあるネタ、ダイエットめしネタ、トレーニングネタなどで順調に登録者数を伸ばしていき、ボディビル系YOUTUBERとコラボしたりと知名度を上げていきますが、10月に参加したボディビルのコンテストで思うような成績を挙げられず、2020年2月に突然バルクアカデミーが閉鎖。

その後、個人チャンネルを経て、何度かチャンネルを改名した末に違うスタッフとバルクアカデミー2を開始、そしてなかなか色々上手くいかないままAbemaTVの格闘技企画にも参加。安保瑠輝也の前に壮絶にKO負け。全体的に適当な仕切りのAbema格闘技企画で客寄せに使われる姿は結構辛いものがありました。

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そしてほぼ一年後、今度はRIZINに参戦。安保瑠輝也戦とは違い、かなり準備してきた北村。寝技で上になってパンチを振り下ろす場面もありましたが結果は敗北。ただ、試合がYOUTUBEに上げられると相手はボビー・オロゴンということもあり、とんでもない視聴数を叩き出していました。

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視聴数240万回は、こないだの堀口恭司VS金太郎を上回る数字。試合のクオリティでは全く及びませんが、それでもRIZINでのモンスターファイトとして話題をさらったことの証明。北村が小川直也のように、アントニオ猪木や佐山サトルに鍛えられていたら...。と想像せざるをえない。それも叶わぬ夢ではありますが。

 

正直、レスラーを辞めてからの北村克哉は人生うまく行っていたとは言い難かったでしょう。YOUTUBEも何度も挫折し、ボディビルの大会でもなかなかうまいこと結果を出せなかった。いろいろな挑戦を経て、それでも色んな人とコラボして、うまくいくのかな、と思った矢先に逝ってしまいました。

うまく行っていたとはいえない北村克哉のチャンネルでしたが、それでも色んな人に愛されるキャラクターや、天然な部分も見え隠れしていました。減量中に間違ってスパゲッティミートソース大量に食べてしまって師匠のシンさんに謝り倒す動画とか

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その後のシンさんの言葉。今見るとより泣けます。

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そしてバルクアカデミー最後の動画は今をときめくちゃんよたとのコラボでした。なんというか、これもまた北村克哉らしいというか。ここでの北村が見せてくれたのは、トレーニングへの真面目さが滲み出る一人のトレーナーとしての顔でした。

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今ならまだ色んな動画が残ってるので、バルクアカデミーの動画を見てみると、北村克哉が愛された理由がわかってくるかもしれない。なんというか、色々と目の話せない人だったように思います。

 

 

グレート-O-カーン、北村克哉に送るポーズ&言葉

そして、北村克哉と同期で新日本プロレスに入団した現グレート-O-カーン。NJPWWORLD認定TV王座トーナメントが始まった10月14日、15日とバックステージコメントで北村克哉についてのコメントを残しました。

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特に10月15日、北村克哉に対しての思いを「今から1分だけ、プロレスラーを辞める」として、キャラクターを脱ぎ捨てて吐露しました。

いま、いまから1分だけ、プロレスラーを辞める。

そうだ。いまはグレート-O-カーンだ。だから北村克哉なんか知らねぇよ。でももし、北村が同期だったとしたら、あいつのトンパチのせいで、どれだけとばっちりを受けたと思う? 数え切れねぇよ!

だから...。もしあいつが同期だとしたら、余は北村のことが大嫌いだった。でも、いちファンとして見たら大ファンだったと思うよ。余はトンパチになれない。だから、あいつみてぇに、好き勝手生きてよぉ! 他人に迷惑かけても、後ろを振り返らないで、ああいう生き方が魅力に見えたし、最高にプロレスラーだったと思うよ…。

まあ、そんなあいつは、プロレスラーであることを辞めた。そういう道を選んだ…。あいつが選んだ道と、俺が!! 選んだ道。俺が選んだ道のほうが正しいって絶対示してやる…!

あのバカよぉ! 最後の最後までよぉ!人様に迷惑かけやがってよぉ!あぁ、ふざけんじゃねぇよ!いままで積み上げたものが全部パーだ!

余の選んだ道のほうが正しいって、絶対示してやるよ。そんとき、あの世で会ったら、クソまずいちゃんこまた作れよ!それで迷惑かけたぶんチャラにしてやるよ。

そんでまた……またグチでも言おうか。あばよ…

 

あ、あともう1コだけ言っておくよ…。モンスターレイジは、正式に解散だ!

最後は北村と組んでいたタッグチーム、モンスターレイジの解散を無骨に告げて去っていたオーカーン。どれだけ北村が愛されていたか。この二人の関係性の濃厚さを感じさせてくれるコメント。北村克哉。本当に若くして急逝したのが惜しい「未完のスーパースター」でした。改めてご冥福をお祈りいたします。

女VS男!ガンプロで辿り着いた「ぽちゃじょ」の終着駅。まなせゆうなvsハートリー・ジャクソン

VS男子プロレスラーの集大成。ハートリー・ジャクソンVSまなせゆうな。

10月2日、板橋区民ホールで行われたガンバレ☆プロレス「ねらわれた学園」のメインイベントで行われたのはハートリー・ジャクソンVSまなせゆうなのスピリット・オブ・ガンバレ選手権試合。今成夢人からベルトを奪ったハートリー・ジャクソンに自ら挑戦を願い出たまなせゆうなが勝ち取ったタイトルマッチでした。

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最近では珍しくなくなった、というか海外では普通に行われている男子VS女子のシングルマッチ。少し前だと里村明衣子がDDTでベルトを奪取したり、最近ではGCWでは山下りながハードコアのベルトを奪取したほどで、女子レスラーが次々と男女の垣根をブチ壊していっている状況がありますが、まなせゆうなはガンバレ☆プロレスに入団してから今成夢人が主催する「ぽっちゃり女子プロレス」のエースとして過去3回の大会を行い、その全てが男子レスラーとの対戦でした。

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第一回は今成夢人とのシングルマッチ。肉体をぶつけあう激しい試合の末に今成夢人が勝利、正直、この後の展開はほんとに実際に見てほしい。正直著作権的になんでこの試合後のくだりがそのまんまWrestleuniverseに残ってるのかわかんないですが泣けます。

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そしてぽちゃじょ第二戦はまなせゆうなVS樋口和貞(ふたりともキャラクター乗っかってましたけど面倒なので...。)こちらでもあの手この手で思い切りぶつかっていったまなせ。最後には叩き潰されますが、これも力を尽くした激闘でした。

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そして、今年の5月に開催されたぽちゃじょ第三弾興行。すでに去年「ガンジョのエース」として団体を背負う立場になっていたまなせゆうな。この日は後輩に背中を見せるため、旗揚げ戦以来の今成夢人戦に挑みますが敗北。しかしアイスリボンでのパートナー、トトロさつきとその後ベルトを奪取。他団体での活躍のきっかけとなりました。

 

私はプロレス会場でのふるまいやSNS上での姿しか知りませんが、周りを明るくする言動、気遣いに溢れている代わりに自分から前に出ることが少なかったまなせゆうな。自分が見始めた東京女子プロレスでも控えめで若手を引き立てたり、前座を盛り上げることが多かった。他団体での経験がある彼女にしかできない役割でもあるでしょうが、見ていてもどかしい部分もありました。

そしてガンバレ☆プロレスに入団。その控えめな振る舞いがぽっちゃり女子プロレスで徐々に解放され、今やガンバレ☆プロレスで最も激しく感情表現をするレスラーになりつつあります。大家健、今成夢人ばりの自己主張。それだけではないでしょうが、彼女を変えてきたものの一つにぽっちゃり女子プロレスでの男子レスラーとのシングルマッチがある、と私は思っています。

 

そして、そのぽっちゃり女子プロレスを経て、今回自らアピールしてのハートリー・ジャクソン戦。これまでのまなせゆうなの「ぽちゃじょのエース」としての集大成。そう思って私は試合を見ていました。

 

 

盤石のハートリー・ジャクソン。剥き出しのまなせゆうなから見えたもの

そしていよいよ当日試合開始。正直私は配信での観戦でしたが、試合開始前からガンジョ勢。HARUKAZE、春日萌花、YuuRI、長谷川美子がまなせのためにロープを上げ、大家、今成らのガンプロ勢もセコンドに付き、とにかく会場はまなせ一色。リングに上がる前から涙ぐむまなせ。超絶ホームでのベルト挑戦となりました。

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試合は予想通りに一方的なジャクソンペース。互いに大型レスラーではありますが、さすがに女子と男子の体格の違いは向かい合うと明白。試合開始後もエルボー連発していくまなせを一撃で吹き飛ばすなどパワーは歴然。場外に逃れたまなせは早くも息絶え絶えに。その後もボディスラム、エルボー、水平チョップなどの基本技で悶絶するまなせゆうな。これは厳しい...。

しかしまなせ、ジャクソンの足にタックルしてから足攻めに活路を見出し、低空ドロップキック、ロープ越しのドラゴンスクリュー、コーナーポストを利用しての足攻め、リングに戻っても足を締め上げ、とにかく執念の足攻め。針に糸を通すような、僅かな希望をつなげるべく攻め込んでいきます。会場も、セコンドもとにかくまなせを後押しする空気。ガンプロ的な空気を配信ながら感じさせました。

そこからラリアットを叩き込み、コーナーに載せられても切り替えしてパワーボム。立ち上がろうとするジャクソンをラリアットで倒してフォール!カウント2!さらにロープワークの攻防からラリアット!カウント2!まなせの振り絞る力でジャクソンに攻め込む!ガンバレまなせ!

 

しかしそこから鈴木ダイナミックを切り替えされるとラリアットでなぎ倒され、エルボーで倒れ、立ち上がってエルボーを連発するもなぎ倒される。徐々に立ち上がるまでの時間がかかり、エルボーも弱々しくなっていき、クロスボディ、セントーンを喰らい、徐々に現実をわからされていく。しかしそれでも立ち上がろうとするまなせ。リングを叩くセコンド、手をたたく観客、応援とはこういうことか、という雰囲気の中、今成を仕留めたパイルドライバーを返すまなせ!これは凄い!

 

それから立ち上がるたびにラリアットでなぎ倒されなぎ倒され、最後もラリアットでなぎ倒されてフォール、カウント3を許したまなせゆうな。大健闘ではありましたが、ハートリー・ジャクソンのベルト防衛を許してしまいました。全てをぶつけたまなせゆうな、受け止めきったハートリー・ジャクソン。心を打つ、凄い試合でした。これはまなせゆうなにしかできない。丸め込みや返し技に頼ることのない、肉体を思いっきり男子レスラーにぶつけるまなせゆうなの闘い。はっきりと闘いを見せてもらいました。

 

 

 

これからも続く「ぽちゃじょのエース」まなせゆうなの闘い。

この試合、ハートリージャクソンと互角にわたりあった、という内容ではありませんでしたが、まなせゆうなが自らの力を開放し、全力で戦ったことが伝わる試合でした。

自らの体型、その控えめな性格、女子プロレスラーとして生きるということ、色んなものと日々戦っているまなせゆうな。こちらのインタビューにもありますが、その全てをこの日のリングで叩きつけたような。そんな試合だったように思います。

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ぽちゃじょを経てガンジョのエースとして一年間団体を引っ張り、そして男子レスラーの持つ王座に挑戦。しかも相手はあのハートリー・ジャクソン。その体格を、その性格を生かして、ありのままの自分のまま突っ走るまなせゆうな。そんな彼女は今後も上を向いて走り続ける、試合後の悔しい表情はそれを物語っていました。

結果、試合前、試合内容、試合後、まなせゆうなの闘いが心に突き刺さったタイトルマッチでした。

 

そして、ハートリー・ジャクソンVSまなせゆうなのダイジェストが立て続けにYOUTUBEにアップされていました。

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どれも沢山の人に見てほしいですが、タイトル2全部「Gカップ」ってついてるのはいかがなものか。これが現実か。まなせゆうなは本当にいろいろなものと闘っている。YOUTUBEのタイトルからも感じた次第。私これからもまなせゆうなを応援したい、心からそう思いました。今日は以上です。凄かったです

 

猪木寛至逝去・アントニオ猪木完結。最後まで自らをさらけだした「全身プロレスラー」

アントニオ猪木・さらけ出していた「死へのカウントダウン」

2022年10月1日、アントニオ猪木死去のニュースが日本中、世界中をかけめぐりました。享年79歳。言うまでもない「日本人プロレスラーの代表」であり、新日本プロレスの創始者。モハメド・アリと戦い、北朝鮮でプロレス興行を行い、政界進出を果たすなど世間にもアピールし続けた人物でした。

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先日24時間TVにも登場し、NHKでも番組が放映されていて猪木のガリガリっぷりを見て驚いた、という話もSNS上で散見しました。

 

しかし、猪木はそのもっと前から。2020年2月からYOUTUBEチャンネル”アントニオ猪木「最後の闘魂」で、自らの闘病生活を動画としてアップし続けていました。

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いろいろなトークイベント等に参加する猪木、昔話をする猪木、と初期は色んな所で元気に語る猪木を記録していたこの動画、徐々に闘病シーンが増えていき、入院先のベッドからだったり、体格もやせ細っていき、呂律も怪しくなっていく。人間が本当に死に向かっていく、しかしそこで戦う姿を記録する。まさに「最後の闘魂」を記録していくチャンネルでした。

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よく、誰かが亡くなったとき、以前親しくて疎遠になっていた友人は驚いたりするけど、同居している家族は妙に冷静だったりすることがあると思います。それは、家族はその人の近くで日々衰え、死に向かっていく姿を見ているからだったりします。つまり「いきなり死ぬ」のではなく、「徐々に死をわからせられる」から心の準備ができている。だから周りからしたら妙に冷静に見えたりする。

個人的には、この「最後の闘魂」チャンネルは、猪木が死に抗い、戦う姿を見せる目的とともに、結果「死にゆく猪木をわからせる」役割も果たしていたように思います。以前からこのチャンネルを見ていた私はもちろん悲しく寂しいですが、「ついにこの日が来たか」という納得のような感情もありました。

 

そして先日、猪木逝去のニュースが流れる中、一本の動画がアップされました。それは死の一週間前に撮影された、猪木が今後について語る動画でした。

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字幕がないと聞き取るのも難しいくらい呂律が回っていない猪木でしたが、YOUTUBE撮影を頼まれたスタッフに対して「実は動画なんか撮りたくない」と煙に巻きつつ、「今の姿を見せ、やれるところからやっていきたい」、「世界の環境問題について発信したい」と意欲を見せていた猪木。猪木は最後まで猪木の魂のまま、闘魂を抱えたままでした。しかし死の直前までさらけ出していたアントニオ猪木。プロレスラーは引退していましたが、最後までアントニオ猪木のままで亡くなっていきました。合掌。

 

 

衰えをもリング上でさらけだし、表現した「キラー猪木」

私はプロレスを見始めた時期が闘魂三銃士時代からだったので、すでに猪木は一線から退いていました。全盛期は後追いで見ましたが、大舞台でのスポット参戦で「美味しいところを持っていく」猪木に対して、最初は冷たい目線で見てました。

 

しかし、この頃「紙のプロレス」等、プロレスを深堀りするメディアと出会い、猪木が何を表現しようとしているのか。「闘魂」とはなにか。「ストロングスタイル」とはなにか。「世間とプロレスする」とはなにか。深堀りし、問いかけていくようなものと出会ったことでプロレスについて考える、という習慣がついたように思います。

年齢を重ね、以前のようなファイトが徐々に出来なくなっても、研ぎ澄まされた技で相手のスキをつき、延髄斬りから一瞬のスリーパーで絞め落とす。そこに漂う殺気、色気。プロレスのいろんな解釈を猪木から教わったように思います。全盛期の猪木に直接触れていないからこそ、引退直前の猪木を見ることができた、そして考えることができた。それが自分のプロレスファンとしての財産だと思っています。

 

 

PRIDE、K-1と戦い続けた「影の仕掛け人・アントニオ猪木」

そして個人的には現役時代よりも、引退してからの「仕掛人・アントニオ猪木」のほうが印象に残っていたりします。何と言っても有名なのは、あの橋本真也VS小川直也戦。柔道から新日本プロレスに転向した小川直也を佐山サトルとともに鍛え上げ、1990年、新日本プロレス1・4東京ドームで橋本真也とシングルマッチで対戦。プロレス的なやりとりがほぼないままに一方的に小川が橋本を戦闘不能に追い込んだ上、小川がリング上を駆け回り「新日本プロレスの皆さん!目を覚まして下さい!」とマイクアピール。その後大乱闘となった「伝説の一戦」でした。

その時、K-1、PRIDE等の打撃格闘技、総合格闘技が世に大流行し、このままだとプロレスが傍流に追いやられてしまう、という危機感から新日本プロレスに格闘技路線を敷こうとした猪木。1つのリングで複数人が同時にMMAで闘う「アルティメット・ロワイヤル」という迷作を生んだりして、プロレス・格闘技が混ざりあった混沌が生まれていきます。

そして2000年から2003年、「INOKI-BOM-BA-YE」として大晦日に格闘技イベントを開催。我らが永田さんがヒョードルと直前オファーで闘わされたりと色々とムチャを重ねていきますが、総合格闘技の土俵でレスラーが負けたり、格闘家がプロレスのリングに上がってズンドコになったりという混沌を生んでいきます。

そんなこともあり、新日本プロレスは徐々にアントニオ猪木と距離をおいていき、結果2005年、猪木が新日本プロレスの全株式を(株)ユークスに売却することで現在のブシロード体制への礎、企業がオーナーとなるプロレス団体へと移行していくことになります。

そして永田、中西、小島、天山らの第3世代、棚橋、中邑、柴田の新・闘魂三銃士らの地道な活躍を経て今の新日本プロレスの隆盛まで回復していくわけですが、藤田和之の格闘技での活躍、安田忠夫のジェロム・レ・バンナからの感動の勝利、リョート・マチダの発掘など、猪木の格闘技路線だからこそ残した功績も多かった。

その後も猪木はその理想をプロレス団体「IGF」で実現しようとし、格闘家とプロレスラーの試合、世界をまたにかけたプロレスイベント開催などを行い、団体として成功した、とは言いにくいものの、鈴木秀樹、青木真也が今でも「IGF」を心の中に持っていることからわかるように、今のプロレス界に大きな足跡を残したました。

このように、成功した!とは言い切れない部分も多くありますが、後々に評価される様々な仕掛けをしていた猪木。レスラーを引退してからも、引退してからより「アントニオ猪木」を表現し続けた、と言えるんじゃないでしょうか。

 

様々な「追悼の言葉」改めて知る猪木の大きさ。

と、個人的に色々猪木について書いてきて、他にも思い起こすと色々ありますが、最後に印象に残った色んなレスラー、ファンの追悼ツイートをまとめておこうと思います。

まずは長州力。猪木に育てられ、反発し、和解し、闘い、かなりの時間を共にしてきた長州。「やっと解放された」という言葉に。今までの長い時間での感情が伺えます。重い。あまりに重いツイート。

そして前田日明。猪木に憧れ、猪木と闘うことでのし上がっていった前田。思想的に遠く離れても、常に一定の尊敬の念を持っていたように思います。

そして個人的には最も猪木に振り回されたレスラーはこの人だと思いますが、一番「アントニオ猪木ファン」でもあるんだろうな、ということが伝わるツイート。ぐっときました。

「キン肉マン」のゆでたまご嶋田先生。昔一緒に練習したとは!中井先生もいい身体!

猪木信者代表、猪木といえば古舘伊知郎。いい話...。動画も公開されてます。

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プロレスリング我闘雲舞・さくらえみ代表。大きさが伝わってくるエピソード。

高橋奈七永選手の追悼ツイート。「スリランカのボクシングの大会で会った」というシチュエーションがレア過ぎて頭に入って来ませんでした。

そして最後はスターダムのスターライト・キッド選手の追悼ツイート。「SLKは引き継いでいく」とは...?と、追悼ツイートはとりあえずここまで。他にも色んな人が追悼されています。改めて偉大さを感じました。

 

 

最後に紹介したいのはグラップラー刃牙外伝。ジャイアント馬場逝去をうけて特別編として出されたこの本。ようやく天国で馬場と猪木が戦うことができる。天国のドームに観客が押し寄せて満員になるはず。改めてアントニオ猪木、猪木寛至さんのご冥福をお祈りいたします。プロレスを、闘魂を生んでいただき、ありがとうございました。

50周年の全日本プロレス、宮原健斗最高!9・19後楽園ホール大会観戦記

評判が良かった武道館大会、一夜明けての後楽園大会!

先日の三連休を利用して17・18日と大阪でスターダム二連戦を観戦してた私。台風を避けて急いで関東に帰ってきましたが、最終日はどうしようか...。と思っていたところ、SNSで18日に行われた全日本プロレス日本武道館大会の評判がとても良かったことを思い出しました。増刊号はこちら。

そして、永田裕志、鈴木みのるなど、武道館参戦した選手たちがほぼスライドで参戦する後楽園大会。世界タッグ、三冠戦もある、ということでこれは行くしかない。というわけで観戦を決めた私。さっそうと後楽園ホールに向かいました。

 

 

続く熱戦の数々!完全に「アタリ」の後楽園ホール大会!

というわけで見始めたわけですが、最近の全日本プロレス後楽園ホール大会にしてはかなり観客の出足もよく、かなり「できあがった」ムードでの大会開始。まず第1試合でイザナギ&めんそーれ組を降した土肥こうじ&羆嵐が世界タッグ挑戦宣言。攻めてます

ちなみに羆嵐はガンプロでのこの事件以来かなり好きです。屋根さん...。

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そしてフレ兄画伯の描いたTシャツを掲げているファンの方も。しっかり受け入れられていることがわかります。

 

そして先日デビューの安斎勇馬。先日は永田裕志、この日は鈴木みのるとその期待度をビンビン感じるマッチメイク。勝利はあげられず、今のところ特に凄かった、という場面も見せられませんでしたが、団体も押していくようですし、今後が楽しみ。正統派エース候補、といったところでしょうか。

そして個人的に楽しみだったヴードゥーマーダーズの試合。とにかくヒール諏訪魔の暴れっぷりが良かったし、TARUのオジキもノってたし、田中稔、歳三もコンディションよし。そしてなにより対戦相手の正規軍、特に青柳優馬、石川修司、大森北斗がイジりまくるのが面白かった。心から楽しんで試合してるというか。この試合の位置なりの役割を理解した上での余裕を感じました。結果、楽しく激しいプロレスでした。

最後には諏訪魔とTARUが仲間割れ!それをはやしたてる正規軍!最後までホントに最高でした!

 

 

圧巻のサイトー・ブラザーズ!そして野村直矢の帰還!最後は宮原最高!

そして個人的大注目だったセミファイナルの世界タッグ選手権試合!先日海外遠征から帰ってきた斉藤ジュン、斉藤レイの兄弟タッグが芦野、本田組に挑戦。190センチ声の元力士タッグ。アメリカ遠征を経て、ルックス、コスチュームもかなりステキになって帰ってきました。

ヒゲを蓄え、揃いの革ジャンで登場した二人、ファイトスタイルもガンガンぶつかっていくパワーファイター。荒削りではありますが、その粗さを上回る力強さが魅力の二人。なんというか、デカくて強い人達がゴツゴツぶつかり合う、原初的なプロレスの姿を見ているようなワクワクがありました。

さすがにキャリアに勝る王者組にはかないませんでしたが、その魅力を存分に感じさせてくれた斉藤兄弟。日本人ですが、正式に「サイトー・ブラザーズ」というチーム名にして欲しいくらいのガイジンレスラーっぷり。いや~、堪能しました。しっかりと受けきって極めた王者組もさすがでした。

 

 

そしていよいよメイン。私の好きな野村直矢が全日本プロレスに帰ってきてメインイベントで宮原健斗と戦うというアツいシチュエーション。このエントリ書いた時はもう野村直矢が全日本プロレスの天下取る、と思ってました。

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いや~アツかった。しょっぱなからいきなり「あわや」を作り、最後は宮原に屈したものの、最後までその力強さ、頑丈さ、当たりの強さで「あわや」を生み続けた野村直矢。しかししっかりとその野村を仕留めた宮原健斗。最後のグータッチには思わずぐっときました。見に来てよかった!

そして最後に次回挑戦を表明した大森隆男をしっかりと迎え入れて「全日本プロレス...最高!」で興行を締めた宮原。この絶大な安心感。全日本プロレス50周年は大丈夫!という気持ちになりました。ありがとう宮原健斗!これからも応援するよ宮原健斗!入場とマイク長めの宮原健斗!いや~、良かったです全日。良かった!

そして今週見事に表紙!さすがです!宮原健斗....最高!

 

 

おまけ的にこのとき撮った写真のせておきます。面白かった!

いつでも元気、永田さん!相手は新人井上凌!ガンバレ!

負けて大森さんの方を借りて帰る井上凌!ガンバッテ!

鈴木みのるに立ち向かう寸前の安齊勇馬!気合だー!

しかし相手は鈴木みのる。思いっきり厳しさを味わってました。ガンバレー!

TARUのオジキと諏訪魔。仲良くケンカしな!

もう三冠戦を裁かなくなると聞いた和田京平。いい表情!

人生は3つ数えてちょうどいい

人生は3つ数えてちょうどいい

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本田竜輝、だんだんグラサン似合ってる気がしてきました。

芦野のグラサンはほんとに似合ってるな~。ダンディです。

野村直矢入場!キャー!ノムナオー!

バチバチの殴り合い!興奮しました普通に。

勝利したあと大森隆男とにらみ合う宮原健斗。

最後はもちろんこれ!全日本プロレス...。最高!

 

 

スターダム 9・18,9.19大阪大会遠征記!今の女子プロレスを見た!

2日間の大阪遠征!今のスターダムを見ました!

個人的に用事もあったことから、9月の17,18日と大阪に行き、スターダムのエディオンアリーナ大会を観戦してきました。そう、いわゆる遠征というやつです。結構久々に大阪に行ったんでちょっとした事件もありましたがそれはのちほど。絶賛台風接近中ではありましたが、無事に避けて行って帰ってくることができました。

 

 

大阪一日目!興行を締めたのはスターライト・キッド!

そして今、スターダムはシングルリーグ戦「5☆STAR GP 2022」開催中。18日、19日も公式戦がメインで行われていました。そのため第1試合以外は全てシングルマッチの全9試合。去年の両国大会以来生観戦してなかったスターダム、あれから色々と勢力図も変わっているため、選手一人ひとりを見るには最適な興行でもありました。結構ミーハーに見てたんですが、ツイートで振り返るとこんな感じでした。

カード発表のときはシングルマッチ8試合続けてみるのがちょっと疲れそうだな、と思ったりしましたが、15分一本勝負だったことと、真っ向勝負から丸め込み、場外戦など多彩な決着があったこともあり飽きずに見ることができました。

そして個人的にはガンバレ☆プロレス大田区大会でかなり濃い目にまなせゆうな戦を闘ったウナギ・サヤカに目がいってしまいました。傾奇者!

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そしてこの日のメインはスターライト・キッドVSなつぽい。互いに柔軟性のある動き、目まぐるしく動くスタイルと似たところのある二人、予想通りの激戦となりましたが試合時間残り1分半、コーナーポストからのEternal foeを炸裂させたスターライト・キッドが勝利を飾りました。

その後のマイクアピールも堂々としたもの。現在アーティスト・オブ・スターダムのベルトを保持しているスターライト・キッド、堂々と試合を締めて帰っていく姿はもはや貫禄すら感じるほど。21歳とは思えぬ、堂々とした姿でした。

そしてその後にトラブルが。私、この興行の前にホテルにチェックインしてから行ったんですが、ホテルの部屋に財布を忘れ、スマホの電源も切れた上にガッツリ道に迷うという3重苦。

2時間近く歩いてからホテルにたどりつき、たこ焼き買ってようやく晩酌。色んな意味でドっと疲れた大阪一日目でした。

大阪二日目、鈴季すず、スターダムの真ん中で吠える!

そして2日目、昨日は夜興行でしたがこの日は昼興行。

そしてこの日も第一試合を除いてシングルマッチ、というわけでこちらもツイートから振り返ってみますと

 

堂々としたSAKIの姿、ジュリアの華、そして壮麗亜美の三田英津子っぷりに胸高鳴りつつメイン。

 

渡辺桃に真っ向勝負を挑んだ鈴季すず。世羅りさとともにプロミネンスとしてこのリーグ戦に参加しているだけにガツガツとしたファイト。大江戸隊の渡辺桃もセコンドを駆使した場外戦からペースを握りますがそこはデスマッチ集団プロミネンスの鈴季すず。イス攻撃から相手のスパナを奪って殴打とハードコアさでも上回り、残り2分でロコモーション式ジャーマンでカウント3。荒れたメインを制しました。

 

そしてマイクでもふてぶてしさを見せた鈴季すず。この2日前に20歳になったとは思えない肝の太さでこの日を締め、大阪エディオンアリーナ大会を締めくくりました。

圧倒的満足感の2連続興行を経て東京に帰る私ですが、その前にミッションが。大阪行く前にフォロワーさんに勧められたスポット、なにかとプロレスと縁が深く、プロレスラー、プロレスファンも立ち寄る上新庄の「たこ焼きたこば」さん、プロレスリング・ノアの原田大輔選手のご家族がされているお店、吹田の原田精肉店を巡ること。

音速でたこ焼きとチャーシューをゲットして台風が来る前に嵐の帰宅。こうして無事に2日間の大阪遠征は終了しました。お疲れ様でした私!

 

 

今のスターダム、今の女子プロレス。若手が輝く舞台は素晴らしい!

そして改めてこの二日間の興行を振り返ってみました。選手の層の厚さとファイトの幅、そして若手の台頭、今のスターダムは間違いなく過去イチ充実していると言えるはず。明らかに今見るべき団体のひとつ。勢いや華を考えると日本トップかもしれないくらい。面白かったです。

 

そして、スターダム2連戦見て改めて読みたくなったこの一冊。プロレス本というより社会で女性が闘っていくことについて描かれた一冊です。ブログで紹介&感想書きましたので購入を迷ってる方はこちらもお読み下さい!

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大阪二連戦・激戦アルバム

というわけで、写真は結構大量に撮ったので、ここに供養として張っておきます。言ってもiphoneなので大した写真でもないですが...。

ちゃんみなポーズ!こっちむいてくれました!

村山大値レフェリー柔軟運動の図。このような準備がケガを防ぐというか。

林下詩美入場。堂々としてました。

ガッチリと腕を極める朱里。気合がほとばしってます

 

 

ここから18日。ちゃんみな~

これが噂のスターライト・キッド...。

壮麗亜美。軽くオドオドしてる雰囲気が三田英津子の後継者っぽい

その壮麗亜美をねぎらうジュリア。まあまあ長尺で喋ってました。

観客を煽るMIRAI。いい笑顔!

コーナーに立つ上谷沙弥!このドヤ感!

中野たむに冷静に逆エビを見舞う世羅りさ。冷静すぎ

ケ・セラ・セラ 世羅りさ写真集 (Virgin Nude)

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最後はこれ!それではまた~

 

 

スターダムにフワちゃん参戦!プロレスラー・フワちゃんは活躍できるのか!

フワちゃんスターダム参戦!賛否両論の芸能人プロレス参戦を考える

2022年9月11日、スターダムの横浜武道館大会で発表された「フワちゃんスターダム参戦」により、業界というかいろんな世界で衝撃が走りました。

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10月23日の立川立飛アリーナ大会でデビューが発表されたフワちゃん。これまで「プロレスに企画でいっちょかみする女子芸能人」へのファンの強烈な拒否反応を経験しているロッシー小川。拒否反応への丁寧な対策を講じてきた、というのがこの日の発表で感じました。

  • 4ヶ月練習していた、という実績
  • 練習パートナーに葉月、岩谷麻優、飯田沙耶という現役選手を出す
  • この日の試合のセコンドに付かせる

正直芸能人として成功しているフワちゃんがこの日を機にプロレスに専念する、ということは考えづらいので、おそらく番組の企画だと思うんですが、その番組名を同時に発表しなかったあたりもファンへの気遣いを感じました。

 

 

どう考えても芸能人やってるほうがプロレスより儲かると思うんで、やるにしても入団とかじゃなく単発の企画、ビッグイベント限定出場とかになると思うんですがまだそこは匂わさない。とりあえずフワちゃんの「真剣さ」だけをアピールしたこの日の発表。現状スターダム、フワちゃんのツイートに色々と否定的なツイートも見られますが、デリカシーゼロな発表してたら強烈なバッシングを受けていた可能性もあるので、色んな気遣いの結果このくらいに収まってるというか。頑張ったほうなんじゃないでしょうか

 

 

ちなみにフワちゃんですが、「炎の体育会TV」の企画とはいえ、エアロビの全国大会で3位になっているほどの逸材。正直身体能力、運動神経で言ったら女子プロレスラーの中でも結構やれるくらいなんじゃないかと思います。

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4ヶ月でプロレスならではの技術がどこまで身についているか、ということもありますが、いっちょかみの芸能人が参戦するより可能性を感じます。

ただ、個人的に気になってるのは女子プロレス特有の上下関係、礼儀、慣習みたいのものと全くフワちゃんが真逆に生きているということ。ただ団体所属してやる、というのならそれは致命傷になるでしょうが、そこまでベッタリとかじゃなくゲスト的に大舞台に出る、とかならそれはマイナスにはならないはず。

正直フワちゃんには女子プロレスに染まらずにそのままの態度で貫き通してほしい。挨拶から始めるフワちゃんとか興醒めしかないんで、フワちゃんのキャラクターを生かしたままブレイクしてほしいと思います。僕から以上!

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武藤敬司ファイナル発表!2023・2・21東京ドーム!プロレスオールスター戦実現か?

武藤敬司引退大会は2023年2月21日!in東京ドーム!

9月7日、プロレスリング・ノアが記者会見を行い、武藤敬司の引退大会が2023年2月21日(火)東京ドームで行われることが発表されました。会見全文はこちら。

battle-news.com

武藤敬司の引退大会とは言え平日の東京ドームとは強気!そしてチケット詳細を見てみるとこれが

・VIP席 500,000円(1列目)
※プラ柵内、引退記念特典付き、専用入場ゲートからのご入場
※左右のソーシャル設定はございません     
・ロイヤルシート 100,000円 (2列目:プラ柵外最前列)   
・アリーナS席 50,000円 (3列目〜)
・アリーナA席 30,000円(11列目〜)    
・アリーナB席 15,000円 (21列目〜)
・スタンドS席 10,000円
・スタンドA席 5,000円

VIP席50万円!完全に「THE MATCH」の最前列300万円を意識した値段設定!正直闘魂三銃士・四天王プロレス時代のファンは出世して金持ってるだろう、というのを見越した値段設定!二列目も10万円。それ以降はドームとしては普通というか。良心的に近いんじゃないでしょうか。最安値5000円だし。

 

 

実際に会見でもノア武田さんがドーム開催について聞かれたときに

そうですね、一つは、やはりプロレス界。不朽の名レスラー武藤敬司を送り出すのに、やっぱり一番ふさわしい会場ということで武藤さんと話し合っていく中で、案として出たんですが、最終的にどうしてもドームでやりたいなと思ったのはやっぱり6月の天心選手と武尊選手の試合を見て、やっぱプロレス界も負けない空間、これと同じようなイベントにチャレンジしなければいけないなという、思いから会場の方に問い合わせて、2月21日開けていただいて開催させていただくことになりました

ということでバリバリ意識していた模様。そして大会詳細にしても

そうですね、ノアの選手が全員出るような大会にはならないと思います。やっぱり武藤さんのキャリアからいくと、プロレスオールスター形式でいろんな団体が出る形になるとは思います。現時点ではそのように考えてます

とのこと。これは諏訪魔VS藤田和之待ったなし(違う)

さすがに平日の東京ドームということで、なりふり構わず客席を埋めにかかる模様。やっぱり新日本プロレスの棚橋、オカダ、全日本プロレスの宮原、諏訪魔らの出場も期待されますし、先日AEWではこんなことも。

ちなみに5月、THE MATCH後に書いたエントリで「今後PPVを前提としたプラットホーム主導のプロレスオールスター戦が開催される」と書きましたが、それを裏付けそうな武藤の発言も。

あの~、俺ね、先日武尊と対談したんですよ。あのね、あの試合、ペイパービューですげえ儲かったんだって。利益が出たらしいですよ。やっぱりそういうところを狙っていった方がね

武尊!THE MATCHの影響がこんなところにも!ちなみにエントリはこちらです

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そして会見には蝶野正洋も登場して「引退試合」を振られたりとかしてましたが、やっぱりぐっと来たのは会見最後の武藤のこの言葉。

実はこの本当にこう、ね、今回この東京ドームでなんていうこんなスケールのでかい引退試合っていう、この場を設けてもらえるんだけど、蝶野だってまだ引退してないし、橋本も実はまだ引退試合してない、ノアの、ね、創業者である三沢社長も引退試合とかしてないよね。なんか、もしかしたらその人たちの分も、ね、ある意味背負って、できたらなと、うん。思います

こういうことを言えるのが改めて武藤敬司の凄さ。当日は橋本真也VS三沢光晴の引退試合というか10カウントゴング、というセレモニーがあるかも。今のプロレス、昔のプロレスと歴史を感じさせるイベントになるかもしれない。プロレスの「なにか」が終わる一日になるんじゃないでしょうか。なにはともあれ楽しみに続報を待とうと思います

 

 

清宮海斗は武藤敬司をどこまで継ぐか。そして拳王は...。

そして、この記者会見の日に発売された週刊プロレスの表紙はこちら。

週刊プロレス 2022年 9/21 号 [雑誌]

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先日N-1を制覇した清宮海斗。武藤からドラゴンスクリュー、シャイニングウィザードなどの武藤殺法を継承した清宮ですが、長期欠場から復活した武藤敬司がマイクアピールで話した「武藤敬司は、バク進します!」のフレーズまで週プロからプレゼントされるとは(本人マイクで言ったりはしてないはずなので)どこまでも武藤敬司を継承していく清宮海斗。どこで自分の色にしていくか、自己主張が武藤を超えていくのか。拳王とのGHCタイトルマッチは9・25名古屋ドルフィンズアリーナ大会、その後も改めて試されるはず。

でもさすがにこの日にこのフレーズで週プロの表紙を飾るのはノアの意思もあるでしょうが、これは清宮がしっかりと「持っている」証。武藤の持つカリスマ性、プロレスラーとしての華も継承していってほしいところです。

そして、この会見の武藤登場前に清宮、拳王が登場したんですが

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拳王のコメントはこちら。

プロレス界のスーパースター、武藤敬司が引退する。武藤敬司の愛弟子として技まで託され、武藤が引退すると同時にノアに新しいスターを生み出そうとしている。会社そして、てめえらマスコミもそうだ、いいストーリーだよな?イイ物語だ。美しいよ。プロレスは物語、すっげー大切だ。みんな感情移入するよ。だがな、オイ、テメーらが思い描いてるストーリー通りに進んで刺激があるか?俺が!おまえらの期待を裏切ってやるよ、お前らが望んでるのは、武藤敬司の次のスーパースターは清宮海斗、そういうことだろ?俺はそのような予定調和で進んだら、このプロレス界、プロレスが駄目になると思う。だから、俺がプロレス、そしてノアをもっと新しい、もっと上のステージに連れていける。今度のGHCヘビー級選手権で勝つ、俺だ!ということだ

とのこと。確かに武藤継承のレールを敷かれている清宮に対して自分で物語を作ってきた拳王。この反発はうなずけるところ。

実際、「武藤敬司」はプロレスリング・ノアに沢山のものをもたらしましたが、その武藤がいるのも来年の2月まで。ノアにとって「ドーピング」とも言ってもいい武藤の存在があるうちにしっかりと自分の足で立ち、柱となる選手を生む必要があるノア。そのせめぎあいでもある拳王VS清宮のタイトルマッチ。武藤引退まで、ノアが試される期間は続くはず。期待に答え、次世代のエースになることが出来るのか。

 

 

9月25日、プロレスリング・ノア名古屋大会での拳王VS清宮海斗のタイトルマッチ。そのタイトルマッチまでの道筋、試合、試合後の展開含め「武藤敬司のいないノア」を見据えたものになるはず。そういう意味でもしっかりと見ようと思います。

こちらからは以上です!

「相席食堂」青田買い回にグレート-O-カーン登場!千鳥の評価はいかに?

グレート-O-カーン「相席食堂」に登場!千鳥がどう評価したのか?

8月23日放送の「相席食堂」に新日本プロレス所属、グレート-O-カーンが登場しました。先週と今週はいわゆる「青田買いスペシャル」で、新たな人材を発掘する回。というわけで今週も3人のロケがあったため尺的には通常の三分の一。というわけでTVerで一週間見れますのでオーカーンファンの方々はもれなく見ることをオススメします。

これ以降の文章はできればこれ見てから読んで下さい!

オーカーン登場部分は一番最後のパートなので、後半3分の2くらいからになります

tver.jp

ちなみに相席食堂がたまにプロレスラーを呼ぶのはおそらくこの長州力回があったからじゃないかと。あの「食ってみな!飛ぶぞ!」が飛び出た神回。このレポートも張っておきます。

otokoman.hatenablog.com

 

 

今回のオーカーン回、詳細はTVerで見てほしいんですが、いつものキャラクターで自己紹介(緊張気味)をしたオーカーンを見た千鳥のファーストコメントがこちら。

この一言で全て言い表されたロケ、と言ってもいい感じでした。高知県のひろめ広場でのロケだったんですが、良く言えばオーカーンの素の優しさ、一般人と絡んだ時の笑顔が堪能できる、ファンからしたら神回と言っていい回でした。パンケーキも食べてるし

otokoman.hatenablog.com

しかし裏返すとプロレスラーとして「作っている」キャラクターをいきなり千鳥に見透かされたとも言えるし、ヒールを貫けなかったというところでもあるかと。

大悟「勢いで乗り切ることがまだ出来てないです。このキャラで乗り切るなら二杯ぐらい引っ掛けないとムリ。非常に優しい子です」

どこか全体的に「照れ」が見えたのも千鳥からしたらどうだったのか。カワイイけど

ひろめ広場でカツオを食べるときに軽くギャグをかまし、不発だったら照れてしまう。そんなオーカーンを見ていた大悟がズバリ言い放ったのがこの一言

ワルぶってるけどそれが空回りして、ロケをやってもうまくいかない。まさにデビューしたてのときの千鳥だと。大悟も途中から恥ずかしそうに見てたような気もします。

ロケ終了時もマスクをきっちりしたままカメラに走ってきて喋る直後に取るという生真面目さ。スタッフとやり取りしてるオーカーンキャラと美味しいものを食べてる時のかわいらしさの落差が面白かったですが、なんというかオーカーン側が受け取って欲しい像ともまた違ったような。とりあえず全編面白かったです。ただ、これでいいのか?という気持ちになったのも確か。まあプロレスやってる分には全然いいと思うんですが。とりあえずパンケーキの食レポは超上手かったです。

 

 

新日本プロレス内でヒールをやってる分には今のままでいい。ただ、オーカーンはどんどん他分野に活躍の場を広げています。その中で自分の素の部分とキャラクター、タレントとしてのオーカーンの完成度を高めて行く必要が出てくるはず。千鳥も最後は「鍛えたらどうにかなる」的な発言をしているので可能性はあるはず。

そして、大悟がオーカーンを評して言ったこの言葉。芸人でこの言葉を大悟から言われたら感激する人は結構いるんじゃないかと思います。千鳥になれる可能性がある!と本人が言っているわけですから。

 

 

プロレス総選挙ではオカダ・カズチカがトップでしたが、世間への知名度としてはまだまだ心細いのも事実。オーカーンがバラエティで弾けてテレビの人気者になればドカンと人気、実力ともにプロレス界の支配者となり、トップを走っていけるはず。今回はその第一歩。これからのオーカーンに期待しながら試合もそれ以外でも見ていこうと思います

 

改めてTVerのアドレス張っておきます。視聴期限は一週間なので未見のかたはぜひ!

tver.jp

とりあえず次の大一番はノアでのグレート・ムタ戦!ドミネートしてくれ余!

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DDTプロレスリング、今林GM年末退団発表!しみじみと時の流れを感じた一日

衝撃!DDTプロレスリング、今林GM年末退団発表!

DDTプロレスリング、8・20大田区体育館大会「Wrestle Peterpan2022」の二夜開け会見が行われ、遠藤哲哉からKO-D無差別級タイトルを防衛した樋口和貞、高梨将弘からユニバーサル王座を奪取した上野勇希が今後の意気込みを語りましたが、個人的に衝撃だったのは前説、タイトルマッチの決定、記者会見の司会など、DDTの「客前に出るフロントマン代表」こと今林久弥GMが今年限りでのDDTプロレスリング退社を発表したことでした。

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東スポの記事抜粋になりますが、退社理由としては両親の介護とのことで

「実家が九州の福岡で、両親が今2人だけで暮らしているんですが、なかなか高齢にもなってきまして。さすがに現実に向き合わなければいけないかなという思いに至りました」と語った。

 続けて「自分が九州の実家と行ったり来たりすることになり、今まで通りDDTの社員として働き続けるのが難しいかなという話になりまして、年内いっぱいで退社をさせていただくことになりました」と発表した。

とのことでした。

 

 

個人的なプロレス観戦史になりますが、私は闘魂三銃士・四天王プロレスからプロレスを見始めるもUWF系、PRIDEと総合格闘技に興味が傾き、ある時期ぱったりプロレスを見なくなっていました。

そこにマッスル坂井(現スーパーササダンゴマシン)が立ち上げ、今林さんが「総合演出家・鶴見亜門」として衝撃的なデビューを果たした「マッスル」から再びプロレスを見始めてブログを始め、今に至っている、ということもあり、今プロレスを見続けているルーツでもある今林さんがDDTを退社する、しかも親の介護、というこの上なくしっかりとした、誰にも訪れる理由から、というところにどこか現実を見せられたというか。プロレスという娯楽スポーツから現実に引き戻されたような。変わらないものはない、ということを見せられたような印象になりました。

そして同時に、今までの感謝。DDT、マッスル、ひらがなまっする...。確実に今の自分を作り上げてくれたエンタテイメントのどこかにずっと今林さんがいたということをこの発表を聞いて改めて感じさせられました。

 

 

そしてその発表後、まっするからの重大発表も。今回9月に行われる「まっする」で幕を下ろすという発表でした。優しいまなざしで語り合う二人を見たらたまらない気持ちにもなり、もう何も言えない、という気持ちにもなりました。

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今林さんがDDTを辞めるまであと4ヶ月。噛みしめるように見続けようと思ってます。

そして最後には、今までお疲れ様でした、ありがとうございます、と言います。

この本当に夢からどこか醒めたような。時の流れを感じた一日でした。

 

追記

散々しみじみしてからアレですが、今林さんのツイートがこちら。フルタイムじゃなくなるというくらいのことらしいです。

ただ、一つ自分の中で区切りであることは確か。感謝しつつ見届けようと思います。

佐藤光留自主興行「ファイト~闘う変態達の唄」観戦記。夏の終わりのプロレス祭り

 

昼夜興行!野外興行!夏の終わりのプロレス祭り開催!

8月21日、佐藤光留自主興行「ファイト~闘う変態達の唄」が、元川崎球場でお馴染みの富士通スタジアム川崎で行われました。

すでに恒例となりつつある富士通スタジアムでの佐藤光留興行。確か元々はコロナ禍で、超広い野外でソーシャルディスタンスとって楽しもう!的なスタンスだったはず。2020年は昼興行の開始が13:00とかだったので灼熱の中、選手もマットが熱くなってヤバい状態で試合してましたが、年々開始時間が遅くなって今年は15:00から。曇り気味だったこともあって安全な環境で観戦できました。2020年のエントリはこちら。超気合入れたエントリなんでぜひご覧ください。

otokoman.hatenablog.com

ちなみにYOUTUBE動画にしてるのでこちらご参照下さい。晴れすぎ。熱すぎ。

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というわけで今回はちょっと時間の関係でツイート中心にまとめちゃいますがご容赦下さい。昼の部、夜の部ともに違う面白さがあった興行で楽しめました。どうぞご覧ください!

 

 

第一部

15:00ギリギリに着いたんですが、着いたらダークマッチ中。ロッキー川村2と立花誠吾が闘ってました。そして15:00になって佐藤光留の開会挨拶。しかし闘い続ける二人。異常事態!しかしこれがまさかの伏線になっていたとはこの時は思いもしませんでした。まさか...。

第ニ試合、ハードヒットルールでの関根シュレック秀樹VS野崎広大、ハードヒットルールながらもヘビー級の選手のぶつかり合いがド迫力。今度はプロレスルールでも見たい一戦でした。今回はドローでした。悔しがるシュレック選手が印象的でした。

第三試合、YMZ提供試合の米山香織&優宇vs佐藤綾子&ななみのタッグマッチ。15分一本勝負なこともあって当然のように時間切れ引き分け、そしてマイクを持った米山香織、「だるまさんがころんだ」での決着を要求することに。結果「だるまさんがころんだ」が行われるわけですが、そのときに...。

第一ダークマッチで闘ってたロッキー川村2と立花誠吾はまだ闘っており、なしくずしに「だるまさんがころんだ」に参加。闘いながらちゃんと一時停止していました。ちなみにななみ選手が「だるまさんがころんだ」で勝利。ディアナ組が勝利を掴みました。

 

 

第一部セミファイナルは青柳優馬&ブラックめんそーれvsヨシタツ&プリティ太田。久々に生でミゼットプロレス見てる気がします。

試合はとにかくプリティ太田をきっちりとサポートしながら闘うヨシタツに目が行きました。ヨシタツ&プリティ太田のタッグはまたどこかで見てみたい。もちろん相手にもミゼットの選手がいるのがベストではあるんでしょうが、まだちょっと難しいのであれば今日のような試合でもいいように思います、コミカルかつしっかり説得力もあって面白かったです。

そしてメインはJEEEP提供試合。JEEEPにあまり詳しくない私ですが、ザックリ言うと長渕ファンの選手が集まって長渕のコスプレとかしながら長渕を歌いながら闘う試合、でいいのかな?まあそんな感じです。

まあなんかあまりどうこう言う試合でもないし、生で見た人以外に面白さを伝える自信はあまりないんで一回見てみてください、としか言えない。長渕ファンの悪ふざけとも言えるし、試合としてガッツリ闘ってるし、プロレスとは別のアトラクションなのか?って見ているとそんな気持ちになってくる。バカみたいで笑って楽しめた試合ではありました。毎回こんな感じと言えばこんな感じかも。ともかくこれで第一部終了。硬軟取り混ぜた構成で楽しめました。

 

 

第二部

第一部終了から一時間くらいあったんで、近くのラーメン花月で豚つけ麺を食べて英気を養ってから会場に戻ると今度はこどもプロレス教室中。ちょっと疲れたので今度はスタンド席からボンヤリ観戦してました。

しかし第三試合の凶器持ち込みエニウェア3WAYタッグマッチから我慢できずにまたグラウンドへ。そしたらラウェイでおなじみの渡慶次幸平が大流血!かなりヤバめの流血してました。センシティブ寸前!そして大流血しながら笑って闘い続け、試合が終わっても他の選手を追いかけまくるヤバさ。天敵(?)の阿部史典を追いかけながら退場していきました。ヤバすぎる...。

試合は木髙イサミのラダーからのダイビングニーでフィニッシュ。夏の夜空に飛んでいるイサミが美しく見えました。風情!

 

そしてセミファイナルの異種格闘技戦、鈴木みのるvs優宇!異種格闘技戦でもあり、異性格闘技戦でもあるこの試合、通常プロレスルールなんですが、関根シュレック秀樹と野崎広大が持ち運ぶ「移動式畳」の上だけ柔道ルール。投げで一本勝ちとか抑え込みで一本勝ちとかがある、ということですね。柔道出身の優宇向けのルールではありますが、このルールがこの試合を白熱するものにしていました。

とにかく最後まで優宇の「絶対勝つ!」という意地が見えた一戦でした。元々東京女子プロレスでデビューした優宇、しかし東女を離れ、海外団体EVEに所属しながら日本のほぼすべての女子団体で闘い続けた優宇、今や橋本千紘との「チーム200Kg」での活躍が注目されますが、PURE-J無差別級王者とセンダイガールズタッグ王者の二冠王。はっきりと「強さ」を手に入れた優宇が鈴木みのるに挑んだこの試合での優宇。女子だからってナメんじゃねえ!という気合を全面に出して鈴木みのるにぶつけていった。そして柔道ルールを生かしてあと一歩まで追い詰めたところに彼女の覚悟を感じました。

そして、試合終了でノーサイドではなく、払腰で投げようとしたのも良かったし、そこに心の強さを感じました。いや、強くなった優宇!別に育てたわけでもずっと見続けていたわけでもないけど優宇に感動させられた一戦でした。面白かった!凄かった!

 

 

メインは天龍プロジェクト提供試合。天龍が来るまで入場してきたところでアガりました。試合もバチバチ、佐藤光留と矢野啓太のマッチアップも痺れましたし、椎葉おうじの動きも凄かったし、久々に見た河野真幸のド迫力。レイパロマのケツ。色々とお腹いっぱいのメインイベントを見せてくれました。

そして最後はここで第一ダークマッチ、ロッキー川村2vs立花誠吾の決着が着くかと思いきや川崎市の条例で強制消灯でイベント終了!衝撃のエンディングでこの日の「ファイト~闘う変態達の唄」は終了しました。

 

 

夏の終わりのプロレス祭り。ほんとにいろんなプロレスを一大会で見せてくれました。新日本のG1クライマックスのように、自分たちのスタイルで完成度を高めていくのもプロレスだし、いろんな要素をいっぺんに見せてくれるのもプロレス。今回夏の終わりの雰囲気もあり、いいお祭りを見せてくれました。夏もそろそろ終わるな~、という感慨も残る興行になりました。面白かったです。また来年も!

ほんとによかった。

8・13ガンバレ☆プロレス後楽園ホール大会。戦慄のメイン、今成夢人VS入江茂弘

戦慄のメインイベント。今成夢人VS入江茂弘。

そこには異様な光景が広がってた。2022年8月13日、ガンバレ☆プロレス後楽園ホール大会メインイベント。今成夢人VS入江茂弘のスピリット・オブ・ガンバレ選手権試合。

 

入江が今成にエルボーを叩き込む。倒れる今成。起き上がろうとする今成、上体を起こしたところでさらに強烈なエルボーを叩き込む入江。力なく倒れる今成。ダウンカウントを取ろうとする木曽レフェリー。それを止める入江、マットに這いつくばり、うずくまり、起き上がろうとする今成。バン!バン!バン!とリングを叩き、今成を鼓舞するセコンド陣。力を込めて手を叩く観客。

 

 

この状況が10分くらい続いたか、いつもは力強く、愛嬌あふれるファイトでファンの心を掴んでる入江が、今は鬼の形相で、どこか冷酷さをたたえながらただただ今成にエルボーを叩き込み続け、今成がそのたびに倒れ、うずくまり、力なく立ち上がり続ける。

見ている観客もちょっと「これはこのまま応援してていいものだろうか」と思うような不穏さが試合に漂いはじめ、終わりなき入江の一方的な打撃、会場も静かな声にならないざわめきに満ちてくる、それでも今成は倒れ、マットを、入江を掴みながらもなんとか体をずりあげ、立ち上がろうとする。その希望を、蜘蛛の糸を断ち切らんとするような入江の重いエルボー。「グシャ」と「バキッ」の間くらいの打撃音を何度も何度も何度も響かせる。

コーナーに詰められてのエルボーを喰らい、崩れ落ち、雄叫びを上げる今成、よろよろと立ち上がったところに入江渾身のパンピングボンバーを叩き込む、これをカウント2で返した今成が入江の首に絡みつきスリーパーホールド。背中から叩きつけられても、バックドロップで叩きつけられても何度も絡みつき、執念で締め上げ続ける今成。胴締めのように絡みついてグラウンドで締め上げたところで入江が苦悶の表情でタップ。今成夢人がスピリット・オブ・ガンバレのベルト防衛を果たしました。

その後、スタスタと歩いてリングを去った入江茂弘。そこには怒気を含んでいたように見えました。今成はしばらくリングに寝転がったまま。なんとか起き上がり勝ち名乗りをあげますが、コーナーにもたれかかったところにハートリー・ジャクソンが乱入。挑戦を表明してそれを今成が受諾。しかしダメージから締めの言葉を発することは出来ず。大家健が締めてこの興行は終了しました。

興行の後、救急搬送された今成夢人、8・20DDT大田区、8・21ガンプロ高島平の欠場が発表されています。それほどのダメージを受けてなお闘ったこのメインイベントでした。

改めて振り返って思うのは、防衛したのは今成夢人、強さを印象付けたのは入江茂弘。そんな印象を受けました。しかし全てを超えて、リングの中で勝ち名乗りを受けた今成夢人。勝つまで頑張る。頑張り続けた今成夢人の腰に巻かれたのがスピリット・オブ・ガンバレのベルト。情念とか、執念とか、カラッと明るい「ガンバレ」を超えるなにか地から湧き出る「ガンバレ」を感じました。痺れました。

 

メイン以外も色々と良かったです。

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次のガンプロ後楽園大会は12月。ガンプロユニバース、盛り上がっていきましょう!

プロレスファンよ、発信せよ!ぼくのわたしのプロレス総選挙!



8月13日、「プロレス総選挙2022放送!」

先日、ついにプロレス総選挙が放送されました。正直色々やることがあったので横目で見たりしていた時間も多かったですが、とりあえず一通り見てました。とりあえず1位から50位までざっと記録しておきます。

1:オカダ・カズチカ(新日本)
2:棚橋弘至(新日本)
3:内藤哲也(新日本)
4:武藤敬司(NOAH)
5:高橋ヒロム(新日本)
6:エル・デスペラード(新日本)
7:ウィル・オスプレイ(新日本)
8:鷹木信悟(新日本)
9:ジェイ・ホワイト(新日本)
10:鈴木みのる(パンクラスMISSION)
11:スターライト・キッド(スターダム)
12:ザック・セイバーJr.(新日本)
13:岩谷麻優(スターダム)
14:飯伏幸太(新日本)
15:中邑真輔(WWE)
16:石井智宏(新日本)
17:ジュリア(スターダム)
18:中野たむ(スターダム)
19:葛西純(FREEDOMS)
20:朱里(スターダム)
21:グレート-O-カーン(新日本)
22:タイチ(新日本)
23:ケニー・オメガ(AEW)
24:SANADA(新日本)
25:丸藤正道(NOAH)
26:小島聡(新日本)
27:上谷沙弥(スターダム)
28:林下詩美(スターダム)
29:ウナギ・サヤカ(スターダム)
30:潮崎豪(NOAH)
31:藤波辰爾(ドラディション)
32:石森太二(新日本)
33:CIMA(GLEAT)
34:AZM(スターダム)
35:なつぽい(スターダム)
36:矢野通(新日本)
37:中嶋勝彦(NOAH)
38:ジェフ・コブ(新日本)
39:KENTA(新日本)
40:金丸義信(新日本)
41:鹿島沙希(スターダム)
42:拳王(NOAH)
43:真壁刀義(新日本)
44:白川未奈(スターダム)
45:舞華 (スターダム)
46:柴田勝頼(新日本)
47:田口隆祐(新日本)
48:宮原健斗(全日本)
49:小川良成(NOAH)
50:エル・リンダマン(GLEAT)

結果ですが、週プロの人気投票やネットプロレス大賞より新日本とスターダムで埋まったな、という印象。投票の簡単さ、新日本プロレスを放送してるテレ朝のコンテンツだったこと、スターダムが団体&所属レスラーともに投票を募っていた事などいろんな原因はあると思いますが、基本的には妥当だったんじゃないでしょうか。

正直20位以降はもっといろんな団体入り乱れるのかな、とも思ったんですがそんなこともなく。正直テレ朝で放送ってことで他団体ファンの諦めみたいなものも伺えたりしました。それに、5位まで投票できる、ということでより新日本のみのファン、スターダムのみのファンが1位~5位まで同団体の選手で埋めたこともこの結果に影響しているのかな、という気がします。

 

まあ、ほんとに公正だったのかとか忖度あるんじゃないかとか色々と言う人はいるんでしょうが、こういうのってランキングいじるほうがめんどくさいでしょうし、おおむねこの通りだったんじゃないでしょうか。

ただ票数とかポイント配分とか一切発表してない(どこかで発表してたらすいません...。)ので、テレ朝のスタッフが適当に並べてる可能性もなくはないですし、番組作りの都合でどこかイジってる可能性もありますが、まあファンはそんな深刻に受け止めることもないでしょう。あくまで一つのテレビ番組にしかすぎないわけですし。

ただ、これを受けてハッキリと悔しさを表明したDDT・遠藤哲哉の態度がランキング入りしなかった団体のレスラーとしては正解な気がします。しっかりと自分たちのストーリーに総選挙を組み込んでいく姿勢。まあ、遠藤哲哉は中嶋勝彦の紹介Vで写ってたけどね!しかも5回くらいリプレイされてたし...。不憫すぎる写り方!

まあざっと見たところ、爆笑問題の二人がまあまあ途中飽きてたとか、ファーストサマーウイカと馬場園はどっちかでよかったんじゃないかとか、しっかりとプロレスファンに対して守りに入ってたウエンツとか見どころはあった第一部、とにかく元井美貴アワーだったYOUTUBEの第二部、ジグザグジギー宮澤さんが大活躍だった第三部と、まあまあ見どころはあったように思います。

 

ただ、一つ猛抗議したいのは、私も投票したんですが、結構な長さ(2000字まで、とかだったはず)の推薦文を付けられる仕様になっていたこと。一生懸命書いた推薦文が無かったことになるのは悲しいので、供養の意味でこっちに載せようと思います。

 

 

一位 伊藤麻希

アイドルとして落ちこぼれ、プロレスデビューしても運動神経のなさから連戦連敗、
しかし持ち前のハート、根性、そして自己顕示欲の強さで不器用ながらも観客の心を掴み、
周りを巻き込むファイトを続け「世界一可愛いのは?伊藤ちゃん!」と自分自身で叫び続けて
レスラーとしても一歩一歩成長。
去年はアメリカのメジャー団体AEWに参戦し、東京女子プロレスのシングルトーナメントで優勝するまでになり、
大田区体育館でメインを務めた。声援OKになったら国技館で、武道館で、ドームで
「世界一可愛いのは?」「伊藤ちゃ~ん」のコール&レスポンスをしたい。ファンが凄く気持ちを乗せられる選手です。

Prestige Wrestlingでの山下実優戦。海外の観客も沸かせるいい試合でした。

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今年の5月、AEW再登場時のエントリがこちら。「世界の伊藤ちゃん」になるのも近い!

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 二位 諏訪魔

アマレスでの経歴を持ち、186センチ120キロという巨体ながらもスープレックスを駆使するプロレスラーとしての「怪物性」の象徴のような選手。
全日本プロレスのエースとして君臨し、45歳、キャリア14年になるにも関わらず諏訪魔が完全に「力負け」、「存在として敗北」したのを見たことがない。
それだけまだまだ底知れぬ、地から湧き出る強さを持つ。令和になっても強さの「幻想」を持てる、ザ・プロレスラーと言える巨大な存在。

諏訪魔未見の人もファンの人もこの試合観て戦慄してほしい。フィニッシュは震えます

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大仁田との電流爆破も思い出深い。根岸の倉庫で現地観戦した体験は忘れられません

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三位 関根”シュレック”英樹

プロレスのリングに上がることはあまり多くないが、RIZINのリングでプロレスを背負って闘い続けている、そして勝っている。
自分の気持ちをぶつけるマイクで毎試合泣かされる、自分と同年代のシュレック選手のファイトにただただ勇気づけられています。

去年の年末、RIZIN.33でのシビサイ戦。諦めない、感動を呼ぶ勝利でした。マイクもすごかった!

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その後、貴賢神に勝利した時の感想エントリ。このときも本当に感動しました!

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四位 阿部史典

新日本や全日本、ノアなどいわゆる「メジャー」以外のほぼすべての団体に上がっているんじゃないか、という
プロレス界を飛び回ってそのたびに凄い試合をしている”プロ”レスラー。
ほんとうの意味で「誰の挑戦でも受ける」スタイルで、その場その場の色んな観客を楽しませつつ、なおかつ自分の強さを見せられる。
そのたくましさ、人を引き付ける人間的魅力、この多団体時代に相応しい、令和の「ザ・プロレスラー」

硬軟取り混ぜたファイトが出来て強さもある、本当に「プロレスラー」の鑑

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去年9月の後楽園ホール、今成夢人戦は感動の名勝負でした。世間に届け!

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五位 大家健

図抜けて強くもない、身体も大きくない、負けも多いし不器用でいつもドタドタしてるけど、周りに人が集まって気付いたら大家健を見てしまう。
そのカッコ悪いことがかっこいい、試合後のマイクも不器用で支離滅裂になったりするけど力付くでなんかいいこと言ってる風になる
「プロレスをメジャースポーツに」とプロレス界のトップでもないのに言い続ける。滑稽な要素が集まっているんだけどたまにスターになって輝く。
みんな大家健が好きになる。すごくないけどすごいレスラー。

団体のレスラー全員がセコンドにつき、リングをバンバン叩いて叱咤激励される代表、それが大家健!

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ガンプロ大田区大会は良かった!ジェーン・スーさんも見てました!凄い!

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まとめ

まあ、色々言う人はいますが、総選挙で上にいる団体、レスラーが偉いわけでもないですし、その団体、レスラーのファンが偉いわけでもない。また、ひがんで色々言うのも生産的じゃないし、そもそもそこまで公正な投票かもわからないし、また1テレビ番組なので公正な必要も特にない。本気で怒るのもどうなのかな、という気がします。

この結果を受けてランキングに入らなかった、下位だった団体、レスラーのファンが特に何かをする必要もないとは思いますが、もし次のプロレス総選挙に向けて出来ることがあるとしたら自分の「好き」をSNSや友人関係、学校、職場とかで表明することなのかな、と思います。

もちろん周りにも好感を持ってもらえる形で、好きになってもらえるように配慮しながらプロレスを、自分の好きな団体を、レスラーの魅力を広めていけばプロレス総選挙ほどじゃなくても少しずつ人気が出てくるきっかけにはなるんじゃないでしょうか。

プロレス総選挙は絶対的なものじゃないですし、ファン一人一人が小さいプロレス総選挙になって、媒体となって周りに広めていく、それが大事。これがこの番組を見て考えたことの結論です。おあとがよろしいようで。