男マンの日記

マンガ、落語、お笑い、プロレス、格闘技を愛するCG屋の日記。

私が描いたイラストをアメリカのプロレスラーがTシャツにして売ることになった話。

シンプルに言うと、「私が描いたイラストをアメリカのプロレスラーがTシャツにして売ることになった」という話なわけですが、まあ当然わけわかんない話だと思うので、簡単に概要を説明しておきます。私もかなり驚いてますが、まあSNSってこういうこともあるんだなぁ、というふうにとっていただければ。とりあえず、ことは今年の7月7日から始まります。

 

以前記事にしましたが、 7月7日に行われたレッスルビデオマニアグルーサム。知らない方に説明すると、プロレス好事家のDJ急行、セラチェン春山、バッドガイ・ナベ、プロレスショップ"フリーバーズ"店長のタカ中山、そしてプロレス映像収集家の世界のPK、という面々がそれぞれに選んだプロレス映像を持ち寄って鑑賞しながら大量に酒を飲む、というわかりやすく言うと大きめのプロレス飲み会です。

イベント詳細ページはこちら。

レッスルビデオマニアグルーサム

そしてその時の記事がこちらになります。変な世界のプロレスに興味がある方はぜひ!8月6日、渋谷ロフト9でフミ斉藤氏を迎えて「特別編」が行われますのでぜひ一度足をお運び下さい。

otokoman.hatenablog.com

8月6日、イベントの詳細ページはこちら。本の発売イベントとなります。

斎藤文彦・プロレス秘蔵映像祭! – LOFT PROJECT SCHEDULE 

ブルーザー・ブロディ 30年目の帰還

ブルーザー・ブロディ 30年目の帰還

 

 

 イベント自体は堪能し、その後もナベ氏を囲んで二次会突入して夜まで呑んで楽しみました。そして後日のほほんとしてると、そのとき呑んだタカ中山氏からメッセージが。その内容は、ジムナスティ・ボーイズがイベントで映像を紹介されて喜んでるので、絵を描いてSNSに上げてくれると嬉しい、とのこと。時間があればぜひ、ということでしたが、ハッキリ言って時間はあるのでこんなもんでいいんなら、とシコシコと絵を描いてアップしました。それがこれ。

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ちなみにジムナスティ・ボーイズは、ティミー・ルー・レットンとホワイト・マイクのタッグチーム。無駄にオープニングが壮大な、本人たちがアップしているYOUTUBE動画はこちら。

www.youtube.com

 

黒人のほう、ティミー・ルー・レットンが体操選手のキャリアを生かした側転など身軽なアクションを見せ、ホワイト・マイクがおどけて客を煽る。そしてバリエーション豊かな合体技の数々。決してマッチョではない、太めのアメリカ人二人の楽しいタッグチームです。

 

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タカ中山さんが詳しく彼らを紹介しています。上はメルマガ「ドロップキック」の記事で、下は「フリーバーズ」のブログ。彼らの経歴、レスラーを初めて組むまでの経緯。「ドロップキック」の記事では彼らにインタビューし、お得意のハンドサイン「TOO DEEP」の意味、いきさつについても語っています。

 

blog.livedoor.jp

ちなみにプロレスショップ「フリーバーズ」店長のタカ中山さんはメルマガ「DROPKICK」でアメリカンインディプロレスについて連載中。なかなかWWE意外のアメリカンプロレスが日本に入って来づらい中貴重な情報源でもあり、色んな人間ドラマが味わえる連載、会員じゃなくても前半部分は読めるので、心に響くものがあったらぜひ入会を。お店のリンクはこちら。これまで紹介したPWGのDVDなど、アメリカンインディーのものはだいたい買えます。

 

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 長めに紹介しましたが、とりあえずこの絵をブログのサムネイルにしてアップ。その紹介をtwitter上でしたらいきなりティミー・ルー・レットンに見つかりツイートを返してもらえました。それがこちら。

 

 そしてこれをうけて、タカ中山さんの奥様、リカ中山さんからもツイートを頂きました。ありがたき・・・・。そしてジムナスティボーイズの今までの道程がしのばれるツイート。 色んな苦労があったんですね・・・としみじみ。苦労人・・・。

 

 

思えば、バッドガイ・ナベ氏と出会ってレッスルビデオマニアグルーサム、というイベントに通い、そこでタカ中山さんに絵を描くよう勧めてもらったおかげでアメリカのプロレスラーに届き、感謝のメッセージをもらえた。絵描いててよかったな~・・・と感慨に浸ってました。まあ、なかなか絵描いてダイレクトにメッセージもらうってあまりないのでそれだけでもぐっとくるのにさらに英語で!国境を超えて!

 

   

 

というわけで感慨に浸りつつ満足してたわけですが、その後ボンヤリ行きてたらなにやらツイッターにDMが。なにやら見知らぬ外国人から・・・・。と思ってたら ティミー・ルー・レットンから。

Hello!
We wanted to get your permission to use your drawnings for shirts.

 まじか~!

 流石に英語がわからない私でもGOOGLE翻訳、というIT文明の利器があるので、「Tシャツ作るのにあなたのイラスト使っていい?」という内容だとはわかります。

もともとSNS用に描いたものだし、イベントにメッセージをくれた彼らへの感謝のためのイラストなので使用は全然OKなのですが、そもそもそれをどうやって伝えていいのかがわからない。そして、プリント用だとある程度の解像度が必要ですが、できればそれを使って欲しい。諸々考えた結果、タカ中山さんに相談したところ、データはメールで送ったほうがいいからと趣旨とともに英文を考えて頂き、何度かやりとりをして無事にデータを送ることに成功。いやいやよかった、とホっとしてたところにこのツイートが。

 

早い!データ送って2日後くらい! とビックリしてたら 

 

 

カラーバリエーション!

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なんというか、データ送ってからの超速展開!こうして私の描いたイラストが異国の地でTシャツになる、というなんとも不思議なことになったわけです。

 

Tシャツ自体は、基本的に彼らが試合をする時に持っていって売るスタイルらしいので、もしアメリカ在住で彼らの試合を見ることがあればぜひご購入頂ければ幸いです。彼らが呼ばれて日本の団体に来たりするとTシャツ持ってきたりするかもしれませんし、私も機会があればいつかアメリカで彼らの試合を見れれば、と思ってます。

 

 

と、これが「私が描いたイラストをアメリカのプロレスラーがTシャツにして売ることになった」話です。長々と書いてしまいましたが、これがここ二週間くらいの出来事。なんというか、物事が変わるのは一瞬だなぁ、と思ったりもしますが冷静に考えたら何も変わってないわけで。今回のことを糧にしつつ、今後もぼちぼちとやっていきます。

 

そして、今回のきっかけとなったレッスルビデオマニアグルーサムというイベントとその参加メンバー、バッドガイ・ナベ氏、DJ急行氏、セラチェン春山氏、世界のPK氏、黄昏番長氏。また、直接絵を描くきっかけを頂き、英文の翻訳をして頂いたり色々とお世話になりましたタカ中山氏、リカ中山氏に改めて謝意を表させていただきます。

※2018・8・4 タカ中山氏にご指摘頂き、イベントそのものへの感謝、黄昏番長のお名前を追加させて頂きました。

 

そして最後に、ジムナスティ・ボーイズの2人、ティミー・ルー・レットン、ホワイト・マイクの2人の今後の活躍を期待しつつ、今回の締めとさせていただきます。

ほんとにいい経験させてもらいました。惰性でも続けてればいいことあるな~、と思わせてくれました。いやいや、面白かった。さて、寝て起きたらG1見ます!それではまた~

ブルーザー・ブロディ 30年目の帰還

ブルーザー・ブロディ 30年目の帰還

 
   

7・1 よしむらプロレス旗揚げ戦!団体を立ち上げる、という応援のかたち。

ほぼひと月前の話になりますが、ARENA下北沢において「よしむらプロレス」旗揚げ戦が行われました。このよしむらプロレス、BAR&イベントスペースのARENA下北沢勤務かつ劇団員の吉村公佑氏が立ち上げたプロレスイベント。ちなみにARENA下北沢の情報はこちらから。カレーが美味しいBARです。マスクマンのひとがDJしたりしてる、店の真ん中にブランコがぶらさがってる不思議なお店。

 

arena.nomouze.jp

 

 

 

 

 

ちなみに最初のお知らせはこちら。このツイートを見て興味を持ち、なんだかんだでチケットを入手することが出来たので当日下北沢に。

 

7月1日、お店に入るとマットプロレス界ではおなじみのこの光景が。

ちなみに「マットプロレス」という単語に聞き慣れない方もいらっしゃるかと思うんですが、その名の通り、リングを設置せず、スポーツ、体操用のマットを地面に敷いて行うプロレスのこと。野外や、狭い店内でも出来るため、小規模なイベント、結婚式プロレスなどでも行われています。くいしんぼう仮面選手が現在のマットプロレス第一人者、と言っても過言ではないでしょう。 

 

ぼくは くいしんぼう仮面

ぼくは くいしんぼう仮面

 
私の履歴書?生き様インタビュー?

私の履歴書?生き様インタビュー?

 

 

というわけで、お店にマットが引かれていてそこでプロレスを行うんですが、予想以上に店に比べてマットの面積が広く、お客さんがギュウギュウに詰められて3~40人、といったところ。そしてくいしんぼう仮面選手が登場してごあいさつ。注意事項とともに、選手への差し入れの飲み物大歓迎、の旨をお客さんにお知らせ。早くも観客を大爆笑に巻き込むくいしんぼう仮面、さすがです。前説の腕天下一品!

 

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 正直、マットプロレスは初めてだった私。しかしとにかく観客と選手が近い!近いとどうなるか、というと、打撃音も大迫力、闘いがしっかりとあじわえるというか。臨場感が普段のプロレスの10倍くらい。なにはともあれ「選手と近い」っていうのは大事だな、と思わせる。第一試合の田馬場貴裕 VS大谷譲二から大盛り上がり!最前列に座っていた赤ちゃんが泣き出す、というハプニングも起こりつつもとにかくチョップの打ち合い、田馬場選手のキック音がエグくて引くくらい。最後は大谷選手が逆転の丸め込みで勝利しましたが、いきなりマットプロレスの凄さを味わえました。

 

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第二試合はくいしんぼう仮面VS忍、これは卍固めで忍選手勝利。

第三試合はマスクド・ミステリーVS室田渓人。ARENA下北沢常連のミステリー選手と室田選手、という店ゆかりの選手同士の対戦は、室田選手が懸命に食らいつくもキャリアの違いを見せつけてマスクド・ミステリー選手勝利。

 

ここまでは正統派なプロレスが(マット上とはいえ)繰り広げられてはいましたが、次の「くいしんぼう仮面VSブランコ」戦から雲行きが怪しいことに。 

 

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 パッと見ただのヤバいひとですが、しっかりと試合中です。

 そしてメインのバトルロイヤルが始まりますが・・・。

大和ヒロシ選手登場、しかし早速こうなって

 

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こうなったり

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こんなことになって

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とかやっているうちになんだかんだで大和ヒロシ勝利。正直もうどうやって勝ったか全然覚えてないんですがとにかく凄い盛り上がりでした。正直、この狭いマットに大人が5人試合してるだけでもうギチギチ。迫力というか渋滞というか凄いことになっていました。そして、盛り上がりのさなか、最後に吉村氏の挨拶に。

   

 

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 吉村氏がこの大会をやろうとしたのは、役者としての後輩である室田選手の試合をぜひこの店で行い、常連さんに見てもらいたかった、という気持ちから。

 

もともとこの店でプロレスの魅力を知り、プロレスラーになろう、と決意した室田選手。ミスター雁之助選手に直訴してガッツワールドで練習生となり、2017年末にプロレスデビュー。しかしその直後にガッツワールド解散が決定。そして現在GOING-UP所属レスラーとして活躍しています。

 

彼のためにこの興行を開いた吉村氏。いつか室田選手が成長してメインイベンターになった時に改めて興行をやりたい、と表明していました。プロレスラーの友人のためにその友人が出るための大会を開く。そしてそれによって色んな人が店に訪れてまた新たな人の輪が出来ていく。

今、クリエイターを支援するクラウドファンディングが盛んに行われていますが、もっと踏み込んだ形。お金を支援してリターンを得る、という形だともうひと工夫しないと人の輪は生まれづらいですが、興行をやってチケットを売ればお客さんが集まる。そうすることで店も、お客同士も繋がりができる。なんというか素晴らしいな。と思わせてくれるこの大会でした。

 

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挨拶の後はアフターパーティー、と楽しい夜になったよしむらプロレス。

いや~、いい思い出になりました。というわけでその思い出を残すべく、エントリにしようかな~と思ってたんですが諸々(他エントリで詳細書くと思います)ありましたら、こんなツイートを発見。 

 

スパン早い!と思いつつもちろん歓迎。次も行こうと思います。

良く言えば人と人とのつながりを味わえる。悪く言えば男が裸で大騒ぎ、というよしむらプロレス。多分徐々に詳細が明らかになって来ると思うので、興味のある方は吉村氏のツイッターなどフォローしてウオッチしていくと良いと思います。

とりあえず楽しかったよしむらプロレス。おもしろかった~!!!プロレスなくてもARENA下北沢、カレーも美味しいし肉祭りもやってたりしてオシャレで楽しいバーなので行くといいと思います。そして三週間後に別件でまたここを訪れた私。それについても後ほどお伝えすると思います。というわけで以上。

 

男マンの日記はよしむらプロレスを応援します!  

 

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2018・12・8追記

試合動画がYOUTUBEに上がっていたので貼り付けました。さすがにバトルロイヤルは上がってません・・・・。

第1試合

大谷譲二 vs 田馬場貴裕 

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第2試合

くいしんぼう仮面 vs 忍 

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第3試合 

マスクドミステリー vs 室田渓人 

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第4試合

くいしんぼう仮面 vs ブランコ 

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一年ぶりに開催!7・7 レッスルビデオマニアグルーサムin新宿ロフトプラスワン!

一年ぶりに行われたレッスルビデオマニアグルーサム。知らない方に説明すると、プロレス好事家のDJ急行、セラチェン春山、バッドガイ・ナベ、プロレスショップ”フリーバーズ”店長のタカ中山、そしてプロレス映像収集家の世界のPK、という面々がそれぞれに選んだプロレス映像を持ち寄って鑑賞しながら大量に酒を飲む、というわかりやすく言うと大きめのプロレス飲み会です。

ロフトプラスワンの詳細ページはこちら。

レッスルビデオマニアグルーサム

いつもは夜開催、そして系列のネイキッドロフトが常打ち会場なんですが、今回は規模大きめにロフトプラスワン。そして告知が遅めだったこともあり集客が心配された(DJ急行氏談)ということでしたが客席はのきなみ埋まる盛況っぷり。

一年ぶりの開催ということですが、ここ最近の大雨もあり、今回の参加はDJ急行、バッドガイ・ナベ、タカ中山の3氏。久々のレッスルビデオマニアグルーサム、ということでまずはアメリカン・インディシーンの振り返り。最近はヤングバックス主催のみんな大好きPWGのプレビューを見つつ最近の流れについて話していきます。 

 

2017年のバトル・オブ・ロサンゼルス。

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リコシェが2回目の優勝、という初の快挙。今年のBOLAはドラゲー勢が3名出場、他にもジェフ・コブ、マット・リドル、ウォルター、ティモシー・サッチャーら全24選手出場の豪華トーナメントとなっております。

続いてALL STAR WEEKEND13

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ヤングバックスも出場、2日目のメインはBOLA覇者リコシェがチャンピオンのチャック・テイラーに挑むタイトルマッチ。動けるデブ大好きのレッスルビデオマニアグルーサムの面々から人気なのはジョナ・ロック、見事なアンコ型、蓄えたひげ、プリティフェイスなどツボを抑えた造形に雪崩式ライガーボムを炸裂させるパワフルさで客のハートを掴んでました。そして大荒れのタイトルマッチ。

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キース・リーVSザック・セイバーJr、マーティー・スカルVSトレント(元ロッポンギ・ヴァイスのバレッタ)そしてメインはリコシェとチャックテイラーのタイトルマッチ。リマッチの今回はハードコアマッチ。こちらも白熱!

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「平成の入墨獣」ブロディ・キング、レッスルマニア・ウイークにサスケと闘ったジョーイ・ジャネラら新しい参加選手も加わってきたNEON KNIGHTS。キース・リーVSマット・リドルら。メインはチャック・テイラーVSトレントのタイトルマッチ。

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そしてPWGが大きい変化を見せたTime is a Flat Circle、まず会場がいつもの会場から変わり、出場選手も初出場選手が大分入っています。その中でもアダム・ブルックスVSウィル・オスプレイや、「いい取り組み」(byバッドガイ・ナベ氏)のジェフ・コブVSジョナ・ロックもあり。ザック・セイバーJrVSマット・リドル、チャック・テイラーVSキース・リーなど。徐々に変革の兆しを見せているPWGが見えてきます

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今年ALL STAR WEEKEND14、「ノアがいい時に入ってきて、悪い時に出ていった」(by拳王)でおなじみの石森太二がPWG初登場。まあここからすぐにボンソル化するわけですが。最近DDTに初登場したサミー・ゲバラも出てます。そして、「いい取り組み」第二弾、キース・リー、ジョナ・ロック、ウォルターの3WAYという美味しいカードも。

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そして色んな意味で一区切りとなったBask in His Glory、会場の「アメリカン・リージョン・ポスト#308」での開催が最後となり、またキース・リーがWWE入りのために最後の出場となるという2つの「サヨナラ興行」サムネイルのキース・リーの顔の眉の下がりっぷりをDJ急行氏がイジる展開に。キース・リーはアダム・ブルックスとのシングルマッチ。ダイジェストの最後にはキース・リーの挨拶風景も。ちょっとウエットな興行。

 

と、PWG振り返りが一通り終了して現在のインディシーンについて。現状のアメリカインディーは盛り上がっており、特筆すべきはコーディ・ローデス&ヤングバックス主催の「ALL IN」9月1日に行われるこの興行はチケット即完!インディシーンの勢いを見せつけているとのこと。また、CMLLでのロックアップが今までと逆になり、アメリカン・プロレスと一緒になったことでルチャのアメリカ進出が進んでいる、ということなど。WWEが勢力を広げる中、インディシーンも盛り上がりを見せている。そして日本からも選手がどんどん参加するようになっている、という状況になっているよう。

 

そして「動けるデブ大好き」なWVMGの面々大好物な注目レスラー、エース・ロメロの試合観戦。そして「ある事件」が起こるこの試合。一部SNSで話題になったシーンは13:55頃から。

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あまりのエース・ロメロのパワーに、チャンピオン側を会場一体となって応援する謎展開に。いやいや、凄いレスラーがまだまだいるものです。というわけで一旦休憩。

   

休憩中は、「新婚さんいらっしゃい」に出演したターザン後藤、BSTBSで始まった謎番組「渕正信の幸せ昭和食堂」をBGVに。渕さんがコショウを皿にかけすぎるシーンで「HOLY SHIT!」コールが起こるなど異常な盛り上がり。何故・・・。

そして後半戦からはブログ「DAYS OF HONOR」管理人の岡本さんが登壇し、引き続きアメリカンインディーシーンの紹介。そしてタカ中山さんのオススメ、ジムナスティ・ボーイズの紹介に。

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無駄にオープニングが壮大な、本人たちがアップしているYOUTUBE動画。黒人のほう、ティミー・ルー・レットンが体操選手のキャリアを生かした側転など身軽なアクションを見せ、ホワイト・マイクがおどけて客を煽る。そしてバリエーション豊かな合体技の数々。決してマッチョではない、太めのアメリカ人二人の楽しいタッグチームです。

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タカ中山さんが詳しく彼らを紹介しています。上はメルマガ「ドロップキック」の記事で、下は「フリーバーズ」のブログ。彼らの経歴、レスラーを初めて組むまでの経緯。「ドロップキック」の記事では彼らにインタビューし、お得意のハンドサイン「TOO DEEP」の意味、いきさつについても語っています。

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ちなみにプロレスショップ「フリーバーズ」店長のタカ中山さんはメルマガ「DROPKICK」でアメリカンインディプロレスについて連載中。なかなかWWE意外のアメリカンプロレスが日本に入って来づらい中貴重な情報源でもあり、色んな人間ドラマが味わえる連載、会員じゃなくても前半部分は読めるので、心に響くものがあったらぜひ入会を。お店のリンクはこちら。これまで紹介したPWGのDVDなど、アメリカンインディーのものはだいたい買えます。

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ちなみにこのイベントのためにメッセージ動画を送ってくれたジムナスティボーイズ。いい人達!陽気で気のいいアメリカのタッグチームにお返しのイラストを描いてみました。ありがとうジムナスティボーイズ1

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その他にも50歳にして謎の特訓風景をYOUTUBEに特訓しまくり、レッスルマニアウイークにウォルターとシングルマッチを行う復活を遂げたPCOの映像だったり

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壮絶な試合の後にまさかのオチが待っていたシュラックVSマリア・マニックなど、ディープなアメリカン・インディシーンを堪能。いや・・・アメリカンインディシーン深い。

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オチはこちらの後半で!なんというか、これはこれでありそうな話というか・・・。

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色々人生について考えてしまうタカ中山さんのコーナーから、最後はバッドガイ・ナベ氏の怒涛のラッシュ。とにかくナベさんチョイスは世界中からヤバいの引っ張ってくる嗅覚が凄い。今回定番だったアフリカン・プロレスはなかったんですが、代わりにフィリピン、オーストラリアなどプロレス新興国からのチョイスが凄かった。

中国のプロレス団体から、独特過ぎる入場のゾンビドラゴン。もはやゾンビかドラゴンかよくわからなくなってるのが凄い。 

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フィリピンの団体から、ラルフ今林が何故か残酷な天使のテーゼ(っぽい曲)に乗せて送るエントランスムービー。途中からボカロになったり、プロレスシーンの繰り返しっぷりがなかなかのもの。フォント持ってなさそうなところもグっときます。 

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他にも正統派としてふたごハイフライヤーのリーゲル・ツインズや

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ロンドンのルチャ団体LLL、オーストラリアの団体BCWなど、キワモノから正統派まで世界のプロレスを次々と紹介。しかしYOUTUBE動画の閲覧数が二桁だったりする物をどこで見つけてくるのか、ナベさんの情報量は半端ない・・・。そしてシメにメキシコのハードコア団体ZONA23

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 思い切り良すぎる凶器攻撃にロフトプラスワン全体が悲鳴に包まれ、レッスルビデオマニアグルーサムが幕を閉じていきました。とにかく濃すぎる空間。プロレスの深さ、広がりを感じたい人は一度訪ねてみてはいかがでしょう?なんというか、プロレスって・・・。と首をひねりたくなることは保証します。まあ、深く考えず「プロレス見ながら酒飲みたいな~」っていう人にもオススメです。

そして、レッスルビデオマニアグルーサムの次のイベントはこちら。

8月6日、渋谷LOFT9でのイベント

斎藤文彦・プロレス秘蔵映像祭! – LOFT PROJECT SCHEDULE

『昭和プロレス正史』シリーズや『アメリカン・プロレス講座』など日本のみならず世界のプロレス史研究の第一人者・斎藤文彦さんが新著に選んだ題材はブルーザー・ブロディ!

衝撃の刺殺事件から30年、哲学獣のプロレス哲学を紐解いた本書の発売を記念し、稀代のプロレス博士がついにロフトに初登壇!
プロレスどっぷり40年以上の秘蔵プロレス映像ファイルからマル秘映像をお蔵出し!

レッスルビデオマニアグルーサムチームは、是非フミさんに見て欲しいという、これはこれで秘蔵な映像でおもてなし!必見! 

 なんとあのアメリカン・プロレスの第一人者、フミ斉藤こと斎藤文彦氏の出版記念イベントにレッスルビデオマニアグルーサムの面々が乱入!果たして今回のような映像をフミさんの前で披露することになるのか?あと一ヶ月、どんなカオスが繰り広げられるのか?乞うご期待! 

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ブルーザー・ブロディ 30年目の帰還

ブルーザー・ブロディ 30年目の帰還

 
フミ・サイトーのアメリカン・プロレス講座 決定版WWEヒストリー 1963-2001

フミ・サイトーのアメリカン・プロレス講座 決定版WWEヒストリー 1963-2001

 
ボーイズはボーイズ―とっておきのプロレスリング・コラム

ボーイズはボーイズ―とっておきのプロレスリング・コラム

 

 

6・9 大日本プロレス&アイスリボン東戸塚モレラパーク大会。「プロレスでハッピー!モレラ東戸塚、愛してま~す!」

この日は新日本プロレス大阪城ホール大会、ディファ有明ではQUINTET、新宿FACEではDEEP JEWELSとプロレス、格闘技興行戦争といった塩梅でしたが私が赴いたのは東戸塚モレラパーク。去年に続いてFM東戸塚主催のチャリティー興行。大日本プロレス×アイスリボン。前回は確かバルコニー部分は無料だったんですが、今回はきっちり当日2500円。世知辛い・・・。でもまあ満員の観客の中試合開始。ビールが売店に打って無くてキオスクに行く、というハプニングもあり。

 

オープニングマッチ アイスリボン提供~10分1本勝負

◯テキーラ沙弥
(7分13秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ)
✕ジュリア

ふたりとも生では初見。テキーラ沙弥は2016年3月デビュー、ジュリアは2017年10月デビューということで、基本の動きなどまだまだぎこちないジュリア。だが叫んでドロップキック連発で気持ちを出していく。テキーラ沙弥にやられながらもなんとか丸め込み連発で決めにかかるも追い込むまでにはいかず返され、グラン・マエストロ・デ・テキーラで沙弥が3カウント。良くも悪くも新人同士の試合、という印象。

 第2試合 大日本プロレス提供~シングルマッチ 15分1本勝負

◯青木優也
(8分25秒 逆エビ固め)
✕石川勇希

新人らしいゴツゴツとした殴り合い、ぶつかり合い。両者とも新人にもかかわらず身体が出来ていてひ弱な感じはしない。特に青木は既にJrベルトに挑戦しているだけあって安定感すら感じる。あと顔が濃い。石原プロ的な。そして、この日はアナウンサーと解説の音声が会場に流れてたんですが、その会場解説の岡林が二人にゲキを飛ばす。熱い。熱すぎる岡林に煽られた2人の熱戦は青木の逆エビで締め。大日本の分厚さを見せてくれた試合。よかった。 

第3試合 アイスリボン提供~タッグマッチ 20分1本勝負

〇星ハム子&弓李
(14分35秒 ハムロール)
藤本つかさ&✕つくし

 安定のメンバーでアイスリボンの楽しさを詰め込んだタッグマッチ。そして四人のコンディションのよさ。特につくし選手の機敏さが目立つ。そして星ハム子の腹部を生かした攻撃バリエーションの豊富さには舌を巻くというか。4人共動き回り続けて東戸塚を沸かせた末に星ハム子がハムロールでつくしを仕留る。ハム子の意地を見た・・・。

 第4試合 大日本プロレス提供~タッグマッチ 20分1本勝負

〇宇藤純久&橋本和樹
(6分54秒 リバース・タイガードライバー→片エビ固め)
バラモンシュウ&✕バラモンケイ

日も沈みはじめ、涼しくなったモレラパークにバラモンの雨が降る。入場から阿鼻叫喚に包まれる。ただ、前回関係者っぽい子供を集中砲火して怒られたのか、いつもより水は控えめ。代わりに会場が用意した水防御用ビニールを逆に利用した電気アンマ攻撃が冴える。試合の半分くらいは場外戦でしたが、バラモンの全てを受け切った宇藤、股間を気にしつつリバースタイガーで勝利。しかしいつ見ても吉田豪に似ている宇藤。顔もだけど、たたずまいもなんか似てる。強い吉田豪。

   

セミファイナル アイスリボン提供~タッグマッチ 20分1本勝負

◯世羅りさ&雪妃真矢
(9分55秒 ダイビング・ダブルニードロップ→片エビ固め)
藤田あかね&✕尾崎妹加

そしてアジュレボ登場。ふたりともシンプルに美人。さすがに華がある二人。そして藤田、尾崎も負けずにタッグチームとしての連携技を繰り出していく展開。アイスリボンは「ダブル」と宣言すると合体攻撃が認められるのだが、それを生かした目まぐるしい、スピーディーな攻防の末、世羅のダイビングダブルニーが尾崎に炸裂して3カウント。全速力で駆け抜けていくようなタッグマッチでした。面白かった~、という感じ。

 メインイベント 大日本プロレス提供~6人タッグマッチ 30分1本勝負

アブドーラ・小林&◯関本大介&野村卓矢
(12分16秒 スピニング・バックブリーカー→片エビ固め)
橋本大地&神谷英慶&✕菊田一美

神谷、関本のど迫力ぶつかり合いで観客のハートをガッチリ掴んだメイン。その後、会場全体で場外乱闘、小林がコーナーに登り、東戸塚に響く「愛してまーす」愛に包まれたモレラパーク。そしてその後、いきなり蹴り一発で空気を変えるノムタクも凄い。バチバチ、ほっこり、わちゃわちゃとプロレスの要素が全部詰まった6人タッグ、最後はバックブリーカから投げ捨てて菊田から関本が勝利。大団円のモレラパーク。

 

そして全試合終了後にモレラパーク社長挨拶から義援金Tシャツオークションに。(たぶん)橋本和樹仕切りでのオークションのため、チャリティーというよりテキ屋的な雰囲気に。下世話さとハッピーさが入り混じったモレラパーク興行。楽しく終わりました。また来年もやってほしいところです。あともっと酒類とかガンガン売ってお祭り的雰囲気にして欲しい。去年より落ち着いた感じになってたのが少し物足りなかったな~、と。でもまあ、続いていくのが一番なんですが。来年やったらまた行きます! 

Oktober Iceribbon Fest 2017-2017.10.29 後楽園ホール- [DVD]

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不思議の国のアイス2017 2017.8.27 後楽園ホール [DVD]

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RIBBON MANIA 2017 -2017.12.31 後楽園ホール- [DVD]

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東戸塚で打って呑んで帰りました。地域貢献!?

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10・16 DDT大森駅前イベントプロレス「大森UTANフェスタ2016」tweetまとめ

まあぶっちゃけヒマだったのと、わりと毎年行ってるので今年も大森駅前商店街主催のお祭りプロレスに行ってきました。

 JR大森駅前広場にリングを設置、そこにブルーシートを敷いて観戦、というスタイル。試合開始14:00なんですが、12:00くらいに着いた時点でかなりの人が座ってました。昔は小さい公園かどっかでやっていて、滑り台からタノムサク鳥羽が滑り降りてきてた記憶があるんですが定かではない・・・。

 実際、2時間近く座っていた時点で結構足腰にきてまして、DDTが始まる前にわりと心が折れかけていた部分がありました。1人で行くとあんまり場所から離れられないので、多人数で行くことをおすすめします。あと出来たら座布団とか持参したほうがいいと思います。尻が痛くなるので・・・。

大森での男色ディーノは、公共の場ながら(だからこそ?)いつもの3割増くらいで男色殺法を出していたような気がします。これが反骨精神というものでしょうか。違うか。ただ男色殺法も日々進化しているのが今日わかりました。素晴らしい向上心。

   

 

お祭りらしく素人の入場モノマネコンテストも。グダグダ感も楽しみました。そして後半は中邑珍輔登場。そして澤宗紀登場。さすがに観客を沸かせていました。さすが。

ここらへんでケツの痛みが・・・。

 最近ノッてるDAMNATION。カリスマは今回もライダースジャケットが中々脱げずに攻撃されたり、観客の帽子を奪ってかぶり、飽きたら捨ててみたりと大活躍。ワルさを発揮してました。試合も遠藤が勝利し、タッグチャンピオンらしさを発揮していました。

メインの高山、HARASHIMA、彰人vs竹下、アントン、ベイリー組も白熱して楽しめました。

観客席での乱闘も近くに来てくれたし、高山、ベイリーの攻防も良かった。これから色んな組み合わせが楽しみになるような試合でした。こうして全6試合、かなりのボリューム、通常興行なみのクオリティで楽しませてくれました。さすがDDT。 

プロレス語辞典: プロレスにまつわる言葉をイラストと豆知識で元気に読み解く

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 お祭りプロレス全体で言うとまあ仕方ないんですが、わりと早い段階でファンが座るスペースを埋めてしまうので、地元の人があまり見れなそうなのが残念というか。あとやはり長い間石畳の上に座ってるのがキツいので、もうちょっとコンパクトならいいな~と思ったりもしました。まあ無料なので何も文句は言いませんが今日は終わった後疲れたな、と。これからも続けて欲しいイベントですが、あり方に関しては考える時期なのかな、と。少し考えさせられた大森大会でした。

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10・1「夏の魔物」を写真で振り返る。DDT提供試合あり!

行ってきました夏の魔物。夏の魔物とは何故か青森県で行われるサブカル感満載の謎のフェス。大体こんな感じです。10週年!

 

なんか深夜のテンションでわりと発売直後にチケット取ってたわたくし。しかし先週ぴあから「チケット早く引き換えろオラ」っていうメールが来るまです~っかり忘れてました。

というわけでいざ深夜バスで青森へ。金曜の夜に出発し、土曜の朝に青森駅到着。

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とりあえず腹拵え。マグロ、ホタテ、イカ、貝ヒモの海鮮丼うまうま。ひじきも美味し。

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そして青森駅からシャトルバスで戸越山スキー場へ。だいたい一時間位で到着しました。快晴!夏の青森はわりと暑かった。しかしほんとにいい天気でした。素晴らしい!

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お目当てのひとつ、生ハムと焼うどんのステージは終わった直後だったものの、DOTAMA、POLYSICS、そして人間椅子!鈴木さんと和嶋さんが揃っている多幸感。そして音の圧力、オーラ、あんまり語彙が豊富じゃなくて申し訳ないですが、ただただ幸せな時間を過ごしました。素晴らしい・・・。

 

その後田島貴男のステージを楽しみ、吉田豪×杉作J太郎のトークショーは客多杉で聞けず、そしていよいよDDT提供試合が開始。まずはスーパーササダンゴマシン登場。

f:id:otokoman:20161001140743j:plainそして我らが男色先生

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青空が似合う男!男色ディーノ!!

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そして怖い人。青空の下でも怖かった。

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試合はスーパーササダンゴマシン&坂口征夫VS男色ディーノ&竹下幸之介。

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子供を人質に取った竹下に突っ込むササダンゴ。間一髪子供が避けて「セーフ!」

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躍動感!地獄門のこの躍動感たるや!

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まあ、こうなりますよね・・・・。

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試合は竹下がジャーマンでササダンゴを降して勝利。いろいろ詰まったいい試合でした。堪能堪能。

   

そして第2試合は大分日が落ちてから。アントーニオ本多vs火野裕士

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火野入場。なんというか肉の力というか圧力が凄い。

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アントン入場。みんなのアントン。

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アントンパンチ、耐える火野。この日の二人はパンチ、チョップなどのシンプルな攻撃のぶつかり合いに終始。

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渾身の卍固め

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渾身のエルボー!

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最後は火野のファッキン・ボムで3カウント。ただただ火野のチョップを受け続けたアントン、遂に沈む・・・。

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試合後のアントンのマイク。試合前に早見優にパンをもらった話とかしてました。これにてマイ「夏の魔物」終了・・・。

   

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さようなら夏の魔物。次の日はガンバレ☆プロレス後楽園大会なので夜行バスで帰宅。死にました。次来るときは一泊しよう、そうしよう。 

2016/10/09追記

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そして私が今軽くハマってるのが生ハムと焼うどん。ステージには間に合いませんでしたが、DVD購入したためチェキ撮影は出来ましたのでここにアップ。なんというかスゴかった。撮る前に東さんに「髪の毛持って髪の毛!んでもって私達死ぬから!」と言われてあわてて髪の毛持ったらこういう仕上がりに。エンターティナー!11月にはサードワンマンライブ!

生ハムと焼うどん写真集 photograph collection and DVD vol.1

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リオ・オリンピック2016、柔道が楽しい!寝技の楽しさとルールの注意点について。

いよいよリオ・オリンピックが開幕!時差の関係で日本だと深夜に行われる競技が多く、ずっと見てると寝不足必至、という状態ではありますが、私ももちろん見ています。といっても、基本的に興味あるのは柔道、レスリングくらいのものなんですが。特に柔道は日本人ばかり注目されがちですが、海外の選手を見ているとスタイルが多彩で楽しめます。

 

先日の男子60Kg級に出場していたモンゴルのツェンドオチル・ツォグトバータル選手はバンバン飛び関節狙っていってて楽しめましたし、本日の男子66Kg級で海老沼選手と対戦したブラジルのチャールズ・チバナ選手も試合開始直後の寝技であわやという場面を作り出していました。

ロシアの選手はサンボテクニックが出るかどうか、という楽しみがありますし、ブラジルの選手は柔術技での締めなどを見てしまいます。今回は審判が寝技を長い間見る傾向があるので、寝技好きとしてはいろんな展開が見れてスタイルの個性を楽しめるのでぜひ今後もこんな感じでお願いしたい。今のところ、日本人選手も寝技で勝つことが多く、特に抑えこみ一本での逆転勝ちなども見れたので、プラスに作用しているようです。

 

そして、柔道を見ていて気がついた大きな変更点について。

4年前のオリンピックに比べ、大きな変更点がいくつかある柔道ルール。それで見ていて気になりそうなところを3つほどあげてみると。

・スナック感覚で出される「指導」

 指導は本当にすぐ出されます。位置付けとしては、累積しても技のポイントにはならず、4つ累積で失格となります。ほんとうに一試合に3~4回は普通に出ます。今のところ私はそれで失格になったの見たことないですが、残り1分くらいで指導の差があるとそこで試合が動く、という場合が多いのであなどれません。

・立った状態から相手の下半身に触れると反則負け

 これが厳しい。男子60Kg級の髙藤選手が初戦、これで勝利を納めています。VTRを見ると、技をかけられて倒れそうだった相手の選手が苦し紛れに東藤選手の股の間に手を入れてしまったところの反則負け。かなり厳しくとられることもあるみたいです。

・投げられてブリッジで一本を逃れることができなくなった

 背負いなどで投げられた相手が倒れてもブリッジでこらえ、身体を反転させて腹ばいになる、という以前からよく見られたシーンですが、これは背中から倒れたと同じ扱いになり一本となります。これも髙藤選手が負けた時に見られ、一本負けとされていました。

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このように色々とルールが変わった柔道ですが、個人的には今の感じが丁度いいんじゃないかと思ってます。見る側としては。わりとしっかり組み手争いが見られ、鮮やかな投げも出る。指導もあまり理不尽な裁定はなく、寝技もしっかりと見れる。日本人ばかりにフォーカスされがちなオリンピックですが、柔道はずーっと観てても飽きない。ただただずーっと見ていたくなる今年のリオ五輪柔道競技。日本人が活躍するに越したことはないですが、ロシア選手もついつい応援してしまう今日この頃です。 

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今週末雑記。ガンバレ☆プロレス王子、シン・ゴジラ、デリシャカス東京女子プロレス

7月30日、ガンバレ☆プロレス王子大会

  この日はなんといっても大家健VS藤田ミノルの一騎打ち。

去年の王子で藤田ミノルが大家健と組み、炎上軍に勝利した後のマイクで自らの離婚を告白、大家との対決を表明してからもう一年、いよいよ二人の一騎打ちが実現しました。「トモダチ軍」を結成していた藤田ミノルですが、前回の興行で解散状態。一人になった藤田が大家への決着戦を要求したことで実現したこの一騎打ち。それぞれの入場曲でリングイン、対峙する時点でちょっと空気が変わったように見えました。

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試合はまず互いに睨み合いからスタートし、ロックアップ。これが力のこもったロックアップで、互いに押し合いが2分ほど。互いの力を確かめ合い、会話するようなロックアップ。ここからまずエモいというか、総決算を感じさせるような闘い。そこからは藤田ミノルのペース。場外戦で大家の額を叩き割り、逆襲されて藤田も流血。スピアー狙いの大家をヒザで迎撃、SAYONARA(ツームストンパイルドライバー)、首四の字などで畳み掛けるも大家は返し、殴り合いに。互いに殴りあい、倒れながらも立ち上がった大家がドラゴンスープレックス連発からの炎のスピアーで3カウント!

とにかく際立ったのが藤田ミノルの上手さ、藤田と大家健との相性の良さでした。ラフさ、ズルさで試合を組み立てていく藤田、そこに乗せられつつも気合で一点突破する大家。二人の異なる個性が噛み合って観客に伝わるプロレスになっていく。その名勝負を見せてくれた。そしてやはり、一年間の溜めがあり、互いの気持ちをぶつけ続けた総決算だからこそのこの試合でした。いや、ぐっときました。

そして試合後のマイクでも。(DDTプロレス公式サイトより)

「健さん・・・。今までいろいろ健さんには同じ目に遭ってもらおうと思って、プロレスで地獄のような目に遭ってもらおうと思って、1年間やってきた。本気で!でも、それは叶わなかった・・・。」

「俺が、異物としてガンバレ☆プロレスに入り込んで、ガンバレ☆プロレスの中で毒を蔓延させてやろうと思ったら・・・。ガンバレ☆プロレスって意外と抵抗力が強いんだな。」

「排除されたのは俺のほうだ。おめーずっと言ってたよな!プロレスで俺を救ってくれるって。そんなことさせてたまるかって、ずっと思ってた。」

 

「でもな、俺はずっと前から救われていたんだ、プロレスに! ガンバレ☆プロレスに! 大家健に! 俺は救われてきてたんだよ、ずっと。とっくの昔によ」

そして大家への感謝を表明し、抱き合う二人。ハッピーエンドで迎えた大家と藤田のストーリー。しかし後楽園ホール大会前に決着してしまったことで、今後はどうするのか。後楽園ホールに向けての隠し玉はあるのか、という不安も出てきました。集会時にシバター乱入してましたが、それで後楽園を埋められるのか。最後も「後楽園、埋めるぞー」で締めくくったこの興行。極上の最終回でありつつ、未来を見据えた興行でした。まだまだガンバレ☆プロレスは続く・・・。

   

 

7月31日「シン・ゴジラ」

 そして次の日の朝、新宿でシン・ゴジラ鑑賞。なぜ新宿で見たかというと、IMAXだったから。その甲斐あってか、かなりの大迫力音響で鑑賞できました。

感想としてはシンプルに面白かった!「人類がいかにゴジラを倒すか」というシンプルなストーリーながら、そこにつぎ込まれた情報量の多さにただただ圧倒され、そして爆破シーン、ゴジラの破壊シーンの迫力に圧倒されました。

まだ公開して間もないのでストーリーには触れませんが、「庵野秀明らしさ」の塊でありながら、しっかりメジャーなエンターテイメントになっている映画でした。面白かった。 

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 怪獣映画というよりは災害映画。災害にどう対処するのか、という人々の闘いの映画でした。会議エンターテイメント、とも言うべきか。政治家とか官僚って大変そうだな~、と思わせる作品でした。

 

 

7月31日「デリシャカス2016・東京女子プロレスDAY」

そして週末の締めくくりはデリシャカス2016。このイベントはTBSのグルメイベント(うろおぼえ)ですが、DDTグループの団体が日替わりで試合をしていました。DNA、BASARA、本隊、そして週末は東京女子プロレス。

 

試合自体は4試合。ざっくりと思ったことを描いていくと

・筋肉アイドル才木玲佳は欠場で残念。しかしコスチューム姿で欠場挨拶したり、ずっとリングサイドで試合見てたり、セコンド業務手伝ったりと頑張っていました。次は試合を見たいところです。焦らず治してください!

・やはりセミ、メインくらいは安定感があって安心して観ていられますが、前半の試合のレベルの底上げが課題のような気がします。特に前半は、当たりの弱さが気になる場面が幾つかあったような。

・KANNAがちょっと痩せていて少し不安に。最近目立たないKANNAですが、ここは意地を見せてまたトップを狙って欲しいところです。

全体的には盛り上がり、「いきなりステーキ」の一万円券が商品になることもあって選手たちのそこに向けての頑張り、ストーリー作りもあり、パッケージとしてはバラエティの富んだ面白さを発揮していました。他の女子団体と絡まない方針の東京女子ですが、そろそろ上の選手は外に出るか、DDT本戦で男子選手とバンバン闘うなどしてもいいのでは?と思いました。ここらで大社長に逆らって自己主張する選手が出てきたり、他団体を見始める選手が出てきたら東京女子も次のステージに行けるような気がします。東京女子自体がそろそろ殻を破ってもいい時期なんじゃないか。そんなことを感じた赤坂サカスでした。 

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6月4日「デブッタンテ」ハライチ岩井がキンプリ応援上映を見て熱く語る

6月4日にTBSラジオで放送された「デブッタンテ」の中で、ハライチ岩井がキンプリ応援上映を見に行った感想を話していました。

キンプリ応援上映とは

岩井:この収録の前に映画観てきて、アニメなんだけどそのタイトルが「キングオブプリズム」っていう映画なわけ。「キンプリ」って呼ばれてるやつなんだけど。

澤部:それはアニメでは相当の

岩井:きてる。元々TVアニメの「プリティーリズム」っていう女の子のアイドルの話なんだけど、そのスピンオフで男の子のアイドルの話が映画化されてるんだよ。

kinpri.com

岩井:で、常々アニメ好きの友達から「キンプリ面白い」って聞いてて。で、今年の1月から。もう半年やってるんだよ

澤部:え?そんなに?

岩井:最初はそこまで人気じゃなかったんだけど、口コミで人気が出てきて途中から「応援上映」ってのやりはじめて。その応援上映ってのが、映画の中で男の子たちがライブやんだよ。そこにお客さんがペンライト持ったりして、コールとか合いの手とか入れて応援するっていう上映

澤部:おお!見たぞそれ、めざましTVで

岩井:で、それをやり始めてから人気爆発して、興行収入5億円とかいってんだよ。

澤部:え!

岩井:凄すぎるから、映画ランキングとかバンバン入ってくるわけよ。

澤部:へー

岩井:で、アニメの映画が興行収入多い時のTV番組とかすごい好きなんだけど、ランキング終わってスタジオ戻っても誰も触れないみたいな、その空気、その気まずい感じがすごい好きなんだけどさ

澤部:どこ楽しんでんだよ

岩井:二次元の女子が三次元の女子に勝った!っていう

澤部:ハハハハハ

岩井:キターっていう、オレ一番気持ちいいんだよ、ブランチのアレの時とか

澤部:今日強めに出てますねオタク岩井の、オタク要素が

 

 

とにかく合いの手を入れまくる観客たち

岩井:バルト9で見たんだけど、平日の夕方なのに凄い人なのね。で、だいたいオタク女子で。たまに男子も居たかな。みんなペンライト持って、ハッピ着てる人も居たり、コスプレしてる人とか

岩井:いやもう、凄かったね。凄かったというか、応援上映、リピーターばっかりなわけ。もう何回も来てんのね。

澤部:そうか、1000円ちょっとでライブ見れるみたいな、そういう感覚なのね

岩井:もう行き過ぎてんなーと思ったもんね。ライブじゃないとことかも全部合いの手入れるもんね

澤部:ライブ以外のとこも?

岩井:ライブ以外っていうか、席座ったら、で、まだ始まってないのに、まだ始まってないんだよ?アンパンマンがマナーを教えるやつとかでもさ「静かにみてねー」とか言うと「はーい」とか言うんだよ。

澤部:アンパンマン求めてないだろそれ

岩井:いやいやもう応援始まってんだと思ってさ。ワンピースの映画の番宣とかでも、「映画を見ると◯◯をもらえるよ」、「欲しーい!」とか。

澤部:もうお決まりになってるんだな

岩井:で、セブンイレブンのCMで、忌野清志郎の「デイドリーム・ビリーバー」が流れるじゃん。それに合わせて緑と赤のペンライト振るんだよ、セブンイレブンだから。

澤部:関係ない!関係ないじゃんそれ

岩井:緑と赤の、セブンイレブンカラーで統一すんだよ!!

澤部:いやいや、それ聞きに来てないじゃん

岩井:そっから盛り上がってんだよすげー。で、盗撮の、映画泥棒のやつ捕まえに来るじゃん。その時も赤いペンライト回してさ、パトランプに合わせて。で、パトランプのやつが羽交い締めした時にも「阻止してー」とかさ。

澤部:その状況に合わせて!凄いな!

   

 

 

映画本編開始~終了

岩井:で最初はライブから始まるわけですよいきなり。でみんな応援して、ペンライト振り回して。でライブのくだり終わってさ。主人公出てくる

澤部:うん

岩井:で、そのあと主人公が。アイドル養成学校に入ったって設定でさ。主人公が「一条シンです!」って言ったら「いい名前ー」ってみんなで言ってあげんの

澤部:いやそれは集中できないって

岩井:で管理人が出てきて、食堂に連れてって「あいにく僕は料理が苦手で・・・」って言うと「わたしが作ってあげるー」とかフォローしてあげんのよ

澤部:ほー

岩井:で、教会行ったら、ペンライトをみんな白くして十字架の形にして待つんだよ、そのくだり終わるまで

澤部:いや、それ必要ある?それまではなんとなくわかったけど

<中略>

岩井:回想入るときに「回想はいりまーす」ってみんなで言うし。

澤部:もう裏方さんみたいな

岩井:で、バトルが始まるんだけど、応援すんだよ。で、互いに好きな陣営があるからそれぞれ応援するんだけど、今回はどっちが勝つんだろうっていう気持ちで見てるらしいんだよね

澤部:いや、決まってるけどなー

岩井:で終わって、観客のみんなボロボロ泣いたりしてて。ストーリー的には面白かったなーと思ってたらエンディングになるんだけど、最後に監督の名前が出てきた時の「監督ありがとー」って声が一番盛り上がんの

澤部:あー、やっぱり監督への感謝が凄いんだ。この作品を生んでくれてという

岩井:で、映画が終わったら「アンコール!アンコール!」って始まるんだよ、映画終わりなのに

澤部:え?え?

岩井:映画終わるんだよ、アンコールないよ

澤部:うん、うん

岩井:「アンコール!アンコール!」ってすげー盛り上がってさ!

澤部:おお!

岩井:で、最後だよ!一番最後!会場が映画終わるから明るくなる、そこでみんな「あー」っていって盛り下がって終わるの。アンコールなかったー、って。

澤部:えー、そこ盛り下がるんだ

岩井:「アンコール!アンコール!あー・・・。」って。

澤部:なんでそこお馴染みにしちゃったんだろ

岩井:しちゃってんだよ。盛り下がって終わる

澤部:その間、お前なにしてたの?

岩井:オレはひたすらポップコーン食いながら見てたけど

澤部:っていや、お前もうすげーハマってんじゃん

岩井:めっちゃ面白いんだよ!だからこれお前の娘に見せよう!

 

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と、キンプリ話はこんな感じで終わってました。ニコ生でアニメ番組やってたりとかなりアニメ好きな岩井と、軽く引きながらも楽しそうに聞く澤部のやりとりもあって面白い放送でした。色々話題の応援上映ですが、たしかにある程度「こういうことが行われてるんだな」という心構えのもとに行ったほうがよさそうです。とりあえず岩井はこの話もっと色んなとこでして欲しいなー。

岩井の狂気というか、濃い目のアニメファンな部分を澤部が冷静に受けることで中和されているので、ハライチ岩井にはどんどんアニメ話をして突っ走って欲しいものです。岩井ブレイク祈願!

16/9/5加筆修正

2016年秋の改変で、うしろシティ・ハライチ・東京ポッド許可局・菊地成孔・アルコ&ピースがTBSラジオ平日の午前0時台の1時間番組をそれぞれ担当することになりました。というわけでデブッタンテは発展的終了という形になるそうです。

この午前4時という時間帯で「誰が聞いてんだ」っていう感じでしたがそこでコツコツとやってからの抜擢。いやいやよかった。ぜひ存分に実力を発揮して欲しいものです。そして次はJunkを・・・。

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GW振り返り。FREEDOMS、宝そば、阿佐ヶ谷ロフトイベント、COMITIA116などなど。

 4・30 阿佐ヶ谷ロフト-「解体屋ゲン」電子出版へ向けて大打ち上げ会-

原作者2人のトーク、初代編集者の連載秘話など楽しく聞けました。そして半端ない取材力。しっかりと裏付けがあるから面白い。

natalie.mu

 

 5・1 新宿 宝そば

いつの間にかプロレスファンの聖地と化しつつ有る宝そば。なかなかに行きづらい立地ではありますが、そばは美味しく頂きました。こないだのガンプロでの「宝そば」Tシャツ率の高さよ!

5・2 FREEDOMS後楽園大会。

 FREEDOMS後楽園大会。エモかった。やはり葛西はカリスマ感ありました。でも正岡も凄かった。前半の普通の試合と後半のデスマッチとの落差がハンパなかった。現状だとデスマッチに限れば完全に大日本の上を行っている印象。

   

 

 5・5 東京ビッグサイト COMITIA116

 

やはり行くと楽しいCOMITIA。参加したいと思ってはいるんです。思っては・・・。 

コミティア30thクロニクル 第1集

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コミティア30thクロニクル 第2集

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もうすぐGW!オススメプロレス興行。大日本、東京女子、新日本、FREEDOMS!

もうすぐGW!というわけで、ヒマでモテないプロレスファン的注目興行をあげておきます。多分どこかには行くと思いますがまだ未定。寝て終わらないようにしないとな・・・。

 4・29(金)

東京女子プロレス「ホップ! ステップ! ヨコハマ、ジャンプ!!」

会場:横浜ラジアントホール 開場 12:30 開始 13:00

 主要カード

山下実優&KANNAvs中島翔子&坂崎ユカ

のの子vs優宇

 大日本プロレス「後楽園ホール大会」

  会場:後楽園ホール 開場 17:30 開始 18:00

主要カード

メインイベント アジアタッグ選手権試合
(第98代王者組)宮本裕向&木髙イサミvsグレート小鹿&関本大介(挑戦者組)

セミファイナル
岡林裕二&宇藤純久vs秋山準&橋本大地

東京女子は横浜大会。蛇界も一段落、清水愛の卒業と色々な区切りの時期に来ている東京女子。現王者の山下に挑む次のチャレンジャーは誰になるのか。個人的には坂崎ユカに行って欲しいと思ってますがどうなるか。ここで山下に勝てばベルトへの道も見えるというもの。春の両国でのバトルロイヤルに優勝し、足取り逆さ押さえ込みという新しいフィニッシャーも出来たのでここでドンとトップ獲って欲しい!その流れが出来る大会になるのか、期待してます。

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そして大日本は後楽園大会。なんとメインがアジアタッグでグレート小鹿&関本大介組。元全日本プロレスの小鹿と、全日本のチャンピオン・カーニバルで優勝した関本。これ獲っちゃったらどうするつもりなんでしょうか。小鹿が王者として全日本に凱旋、ということがありえるのか。色々と心配なカードですが楽しみでもあります。そしてセミには秋山準登場。前回の後楽園でボコボコにした橋本大地とタッグを組みます。これはこのタッグでアジア挑戦あるのか? 

 

5・2(月)

プロレスリングFREEDOMS「We love FREEDOMS! We are FREEDOMS!」

会場:後楽園ホール 開場 18:30 開始 19:00

主要カード

KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP第6代王者決定戦
葛西純 vs 正岡大介
※第5代王者葛西純が王座返上 この試合の勝者が第6代王者となる
両者が己の生き様を象徴するアイテムを持ち込む

◇KING of FREEDOM WORLD TAG CHAMPIONSHIP
(王者)GENTARO&ジ・ウインガー vs 竹田誠志&吹本賢児(挑戦者)
※第10代王者GENTARO、ウインガー組、4度目の防衛戦

 FREEDOMSの後楽園大会は葛西と正岡のタイトルマッチ!しかも前回、ヒザの負傷で不甲斐ない負け方をした、と葛西が王者返上。この試合はチャンピオン決定戦として行われます。デスマッチでは完全に大日本を凌駕した感のあるFREEDOMS。どんな仕掛けを持ってくるのか。仕掛けを超える魂のファイトを葛西と正岡が繰り広げるのか。もうほぼ互角と言っていい両者。凄い試合になりそうです。

 

5・3(火)

プロレスリングWAVE「CATCH THE WAVE 2016」

 会場:後楽園ホール 開場 11:15 開始 12:00

主要カード

CATCH THE WAVE2016~イタリアンレッドブロック~(15分1本勝負)
桜花由美vs尾崎魔弓 
 
 CATCH THE WAVE2016~シルバーグレイブロック~(15分1本勝負)
浜田文子vs世志琥 
  
 CATCH THE WAVE2016~アフリカンバイオレットブロック~(15分1本勝負)
山下りなvs志田光

  新日本プロレス「レスリングどんたく2016」

 

会場:福岡国際センター 開始 17:00

主要カード

IWGPヘビー級選手権試合
(第64代王者)内藤 哲也vs石井 智宏(挑戦者)

 

スペシャルシングルマッチ

オカダ・カズチカvsSANADA.

 3日の注目はプロレスリングWAVE。15分一本勝負とはいえ、浜田文子vs世志琥などの熱いカードが揃ってます。復帰後の世志琥がどういうポジションにいるのか、復帰戦以来のトップレスラーとの対戦でどんなファイトを見せるのか。なにげに山下りなvs志田光にも注目したい所。

そしてレスリングどんたく。「何で次の挑戦者が石井なのか、納得してる人だれも居ないと思うよ」と内藤が言ってましたがまあその通り。まあ、新日本プロレスワールドで見ます。SANADAのファイトスタイルが新日本でどう変わっているかも注目。

そしてこの日、長与千種の新団体Mervelousが豊洲PITで旗揚げ戦を行います。長与が今の女子プロレスに何を問いかけるのか。試合は17:00開始です。 

That's女子プロレス テクノプラザかつしか大会 2015 DVD版

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 5・4(水)

 Wretsle-1「WRESTLE-1 TOUR 2016 TRIUMPH」

 会場:後楽園ホール 開場 11:15 開始 12:00

 主要カード

Wrestle-1チャンピオンシップ

(王者)火野 裕士vs KAI (挑戦者)

 

Wrestle-1クルーザーチャンピオンシップ 

(王者)鈴木 鼓太郎vsカズ・ハヤシ (挑戦者)

 プロレスリング・ノア「グローバル・タッグリーグ決勝戦」

会場:後楽園ホール 開場 17:45 開始 18:30

主要カード

グローバル・タッグリーグ優勝決定戦

リーグ戦1位チームvsリーグ戦2位チーム

 

GHCジュニア・ヘビー級選手権試合

(王者)金丸義信vs大原はじめ(挑戦者)

 4日は昼がW-1、夜がノアと全日本系団体が続きます。W-1はヘビー、クルーザーのチャンピオンシップ、ノアはグローバル・タッグリーグ優勝決定戦とGHCジュニアヘビー選手権試合。両者とも力の入ったカードになっております。個人的にはKAIがチャンピオンになってW-1を混沌の渦に叩き込んで欲しいところです。鼓太郎vsカズ・ハヤシも気になります。

   

 

5・5(木)

大日本プロレス「Endless Survivor」

会場:横浜文化体育館 開場 14:15 開始 15:00

主要カード

BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合

蛍光灯4面+4コーナーボードデスマッチ
(第32代王者)伊東竜二vs高橋匡哉(挑戦者)
※4コーナーボードは、有刺鉄線ボード、蛍光灯ボード、ガラスボード、剣山ボードデスマッチを使用。

 

BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合 30分1本勝負
(第7代王者)岡林裕二vs石川修司(挑戦者・一騎当千優勝者)

 

スペシャルタッグマッチ
関本大介&ジェームス・ライディーンvs秋山準&橋本大地

 そして5日は大日本横浜文体!メインはデスマッチ、セミが岡林vs石川のストロングヘビーとタイトルマッチ二本立て。そしてここでも秋山と大地のタッグが関本、ライデイーン組の対戦となってます。大一番横浜文体、デスマッチとストロングヘビーのどちらが主役になるかのせめぎあいも楽しみです。 

 と、GW注目大会を並べてみました。今年は頑張れば10連休ということで長いGWになる方もいらっしゃると思いますがぜひどっかで一回プロレス観戦を挟んでみてください!ビッグイベントあり、正統派プロレスありデスマッチ有り女子のオールスターありとバラエティに富んだGWのプロレス興行。調べればもっと沢山あるので、好みに合ったプロレス団体をぜひ探してみてください。よいGWを!

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3・27ZERO1靖国神社大会。「奉納プロレス 第13回大和神州ちからまつり」を堪能しました。乾杯!

春!春といえば花見!花見といえば!というわけで発作的に靖国神社に行ってきました。3月25日(金)~4月3日(日)まで、『さくらまつり』開催中の靖国神社はお祭り真っ最中!屋台も沢山出て盛り上がっていました。そしてもちろん目当ては春季例大祭奉祝行事として行われる奉納プロレス。屋台には目もくれずに会場となる相撲場に向かいます。

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ここからでも判る沢山の人・人・人。天気にも恵まれていました。流石ZERO1

 

色々と政治的な意味でわだいになりがちな靖国神社ですし、そういう系の主張をしている人もぼちぼちいましたが、基本的には普通のお祭り。昔ながらの屋台が沢山出ていて、みなさん昼から飲んでほろ酔い気分。お祭りだなぁ・・・。そしてやっと春がやってきた、という感じ。テンション上がります

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流石に桜満開にはまだ早いとはいえ花見客は沢山。わいわいやってます

そしてプロレス会場は靖国神社内の相撲場。大鳥居から入り、本殿の手前を右に曲がってさらに奥に行ったところにあります。結構わかりにくいところにあるので地図で調べてから行くことをお勧めします。そして相撲場内入って行くと丁度お祓いの最中。さすが靖国神社大会。正式には「奉納プロレス 第13回大和神州ちから祭り」だそうで。この日は後楽園ホールで鈴木軍興行が行われてましたが、にもかかわらず結構お客さんが入っていました。13回目、ということでもう定着した感のあるこのイベント。私は初参戦です。

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神主さんが安全祈願のお祈りの最中。これだけでなんだか厳かな気分になるから不思議なもの。

お祈りの後に試合開始。先週の両国のようにしっかり観るのではなく、屋外の昼間でビール飲みながらふんわりした気分で観戦。敷物の上に直に座る席もあり、ほんとにお花見気分での観戦という感じです。桜あんまり咲いてないけど。桜の代わりがプロレス、みたいな。というわけで試合は超かんたんに振り返ります。

第1試合

 

✕横山佳和(8分12秒変形ボム→エビ固め)◯ 磐城利樹

 

新人でまだテーマ曲のない磐城がシングル初勝利。二人共初見でしたが、横山が明らかに先輩、という感じのファイトしててそろそろ終わるかな、と思ったら磐城がバックドロップ連発からの変形ボムで勝利。びっくりしました。

第2試合

 

◯小笠原和彦&金村キンタロー(10分12秒縦蹴り→片エビ固め)石川雄規&✕マトリックス 

久々に見た金村。今年引退らしいので見納めかも。そして石川、小笠原先生と懐かし目の面子が揃いました。もちろん金村は入場時にブリブラダンス。靖国でやっていいのか。まあ、普通のコスチュームだったしいいんでしょうが。試合はあっさり小笠原先生が勝利。何か懐かしい試合でした。ゆるめでしたが。

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退場時の金村キンタロー。近い!試合は相変わらず面白かったです。

第3試合

 崔領二&✕将火怒 (9分41秒ペシャワール→片エビ固め)◯ 将軍岡本&KENSO

そして第三試合。大型選手の揃ったタッグマッチ。将軍岡本はゴツゴツとしたいいファイターでした。しかし最終的に印象に残ったのはこちら。

第4試合

 ✕小幡優作 (10分29秒ジュラシックボム→エビ固め)◯ ジェームス・ライディーン 

正月の「芸人キャノンボール」に出演したでお馴染みのジェームス・ライディーンに小幡が挑んだシングルマッチ。しかしこれがかなりの熱戦に。スピードを活かしてライディーンに食い下がる小幡。何度か「あわや」という場面も作り、観客も一斉に小幡コール。最後はライディーンのジュラシックボムに沈みましたが大健闘に観客からも拍手で送られながら退場していきました。いい試合だった!

第5試合

 ザ・グレート・カブキ&✕藤田峰雄&ブッファ (10分14秒TARUドリラー→エビ固め)◯ TARU&KAMIKAZE&菅原拓也 

そして休憩後はまたビール購入して飲みつつ観戦。カブキ登場で湧く場内。そしてヒップホップキャラの黒人レスラーブッファのウザ人気、KAMIKAZEがビール一本空けてからの公衆トイレに登っての飲酒ムーンサルトで大盛り上がり。最後はTARUがフィニッシュを取り、なぜかカブキに「お前を有刺鉄線のリングに引っ張りだしてやる!」という衝撃アピール。誰得・・・。

セミファイナル

 ✕大谷晋二郎&田中将斗 (14分11秒野良犬ハイキック→片エビ固め)◯ 日高郁人&フジタ’Jr‘ハヤト 

おー、炎武連夢!ありがたいありがたい・・・。日高とJrハヤトのタッグもなんか名前ついてたけど忘れました。試合も安定感有るコンビネーションの応酬。相変わらず大谷は暑苦しく、田中は黒く、そしてなぜか日高がひたすらブーイング浴びてました。なぜだ・・・。ビール3本めだったんでふわふわしながら見てました。ちょっと肌寒くなってきたな・・・。

メインイベント 世界ヘビー級選手権試合

  〈王者〉×鈴木秀樹 (13分49秒ジャーマンスープレックスホールド) 〈挑戦者〉○佐藤耕平
 ※鈴木が3度目の防衛に失敗。耕平が第20代王者となる 

そしてメインは世界ヘビー級のシングルマッチ。チャンピオン鈴木が佐藤耕平を圧倒します。しかしこの人の寝技バリエーションはすごい。あの手この手で耕平の腕を攻め込みます。耕平も反撃しますが腕のダメージで単発に。そしてついに鈴木が最近フィニッシュに使っている新卍固めに。しかしなんとかこれを逃れた耕平が蹴り連打からのジャーマンスープレックスホールドで3カウント!うおおお!ここでまさかの王者移動!しかし納得の試合。奉納プロレスのメインイベントはクラシックかつ激しいプロレスで締めくくられました。いや、堪能しました。

   

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こうして終了した奉納プロレス。全体的に和やかな雰囲気で行われ、太鼓のパフォーマンスあり、アイドルの歌ありとお祭り感溢れるイベントでした。靖国神社相撲場の中、子供が芝生の上で走り回って遊び、それを酔った大人達がビール片手に笑っているという風景はなんというか、日本っていいな~と思わせるものでした。この風景込みで味わい深い、楽しい興行でした。来年は4~5人で行ってワイワイやりたいなと。 サン・ニー・イチ・ゼロ・ワーン! 

Tokyo Cherry Blossom Ver.06 東京の桜 ?千鳥ヶ淵・靖国神社?

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2月21日・落語&アニメのコラボイベント「声優落語天狗連・第二回」行きました。流石の立川志ら乃師匠「時そば」で大受け!

2月21日に神田明神内・明神会館で行われた「声優落語天狗連・第二回 supported by 昭和元禄落語心中」というイベントに行ってきました。 

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せっかくなのでお参りも。会場は本殿の右側にあります。

 

会場は神田明神の境内、普段は結婚式場として使われている明神会館の地下一階ホール。さすがに結婚式場なだけあって豪華な会場。そして驚くべき観客の女子率の高さ。普段の落語会ではなかなかない9:1くらいの女子率。立川流落語会とかだったら周りがおっさんばっかりなので特に気にしないんですが、周りが女性ばかりだとさすがに極力小さくなって鑑賞してました。

 

そうこうしているうちにイベントが始まり、ヨッピーことニッポン放送・吉田尚記アナと米粒写経のサンキュータツオ氏が登場。今回のイベントについての説明、そして二人共落語研究会出身という話から、まずはこのイベントのタイトルにもなっている「昭和元禄落語心中」8話の先行上映に。

なんでも「昭和元禄落語心中」はもうすでに最終話まで完成しているらしいという話。最新話については放送があるまでストーリーについては言及しません。中盤微妙に作画が怪しい部分もありましたが、全体的に高レベルでまとまっています。高座シーンも安定。役柄上二人共二つ目になっているだけあってしっかりと「上手い落語」として演じているのが流石でした。 

第一話

第一話

 

 そして次が「天狗連」というイベント名(天狗連とは、正式な落語家ではない者が落語を演じる会やグループのことで、主にプロやファンが素人芸人を揶揄する時に使われる蔑称であり、あまり自ら名乗らない名称でもあります)にちなんだ「素人が落語を演じる」という趣旨での演目。声優の石井マークさんが立川志ら乃師に教わって落語「子ほめ」を演じ、教えた立川志ら乃師が「時そば」を演じるという試みが行われました。

 

個人的に不安だったのが石井マークさんの子ほめ。寄席に何度か行ったことの有る方はわかると思いますが、高座がつまらなかった時のあの地獄みたいな空気は観客としていても非常に耐え難いものがあります。つまらない高座から逃げられないのは落語家もですが客も同じこと。もちろんゲストも公表され、昭和元禄落語心中の好きなファンが集まっている以上かなりのホーム的な空気ではありますが、果たしてどうなるのかと思って聞いてましたが、杞憂に終わりました。

よく考えたら石井マークさん、思い出のマーニー、Gのレコンギスタと演技のハードル高そうな作品に出ている声優さんなので「演じる」ということの能力は確実にあるわけで。演じることに関しては落語の前座さんに比べたらはるかに長い修行をしている、そういう人に真打の落語家さんが勘所を教えれば「聴ける」ものになるのは想像できることではありました。

 

「全員魚河岸に行って来い!」ってのは、「赤めだか」にも書かれている有名なエピソード、立川談志が立川談春らの弟子の出来の悪さにキレたあげくに一年間魚河岸で働かせたという話ですが、落語の基礎能力「声が通る」、「客を読む」、「演じる」という部分を磨くには声優の養成所はうってつけのように感じます。志らく一門とかが試しに1年くらい弟子を入門させたりしないだろうか。わりといいアイディアのように思いますが・・・。

   

そして立川志ら乃「時そば」マクラからドッカンドッカンウケを取り、本編でもドッカンドッカン。なんつーか引くほどウケてました。久々に志ら乃師の落語聴きましたが相変わらず面白い。最初のフリの部分から隙間なくギャグを入れ、そして終わりまで笑いが途切れない爆笑噺になっていました。

「時そば」という噺は、筋だけ追えば「蕎麦屋の勘定を途中で時間を聞くことで上手くごまかした客を真似ようとした男が蕎麦屋に早く行ってしまって失敗する」というシンプルな噺なわけですが、志ら乃師は最初の客が蕎麦屋を褒めるくだりに細かくギャグを入れて笑いを取り、失敗する男の性格をかなりデフォルメしてそこでも笑いを取る。シンプルなだけにギャグを入れやすい「時そば」という噺をしっかりと爆笑噺に仕立て上げていました。

 

そしてイベントは終了。来月にもこのイベントは行われるそうですが、アニメと紐付けて落語の楽しさをいろんな人に知ってほしい、という吉田アナとサンキュータツオさんの情熱を感じるイベントでした。情熱が迸って多少話が長くなるきらいがあり、少しイベントが押してしまう事態(そのため志ら乃師の話が割りとコンパクトだったと思うのは気のせいか)になっているのは改善をお願いしたいですが、アニメが終わってもなんとか続けて欲しい。とりあえず次回も行きたいと思います! 

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現在絶賛開催中!DDTドラマチック総選挙とは何か!スーパーササダンゴマシンの密かな野望とは?

現在、DDTドラマチック総選挙が絶賛開催中です。ただ、私のようによくわからずにそのさまを眺めている人も多いはず。そこで、概要を簡単にまとめてみました。細かく知りたい方は以下のページで確認してください。

www.ddtpro.com

 

DDTドラマチック総選挙とは

8月28日から10月4日までのDDT系団体の大会において観客が選手に投票し、その順位によって選手に特典が与えられる。その特典は以下の通り。

個人部門

1位:賞金100万円&DDT11月28日(土)大阪府立第一大会でKO-D無差別級王座に挑戦

2位:賞金30万円&DDT10月25日(日)後楽園ホール大会でKO-D無差別級王座に挑戦

3位~22位:DDT10月25日(日)後楽園ホール大会に出場

23~26位:DDT10月25日(日)後楽園ホール大会・ダークマッチに出場

ユニット部門

1位:後楽園ホールでの興行権

投票方法

  • 投票対象大会のチケット一枚につき投票用紙1セット配布
  • 投票対象大会の物販で3000円分購入につき投票用紙1セット配布
  • 投票期間中の通販サイトでDDT系団体グッズ3000円分購入につき投票用紙1セット配布(選手個人から委託されて販売しているグッズは除く)※DDTゴールデンストアDDTオンラインショップでの購入分。送料は含まない

投票用紙は1セットで個人、ユニットそれぞれ1組に投票可能。

DDT公式ファンブック THIS IS DDT (双葉社スーパームック)

DDT公式ファンブック THIS IS DDT (双葉社スーパームック)

 

 選挙期間・投票対象大会

選挙期間は8月28日~10月4日。選挙結果は10月7日後楽園ホール大会で発表。

投票対象大会は以下の通り。(灰字はすでに終了)

・8月28日(金)酒場プロレス新木場1stRING大会
・8月29日(土)東京女子プロレス王子Basement MON☆STAR大会
・8月29日(土)ガンバレ☆プロレス王子Basement MON☆STAR大会
・8月30日(日)DDT新宿FACE大会
・8月30日(日)ユニオン新宿FACE大会
・9月6日(日)DDT春日部ふれあいキューブ大会

・9月13日(日)DDT大阪府立体育会館第二競技場大会
・9月15日(火)ユニオン新木場1stRING大会
・9月19日(土)DDT福山ビッグローズ大会
・9月20日(日)DDTクリエート浜松大会
・9月21日(月=祝)DDT新潟市鳥屋野総合体育館大会
・9月22日(火=祝)東京女子プロレス新宿FACE大会
・9月22日(火=祝)DNA新宿FACE大会
・9月23日(水=祝)BOYZ新宿FACE大会
・9月23日(水=祝)ガンバレ☆プロレス新宿FACE大会
・9月27日(日)DDT後楽園ホール大会
・9月30日(水)酒場プロレス新木場1stRING大会
・10月4日(日)ユニオン後楽園ホール大会

   

政見放送

第一回

www.youtube.com

演説メンバー(演説順)

彰人(DDT)、鈴木大(DNA)、アントーニオ本多(フリー)、KANNA(東京女子)、坂口征夫(DDT)、勝俣瞬馬(DDT)、ゴージャス松野(DDT)、えーりん(東京女子)、伊橋剛太(DDT)、レディービアード(ユニオン)、梅田公太(DNA)、石井慧介(DDT)、遠藤哲哉(DDT)、のの子(東京女子)、井上麻生(DNA)、SAGAT(ユニオン)、辰巳リカ(東京女子)、飯伏幸太(DDT)、スーパー・ササダンゴ・マシン(フリー)

 

Jrのオールスター戦をやりたい、と普通にいいことを言う彰人、ただの自分語りなアントン、自伝を出したいという独特な希望を語る石井、おっぱいが喋ってる状態だったのの子、ダラダラ自己紹介するえーりんも面白かったですが、飯伏の「賞金の100万円んで伊橋を65キロダイエットさせたい、そのあと自腹で150キロまで増量させたい」という発言は何というか、さすがのイカレっぷりと伊橋愛。愛?ちょっと見てみたい。

そしてササダンゴマシンの「#大家帝国がユニット総選挙で一位になったら、その興行をこっそりマッスルにしたい」発言。元マッスルユニバースとしてはこれはテンション上がる発言。「興行をこっそりマッスルに」出来るものなのかはわかりませんが是非お願いしたい!そしてこの発言のせいか、中間発表では#大家帝国がえらいことになってました。

 

第二回

www.youtube.com

演説メンバー(演説順)

HARASHIMA(DDT)、チェリー(ユニオン)、MIZUHO(東京女子)、中津良太(DNA)、三富政行(ユニオン)、赤井沙希(オスカープロモーション)、平田一喜(DDT)、KUDO(DDT)、宮武俊(DNA)、坂崎ユカ(東京女子)、高尾蒼馬(DDT)、竹下幸之助(DDT)、中島翔子(東京女子)、大家健(ガンプロ)、小高イサミ(ユニオン)

 

堅実なガンプロ再生計画を語る三富、ブランドを作りたいと語る赤井、いきなり脱ぎだす宮武もよかったですが、今回はなんといっても大家。尺も長く、賞金と貯金をはたいてガンプロ後楽園ホール大会開催を熱く訴えてました。しかしユニット総選挙で勝てば後楽園大会出来るんだし、そこでやればいいのでは・・・。と思いますが、この無駄な暑苦しさが大家のいいところ。どうなることか。

 

まとめ

とりあえず、いろんな選手がいろんな主張をして支持を訴えているのでどんな選手がいるのか政見放送を見るだけでも楽しめます。そのあとは各選手のツイッター等でどんな運動をしてるのか確認してみたりすることで選手を覚えて興味を持てる。DDT側の狙いはこういうことだと思います。

まあ、基本AKBのパクリですが投票権だけを買うシステムがないのは好感が持てるところ。ムリに金使うことも無いと思いますが、何か買うついでに投票できる気軽さがウリなので、軽い気分で投票してみるのもいいんじゃないでしょうか。自分はマッスル見たいんで#大家帝国に投票します!個人は・・・。アントンかな・・・。

 

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G1クライマックス25、90試合総括&極私的ランキング。一歩踏み出せなかった新日本プロレス。そしてテレ朝ダメ実況!

G1クライマックス25が8・16両国国技館大会で終了。20興業、リーグ戦94試合(1試合中邑欠場により中止)+優勝決定戦1試合の95試合。この過酷な連戦を全て見た結果見えてきたものをまとめていこうと思います。

 

総評

とにかくこの20興業、観客動員も8割以上を保ちつつ完走したことは新日本プロレスの底力を示した、と言っていいかと思います。体制的にも2ブロック交互の公式戦のために後半カードのバリエーションが出来、本間VS後藤がメインになったりと新しい風景が見れたのはいいことなんじゃないでしょうか。

一方、両国3連戦のメインは棚橋VSAJスタイルズ、オカダVS中邑、棚橋VS中邑と、ここ3~4年見慣れたカードの繰り返しでした。ここで柴田、内藤などが食い込めなかったところに新日本の硬直化を見てしまうのは穿ちすぎでしょうか。G1→正月までの流れはもう既定路線になりつつあるので、しばらくこれが続くのか・・・。と思うとちょっとさすがに飽きてくるな、というのもあります。

週刊プロレス 2015年 9/2 号 [雑誌]

週刊プロレス 2015年 9/2 号 [雑誌]

 

 ここ最近のG1は若手抜擢、ニュースター誕生の場ではなく、レスラーの査定表明の場、一年間やってきた会社からの評価が成績として出る場だという印象に変わってきました。第一回G1で長州が全敗したりするようなことは今後起こらないんじゃないかと。役割が変わってきたのを感じます。

課題

いくつか具体的にあげていきます。

試合数の多さ=試合時間の短縮傾向&単調さ。

 ・リーグ戦が1日5試合あるため、セミ・メイン以外の試合があっさり決着。10分前後での決着で作業っぽい感じになりがちでした。柴田VS棚橋などの注目カードも7・29福岡セミ前だったためか13分での決着。もうちょっと見たかった…となってしまいました。正直1日3~4試合がいいかな・・・。

1つの興業の中でもセミ前は6人タッグとかでちょっと気分を変えるとかして欲しかった。シングル5つ続くとさすがにちょっと単調でした。

Aブロックにドク・ギャローズとバッドラック・ファレが同居。存在も試合もカブる。

 ・これはそのまま。Aブロック5試合中2試合が「普通の体形のレスラーが巨漢を攻略する」という展開になるために見ていて既視感が。そもそもなぜ同じブロックにしたのかが疑問です。エルガンと入れ替えるとかいろいろやり方はあったはず。ちょっと残念でした。

ケガ人の多さ

 1試合欠場した中邑、首をしきりに気にしていた石井、後半テーピングがエグいことになってた裕二郎、全然動けなかった天山、脇腹を攻められまくった永田・・・。とにかく後半はリーグせん半分ケガ人、みたいになっていました。ケガに加えて後半のリーグ戦では疲れもあり、全体の動きが鈍くなっていた試合もいくつかあったように思います。このような状況は事故にもつながりますし、選手も本位ではないはず。今回はさすがに過酷すぎたのではないでしょうか。来年はもうちょっと考えて欲しいところ。

棚橋のエアギター

トレードマークではあるんですが、あれ長くないすか?激闘のあとにアンコールとかする観客に正直引いてるんですけど・・・。アンコールとか増えていって、ちょっと本人も引っ込みつかなくなってる気がします。

テレ朝の実況、解説

ありゃクソですわ。とりあえず試合のテンションと解説のテンションが合ってない(序盤からいきなり叫ぶ)のと、裕二郎入場時のダンサーに対してのセクハラ的解説(いや、はしゃぐのはいいけどはしゃぎ方が下品なんだよな・・・。)とか。ただ、後楽園で解説が矢野&外道の時は悪くなかったんで、アナウンサーを威圧する存在が横にいるのが大事なのかもしれない。

 

最後のは新日関係ないっちゃないですが、新日本プロレスワールドで見ていると結構苦痛な時がありました。単純に会場音だけのモードをつけてくれればいいだけかもしれませんが・・・。ともかく改善するところはして来年につなげていって欲しいものです。G1も一旦コンパクト化が必要になってきてるんじゃないでしょうか。

   

そしてここからはベストバウト、ワーストバウトを。G1として、プロレスとして、違う視点でのベストを選んでみました。ワーストも一試合だけ。

ベストバウトその1

Aブロック公式戦 棚橋弘至VS飯伏幸太(7・20 北海道立総合体育センター)

試合内容、衝撃度、話題性全てで図抜けた試合でした。飯伏のエグい技にエグい技で応える棚橋。そして観客大爆発。G1最初の興業でシリーズ成功を約束した試合でした。このメインから始まったのは大きい。

ベストバウトその2

Bブロック公式戦 オカダ・カズチカVS高橋裕二郎(8・9 後楽園ホール)

MAOちゃん伴っての裕二郎入場、セコンドの乱入合戦、技の攻防、最後のハッピーエンドと、短時間の中でプロレスの全てが詰まった好試合。あわやの場面もあり、勝敗への興味も最後まで途切れなかったのも良かった。単純に面白かったです。

ベストバウト番外編

Aブロック公式戦 矢野通VS柴田勝頼

4分という決着ですが、その中にテンションの高い攻防がぎゅっと詰まっていた好試合。最初から双方ともトップギアで試合に入りそのまま駆け抜けた4分。濃密な時間でした。

 

ワーストバウト

Aブロック公式戦 バッドラック・ファレVS天山広吉(8・5 岩手産業文化センター)

とにかく動けない二人。フィニッシュのダイビングボディプレスにいくためにファレが一分くらいかけてコーナーに上るという・・・。同じ日にあった棚橋VSギャローズと比べ物にならないグダグダ具合。動けない二人が試合するとこうなるのか・・・という。両者には猛省を促したい。

G1クライマックス総決算号 2015年 9/8 号 [雑誌]: 週刊プロレス 増刊

G1クライマックス総決算号 2015年 9/8 号 [雑誌]: 週刊プロレス 増刊

 

印象に残ったレスラー

内藤哲也

G1期間中をかけて新キャラをつくりあげ、最終戦の両国国技館では会場全体からブーイングを浴びるくらいまでになりました。なんちゃってヒールばかりの新日の中で、心底ブーイングされているという点で貴重な存在。まあ、両国の2階に座ってる調子に乗ったバカな客に「内藤つまんねーぞー」とか言われてましたがそれこそ思う壷。分かりやすくズルいことするとかではなく観客の神経を逆なでするスタイルはもっと突き詰めれば新しいヒール像が生まれるはず。G1後にどういう展開を見せるのか、期待しています。

あとがき

とにかく無事に終わったG1クライマックス。プロレス人気復興というテーマのもとに突き進む新日本プロレス。しばらく昔からのファンが期待するようなイレギュラーな事件や濃い人間関係による面白いドラマ等はあまり期待しないほうがいいかもしれないな、と思わせた今回のG1クライマックス。まあ、そういうのが見たければノアとかW-1とか全日本プロレスとかFREEDOMSとか大日本とかDDTとかDDTとか色々団体はあるわけで。

長いシリーズを走りきる体力、集客力という点での体力はともかく、試合内容に関しては他団体でもいい試合する人達はいますし、見ごたえのある興行はいくつもある。リーグ戦全試合観戦しましたが、新日本プロレスだけが図抜けてクオリティが高いわけではない、ということは言っておきたいです。

 

ただ、現在では団体側がメディア露出等を大規模に行い、コントロールしていける体力を持った唯一の団体が新日本プロレスであり、今後の世間に対するプロレスイメージに対して大きな影響力があるのもまた確か。その自覚を持ちつつ、できるだけはっちゃけて我々を楽しませてほしい。まだまだ守りに入るのは早い、と言いたいところ。仲良く上を目指すだけじゃなく、互いに蹴落としあってギラギラした新日本プロレスが見たいんです!よろしくお願いします!よろしくお願いします!(大事なことなんで二度言いました)

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